探偵雑誌日記(2011/03-04)

探偵雑誌日記「検索で見つかりにくい雑誌名」

ネットの世界では、とりあえずは検索してみるという習慣があります。

それが有効な名称と、類似ワードが邪魔でかなり見つけるのが難しい名称があります。

いわゆるメジャー名称は、問題はないのですが、マイナーはややこしいです。

探偵小説雑誌のロックは、難しい方になります。

そもそも、「ロック」なのか「lock」なのか「LOCK」なのかで迷います。

ロックを含む名称も色々あります。

その場合は、複合キーワードで探しますが、それはかなりテクニックが要求されます。

本サイトで多く取り上げている「北洋」はもっと悪条件です。

これを含むメジャーな名称が多数ありますので、簡単には見つかりません。(2011/03/10)

探偵雑誌日記「発行月が不明」

雑誌で多いのは月刊・週刊です。

しかし、季刊・合併号・不定期その他で、発行月が不明の場合も多いです。

書誌を作る場合は、年月くらいは欲しい情報ですが、月刊以外は怪しいです。

現実は、月刊でも実発行月は1月ずれる事は多いのですが、だいたいは判ります。

「新春号」「春号」「初秋号」・・・いつでしょうか。

雑誌の最後のページに、発行月が載っているのが普通ですが、例外もあります。

書誌から、掲載号を探す事が困難になる場合もあります。

発行当時は判っても、後では不明になりかねません。

不定期で合併号で、月がずれていると実物を見ても不明です。(2011/03/25)

探偵雑誌日記「戦後の紙不足」

東日本大震災で、紙・インク等の不足と、流通優先度の低下で雑誌の休刊が起きています。

紙不足は、実は戦後にも起きています。

一応は本は売れるが、安定出版には紙が入手できないと言われています。

雑誌寿命が短い事との関係は、間接的でしょう。

当時の雑誌を見ると、理由も無しに紙の種類が複数使われている事があります。

いかにも寄せ集めという感じがします。

紙があれば、発行するという状態だったと予想できます。

当然ながら、紙質は悪い事が普通になります。

その為に1冊の中で、劣化が差が生じます。(2011/04/09)

探偵雑誌日記「何故、判型が変わる」

雑誌を並べる時に、判型が同じだと綺麗に並びますが、途中で変わると困ります。

現実は、途中で変わる事は珍しくありません。

特に雑誌形態が安定していない時は、内容も外観も安定していません。

判型を変える理由は、色々ですが順調出ないときが多いです。

1:内容を変える時、2:新雑誌発刊の代わりに変更、3:書店売りと通販との関係(郵送費の効率)。

4:価格変更の隠れ蓑、5:書店の置き場を考慮・・・等。

通販では、重さとサイズが制約があります、それは書店売り時の目立ち方とは一致しません。

「ロック」も途中で判型が変わっています。(2011/04/24)