項目別バックナンバー[6]:その他情報:78
Windowsの更新プログラム
2025/10にWindows 10のサポート終了するが、多くの組織での管理担当者は使い続けるか、新OSへアップグレードするかの判断に悩んでいる。
いずれの選択でも、定期的な更新プログラムを確実に適用し続ける必要があるが、担当部門は更新に対する多数の課題を抱えている、さらにこの状況は更新プログラム配信の仕組みや配信頻度が大きく変わらないWindows 11にアップグレードしたとしても劇的には改善されない。
teacupがブログサービス終了
GMOグループは、teacupブログのサービスを、2022/08/01に終了させる、ブログ利用者には特定の他のブログに対しては、移転サービスを提供する。
GMO全体としては、それ以外のサービスは継続される。
2-3年前から、ホームページ開設サービスやブログ開設サービスに関しては、複数が終了して来ている、該当サービス以外は継続となっているが、利用者にとっては判断が難しい選択となっている。
乱立していたサービスが、設備等の老朽化やメンテナンスやセキュリティ問題を抱えて、閉鎖と統合化される様に見える。
KDDIは通信障害返金発表
KDDIは2022/07/02に発生した大規模な通信障害を受けて、スマホや携帯電話などを契約していた3589万人を対象に「お詫び返金」として請求額から200円を差し引くと明らかにした。
このほかに、24時間以上連続して全ての通信サービスを利用できなくなった人など271万人を対象に、約款に基づいて基本使用料などの2日分の相当額を請求額から差し引くことも発表した。
2つの返金を合わせると73億円になるとした、9月以降に請求額から差し引く予定で、対象利用者には8月中旬以降ショートメッセージで案内するという。
アマゾンは「ルンバ」のiRobotを買収
米アマゾンは2022/08/05に、ロボット掃除機「ルンバ」のiRobotを買収すると発表した。
iRobot(アイロボット)は、2002年にロボット掃除機「ルンバ(Roomba)」を発売したロボット掃除機のリーディングカンパニーだ、会社買収後もiRobotのコリン・アングルCEOは、CEOにとどまる予定だ。
アマゾンは、2021年には家庭用ロボット「Astro」も発表している。
楽天モバイル「0円プラン」廃止で契約数減少
楽天モバイルは2022/07に「月額0円プラン」を廃止したが、契約数が3月時点の568万件から546万件に減ったと、楽天グループが2022年6月中間決算で発表した。
楽天モバイルは2020年4月の本格参入以降で、基地局建設などの負担で赤字が拡大していたが、回線数は増えていた。2022年5月に「データ通信1ギガバイトまで0円」の料金プランを変更した、通称「0円プラン」がなくなり他社への流出が増えたと見られる。
書評「モデルナはなぜ3日でワクチンをつくれたのか」
田中道昭著「モデルナはなぜ3日でワクチンをつくれたのか」2021/12
書名は7章からなる本書の第1章でモデルナを取り上げている、全体では医療・健康産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)による新しいビジネス展開を事例で述べている。
事例には、アップル、アマゾン、アリババ、CVSヘルスが登場する。
最終章が「日本企業がモデルナから学ぶべきこととは何か?」となり、低成長の日本の医療品市場の現状を述べている。
プレイステーション 5が価格値上げ
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、2022/9/15日よりプレイステーション 5の本体価格を値上げする、値上げ幅は5,500円となる。
今回の値上げは、「世界中で発生している物価の上昇や、為替の動向」などを受けて実施され、値上げはアメリカを除く世界的の行われる。
Twitterが編集機能のテストを実施
Twitterは、ツイートの編集機能のテストを近日に実施すると発表した。
同社はすでに試験が進められており、数週間後には有料サービス「Twitter Blue」(日本国内では未提供で提供も未定)のユーザーが参加できるようになる。
ツイート編集機能では、投稿後に一定時間内に誤字・脱字を修正したり、タグを追加したりできるようになる。
ツイートは他の報道やニュースで引用されていた、それは修正・編集されない事が前提にあった、故に編集機能はツイートの引用にも影響が出る可能性がある。
デジタル大臣がマイナンバーカード普及の推進を発言
河野デジタル大臣はテレビ番組に出演し、マイナンバーカードについて運転免許証化を積極的に進めると発言した。
そのうえで、マイナンバーカード普及の推進に向けては、マイナポイントの付与よりも利便性の向上を示すことの方が重要だとの認識を示した。
iPhone14シリーズ発売
アップルはスマートホン・iPhoneの新型「14」シリーズを発表して発売した。
iPhone14シリーズは、速度等の性能の向上といくつかの機能の向上を図ったとされる。
価格的には、為替の円安の影響をそのまま反映した形で値上げになっていて、13シリーズからは2万-3万円程度価格が高い。
総務省はローミング拡大検討
KDDIや楽天モバイルなどで大規模通信障害が相次いだことにより、総務省は通信障害などの非常時に携帯電話会社間で回線を乗り入れる「ローミング」について、緊急通報だけでなく一般通話とデータ通信の両方が利用できるようにする事の検討を始めた。
有識者会議で技術や費用面の課題を議論して年内に方向性をまとめるとした、ただし、ローミングの実現には「システム開発などで2、3年かかる見通し」と関係者は言う。
理研のクラウドファンディング
理研はクラウドファンディング第一弾として「科学史を未来へ繋ぐ 理化学研究所資料修復・保存プロジェクト」を展開して来て、2022/09/30に終了した。
理研は、日本の科学史上で有益で貴重な資料を数多く保管しているが、大正期からの資料の中には脆弱な素材のものも多く、一刻も早い修復が必要だった。
一刻も早く、少しでも多くの資料を適切に修復するために、理研として初のクラウドファンディングによって、資料を修復・保存するプロジェクトを発足させた、クラウドファンディングをきっかけに研究資料アーカイブの大切さを広める目的もあった。