項目別バックナンバー[6]:その他情報:33

ハードディスクの供給不足

タイの洪水が工業地帯の生産をかなり止めています。
特に影響が出ているのが、ハードディスクの組み立てです。
世界でも多くの組み立て工場が集まっていますし、当然ながら関連工場もあります。
いずれ、その影響が使用製品のパソコンや録画機にも現れるでしょう。
ハードディスクの容量の急増と、コストのダウンは使用製品に好影響を与えましたが、供給不足となるとどの様に動くのでしょうか。


無線通信と機密漏洩

無線LAN(WiFi)が広まっています。
同時に、無断利用や情報漏洩も増えています。
元々のインターネット自体が、機密性が高くありません。
その中で、傍受しやすいのですから暗号化は必須ですし、それでも安全性は保証されないと考えた方が良いでしょう。


正月は元旦のみへ。

正月はもはや連休ではないでしょう。
通販のおせち料理の広告は多いが、普通の食事をする家は増えています。
なぜなら、1月2日から始まる店が増えています。
正月は初詣以外にもイベントが各地で行われるようになりました。
連休の人が多い時に、サービス業が休むという事は行わないという、常識的な事になって来たのです。


ハッピーマンデー

月曜を休日にして連休にするという発想は、制定された時代の産物ですが、その時にも疑問・反対はありました。
それから社会環境が変わった現在では、公的機関を除いては殆ど無視に近い状況が多いと感じます。
本来の平日のなかに特に休みの多い曜日がある事は、問題が多いのです。
学校でも、曜日ごとに授業計画している場合は、月曜が進行が遅れます。
それは非常に不具合ですので、休日・祭日のいくつかを無視する方向です。
民間製造業は、そもそも制定以前から装置の連続稼働による効率化の追求という課題から休日・祭日は独自に決めていました。
2012年は、元旦が日曜で1/2と1/9という2週間連続の月曜祭日からはじまります。


社名と、ブランド名を統一

社名変更がまだ多く観られます。
社名と、ブランド名を統一する動きはかなり前から起きていますが、まだ多く異なる所が残っているという事です。
日本国内のみ別で、海外では統一という例はもっと多いでしょう。
海外の雑誌等で紹介される時には、ブランド名が圧倒的に多いです。
知られざる社名を使う事はデメリットになります。


震災義援金の行方

東日本大震災から10ヶ月になりますが、まだ義援金の一部が被災者の手元に届いていないという。
中期・長期対策は政府が行うものだが、短期的には助け合おうという趣旨と理解しているがその役目を果たさない。
被災地訪問とか、ボランティアは誰でも出来る訳ではないし、個人の経済活動を続ける事も大切です。
その中で、誰でも出来るのが義援金ですがそれが中間で止まっているとは、本当に先進国なのだろうか。


将棋・電王戦

コンピュータ・ソフト対人間(プロ将棋棋士)戦が始まりました。
第1回電王戦が、ソフト・ボンクラ-ズ対米長永世棋聖(引退棋士・日本将棋連盟会長)から始まりました。
結果は、ソフトの勝ちでしたが、将棋に興味のある人はその奇妙な内容にむしろ驚いたと思います。
残念ながらマスコミがそれを伝えきれていませんが、次第に明らかになるでしょう。
注目は、
1:ソフトの欠点と長所があまりにも明白に出た内容だった事。
2:人間の1回のミスがほぼ致命傷になる事。
3:人間対人間と、ソフト対人間は基本的に異なる内容になること。
これらが明らかになりました、一部では人間に対人間と同じ戦略を求める人もいる様ですが、それは無意味だと言えます、ソフトが有利です。
膨大なデータベースと、桁違いの読みの速さと疲れもヒューマンエラーもないソフトに対人間向け戦略は無意味です。
多くの競技は、マラソンと自動車を例にとる必要もない位に結果は明白です。
では、道のない登山は、水泳のあるトライアスロンは?とは、もはやルールの問題です。
今丁度、将棋でプロ棋士とソフトが、ルールではなく戦略で競うレベルにあるのです。
それがどれくらいの期間かは不明です。


降級・降格制度

スポーツや競技では、降級・降格制度の有無がその性格を大きく変えます。
世界標準は勿論、降級・降格制度とランキング制度です。
競技者は絶えず、トップの位置をキープする努力と実力が必要です。
逆に、競技者生命や費用面の負担は運営者には大きいです。
これが無いのは、野球やアメリカンフットボールなどに見る事が出来ます。
新規参入が容易でないが、ファンが固定するメリットはあります。
ただし、優勝争いだけで、昇級・降級(残留)争いというものは無くなります。
一般に、降級・降格制度は厳しいが実力向上に繋がる傾向はありそうです。


プロ野球の春キャンプ

スポーツ、特にチームスポーツでは、事前のキャンプは重要です。
多数が同じ所に集まり、複数期間過ごします。
練習設備・宿泊設備・そのサービス設備は、期間限定ですが計画的かつ多大な需要になります。
とくに費用を多く使う、プロ野球の春キャンプは、誘致競争が激しいです。
気温の影響もあり、南の地区が主体です。
近年は、沖縄県が圧倒的な人気です。
そして、それにあわせてマスコミの取材も来ますから、大きなイベントです。
その期間外の利用対策があれば、万全です。
しかし、誘致競争があることはトータルでメリットがあるのでしょう。


国際競争力の低下

家電メーカーの赤字決算の発表が増えています。
理由は、広くは経済不況と円高等による需要の低下と海外メーカーとの競争力の低下です。
どちらも、極端に悪化するとメーカーの対応可能外になります。
民間ですから、直ぐの対応は必要ですし、その内容も限られています。
ただし、結果として市場の状況に影響されない部分の技術力や開発力にまで、影響が及んでしまいます。
そしてそれが、長く続くと長期的な国際競争力の低下になります。


疑わしきは罰せず

裁判員裁判の最高裁控訴審の結果が、1審の裁判員裁判の結果になりました。
一部のメディアでは、裁判員裁判の結果を採用となっているが、判決文は証拠不十分で無罪の判決を重視した様です。
立件が難しい事が多く、証拠不十分で起訴が増えている事への危惧の様です。
原点の、疑わしきは罰せずの証拠主義の重視でしょう。
裁判員裁判とは無関係と思います。


自動更新と手動更新

ネット・ショップやサービスの費用を年単位等で支払う場合は、停止要請がない時は自動更新するものと手動更新のみのものとが混在しています。
利用者にはややこしいですが、長所と短所があり片方に決めにくい面があります。
自動更新は更新忘れのデメリットがない代わりに、何かの理由で途中にサービスを利用しなくなっていた時にうっかり課金されるリスクがあります。
手動更新は自動更新の反対ですが、それに加えてクレジットカード等の個人情報の管理を省くという目的もあります。
便利そうに見える方式は、リスクも同様にあると言えるでしょう。

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