項目別バックナンバー[6]:その他情報:22

国内生産中止と技術流出

色々な分野で、製造業の国内生産の中止が報じられています。
そして、技術的に最新技術でないので、海外への技術流出ではないとコメントがあります。
これは、輸出管理令でかなりの事が規制されており、それ以外の新技術を指します。
一部では、製品のみとか、企業内とかと間違っている人もいますが、国内法は 日本国籍の有無で区分されますので、企業内でも海外国籍の人は規制対象に なります。また、製品以外に技術・製造設備・資料等も対象になります。


世襲制

世襲制は一部の分野で存在しています。
特定の一族や子孫が、同じ才能を持つことは全て遺伝的に理解出来ている訳ではありません。
むしろ、幼少からの周辺環境が影響する事が大きいという意見が理解しやすいです。
職業選択の自由とか、子は親を見て育つとか、ケースバイケースで使い分けら れており、結果論的な面が大きいように感じます。
世襲制がプラスかマイナスかは、意見が色々とあるようですが、世襲から外れ た人の参加を妨げたり、世襲した者の才能が劣る場合に問題とされる様です。 これも結果でしか判断出来ない面があります。
過去の結果で未来を予想する判断は、誤差はあっても無視も出来ない微妙な問題です。


花粉症とインフルエンザ

自律神経失調症の私は、季節の変わり目に弱いです。
気温の変化に鈍感で、よく風邪をひくと思っていました。
関西にインフルエンザが広まり、一時期、街はインフルエンザ対策のマスクで 満ちあふれていました。
私も同様にマスクをして出掛けましたが、??鼻水や風邪と思っていた症状が 出ません。ひょっとすると、季節の変わり目は同時に花粉が飛び交う季節で す。もしかしたら、花粉症に気づかずに風邪と思い込んでいたと思うようになりました。
インフルエンザマスクは、花粉症にも効果がありますから。


単発力と持久力

多くの勝負の世界で、1回勝負で決着が行われます。1回勝負というのは非常 に偶然性が大きく関わります。いわゆる単発力で、その時だけに強さを発揮 したものが勝ちです。
逆に言えば、シリーズや複数大会の総合結果で決まる場合の持久力と異なる結 果が出る事がかなりあります。
考え方は幾つかありますが、それぞれのルールで勝った者がそのルールでの勝 者であり、総合力と異なってもそれも結果です。
総合力と、単発力の勝者を比較してもあまり意味がないでしょう。
結果を受け入れるしかないでしょう。


書評「シリコンバレーから将棋を観る」

著者の梅田望夫氏は「ウエブ進化論」他で有名ですが、入試試験でも引用され た本の帯は将棋の羽生善治氏が書いています。
この本は「将棋を指さない人が、プロの将棋を観戦する楽しみ」を書いていま す。そこで、羽生をビジョナリーと観て、そこで羽生の主張を「盤上の自由」としています。
「固定観念からの脱却・知のオープン化は、IT社会・分野のキーワードだが、 将棋界はIT分野よりも早く同じ事が始まっている。従って将棋界は社会現象 を先取りした実験場。」という展開になっています。
「創造性以外は簡単に手に入る時代は、将棋界では常識になっているが、一般 社会でも同様になってきている」と進みます。
どちらも興味のある私以外も、多くの人が楽しめるし参考になると予想します。
梅田望夫・将棋ブログ


スポーツと用具

服装を含めて用具と無関係のスポーツは存在しないでしょう。
ただ、用具で結果が決まる・変わる事も避けられないです。
それが行き過ぎて、用具の競争になってはスポーツの意味も薄らぎます。
しかし、ヨットや自動車レースでは、メカニックの部分も競争の中に入っています。
何を競うのかが明確であれば、用具の制約も具体化するでしょう。
ただ人間は、隙間を狙う者ですから、古い規定で全て運用は出来ないです。
ただ、競技者も観戦者も、興味を失う事がない運用が必要でしょう。


皆既日食

大規模な皆既日食が近づいています。
日本でも見られるというので、旅行・ツアーやネット中継等の準備が進んでいるようです。
最大の的は、天候です。こればかりは運でしょう。
皆既日食と部分日食の差は、短い時間ですが太陽以外の風景等も異なって見え る、あるいは感じると言われています。


古典文学の意味

ジャンルに拘わらず古典といわれるものの復刊が増えています。
これが科学系統ならば、古典は歴史的に重要な資料で内容は現在の眼では正確 でないことは常識として判ります。
所が、文学作品になるとどうも一致した評価は確立しているのか疑問です。
学生時代の教科書に載っている作品があたかも名作の様に扱われている為でしょう。
時代性を含めれば、名作あるいは重要な作品という事は理解できますが、現在 の眼で評価しても名作なのかどうかは微妙です。小説技術も、作者の思想も 時代と共に変化します。
時代を超えた、条件なしの名作はどの程度存在するのかは、個人的にはなはだ疑問です。
そもそも過去の名作が沢山存在して必読ならば、何故に次々と新作が出版されるのでしょうか。


インメモリー

コンピュータでは、メイン記憶はハードディスクで一部をメインメモリー(半 導体メモリー)で運用してきました。
半導体集積技術の進歩で、メインメモリーの容量が急激に増えています。
その結果、規模が限定される場合は、従来はハードディスク上で行っていた作 業がメインメモリー状で行えるようになってきています。
この時の作業域をインメモリーと呼びます。
メリットはいうまでもなく高速性で、費用と容量限界がデメリットです。これ らは次第に改良されるでしょう。


皆既日食2

2009/7/22の皆既日食は、日本近くで見れること、月が地球に近いの で皆既日食状態が長い時間である事が注目されました。
ただ、インターネット時代で日本近くでの始めての天文現象という事とも言えます。
ネット中継が各所から行われました。硫黄島からのストリーミング配信では、 天候的にも恵まれてはっきりとした映像が送られてきました。
ダイヤモンドリングもはっきり見えたのは、約20秒遅れのライブでもおもわずうれしくなります。


竜巻

竜巻に実際に遭遇した人は、日本ではまだ少ないようです。
高齢の人でも、どこかに発生したと聞いたというレベルの話が多いです。
温風の上昇気流と、冷気の下降気流が同時に存在する気候が日本では少なかったからです。
気象の変動で、日本が温帯から亜熱帯に変わりつつあるのに従って次第に、発 生しやすくなっていると考えられています。
正確な発生機構が不明ですから、らしいという表現ばかりになります。


裁判員制度開始

裁判員制度が開始になりました。
賛否両論が入り乱れていますが、元々は裁判官のみに任せる日本の司法制度に 不満な意見が多くあった事が背景にあります。
別に国民投票を行った訳でないので、賛否の比率は不明ですが、具体的に始ま る事である程度の意見のまとまりがでる可能性はあります。
自分だけは裁判員になりたくないという意見はかなり後ろ向きですが、専門の 裁判官に任せて良いという意見は、ひとつの意見です。
ただ、この制度に対しての賛否が裁判員選びに影響するのかどうかは不明です。

このページの先頭へ