項目別バックナンバー[6]:その他情報:53

五輪とプロ選手参加

五輪種目には、プロスポーツが存在する競技もある。
勿論選手個人毎にスポンサーや所属があり、アマかプロか微妙なケースは活動や費用上で当然考えられ、国が関与する事も多い。
プロスポーツではシーズンや勝敗等優先する事があり、支配下選手が五輪に出場する事はプラスにもマイナスにもなる。
そもそも、五輪はアマスポーツの祭典であった筈だが、次第にプロの参加とプロ参加前提の競技の追加が行われた傾向がある。
プロ選手と所属チームにとっては、出場する事のメリットとデメリットは難しい課題となり、ましてや五輪自体がプロを集めて注目度を上げたいと考えている事が明白になってくると、見る側にも疑問が湧く。


出口調査

政治選挙の度に、マスメディアは出口調査を行う。
統計的なサンプリング調査で、それの統計処理で開票を待たずに結果を予測する、建前はそうだが本当は断定したい気持があまりにも強く見えるので、自ら選挙速報なるものの意義を無くす方向に進ませている。
開票率0%で当選確実が出ては、後は最終結果まで何も興味がなくなる。
そもそも、選挙の即日開票の必要性まで疑問になる。


ロシアのドーピング問題

ロシアのスポーツ界での、組織的なドーピングが問題になっている。
物証で結論が出る可能性は低く、状況証拠の積み重ねで進むだろう。
全く知らない事は可能性が少ないが、被害者かどうかの判定は難しい。
スポーツという性格上は、結果(成績・記録)の取消という進み方が過去からの例だ、ただその規模が前例がない程に大きくなりそうだ。
さしずめ日本なら、本人自身の主体でないなら、人権問題として捕らえられるだろう、英才教育は必ずしもプラスに受け止められていない。


日米通算記録

プロ野球で「日米通算記録」が登場している。
イチロー選手の「日米通算安打数」と、黒田投手の「日米通算勝利数」だ。
日本のプロ野球とアメリカのメジャーリーグとの同一視を認めない人は当然ながら存在する。
歴史と選手層から見て、メジャーリーグ優位と見て日本では評価して、メジャーリーグ側は否定する見方もある。
そもそもは、比較出来ないものを単純比較する事に無理があると意見に、同調する、無理にまとめ無くとも勝れた記録が複数有っても良いと思う。


元横綱・千代の冨士の死去

相撲力士は短命と言われてきた、現役時代の過酷な体力向上が負担なのだろうと思える、最近は60才の還暦土俵入りも行われるが、まだまだ平均寿命との比較では劣る。
61才での元横綱・千代の冨士の死去は、衝撃とまだまだ相撲力士は短命かと思わされた。
現在の前期高齢者にとっては、リアルタイムでその活躍を見てきた、肩の脱臼や怪我の休場を乗り越えて結果的な大記録は、必ずしも予測出来た訳でない、ただ一度掴んだチャンスで一気に横綱に昇り、そこで長期休場になり再起の可否を噂された。
再起を果たすと、数々の記録を積み重ねた、まさに不死鳥をみるかのようだった。


山の日

8/11が山の日で休日だ。 7月が海の日ならとの、命名だろうか、これで休日空白月がまた減少した。
学生や多くの企業等が夏休みを取る時代だから、影響は中小企業やサービス業だろうか。
実際に休日が増えるのかどうかは疑問で、実施結果を見てみたい。
カレンダー上の休日数と、実際の休日数は単純に比例しない。
ある程度の期間を経て、徐々に相関が生まれる。


五輪の試合時間

五輪のテレビ中継は見ましたか。 丁度、時差で12時間ずれて昼夜が逆転するので細部は気にしなくなる。
だが午前の遅くは、現地時間の夜遅くになるし、日本時間の夜のゴールデンタイムは現地時間の早朝だ。
普通はそんな時間に、世界一を決める試合は行わない。
これは、五輪がテレビ放映費用収入が大きい事に由来する。
中でも最大のアメリカの影響は大きい、日本や欧州もその次に考慮される。
選手には迷惑だし、五輪で勝つのは難しいと言われる理由の1つだ。


幽霊メールボックス

インターネットの電子メールは、メールボックスが受信して保存する、それを利用者がアクセスして受発信する。
通常はアクセス間隔が空いても、利用上は問題はない(緊急性のあるメールはその対応が可能な手段が必要)。
そして、使用を中止するとメールボックスが閉鎖されて、送られたメールがエラーで返信される、ただしメールボックスが閉鎖されていなければ受信されエラーが起こらないが読まれないという現象が生じる。
この幽霊状態のメールボックスは通常の送信者も受信者も問題となるのだが、プロバイダーの変更やレンタルサーバ会社の倒産・廃業やタブレット等への乗り換えなどで発生頻度が増えている、注意が必要だ。


観測史上初

気象等の予報で、「観測史上初」の言葉を度々聞く。
これは情報だろうか、言い訳かと考える。
過去のデータ内で全て起きるならば、今流行の人工頭脳で処理出来そうだ。
予報官の必要性は何か、気象予報士とは何か。
少なくともデータに極端に頼っている事は確かだ、人間しか出来ない天気予報とは何かを考える時期のようだ。


災害避難か自宅待機か

東北地方上陸台風は、慣れていない地域故に混乱した。
これは、慣れていても難しいのでどこの地域も他人事でない。
当事者の得られる情報は限られる、人命優先で避難せよとは結果から見れば言えるが、経験者は破壊された住居等の被害の方が重大だった経験も持つ。
人間はトータルで判断するしかないので、災害避難か自宅待機かを結果的にだけで見ても別の災害に役に立たない事は多い。
ただ、今回に孤立した家を守る為にヘリで自宅に戻ったニュースは驚いた、災害を怖がっては生活出来ない時代なのかとショックを受けた。


パラリンピックの補助器具

パラリンピックが開催されているが、素人には傷害分類や補助器具の規定など判らない事が多い。
一部で補助器具が、オリンピック選手より能力が増すとの報道があると何を競うのか判らなくなる。
オリンピックの水泳で特殊な水着競争になった事は古くはないし、多くの道具を使う競技は規定がある・・無いと成立しないかもしれない。
障害者が健常者同様に動ける事自体は望ましいが、スポーツという競争に持ち込むと違和感が生まれるという不思議さがある。


高速増殖炉「もんじゅ」

高速増殖炉「もんじゅ」がいよいよ廃炉の検討に入る。
検討と言っても、殆どの人は廃炉決定でその手順の調整に入ると考える。
夢といわれた技術も、長く停滞して多額の維持費と原発固有のリスクを抱える状態は先延ばしの選択は早くからなかったと思う。
正否の不明な研究には、多くのテーマに少額の研究費をばらまく思想は、結構広く存在する、逃す事と無駄との双方のリスクの妥協だ。
いきなり後に引きにくい高額の投資になった高速増殖炉は、リスクが高すぎて悪夢となったと思う。

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