項目別バックナンバー[6]:その他情報:55

オスプレイの飛行形態

墜落か不時着かで意見が対立するオスプレイの落下だ。
声は大きいが、ノウハウは開発側からはまだ出ていないと思え推測と憶測とで 議論している感が強い、飛行機の原理は完全に判っていない部分があるが長年の経験の積み重ねが大きい。
ヘリコプターとジェット機を合わせた飛行方法を行うオスプレイだが、それぞれは経験が深いが、その2つの切り替え時は新しい状態だ、2つが混ざるのかどちらでもないのか。
そこでの落下はその新しい飛行形態の経験不足の可能性もありそうだ、だがジェット機形態の時の落下は通常飛行機と同等に思える、詳しい資料を持つ者しか判らない事もあるのは飛行機では同じだ。


恒久施設と仮設施設

東京五輪のスポーツ設備費用問題で、恒久施設と仮設施設と別ける考えと、一括して考える考えがある。
別ける考えでは恒久施設は五輪の為に建設するものでなく、新設であっても汎用の設備を建設して五輪に転用すると考える、従って五輪用の費用にはカウントしない、他方の仮設施設は五輪後には使用しないので五輪費用とする。
この考えの恒久施設は、五輪後のメンテナンス費用を含めた運用費用が重要となる、作った施設が赤字を積み重ねて建設費用の回収どころか益々赤字で費用がかかる事が多い。
その見積もりには長期運用計画が必要でしかも、環境の変化を含めたリスク管理が必要だ、それが五輪で使用する事が先になって充分に検討されていないという疑いはいつも残る。
そして建築場所から施設の地域格差は広がる事もあるが、恒久施設の場合は長期運用面では東京立地はリスクは地方よりは少ない。


参考記録

スポーツ競技では、正式参加以外は非公式記録で参考記録となる事が多い。
正式参加以外は元々は参加していないと見なすが、それで上位の成績ならばニュース性は高い、そこに参考記録となれば話題性は増える。
競技には参加条件があり、そこに差があれば比較しなく参考記録にするが、第三者には細部はどうでも良いと見え、当事者は微妙な差も無視出来ない。


団体スポーツ競技の普及度

団体スポーツ競技では高校・大学・社会人の区分が多い、それぞれが別れる事もあるし、クラブチームの様な年齢や上記区分を横断する編成もある。
この区分はアマだが、ノンプロと呼ばれたりして中間的な位置つけな事も多い、アマとしての活動は通常は容易ではない。
毎年に選手が入れ変わる学生スポーツと、その卒業生が中心になる社会人では個人の能力では社会人が有利だ、ただし団体スポーツでは練習時間やチームとしての活動時間が問題になる。
新しい競技は普及段階では、学生チームやクラブチームだけが存在し、そこから社会人チームが出来ても初期は学生が優勢だ、それが競技の普及に従い次第に個人技が勝れる社会人がチーム練習や活動を充実させて学生を追い越す、そして次第に圧倒する。
その頃にはプロ化の動きが生じて行く、その過程を見るとスポーツの普及度が判る。


サッカーのワールドカップ変更案

サッカーのワールドカップ実施変更案が出された、反対意見も多く流動的だ。
目的は参加国を32チームから48に増やし、全体の試合数を増やす、実績のない地域の参加を増やしてそこに普及させる事と試合数を増やして放送権代を増やす狙いだ。
反対意見は、レベルの低下と面白くない試合の増加への危惧と、現行の4チームから2チーム突破の予選リーグが3チームから2チーム突破になり最終戦が空番と試合の2チームになる事の危惧だ。
現行2チームX8グループ=16、から2チームX16グループ=32 が決勝リーグになるが、3チームだと最終戦のチームが有利になり引き分け狙いの可能性が増える。
八百長でも無気力でも無くとも戦略としての引き分け狙いは生じる。


WBCの日本代表選手が発表

野球のWBCへの代表選手が発表された、チームと監督を常設しているが選手は大幅に入れ替わった、またチームとしての活動が無い状態なので常設としても名目だけになっている事は確かだ。
野球競技の国際大会の開催が不安定な事が、都度都度のチーム編成になりそれ故に選手の参加も不安定なのだと言える、例えばWBC参加の意味が明確でなくまた予定も出来ない、開催時期を含めてまだまだ国際大会を行うには後進的な状況だと言える。
野球競技自体が、国際大会を必要としていないとも言えるだろう。


横綱・稀勢の里誕生

大相撲の横綱誕生の仕組みは奇妙にも見える。
理事会が横綱審議会に提案して、回答を元に決定して推挙して、対象者がそれ受諾して決定となる。
それが形の上なのか、絶対に必要な手続きなのかは個々の段階で「否定」が出た時に明らかになる。
理事会で否定>何も始まらない、横綱審議会で否定>貴乃花の時に有った、理事会が横綱審議会の可を否定>元々提案したから無いはずだ、対象者が受諾しない>これは例がない、小説ではあるが現実にはありえるのか?判らない。


プレミアムフライデー

働き過ぎだという人や報道がある、働かずに収入を得て生活出来れば働きたくないと言う人はいるだろうが、それでも適度には働きたいという人もいるだろう。
そのなかで、働かない方法に変えたいという考えは、それで生活できる事が最低限必要だ、それは個人レベルでももっと広い日本全体でもいえる、そこでも既に難しいので世界全体まではなかなか進めない。
金曜日に仕事時間を短くするプレミアムフライデーが出て来ている、消費が増えるとの思惑だが金はあるが使う時間がない人が多い事が前提にある。
そこに既に疑問があるが、消費させるサービス提供側の仕事時間も明確でない、過去は労働時間短縮は技術革新で対応してきた、それはロボット化などで省人にも繋がる。
プレミアムフライデーの考えは、消費増大ではなく、省人化との繋がりが強いと思う。


マイナンバー使用開始

2017年提出の確定申告からマイナンバーの記入が必要になる。
初年度はコピーと身分証明書の添付が必要だ。
少なくとも税が絡む事には、マイナンバー記載が必要になるだろう。
避けていた人も漸く避けられなくなる。
マイナンバー=個人番号という事で、記入場所は「個人番号」と書かれている。


無投球敬遠

大リーグで無投球敬遠四球が採用される方向だ。
日本でもプロ野球で検討される可能性がある。
目的は時間短縮だと言う、4球といえども時間は確かに掛かる。
たまに起きるボール玉のヒットや暴投のサプライズよりも確率を取る感はある。
認定だから駆け引きの場面では、無投球にする必要がないし、どの程度の頻度かは実施されないと判らない。
ただ、時間短縮には他にも改善方法はあると思う。


都市ガスの自由化

1年前に電力販売の自由化がされて幾つかの参入があり、まだまだ量的には少ないがスタートした。
それから1年後の2017年4月に都市ガスの自由化が始まる、電力でガス会社が参入したが、今回は電力会社が参入する様だ。
ただし全国的な電力の普及と較べて都市ガスは普及が都市圏に限られている。
 それは地域で普及度が異なる事を意味するので、都市ガスの自由化も地域差が生じるようだ、もともと無い地域には自由化もない。


「DAZN」配信は事故から

サッカー・Jリーグは、「DAZN」から独占映像配信に契約が変わった。
前年比で巨額の契約金での一括契約となり、他のスポーツでも注目されたが最初は配信トラブルから始まった。
ライブ中継の意味合いが強いので当日の配信事故は致命的だ、2回目は配信元発表は正常だった、細部の安定性はまだ不明だ。
初めての事にはトラブルは付きものだが、個々の技術では初めての事では無く応用のミスに当たると思える、まだまだ未成熟の技術かと見る事も出来るが事前の練習・リハーサルが出来ないのだろうかと思う。
それは、金融機関のシステム変更時のトラブルと同じかと感じる、大規模システムの稼働時のトラブル対策は今だに見つかっていなと感じる。

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