項目別バックナンバー[6]:その他情報:14
リチウム電池の不良
「他山の石」という言葉がありますが、現在の日本では他人・他企業の不良・
トラブルを自身の問題として受け止める問題意識が欠如しているようです。
生産地表示問題・賞味期限改竄問題などありましたが、現在はリチウム電池の
不良問題です。
筆者も技術者時代に全く無関係ではなかっただけに、日本の品質レベルと技術
的な対応力が低くなっている事に驚いています。
何か品質・技術と無関係な部門が、必要なものを削除しているとしか思えませ
ん。特に、事故発生から発表までが時間が空く事が致命的な構造的欠陥の存
在があるのではないかと心配させられます。
真夏日・猛暑日
摂氏30度を超える日を真夏日と呼んで来ました。
今年から、35度を超える日を猛暑日と呼ぶ事にしたら、連続して使用する事
になりました。
あちこちで、40度を超える日が出ました。まだ予想出来ないのか、少ないの
か不明ですが、40度を超える日の呼び方も決めたほうが良いと思います。
もともとは、極少数の日のみ生じる事から名付けられましたが、気温上昇で全
体があがりました。言葉だけとはいえ、気象予報ですから予報を出す側が後
追いになってはややなさけないでしょう。
なんでも検定
一時、資格取得ビジネスが拡がった時があります。正確には現在も続いている
といえます。現在は、大きな資格でも継続時に資格能力の確認が必要では無
いかとの意見も出ています。
その一歩下?、のイメージがありますが検定があります。そもそも何の意味が
あるのか不明な事まで能力検定実施が多く行われています。
そのため、元々意味の強かった事までその他多数に紛れてしまった感がありま
す。どちらかというと趣味やイベント的なものは別の名称のほうが分かりや
すかったと思いますが、内容を分ける事自体も人間のする事でこれもあいま
いとも言えます。
推薦文
推薦文ブームです。いや、推薦ビジネスとも言えます。
あらゆる製品で分野に関係なくても、推薦者と推薦文が乱れとんでいます。
これに、代表者と有名人との写真掲載(意味は分かりませんがそのような誘い
があるらしいです)も含める事もできます。意味は不明ですが、勝手にプラ
スに勘違いする人はいるかもしれません。
昔は該当分野の代表的人物の推薦の有無が売り上げに影響したとされています
が、今は異種格闘技時代ですので、誰でもよいと言った風です。
自由といえば自由ですが、悪貨が良貨を駆逐するたとえと同じで内容のある推
薦文が無視される可能性は増えています。
電子産業の再編
電子産業の再編の動きが活発です。電子産業は、投資金額が多く回収できる所
は少数です。経営者は絶えず、進むか撤退かの決断を迫られます。
これに株主総会等の絡みが増えると、不採算部門の撤退を迫られます。
技術進歩の激しい電子産業の場合、部門の撤退は多くは技術の撤退に繋がりま
す。技術は残し、いつかカムバックを狙う戦略は望ましいが、現実は困難で
経営者の能力が試されます。
国際柔道?
日本人が国際柔道大会を見ると、激しい違和感があります。
ルールが違う、同じスポーツではないと感じます。
日本伝統競技の国際化とは、ルールの変更でしょうか?。
変更すべきルールと、変更してはいけないルールがあると思います。
性善説と武道精神は、国際化は難しいでしょうが、必要な事はルール化が必要
です。体力と力で決まり、技や積極的な闘争心がない国際化は何も面白みが
なくいつかは廃れる事になるでしょう。
大阪国際陸上のトラブル
スポーツ等のイベントが、日本で行われる事が度々ありました。
理由としては、治安の良さと日本人の高い運営能力にあったと思います。
ところが、大阪での国際陸上はトラブル続きでさんざんの結果に終わりました。
世界中に、神話的な日本開催の信頼性を疑わせる内容と言えるでしょう。
まだ総括も反省も出てきていませんが、個人的にメディアで知る限りでは「手
抜き」が原因と思えます。
利益と話題の追求を優先させて、コストや準備がおろそかになったと思います。
日本人が変わったのか、当事者の問題か、詳細な反省が必要でしょう。
駅名改称
市町村合併と共に、最近多いのが駅名改称です。
どちらも、公共性の高い名称の変更になります。
地名・駅名は、評判が悪くても何らかの根拠があったと思われますから、変更
時にも慎重にその根拠を確認する必要があります。
同じ名称や類似名称を避けるという事務的でかつ、重要な事もありますが、ま
るで広告宣伝や、目立ちたい等の公共性・歴史的継続性の乏しいものはたと
え評判になっても悪い例になります。
地域の住民の総意とよく言われますが、利用者は全国的なレベルですし(それ
が公共性ですが)、冷静に一時のブーム的な発想は排除して欲しいものです。
プレーオフ
プレーオフはあらゆる競技にありますが、スポーツではアメリカで人気のもの
で多い様です。
その中で日本でも盛んなのが野球です。名称は変えても類似性は変わりません。
2007は、2リーグで行われます。
アメリカでは、チーム数が多いため地区分けの必要があり、総合チャンピオン
を決める為に必要となっています。
日本では、チーム数も少なく必要性は無いですが、イベントとして行われる様
です。これは真似でしょうか、商業主義でしょうか、または短期の方式の異
なるイベントでしょうか。
法人改革
1年後はわからないと言っても、法人改革が中止になる可能性は少ないでしょ
う。法人にも色々ありますが、その内容にかかわらず色々な優遇処置を受け
られる事には、ほとんどの人が疑問を持っているでしょう。
審査は何事も絶えず必要です。これも必要な改革と思います。
ただ審査には絶えず、基準や不透明性がつきまといます。
どの程度の内容になるのか注目です。
ハードウエアクラッシュ
連続3回、ハイドウエアクラッシュにあいました。10月後半に発行ができな
かった週はこの影響です。
1台は2年目に入ったwindowsXP機です。典型的なハードデスクの破損です。
エラーが時々でていましたが、使い続けていました。ついにシステム部の破損
でシステム立ち上げができなくなりました。
再インストールしましたが、チェックディスクですべての破損領域を隔離でき
ていなかったようで、数日で再度起動できなくなりました。
この時に感じたのは、再インストールをしてもその後のアップデートが多数
あるためにシステムのバランスが不安定になる事です。
その1台まえに使っていた機種を修理に出したまま、放っていたのでセットし
ましたが再度簡単にハードウエアクラッシュしました。このパソコンは1年
で故障して、しかもメーカーが修理をできなかった機種でとりあえずの対策
でしたのでやむを得ないでしょう。このメーカーは2度と使用しないですが
たぶん電源容量不足での暴走がディスククラッシュにつながっているのでし
ょう。
パソコンをネット環境で使用する場合は、ハード・ソフトともに性能にバラン
スが必要で、残念ながら寿命というものが存在すると感じました。