項目別バックナンバー[6]:その他情報:16
事故か事件か
降って湧いたように中国製の加工食品への、劇薬農薬混入が発生しています。
どうも突然ではなかったようで、危険予知体制にも問題があったようです。
日々情報がふえていますので、結果が固まっているかもしれませんが、特徴は
事故か事件かが直ぐに判明していない所です。
管理不足・知識不足の事故か、故意に行われた犯罪かが判断できていません。
事故は厚生賞、事件は警察機構と言い出せば不明な時はどうするのとなります
。日本の組織には、総合的に対応する仕組みや組織が欠けているように見え
て非常に心配です。
サブプライムのイメージ
アメリカのサブプライム向けローンの問題が、日本の色々な所の負債となって
いると報道されています。
サブプライムのイメージとはどのように受け止まれているのか、首をかしげま
す。単純には、ローンの返済に全く問題がないグループを仮定して「プライ
ム」と呼び、それより金持ち層を「スーパープライム」、そしてローンの返
済に確実性がないと言われる層を「サブプライム」と呼びます。
現実は、確実とか何で線引きするのかは全く理解していません。ただ、リスク
のあるローンであるというイメージは感じます。
日本国内では、いわゆる貸し倒れでの負債が問題になった後だけに、それがも
し海外というだけで充分に調べられていなかったならば、過去の経験が生か
されなかった事になります。
現実にどのようなイメージをもてば良いのかわかりずらい事は事実です。
地震保険
2007年度分の確定申告から、損害保険がなくなり地震保険控除に変更にな
りました。現状は、ダイレクトな変更ではなく名称の変更と細部の取り扱い
が変わったというのが正しいでしょう。
しかし、新規保険加入から次第に変わってゆくと思われます。
地震国日本ですが、それに反して地震保険の加入率が低い事が変更理由と思い
ます。現実に地震保険は、イメージとしては高価に感じますがその被害の大
きさを知っている者としては無視できないです。
イージス艦衝突事故
残念ながら、日本では同じ事が繰り返すようだ。ジャンボジェットの墜落事件・
潜水艦なだしお事件等で繰り返し学んだ筈なのに、イージス艦衝突事故でも
何の反省も進歩もなく過去を繰り返していると見えます。
災害救助から始まり、事実を追求して原因を突き止め対策を行うという基本が
いつも忘れられています。
まず表面化するのは、マスコミの特ダネ競争と原因追求の前の責任者の追求で
す。そして事実の改ざんが出てくる。
死者の保障も当然だが、本当の追悼は原因追求と再発防止等以外にはないと度
々いわれて来たが、一向に変わらない。
報道も責任追及も、原因追及につながれば良いがいつしか忘れられるのが過去
の経過です。
上村淳著「なだしお事件・全記録」1994年出版を見ながら書いているが、
2/29現在では何も過去は生かされていなかったと感じます。
スポーツと国籍
国体開催地が一時的な選手獲得を行う、高校野球等の目的の国内留学等が話題
になったりしますが、最近はそれが国際化しています。
選手とすれば、国の代表を目指しますがあまりレベルが高いと選ばれない。従
って他の国の代表になるケースが増えています。
卓球の上位の国の選手がほとんど中国出身だったりします。
ただ、おおかれ少なかれ多くの競技でみられる現象です。
ただ競技ごとに異なる対応になっています。
国籍を二重に持つ選手の場合はより複雑になります。
ほとんどが1民族の日本では、理解力が不足になりがちです。
評論と感想
文芸評論家が存在します。何故かこれにあこがれる人がいるようです。
その人たちの中にかなりの多くの、本を読まない・少なくても好きな本しか読
まない人が多く存在するようです。そして、その書く内容は他からの伝聞内
容の焼き直しと自身の感想を集めたものでしかありません。
何故か日本人は、ベスト選びが好きなようです。そしてそこに上記の人が含ま
れる事になります。
選ぶという行為には、最低でも母集団が大きい必要があり、過去の事も出来る
限り自身で確認する必要があります。
でも、どちらも明らかに劣っている事が分かる事が最近多いです。仕事が少な
いから、無理でも断らないというビジネスモデルかもしれませんが、迷惑を
受けている人は多いでしょう。
故意と過失の境界
公的機関の機密情報・個人情報・企業情報の漏洩がなくならず、ますます悪化
しています。そのたびの関係者のコメントは「過失」です。
しかし、このことは過失を装った故意が発生しても、隠せる事を意味します。
過去に過失とされた中に、故意の漏洩がなかった保障は全くありません。
繰り返し起きる事を過失とするのは限界と思います。過失という意識自体が、
改善意識をもたせないのでしょう。改善しないのは、故意であり犯罪と言え
るでしょう。ただその境目は、難しいです。
過失?で存亡にかかわる被害者はどうなるのでしょうか。
インサイダー情報
ネット証券が増え、ネットトレードが盛んです。それ以前の電話での取引を含
めて株式絡みの資産運用が広まっています。
その結果、過去では無かった(あるいは目立たなかった)インサイダー取引が
複数発覚しています。
仕事で知り得た内部情報を、個人で株式売買に利用する事の禁止は法律で定め
られていますが、違反がしばしば表面化しています。
これは、取引違反と同時に、勤務中の異なる仕事の禁止にも関連します。
本人や組織に、どの程度の自覚があるかも疑問です。
同時に、現在ではインサイダー情報が色々な所に存在する事にも注意を向ける
必要があります。
ウエブサイト改竄攻撃続く
ウエブサイトに侵入して改ざんする攻撃が続いているようだ。
ジャバスクリプトやifframeの埋め込みのため、外観からは分からないが訪問者
にウイルス感染物をダウンロードさせたりするようだ。
いつ自分に降りかかるか分からないので、非常に不安にさせます。
ソフトをダウンロードさせろうとするサイトや、サーバが自動でチェックポイ
ントを追加するサーバがあるので、調べるのも難しい。
ウイルスソフトのサイトも被害を受けたとの事で、ウイルスソフトでは安心出
来ない状態です。
パスワード地獄
ネットで銀行等にアクセスすると、IDとパスワードが必要です。
ログインすると、いつもでるのが「パスワードを度々変更しましょう」です。
一方では、「容易に類推できるパスワードは使用しないで下さい」「むやみに
メモを取らないで下さい」です。
これを実行できる人はいるのでしょうか?。憶えにくいパスワードを記憶する
のみで、しかも度々変更する。これが出来る人は異常でしょう。
出来ない事を平気で要求するのは、単純な責任のがれでしょう。最近、ATMの
人体認証や、ネットでのワンタイムパスワード機器が使われはじめました。
利用者に負担を要求するのでなく、現実性のある認証方法を行うのがサービス
と思います。
ホームサーバー
ユビキタス時代といわれて時間が経過しています。ここで、ホームサーバーを
設置してこれを実現させようとする考えが出てきています。
家庭内にそんなにパソコンがあるのかと言われそうですが、ユビキタスでは色
々な装置・機器がパソコンレベルの機能を持ちます。
それを相互に管理するには、サーバーレベルの機能が必要となる考え方です。