項目別バックナンバー[6]:その他情報:13
復刊の定義は?
復刊ブームという人がいます。リバイバルの書籍等の事ですが、結構定義は難
しいです。
書籍は内容の情報なのか、装丁・挿絵・カバー等も含むのか。
通常は、主にテキストの内容の復刊になります。
小説にしろ、ノンフィクション・情報書でも、初出に誤りは大抵はあります。
改訂を繰り返す事で、修正されて完成度が高くなります。
復刊の時は、「初出版」「完全版」が謳われる事が多いでしょう。前者には、
雑誌等の連載を経て単行本化した場合は、既に改訂版になる事が多くあります。
後者は、改訂内容が正しいのかが問題になります。正しい内容を、間違った内
容に改訂した例がかなり有ります。「完全版」は正しくは存在しない概念で
しょう。
高齢者向けの携帯電話
携帯電話のサービス会社を変えても、電話番号が変わらないサービスが実施さ
れてそろそろ行き渡った感じがします。
ただし、新規参入や業界統合によりいまだ動いています。
そもそも、このサービスは使用者が自由にサービス会社を選べる事を示します
ので、携帯機器の機能・通信内容・料金・その他付加サービスが新しく登場
する事で大きく変動する可能性があります。
ツーカーの機能レス携帯電話が、高年齢層向けに普及した事は、若年層相手の
機能競争とは違う一面を示しました。
ツーカーとauとの統合が行われましたが、auが機種交換の連絡をしても応じる
人がほとんどいなかった様です。いわゆるノウハウが無かったのです。ツー
カーは購入者を1件ずつ訪問して使用方法を説明し手続きを行っていました。
auもようやく、同じ事を始めたようです。
サミット分散開催
日本は狭いのだろうか、サミット開催地が北海道の洞爺から、関西までの分散
開催に決まりました。警護が容易という理由は、関西には当てはまりません。
関西在住としては、中途半端の分散は迷惑としかいえません。
今では、立候補と落選は大阪の特技となっています。膨大な費用で作った施設
や、開催地が直ぐに寂れるのもまた特技です。
今回の分散開催がプラスになると思っている人は、はたしてどれほどいるので
しょうか。
あなたは、市名の変化についていけていますか
平成の大合併が進めば、大幅な地名の変更があります。特に、合併結果として
市が増えたり、大きくなります。そして郡町村が少なくなります。
町が市になっていたりはよくあります。
しかし、市が無くなったり、色々な名称が変わる事に大抵の人はついて行けま
せん。日本人のネーミングはどこかひとりよがりの所があり、外部からは理
解できない名称が多いです。
地名を聞けばおおよその、位置が思い浮かべたのは昔の事です。合併後は名称
と位置が一致して分からない・憶えられない事が多数あります。
外部の旅行者等に理解されにくい名称にする事のメリットはあるのか、悩んで
しまいます。マイナスは直ぐに浮かびますが・・・。
異種肉混入は技術か?
食品の製造場所を偽る行為は、時々存在しました。食べる側が気がつかないの
ならばブランドはステータスかとの疑問も無いわけではありません。
しかし、食肉に水を加えたり異なる産地どころか、異なる種類の肉を混合して
いたとの報道はほとんど絶句です。
それが内部告発で判明して、利用者からではないというのは何が何か分かりま
せん。食べる側で気がつかないと言う事は、同等品になっていたということ
でしょうか。
一般的な製品では、同等の機能を持つ材料への置き換えによるコストダウンは
むしろ評価されます。
これが、食品になるとはたして同じ扱いで良いかは報道を見れば明らかです。
技術的に同等?でも、評価されない事はあきらかです。しかし、利用者が分
からなかった事も謎です。
世界遺産は理解されているか
島根県の石見銀山跡が、色々あってすえに世界遺産に指定されました。しかし
世界遺産の目的は理解されているのでしょうか。世界の財産として後生に残
すために保護してゆくことが目的です。
そのすばらしさを広く伝える事が目的とする人もいますが、それは同時に環境
破壊や指定物の保護とあい入れない所が存在します。
指定されると観光ブームを期待するのも、目的を分かっていないと思います。
保護の為には、近代開発等の制限を設ける必要がありその地域の生活者には
むしろ大きなマイナスになる事が多いでしょう。
付近の人と、内部の人とは利害関係が逆になります。そして、長期継続しての
保護が必要になります。報道等では、本当に理解している人は少数ではない
かと危惧します。
地域差手当
格差社会という言葉の意見を良く見かけます。
普通の全国規模の企業では、かなり昔から地域差手当というものが存在してい
ます。これが格差なのか、格差修正なのかはまたややこしいです。
従業員にとっては、収入も重要ですが必要生活費等も重要です。物価は地域差
が非常に激しいです。10倍違う例は少ないでしょうが、数倍異なる事は度
々あります。
これで収入が同じならば、物価の高い所では生活できません。
結果として、勤務地別手当・出張先手当・単身赴任手当等が早くから存在します。
高度成長期には、高い所に合わせるという贅沢な方法もあったと伝説的に聞き
ますが、今は必要最低限のレベルを合わせる方法になっています。
地震耐久度
柏崎原発の耐久度が問題になっています。
原発の地震耐久度は、立地地域が地震地帯であればいわゆる地面の液化現象が
避けられ無いことを前提に考える必要がある事は、早くから指摘されていま
す。簡単にいえば、施設が突然に水などの液体の上に浮かぶ状態になった時
に何が起きるかです。非常に難しい対策が必要です。
今回の問題は、これに比べるとあまりにもレベルが低いように思います。
想定した地震よりも強い地震が発生したとは、何を想定したのでしょうか。地
震対策は実質行われていなかったとしか言いようがありません。
あまりにも低いレベルの話は何ももたらさない事を、早く理解して欲しいと思います。
文学賞の選考委員
文学賞が増えた結果のひとつとして、選考委員の重なりが生じています。
文学賞の性格がはっきり異なれば、選考方法も変わるのであまり問題ないとも
言えますが、似たものならばどうなるのか首をかしげます。
同じ作品が、ダブル・トリプル受賞ならば賞の数が多すぎるとなるでしょう。
性格が類似で選考委員がおなじで、結果が異なるのならこれも不思議です。
いわゆる、主催者の意向・出版事情が表面化するのでしょうか。
混沌とする携帯電話シェア競争
書いていて、次週には古くなっているかもしれないと思う事があります。
携帯電話シェ・料金・サービス競争もそれに当たります。
次から次と、内容の複雑なものが登場して整理がつきません。特に、単純比較
しにくい様にそれぞれが異なる方式で出すので、ひとめでは内容が把握でき
ません。既に企業の体力勝負に入ったとされる時期ですので、単純な値下げ
はなく、複雑な条件付き比較で始めて個別に優劣が出る内容を出してくるの
で普通は理解できないでしょう。
関西国際空港2次工事
色々とありましたが、関西国際空港2次工事が終わり第二滑走路が使用されは
じめました。日本の国土事情から、大都市と大空港が距離的にはなれてしま
う事はいつもの事です。
ただ現実に、国内便を関空で利用する事はかなりきついです。伊丹空港や神戸
空港という便利な位置にも空港がありますが、便数に限度があります。
併行に設置されて滑走路でも、1本と2本では使いやすさは大きく異なります。
貨物用途が多いとされていますが、遠く離れた大阪市住之江に税関がありま
すが、貨物が相手では便利な面もあります。
あとは地盤沈下対策が有効に機能する事を期待しましょう。