項目別バックナンバー[6]:その他情報:77

固定電話の通話料

NTT東日本と西日本は、固定電話の通話料を2024年から全国一律で3分9.35円にするが、それに伴い提供してきた通話料の割引サービスを廃止すると発表した。
対象は「イチリッツ」や「タイムプラス」や市外通話の「スーパーケンタくん」で、割引を廃止しても全国一律料金の導入で大半の顧客は負担が減ると説明した。
3分9.35円の通話料は、現在の昼間の市内通話と同じ金額であり、長距離の通話は大幅に安くなる。


セブン&アイの百貨店事業売却

セブン&アイ・ホールディングスが、傘下の百貨店事業会社「そごう・西武」の売却する方針が報じられた、目的は不振の百貨店を切り離して、主力のコンビニエンスストア事業に経営資源を集中するためだ。
百貨店業態は伸び悩みが続いていたが、それに加えて新型コロナウイルス感染問題での外出自粛により客足が落ち込み、経営環境はより悪化していた。
譲渡先には投資ファンドや事業会社などが想定されていて、売却額は数千億円規模になると見られている。


楽天モバイルは人口カバー率96%達成

楽天モバイルは、自社回線エリア(4G LTE)における人口カバー率が2022/02/04に96%に達したと発表した。
楽天モバイルは2020年4月から携帯電話業界へ参入しており、当初に総務省に提出して認定を受けていた基地局の開設計画では「2026年3月末までに人口カバー率96%」という目標だったが、4年前倒しで達成した結果となった。


「ニコニコ超会議2022」幕張メッセで開催

動画配信サービス「niconico」のイベント「ニコニコ超会議2022」が、2022/4/23-30に開催されることになった、2022/04/23-28はオンラインのみの開催で、4/29-30は幕張メッセでリアルイベント開催される。
「ニコニコ超会議」はniconicoのイベントで、多数のジャンルを網羅あいて、2012年に第1回が開催された、だが2020年と2021年にはオンラインで開催されていた。
同イベントが幕張メッセでの開催は2019/4の「ニコニコ超会議2019」以来となる、今年は新型コロナウイルス感染症への対策を実施した上で、幕張メッセで開催される。


アマゾンとヤマダがスマートTV開発

アマゾンジャパンとヤマダホールディングスは2022/02/17に、両社が協力開発した「FUNAI Fire TVスマートテレビ」を発表した、メディアストリーミング機器「Amazon Fire TV」を搭載するスマートテレビであり、ヤマダHDグループが独占販売権を有する「FUNAI」ブランドで展開する。
FUNAI Fire TVスマートテレビでは、地上波、BS、CS、4Kの各種放送でリアルタイムに配信する番組を視聴できる。
さらにFire TVの機能により「Amazon Prime Video」「YouTube」「Netflix」「TVer」「ABEMA」「DAZN」らの多数のストリーミングサービスが視聴できる。
そのほかにも、音楽配信サービス「Amazon Music」や他のさまざまなアプリを用意する。
チューナーレスTVだが「NHK法」と「受信料」との関係は微妙だ。


ベンダーロックイン

特定ベンダーがつくり込んだシステムから抜け出せない「ベンダーロックイン」問題で、行政機関のシステム調達で根強く残る現状の改善を、公正取引委員会が国や地方自治体に働きかけ始めた。
公取委は2022/2/08の報告書で実態を明らかにして、独占禁止法に抵触する禁止行為を初めて例示した。
そこで、公取委はベンダーの反競争的行為があれば摘発するとした、さらに発注側の行政機関にも原因があると主張して、行政が取り組むべき課題もまとめて、公取委はデジタル庁が主導的な役割を果たす事を期待した。
だがデジタル庁でも、競争入札が十分に機能せず既存ベンダーへの依存が続く実態が指摘されている、デジタル庁g既存の壁を乗り越えられるか注目される。


IT大手がロシアによるウクライナ侵攻に対応

アップルは、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシアでの製品販売の停止を決定した、SNS大手のフェイスブックやツイッターも、ロシア政府系メディアによる情報拡散を制限する措置を取った。
マイクロソフトもロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ロシア国内での製品・サービスの販売の停止を発表した、さらにウクライナ政府を狙ったサイバー攻撃に関する対策を取っていることを明らかにした。


アップルがスポーツ配信へ進出

アップルは2022/03/08の新製品発表イベントで、初めてのスポーツ界への進出を発表した。
アップルは金曜日の夜に「フライデーナイト・ベースボール」として、MLBの試合を2試合、Apple TVのアプリとウェブサイトを通じて独占配信する、試合は一定の期間にはApple TV+の会員以外にも無料で公開され、最初は米国、カナダと日本を含む9カ国向けで始めるとした。
アップルは遅れているスポーツ分野の強化を目指すようだ。


「e-Tax」でアクセス集中での接続障害

国税庁の申告システム「e-Tax」では2022/03/14から03/15にかけて、ユーザーが確定申告などの手続きを行う際に、ログインやデータの送信に失敗したり、国税庁からの通知メールが遅延する事が断続的に発生していた。
国税庁は2022/03/18に、「e-Tax」での接続障害は、アクセスの集中によりデータベースサーバでの処理に大きな負荷がかかったことが原因だったと明らかにした。
03/16日には申告件数が少なくなったために稼働が安定した、e-Taxの接続障害が原因で期限までに確定申告をできなかった場合には、申告書の特記事項欄に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と記載することで期限の延長手続きが可能とした。


KDDIで3G回線のサービスが終了

KDDI(au)で従来型携帯電話等で使っていた第3世代(3G)回線のサービスが2022/03/31から順次終了する。KDDI(au)では2022/4月以降は自動解約となる。
携帯電話はスマートホンが主流となっているが、操作が簡単な通称ガラケーには根強いファンがいて、調査では3Gの契約数は2021/12月末で2074万件とも言われた。
キャリア会社からは3G利用者への通知は繰り返し送られているが、利用者にはサービス終了を知らないとの調査結果もあると言う、信じ難いが問題があれば今後に表面化するだろう。
なお、ソフトバンクは2024年1月下旬に、NTTドコモは2026年3月末に3Gを終える予定だ。


ゲーム見本市2022年の開催中止

ゲーム見本市(E3)を主催するエンターテインメントソフトウェア協会(ESA)は2022/03/31に、2022年の開催中止を発表した。
ESAは2022/01に、新型コロナウイルスを理由に2022年も過去2年間と同じく対面での開催を見送ると発表していた、さらにESAは2023年のイベントに向けて注力するとした。
ただし、業界では新ハードや大作発表を中心にしたゲームショーはかなり以前に終わっており、最近は既存のゲーム中心の出品になっていてコロナ環境以外にも中止の理由があるとの意見もある。


TVerでリアルタイム配信

民放公式テレビ配信サービスTVerと民放10社は2022/04/08に、民放5系列揃ってのリアルタイム配信を2022/04/11から開始すると発表した。
2021/10から日本テレビ系のみでリアルタイム配信が行われていた、これに他のテレビ朝日系・TBS系・テレビ東京系・フジテレビ系が加わり、全5系列のゴールデン・プライムタイムを中心とした番組が地上波と同時にリアルタイム配信されることになる。

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