項目別バックナンバー[6]:その他情報:25

フリーミアム

「ロングテール」の著者のクリス・アンダーソンの新著書「フリー」がネット の新ビジネスモデルになるか注目されています。
概念は「フリー(無料)」と「プレミアム(割増料金)」からなる「フリーミ アム」という言葉で、無料で基本版を配布・一部が有料・高性能なプレミア ムにする事で利益を出すビジネスモデルです。
大量のコピーコストがほぼゼロのデジタル化は、「デジタルのものはいつかは 無料になる」として「フリーミアム」化は進むと言う。


ソフトとパソコンの耐ウイルス性

パソコンに侵入して情報を盗み出したりするコンピュータウイルス・ギャンブラーが増大しています。
そこで問題になっているのが、ソフトウエアの耐ウイルス性です。
当然、強い方が良いのでメーカーは分かる度に修正更新データを送ってきます。
また、現状の脆弱性を公表しているソフトもあります。
一方では、別の意見もあります。
そもそもパソコンにウイルスを侵入させる事自体が問題だ、信頼性の高いウイ ルス対策ソフトを導入して、日々のアップデートと全面スキャンを行う事を優先させるべきだとします。
最前線で止めるか、個々の二次防御を優先させるか?。
基本的には、パソコンへの侵入を避けるのが常識でしょう。その上で個々のソフトの更新や利用ソフトの選別にも考慮するべきでしょう。


電子制御ブレーキ

路面がすべり易い所で急ブレーキをかけるとスリップ事故の原因になります。
急ブレーキを踏んでも段階的に利くようにしたのが電子制御ブレーキです。
段階的というのは微妙な表現で、強く踏んでもゆるやかに利くと言う意味です が、人間にどのように感じるのかは別問題です。ブレーキをかけたのに直ぐに反応しないと感じるかもしれません。
この部分に関しては、原因はきっとはっきりはしないのでしょう。信頼関係の領域でしょう。
実際にミスがあったのか、無かったのか。
利用者の思い込みかどうか。
ミスがあったとすれば、どの部分か?人間工学?電子設計?メカ?
真相などがあるのかどうかさえ判りません。
ただ、クレームが続いた状態で顧客との信頼関係が弱まっている事の認識は、早く理解が必要でした。


ハッピーマンデー

昔、いや少し昔、日本人は働き過ぎると考えた人がいます。
休日を増やそう、連休を増やそう、祭日は月曜が良いと進んで、驚いたことに法制化されました。
学校と公務員は実施されますが、民間は基本は無関係です。
中小企業は仕事量によりますし、大企業でも基本は同じで年間休日の取り決め で対応しますので急な変化はありません。
製造は連続操業がコストダウンの基本ですので、連休があるほど効率は下がります。
二酸化炭素排出規制とかはない時だったとしても、不思議な休日です。
あまり話題にならなかったのは、どうでも関係ない人が多いからでしょう。
今は仕事量が減少していますが、それにも無関係でしょう。


ぞろ目日

なんでも記念日というのが現在のカレンダー事情です。
意味はなくても話題はあります。
平成22年2月22日は、「ぞろ目日」と呼ぶ人が多く記念品(乗車券・入場券・郵便消印等)があります。
ブログ等で、22時22分に更新した人も多いと思います。
次は、平成33年3月3日という人もいます(33日は無し)し、2011年11月11日だという人もいます。
後者には何かありそうです。


冬季オリンピック

冬季のスポーツは国際的には参加国が限定されます。
日本でも愛好者は、限定されるものが多いです。
一応、冬季オリンピックを2回開催した国ですから何も知らないでは辛いです が、現実はなじみの薄い競技が多い事は事実です。
一部は俄ファンになるとしても、ほとんど知られずに終わる競技も多いです。
それでも何かの結果を求めるのは習性です。
プロ化が進んでいる競技(野球・相撲・ゴルフ・テニス・サッカー等)ほどオ リンピックでは縁が少ないという国にとって、国際大会の意義はかなり微妙に感じます。ましては冬季競技は・・・。


津波警報

チリ地震で日本全国に津波警報が出されました。
結果は、予想よりもちいさな津波だったようです。
しかし問題が、多くうきぼりになりました。
警報を無視する行動・かなり時間はあったが被害は出てしまう事・予想との差 を否定的に捉え過ぎる?・警報手段に不統一があった・・等。
結果として効果が少なかったと思いますが、警報内容自体でなくそれへの対応の方に問題が多く感じます。
警報で大災害を回避するシステムは不完全と思えました。


なぜ生誕記念か

「XX生誕YY年」というフレーズを多く見かけます。
没後とか、特定の業績からの年数とかもありますが、意外と少数です。
著作権や知的所有権からは、没後や特定の業績からの年数が大きな意味を持つ事があります。
誰かが何歳で、目立った業績を行うかは定まっていませんから生誕に何の意味があるかはやや疑問です。
ただ、ある人物の生誕が一番古くかつ、生存している人物にも対応できます。
年数が多いほど重みがあるように感じてしまう、人間の感性の問題ではないかと思えます。


ラジッコ実験放送

ラジオ放送をインターネットで配信するサービス「ラジッコ」の実験放送が、始まりました。
現在は、東京と大阪周辺のみでかつ聞ける放送も当地のみです。
番組は、実験地区の参加局と参加地域のみです。
若干の時間遅れは生じるようですが、音声は明瞭でパソコン作業中のバックで聞くのに適しています。
関西では、AMが3局とFMが3局で、大阪・兵庫・京都・奈良のみです。
何かの変化に繋がるか注目です。
ラジッコ


平等教育は金メダルを夢見るか

格差は悪く、教育は平等は常識の範囲では悪くないです。
ただ、過度の平等は努力なし・競争なしで、結果も平等を求めてしまいます。
それも受け入れるのもひとつの考えですが、企業やスポーツやあらゆる分野で世界的には競争が存在します。
それに参加して結果を求めるならば、努力・競争は必須になります。
機会平等と、結果平等は異なります。


ガラパゴス携帯文化

通信業者単位でサービスが異なっている上に互換性がなく、当然世界的に見て も同様である事から、日本の携帯電話の普及状態は孤立しているという意味で「ガラパゴス携帯」とも呼ばれます。
通信業者が変わっても電話番号が変わらない事は実現しました。
現在、「SIMロック」解除問題が出ています。
ただ、全ての通信業者が互換にはならず当面は通話のみになりそうです。
機器と通信サービスが分離されると機器の価格の異常な低価格はなくなるで ょう。
機種変更も同様です。
同時に、海外からの参入も予想されます。
日本の携帯電話文化が、大きく変わる事になります。


小惑星探査機「はやぶさ」

「はやぶさ」の地球への再突入が現実的になっています。
すでにいくつかの目的を達成して、残るは地球への帰還のみとも言えます。
一時はあきらめかけたようですが、時間をかけてようやく実現可能になってきました。
成功すれば、軌道修正技術と共に、小惑星の地表物質のサンプルも入手可能性があります。

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