項目別バックナンバー[6]:その他情報:62
「5G」無線通信仕様
ITU-R（国際電機通信連合無線通信部門）は、2016年から「5G」無線通信技術性能要求の策定作業を行っている。
実際の仕様は移動体通信システム標準化組織3GPPが作成し、ITU-Rはそれから2019年から2020年に「ITU-R勧告案」を作成する予定だ。
勧告案が出る前でも、3GPPで確定した仕様から事前に予想して、通信事業者等は「5G」対応のための取り組み進めて行くだろうと予想されている。
２年目の「テレワーク・デイズ」
政府は2018/7/23-27に２年目の「テレワーク・デイズ」を実施した、今年は昨年の倍以上の1380社が参加し、延べ約30万人が実践した。
5日間のテレワークの実践で具体的な3つの課題が明らかになったとした。
「多様な働き方に社員が気づけない」「IT環境の違いでテレワークができない業務がある」「派遣・契約社員には難しい」の3点であった。
キャッシュレス推進協議会
産学官連携組織の「キャッシュレス推進協議会」が議論を始めた。
キャッシュレス決済方法の標準化を目指す、「QRコード決済の標準化」が大きな議題だが既に複数の方式が参入しており、早期の仕様整備が可能化かが注目されている。
スティック型パソコン
パソコン本体は小さくなりスティック型パソコンが登場している、スマホやタブレットは入力・出力・電源を持つが、スティック型パソコンは本体のみで、外付けの大画面やフルキーボードを使用する事が前提の機器だ。
入出力インターフェイスを除いた本体のみの形状となり、スマホやタブレット等の一体機器と棲み分ける事になる。
磁気浮遊キーボード
磁気浮遊キーボードが登場した、キーボードの反発を磁気で行う機構であり、薄型化が可能とされる、実用性は使用感次第であるし、複数の実機で判断される内容だ。
そして２ウエイパソコン（PC・タブレット）にまずは採用されたが、やはり薄型化が鍵となるからだと思われる。
3Rキャンペーン
環境省では2017年より「3Rキャンペーン」をプロデュースして始めている、消費者が買物を通して3Rや資源の大切さを認識して、省資源商品を選択して使用する事に結びつけることを目的としている。
3Rとは「リデュース：ごみの発生抑制、リユース：再使用、リサイクル：再生利用」だ。
働き方改革関連法
2018年6月に「働き方改革関連法」が成立した。
その大きなポイントは「長時間労働の是正」だが、働き方改革を推進する返済不要の支援金として「助成金」と「補助金」制度も導入された事もある、勿論、条件と審査があり定員枠はある。
無線通信事業３社の新事業拠点
無線通信事業者は、IoT（物のインターネット）の拡がりと5G（第五世代無線通信）の実用化へ向けて、事業拡大の為に新事業拠点の開設を競っている。
NTTドコモ＞東京と大阪に「ドコモ5Gオープンラボ」を開設DDI＞東京・虎ノ門に、「KDDI DIGITAL GATE」を開設
ソフトバンク＞東京・台場に、「5G×IoT Studio お台場ラボ」を開設。
アップルがスマホ新シリーズ発表
IT関連企業の新製品発表会の中でアップルの9月はスマホが対象となり、一般にも興味がもたれている、日本でも即日に情報が流れるが発表記事は内容はどこも同じになる。
第１報で名称と価格と特徴が報じられ、次に従来機種との比較が行われ、その次に使用した体験が語られる。
アップルのスマホの最新機種が注目される理由は、その新しい搭載機能がスマホと関連商品全体に波及する可能性がある為だ、一般向けの報道では単にニュースして報じられている。
地方版図柄入りナンバープレートの交付
国土交通省は、自動車の「走る広告塔」としてのナンバープレートの機能に着目して、地域の風景や観光資源を図柄にした地方版図柄入りナンバープレートの交付を開始した。
2017年にラグビーＷ杯・東京2020オリンピック・パラリンピック特別仕様のナンバープレートを交付した事に続けて、2018年に行った。
銀行の他銀行宛て振込時間延長
2018年10月9日より、銀行の振込が24時間365日可能となるシステムが稼働開始したと言うニュースが流れているが、内容は少し異なるようだ。
銀行間振込は、全銀協の「全銀システム」で行われ、これまでの稼働時間は平日午前８時半－午後３時半で、他行への当日振込の受付は午後３時までで、それ以降や休日は翌営業日になるまで処理されなかった。
今回の変更へは個々の銀行は自由参加であり
・参加銀行は8：30－18：00は原則対応
・振込の受付時間は各銀行で決める
・送金先（被仕向銀行）の受付時間外は送金出来ない
・受付時間拡大はATMやインターネットバンキングで対応する
以上の内容になり、実状は運営状況を注目して確認する事になる。
ポール・アレン死去
ポール・アレン氏が2018/10/15に死去した。
ポール・アレンは1975年にビル・ゲイツと共にマイクロソフトを創業した、そして1980年にPC用のOSをIBMに提供した、このOSが後にMS-DOSになり、ウインドウズOSとなった、そしてマイクロソフトの成功と繋がった。
