項目別バックナンバー[6]:その他情報:61

頻出パスワード

頻出パスワードランキングが今年も出された、同じ数字や並び数字やアルファベットの並びやキーボード順はやはり多いという、また容易に予想される単語や短文も指摘された。
発表では、その結果の為に使用したデータやアンケートや流出データに原因する偏りが有ることも指摘されている。


フリーメール・エキサイトメール終了

エキサイトが2004年から提供してきたフリーメール・エキサイトメールの2018/09/18の終了を発表した。
同社は経営資源の最適化から無料提供の継続は難しいと判断したと言う。


GDPR

EUでは2016年にGDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)を可決したが、それは2018年5月25日から効力を発揮する、これにより従来はEU加盟国が独自に設定したデータプライバシーやセキュリティのルールが共通化されることになる。
EU加盟国の国民のデータ保護にかかわる企業は、このルールに従わう必要があり、GDPRを守るためにお対応が求められる、日本での改正個人情報保護法に対応する規則であり関係性のチェックが必要だ。


「ワイヤレスジャパン」開催

無線通信技術のイベント「ワイヤレスジャパン」が2018/05/25まで東京で開催され、2020年のサービス開始予定の次世代移動通信「5G」の技術開発が展示された。
5Gは、現行の4Gよりも100倍の高速・大容量通信が可能になると予想されていて、現在はその実証実験での技術実証が行われている。
例えば、自動運転自動車、垂直離着陸機型のドローン、遠隔ロボット等が5G対応の高速・大容量通信で実験されているとされた。


建築工事へのロボットを導入

建設技能労働者が急激に減少しているが、不足分をロボットを活用して補おうと目指している、そしてその建築工事へのロボットの導入は国土交通省も後押ししていて入札時の評価基準にも加算すると言う。
次に課題になるのは、ロボットが増えた建設現場での人間とロボットとの作業の振り分けだとされ、人は複雑な作業に注力して行くとしている。


三つの祝日を移す特別措置法

東京五輪の開催時に三つの祝日を移す特別措置法が成立した。 措置法により、開会式前日の7月23日が「海の日」、当日の24日が「体育の日」に、閉会式翌日の8月10日が「山の日」になる。
「体育の日」を2020年以降に、「スポーツの日」に改称する法も決まった。
改元を含めてカレンダー絡みの話題が多い。


緊急地震速報

緊急地震速報は、地震発生直後に震度や震源を地域予想して、スマホのブザー音などを自動的に鳴らして通知するシステムで、2007年に始まった。
対象は最大震度が5以上の地震で初期微動を検知して、震度4以上が予想される地域のスマホや携帯電話やテレビなどに発表する。
2018/6/18に大阪北部地震が発生したが、直下型地震であり初期微動検知後の通報よりも早く揺れた地域もあったようだ、気象庁はシステムの改良を続けているが、検知原理的に速報が間に合わなかったと分析した。


災害モードに切り替わらない日本

大阪北部地震でも災害モードにならなかったとして、地震対策への警鐘が言われている。
震源地近くを中心に鉄道は止まり、電気・水道・ガスも止まった地区が多いが学校は休みになっても、会社に出勤しようとする人が多数いて、交通機関の再開を待った、これは余震での二次災害のリスクがあり、被災地域の復旧の障害にもなった。
日本以外では日常行動から災害モードに切り替わるとされるが、日本では幾たび被災しても災害の過小評価が直らないと指摘されている。


小惑星探査機「はやぶさ2」

小惑星探査機「はやぶさ2」は2018/06に目標の小惑星に到着して周回軌道に乗った、そこで観測データを集めて小惑星の情報を増やして精度を上げる、それを使用して着陸地の選択・決定を行い、そして着陸してとサンプル採取を行うと報告された、小惑星表面は凹凸があり着陸地は多くの情報からはじめて決まるとされた。
目標の小惑星「リュウグウ」はそろばん玉の形状だと明らかになり、その形状にしては自転速度が遅いとも報告された。


モバイル関連見本市「MWC上海」

モバイル関連の国際見本市「MWC上海」が2018/6/27-29に中国・上海で開催された、アジア最大の規模とされ中国・米国・欧州・アジア各国と地域の企業出店したが、日本企業は殆ど参加せず、日本での報道も少なかった。
モバイルサービスの利用が進む中国は、スマホの需要も多く、携帯・通信業界では中国市場は巨大であり、そこを狙う企業が世界から集まった。


演出家の浅利慶太氏死去

劇団四季の創立者の一人で、劇団四季代表・演出家の浅利慶太氏が死去したと劇団四季の公式サイトで発表された。
著名なミュージカルの海外作品の翻訳と日本での公演を行い、同時に日本オリジナルのミュージカルも多数制作した。
各地の専用劇場でのロングラン公演は日本のミュージカル興行を変えた、チケット販売のコンピュータ化も行った。


AIタクシー

AI(人工知能)で、現在から30分後までのタクシー乗車需要を予測して、タクシーに乗りたい人の場所を推定し、ドライバーに教えてくれるシステムが開発されて導入されている。
NTTドコモが開発したシステムで、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを使用した人口の統計情報で人口構成を知るリアルタイム・システムと無線タクシーの運行データと気象情報などをAIが分析して需要を予測する。
運行データとしては、従来からカーナビゲーションと連動した配車システムを導入していて、その運行データが蓄積されている。

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