項目別バックナンバー[6]:その他情報:65

「はやぶさ2」クレーター作成実験

JAXAは、小惑星探査機「はやぶさ2」に搭載した衝突装置を小惑星リュウグウへ発射するクレーター作成実験を開始した、状況を確認しながら時間をかけて運用して行く。
記者会見では、「はやぶさ2」機器の無事の報告から、衝突装置等の稼働報告、衝突確認と続いたが、クレーターの確認・観測・サンプル採取はこれからの課題で逐次報告されるし、予定変更もありうる。
記者は成功かどうかの確認を求めたが、1点狙いの計画では無く段階的な確認を行いながら進めているプロジェクト側と微妙にずれている。


ジャポニスム2018

「ジャポニスム2018」は、2016年に安倍総理とフランスのオランド大統領が日仏友好160年を記念して実施を決定し、2018年7月から2019年2月にパリとフランス全土で日本文化・芸術の祭典が開催された。
そこでは、多様な日本文化と魅力をフランスに紹介すると共に、日本人の日常生活に根ざした文化をテーマにした交流イベントを行った。
東京2020オリンピック・パラリンピックの周知と訪日外国人観光客の拡大等を目的にして、日本の魅力をパリに発信し、同時にパリを通して世界に発信した、日本国内においても広報活動で、日本文化の再発見の機会を設けた。


ムーアの法則の壁

ムーアの法則=「集積回路の実装密度は18月ごとに2倍になる」は経験則だが、半導体の歴史では技術革新でこれを実現した、法則を提唱したインテル自身が実装密度の向上でCPUの性能向上を果たして来た。
だが法則は2025年で崩れる予測が既に出されている、加工の微細化が進むと最後には、物質を無限に分割できずに原子の大きさが壁になる、そこでは物理的な限界故に回路の微細化という技術革新ではCPUの性能向上が無理となる。
その段階では、回路を微細化する以外の集積方法があるかどうかになる、例えば回路の立体化である、それと同時にCPUの性能以外の、総合的な技術の見直しが行われると予想されている。


迎賓館赤坂離宮

内閣府は2016年4月から迎賓館赤坂離宮の建物の内部や庭を見学できる一般公開を行っている。
迎賓館赤坂離宮は、外国の国家元首や政府のトップなど国の賓客迎た時に、宿泊や接遇を行う国の施設だ、それに支障のない範囲で迎賓館の公開が行われている。
見学が可能場所は、迎賓館赤坂離宮の前庭・本館および主庭・和風別館の3つであり、申込方法や参観料金が異なる。


テレワーク・デイズ2019

総務省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省・内閣官房・内閣府は、東京都等と連携して、2017年から2020年東京オリンピックの開会式の7月24日を「テレワーク・デイ」として働き方改革の国民運動を展開している、それには東京オリンピック時の交通渋滞緩和目的がある。
2019年は、2020年東京大会前の本番テストとして7月22日-9月6日の約1月間をテレワーク・デイズ2019」実施期間としてテレワークの一斉実施を呼びかけ  ている。


東京オリンピック観戦チケット抽選申込

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、観戦チケット抽選申込受付サイトから抽選参加予約を受け付けを始めている。
期間内では先着順ではなく全て抽選だが、受付開始当初にはアクセス集中が起きて、チケット購入ページが表示されるまで1時間以上の待時間が発生した。
組織委員会は、4日後には改善されたとした上で、申込最終日には再び混雑が予想されるため、時間に余裕を持っての申込手続を呼び掛けている。
予測以上のアクセス数なのだろうし先着順でないのでトラブルでない見方もあるが、事前登録方法・内容などでの準備不足だったとの指摘もある。


ソニーと米マイクロソフトの提携

ソニーと米マイクロソフトは2019/05/16に、クラウドゲームなどで戦略的提携を締結したと発表した。
両社はマイクロソフトのクラウドを利用して、ゲームやコンテンツのオンライン配信を行ってゆくとした。
マイクロソフトはクラウドコンピューティングサービスの強化を狙う。
両社はソニーの画像センサー半導体とマイクロソフトの人工知能技術を利用して、新しい画像センサー半導体の開発を行うとした。


日本ベンチャー大賞

日本ベンチャー大賞は社会的インパクトのある新事業を創出した起業家やベンチャー企業を表彰して、社会全体のチャレンジ精神の高揚を図ることを目的として設けられ、今年で第5回となる。
2019/05/23に本年の表彰式が行われ、内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・農林水産大臣賞・審査委員会特別賞等が表彰された。


アップルがiPad用の「iPadOS」を発表

アップルは開発者イベント「WWDC 2019」を開催して、そこでタブレット専用「iPadOS」を発表した。
アップルは4ジャンルの基本ソフトのiOS、macOS、watchOS、tvOSに新たに、iPadOSを追加する事になる。
iPadはiPhoneと同じOSを使用してきたが、iPad Proの登場でタッチペンを使用してのパソコンライクな使用方法が進んだ、ハード面のみから独自のiPadOS使用に切り替えて、ソフト面でも対応を進める方針だ。


「財産目録」

相続法の改正で、2019/07/01から相続のルールが変わる。
既に2019/01/31から自筆証書遺言に関するルールが変わっている。
自筆証書遺言では「遺言者が、遺言書の全文、日付及び氏名を自書(自ら書くこと)して、これに印を押さなければならない」定めている。
今回の改正で新設される内容は「自筆証書遺言でも、例外的に自筆証書に相続財産の全部又は一部の目録(以下「財産目録」)を添付するときは、目録は自書しなくてもよいことになる。
ただし、遺言者はその財産目録の各頁に署名押印をしなければならない。
この改正で、財産目録のパソコン作成・印刷や通帳のコピー等が、署名押印によって可能になった。


災害用伝言板

2019/06/18に新潟で地震が発生した。
翌日からNTTドコモとauとソフトバンクなどの大手通信各社は、災害伝言板の提供を始めた、災害伝言板では、安否情報を登録したり閲覧したりが可能であり、電話が直接つながりにくい時には、電話番号から相手の安否情報が確認できるという。
文字の災害用伝言板のほかに、音声で伝言を録音できる「災害用音声お届けサービス」も開設された。


マイナンバーカードの普及の動き

政府はマイナンバーカードカード普及の方針を公表し「2022年度中にほとんどの住民がマイナンバーカード(個人番号カード)を保有することを想定」と記述した。
2019年8月をめどに具体的な工程表を示すとしている。
事実上カードの「取得義務化」を進めると動きとの見方も出ている。

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