項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:10
チケット販売
通販やクレジットカード会社からの案内に、演劇・コンサート・スポーツ・映
画等のチケット販売の案内が多くみられます。ちまたにある金券ショップと
は異なり、汎用性はより少なく特定の公演の決まった座席のチケットに通常
はなります。
インターネットでは以前からピア等で、扱っていましたが最近は色々なショッ
プ・モールで取り扱うようになりました。ある面では、前回までのテーマの
現品ショップとも言えると思います。
販売店での予約、電話予約等と比較して優位性はまだ極端に明確ではありませ
ん。ただし、目的とする公演等が明確でないときには、それ自体を検索して
探す機能がネットでは標準でありますので、この場合は優位性を主張出来る
でしょう。またサッカーのワールドカップなどのようないわゆるプラチナチ
ケットの抽選販売では、混乱時のミスを少なくする意味は充分にあると考え
る事が出来ます。
広義のチケットは列車・航空機・船舶等の乗車券も含まれます。今は電話で購
入・予約が可能ですが、インターネットでもほとんどが可能です。
同時に、時刻表や乗り換え案内や複数のルート探しの機能が提供されている場
合が多く、双方を使用すれば有用と言えます。ただ、JRの分割で全国的な検
索が出来ないサービスが多いため不便な面もあります。
交通機関を拡大して、旅行自体のパックの購入が拡大しています。どこの旅行
社もサービスを行っていますが、ネット専門の所も多くあります。そして、
モールの一部のショップとして合併(吸収・買収)されてゆく傾向もあります。
宿泊・交通機関を含めた旅行関連は、組み合わせや他のイベントとの組み合わ
せ等、アイデアと付加価値の広がる可能性が高く今後ますます、拡がると予想されます。
チケットのネット販売が身近になったのは、サッカーのワールドカップの日韓
開催のときからでしょう。
抽選販売が予約時はおこなわれましたが、追加の販売や決勝トーナメントのチ
ケット販売がインターネットでの一斉扱いとなりました。競争率が高く、街
のチケットショップ販売では、対応しきれない事が理由です。
インターネットが広まると、ネット販売は電話と同様に地域的な差が少なく公
正で、受付がコンピュータ化されると電話よりもより適した方法となります。
また、インターネットで海外のチケット販売を利用する事も可能で、市場が広
いものほど効果があるといえます。
ネット証券
現在、株の売買の誤入力とそれを東京証券取引所が受け付けてしまった事が、
問題となっています。取り消しから買い戻しまでの間に、多くの株が買われ
て、その内容が徐々に明らかになってきています。購入者には色々な機関と
個人投資家が存在するようです。
証券会社も株の売買を行いますので、ネットショップとして見る事も可能と思
います。そして、ネット証券会社・部門の増加はインターネット利用の個人
投資家の増加を進めています。
時系列的に変化の激しい世界で、時間が重要です。この時にインターネットで
情報を入手して、すばやく対応する事は有利でしかも100%、時間を占有
する必然性もありません。(たえず見ている方がよいですが)
インターネット環境にあれば、場所も問いません。結果的に、株の売買とネッ
ト環境は非常に相性が良いと思います。
ネット証券は、株式や債券の売買以外にも多くのサービスを行っています。そ
のきめこまやかさと即時性はインターネットの性格を利用しています。
例えば、時系列分析・アナリストの分析情報・新サービスの開示と説明など多
岐に渡ります。サービス内容により、無料と有料があるのも当然です。
また、証券会社が代行する株主総会の投票もネット上で可能になってきています。
ただ、現在は証券会社を含む金融業界の再編成の最中ですので、統合・廃合・
名称変更などがさかんに行われています。これはネットの世界に限りません
が、殆どアクセスしない人にはしばしば厄介な事もありえます。そのような
人は普段から緊急性が少ないと予想されますので影響は少ないと思います。
ネット証券は、証券会社が債券を預かる形で運用します。
まだ、公式には公式書類の電子化は制約があります。この制約が無くなり、電
子化が進めばより利用範囲が拡がるでしょう。
公式書類の電子化の検討がはじまったと、報道されています。具体的には手形
の取り扱いの電子化の検討です。金融関係でインターネットに載せられてい
ないひとつです。これが、実施されるとネットで殆どのものが扱えるように
変わると推測できます。
おりから、色々なシステムトラブルが起きていますが、まだまだ課題は多い事
に突然きづかされます。電子化が進んでもどこかに人とのインターフェイス
が必要です。当然に人的ミスの可能性は絶えず残ります。電子化を過信する
とそこにトラブルがついてきます。