項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:40

ショップ・アフィリエイト

アフィリエイトは商品・サービス販売への、広告・宣伝をネットのショップとは原則は無関係な人が行って来ました。
ネットビジネスの代表とも言えます。
それでの正否は、一部の成功者に限られても継続しています。
ターゲットは、商品でその売り上げが対象です。
ショップ側は、商品売り上げが一番判りやすいからです。
ただ、間接売り上げも、ショップは困る訳ではありません。

サイトの構造で多いのが、トップページがモールやデパートのトップページです。
そこから、カテゴリ分けされて各個別ショップのトップページにリンクされていて、そこからショップの独自のカテゴリやら商品に繋がります。
商品へのアフィリエイトでは、深い階層のリンクから別のページへ移行して行きます。
たいていは、アフィリエイトコードは維持される筈です。
そのような方式では、ショップのトップページへのアクセスがアフィリエイトコードでも同様になります。

アフィリエイトは売り上げがないと参加者が少なくビジネスは廃れます。
どうしても、商品や仕組みの異なるものだけが生き残れる可能性があります。
汎用店は、楽天・アマゾンとポータルサイトのデパートなどのモールを越える事は難しいです。
ただし、専門店は一度集客すると、固定客がつく可能性があります。
リピート品か、趣味等の専門店は一度でも、利用される事が重要です。
それを目的にした、ネットサービスも需要に従い登場しています。

アクセス機器がパソコンのみから、携帯電話へそしてスマホ・タブレット端末へと広がるとウエブサイトやシステムがどれに対応かが別れがちです。
個別にサイトを作る場合や、トップサイトでアクセス機器を判断して購買サイトを分岐させる試みもあります。
後者の時は、商品ではなく、ショップのトップページへと誘導する事が必要です。
ショップ等が大きくなり、商品数が増加した時も、日々のメンテナンス的にはトップページのショップへの誘導が有効です。

今は殆どのサイトが広告で埋まっています。
特にマッチング広告が増えています。
それらでは、ネットショップへのリンクが多いです。
サイトへの集客面では、マッチング広告は有効と考えられています。
少なくても、サイトのトップか内部ページかは、選択や切り替えが出来ます。
バナー広告やフラッシュ広告に、動画広告が加わり、まさにショップ・アフィリエイトがネットに広がり続けています。

マッチング広告には、ショップ・アフィリエイトが多いです。
その広告の出稿者や、管理者はサイトがショップの時にそこにマッチング広告があれば、ショップには微妙な事になりますし、マッチング広告側にも同様です。
ショップ・アフィリエイトはショップ以外に、張られる事が有利と言えます。
一時流行した、まとめサイトのショップ・アフィリエイトも効果が薄れています。
その流れから、新しいネットビジネスが生まれています。


代行サービス

代行サービスはそれ自体がビジネスですが、ショップ・モール相手のビジネスとして成立する事も多いです。
ショップ通販では、購入・予約から決済の機能と発送が原則必要です。
ダウンロードや情報ネット配信や、チケットのコンビニ等販売も含まれるので全部ではありませんが、これらにも代行サービスは絡みます。
発送は運送会社が行うので、ショップは発送管理とするのが正確な呼称です。
決済は選択が多く、かなり大きなビジネスになりつつあります。

一般ルートでは生産>問屋・・・・>・・>小売りのルートを基本に流通が作られています。
返品が可能か、委託販売かで、代行のイメージがある商品があります。
利益だけなら、生産者=小売りとかそれに近い販売ルートになり、実際にそれも存在します。
ただ、異なる事業に当たるために経費を含めての差し引きの利益・・利益率が最適化になるかは、多くの場合は疑問です。
販売網やシステム構築は、大きなビジネスになりますので、個々に対応するのは固定費の負担が大きいのです。
通販でも同様で、ウエブサイトと電子メールのみで可能な事は限られます。
24時間稼働・自動応答・決済の多彩な対応・リピートへのサポート・・継続には、個別対応では無理な事が多いです。

モールやネットデパートは、個々のショップに対し何らかの代行サービスを提供しています。
単なる名前や、アフィリエイトや、広告宣伝もありますが、決済・保険サービスもありますし、在庫から発送代行もあります。
決済と送付という通販特有の2面のサービスと代行は、個々のショップには、加入費用との兼ね合いが大きいです。
そして、それは独占でなくて、片方のみの代行サービスも登場します。
例えば、ダウンロード販売専用では、送付が無いので、決済代行サービスのみで成立します。

決済の代表はカード決済です。
ただし、個人情報の重要な物なので、安易に登録するのは躊躇があります。
ショップやサービスでは、登録制と逐次入力確認・破棄とがあります。
前者は、ショップ等が個人情報を保管しますが、後者は該当決済が終わると破棄します。
簡単な作業は前者ですが、個人情報を安全に保管するという信頼性が必要です。
また、利用頻度が低いまたは再度利用するかどうかが不明では、前者は利用しにくいです。
モールや決済代行サービスでは、多数のショップやサービスをまとめて代行します。
1登録で、複数のショップ・サービスの決済代行を行い、個人情報管理も行います、個々のショップの負担と利用者の利便性を保とうとします。

ネット社会は、技術進歩や変化が早いです。
個別に投資して、自前のシステムを持つのは短期的にはメリットは有っても、更新と保守を含めると、レンタル的な使い方にメリットが多いとも言えます。
システムを借りるのがレンタルならば、その管理・運用も受けるのが代行だと言えます。
機能・性能だけをレンタルするとも言えます。
ネット世界は、インフラや機器を借りてビジネスを行う事は多いです。
ショップはその典型といえるでしょう。
レンタルと代行から始めるのが、ネットショップの初めには有効です。

ネットショップは信頼性と、事故補償と、決済と送料の安価対応と、サポートが選べる事などが要求されます。
信頼性はクーリングオフと事故補償が最低限で、次に通常の製品品質が来ます。
通常は保険の利用になりますが、保険はビジネス規模が大きくなる程に、平均費用が安くなります。
広い意味では価格転嫁になりますが、影響を最小限にするのがサービスです。
単独ショップよりも、グループ・モール・デパートに優位性があります。
送料もまとめ売買が優位ですし、送料無料サービスが増えてきました。
また、翌日配達を試行している所も増えています。
運送会社のサービス内容と、個別ショップやモールの在庫・包装・発送管理システムの機能が大きいです。
そのようなシステムは個別に運営は難しく、形は違っても代行的な事の利用に繋がります。


会員制

ショップ・モール等の会員制は、常識的です。
勿論、非会員でも購入可能なショップが大半です。
通販購入手続きを減らす事を考えたり、付加サービスを期待したりすると、会員登録もプラス面はあります。
ショップ側は、顧客囲い込みのメリットがありますので、登録を誘う付加サービスを用意します。
会員制>マイページ提供>個人情報登録>手続き簡略+付加サービス、という構図が定番です。

広告・宣伝は情報かどうかは個人で異なります。
新製品情報が、貴重とする人は多数います。
その人には、会員制に登録して、商品・製品の情報を得る事は重要です。
広い情報か、マニアックな情報かもまた個人で異なります。
広告・宣伝は、販売と購入が繋がります。
そのバランスは微妙としか言えません。

会員制では、電子メールマガジンの配布と、会員制サイトへのアクセスとがメインになります。
会員制サイトのみでの販売商品は、1つの目玉商品になります。
通常アクセスでも閲覧可能で、購入は会員のみという方法もあります。
会員制のサービス内容は、登録の有料か無料かでも大きく変わります。
商品を購入すると、アフターサービスを会員登録で受けられる事も多いです。
とにかく、電子メールアドレス等の登録が必須になります。

会員制の部分は、アクセス制限が掛かっていますが、そこへの不法侵入が増えています。
その、アクセス制限の管理が大きな課題になっています。
ひとつは、不法に破り侵入する事への対策で、他方は利用者がアクセス情報を盗まれてしまう事への対策です。
後者は、利用者の責任ですが、初心者への利用の拡大を目指す為には、自己責任で逃げる訳には行きません。
最低でも警告が少し前の常識でしたが、現在はそれ以上の対策が要求されています。

ネット通販の売れ行きやサービスの利用の変動の大きさは、普段から利用している人は判っています。
逆に、たまにしか利用しない人は通販のその問題を理解していません。
ショップやサービス提供側は、一般社会の物販と基本は同じで、利用の平準化を求めていますし、能力以上の対応は物理的に無理です。
会員は、その中には一般社会のお得意様がかなり含まれています。
最初は利用が少なくとも、登録にとって将来のお得意様予備軍となります。
お得意様と一見客でサービスが異なるのは好ましくなくても、物理的に無理が生まれると優先度に差が生じる事は有り得るでしょう。
それは好ましくないので、クーポンやポイント割引で会員サービスを行います。
会員制でも、受注の平準化が充分に行えない事は通販の大きな問題です。

一般社会でも商品券や特定の買い物カードやポイント制が増えています。
ネット通販も加えてのポイント制もあります。
贈答品を商品券で対応する事もありますが、贈られた方は会員では無くても、贈る方が会員で何らかのサービスがあれば、有効です。
ネットの会員制では商品の贈答は普通ですが、商品券に当たるものの利用は、少ないです(存在はします)。
ネットでは、ポイント等は自分で貯めて自分で利用する事が主体です。
一般社会でも通販でも、同じ商品を扱う事が多いですから、似たサービスや似た会員制が存在し、ネットでは特有のサービスの競争になります。

このページの先頭へ