項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:3

ネット証券会社・銀行等

ATMもショップの1つでしょうが、外部のユーザーが使うみどりの窓口の感が あります。
金融機関のサービスの変化と形態の変化としては、インターネットでの取引が 可能になったことです。インターネットというあまり安全でない通信と金融 という重要情報の関係から、その安全性には工夫が必要です。この分野も、 設計側と侵入側の技術競争の面があります。
現在の主流は、IDと複数のパスワードの組み合わせが第1段階、これに認証カ ードを追加するのが第2段階となっています。勿論、SSL(暗号化)で通信 は行われます。パスワードを複数にするのは、取引照会・残高確認などと実 際にお金が動く振り込み・振り替え等で安全度を変えている場合がほとんど です。全部複雑にすると、使うのに厄介というジレンマがあるからです。 これだけでは、スパイウイルス等でキー入力を盗まれる危険があるので、カ ード暗証が追加されている場合が普通です。毎回変更されるので、キー入力 を知るだけでは暗証は盗まれません。
ネットショップの決済は、現状は第1段階の様です。上記金融の場合も含めて 実際は登録メールアドレス宛に確認のメールが来ますので、メールチェック をしっかり行っておれば、最期の砦になるでしょう。
証券関係は詳しくありません。しかし、異なるユーザーの開拓が絡んでくる様 に感じます。


アウトレット・中古・リサイクル

アウトレット:出口・売れ口・販路
中古:使用済み製品
リサイクル:中古品の再生・再利用品
ネットショップ以外でもどれもありますが、ネットショップほどは表に出てい ないと思います。ネットの世界では、通常品と同じレベルで肩を並べて扱わ れています。
これは、ネットショップでは距離に関係がなく、商品を探し、通販で購入出 来るからです。他にも目的は多々あると思いますが、これらの市場の活性化 がネットショップの展開で急速に進んだと思います。
これらは、新生産品と異なり、数量的に限られるため、どこでも販売している 訳ではありません。それ故にネットの世界が有効であると言えます。


ダウンロード販売

ネットショップと、通常の店舗の差としてダウンロード販売があります。コン ピュータ関係や画像・音楽関係のデジタルデータでは、インターネット等の 通信を使用してデータをネットショップ等からダウンロードして購入する事 が可能です。
ダウンロード販売が急激に増加した背景には、ブロードバンドの普及がありま す。いくら圧縮技術が進歩しても、データ量はソフトウエア・デジタル化コ ンテンツのどれをとっても大容量になっている為、転送速度が大きい必要が あります。
ダウンロードの問題として、作業途中でトラブルで中断する事があります。こ の対策として、一定時間内での再作業の許可・パスワードによる再作業など があります。これに関しては非常に対策が進み、中断後の継続可能・完全に ダウンロードした場合のみ発行パスワードで動作可能など色々あります。
当然に有料サービスが主体ですので、課金方法も重要ですが通常のネットショ ッピングの方法が基本的に使用できます。代引きはないですが。
ウイルス対策ソフトの更新・ソフトウエアの修正・ヴァージョンアップも、ダ ウンロードで行いますので、時間短縮・作業の合理化など今後も可能な物は 広まると考えられます。
ソフトコンテンツの著作権は、CDやDVDや本等の媒体ではなく、コンテンツその ものにあります。当然に許容範囲をこえたコピー・使用は違法です。


コピー・ホームページショップ

最近、簡単にネットショップを始めるシステムが出回っています。基本的には 広告・宣伝目的のホームページの内でショップサイトです。
いくつか種類がありますが、一番簡単なのが元のホームページをコピーして支 給するものです。
ホームページの支給は、ネットビジネス全体に広がっています。しかし、URLが 深くなる(長くなる)・静的なURLでは無くコピーページとして検索エンジン に無視される。ドメインとカテゴリーが同じ為に、検索エンジンに登録できて も検索されないなどがあり、訪問者を集めるには難しい面が多々あります。 ネット・ショップも同様ですが、商品のカスタマイズが行える様になっています。 従って基本設計はコピーでも、細部の内容は異なります。結果として、検索 ワードによっては、検索に掛かる可能性はあります。ただし低いです。
支給ホームページを宣伝する手段は、検索エンジン以外となります。ネット・ ショップも基本は同様です。ショップサイトは時間をかけて行うビジネスで すが、コピーホームページの場合はよほど工夫をしないと長期を過ぎても結 果が出にくいビジネスと言えます。


宅配便代引き

現在、郵政民営化の国会討議中です。一方では郵便事業の宅配便事業への参入 も色々と話題になっています。
宅配便事業の始まり、多様化がショップ特に通信販売に及ぼしている影響はは かりしれません。そもそも、昔の小包のみでは通信販売は限定されていたで しょう。今では、タイムサービス・時間指定・クール便など、そのサービス が多岐に渡っています。どれも、通信販売には望ましいサービスです。
送料着払いは、昔からよく使われていましたが、現在では「代引き」サービス も多く使用されます。代引きとは、商品代金を配達先で商品と引き替えで受 け取るサービスです。勿論、追加の手数料は必要ですが、通信販売のトラブ ルの「商品未着事故」「先払い・後払い決定トラブル」「受け取り人不在」 等の問題を配達業者を介して避けることができます。昔風にいえば、出前と 同じ様な事が全国規模で実施されているのです。
勿論、配達に保険をかける方法もあります。どちらが良いかは好みもあります。 一般に、商品の価格が低いほうから、通常便>代引き>保険 となっている ように思います。代引きは手頃な商品の手軽な取引方法を実現させているサ ービスと言えるでしょう。選択のひとつにあることは、通信販売にとって好 ましいといえます。

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