項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:31

ブログ広告

ウエブサイト広告はかなり気になります。
存在が邪魔という意味です。
ただし、慣れという要素は大きく、ポータルサイトのサービスとして発達した ブログは、広告収入で運営されていたので無料使用は広告有りが標準です。
そのために、多くの人には違和感がないと言うか、無視して見られるサイトになりました。
現在では、MT・WP等や広告なしの有料サイトも増えましたが、それが非常に好ましいとは感じにくいです。
ただし、ブログでも邪魔になる広告はあります。
ブログ広告は、独自の手段ともなっています。

ブログは、携帯電話からのアクセスに対応したものが多いです。
見え方は異なりますが、書き込みも閲覧も出来るウエブサイトでした。
システム的には複雑ですが、コンテンツをテキストの非デザインなものとすれ ば、携帯電話からの閲覧も十分に可能です。
MT・WP等で、htmlタグのウエブサイトに近いデザイン性を持たす事を考える人 も当然にいますが、逆に携帯電話からの閲覧には不向きになります。
そして、ブログ広告はデザイン性が高く、サイドバーに多く、スクリプトで書かれているものも多いです。
その結果、パソコン向けのブログサイトは、広告は携帯対応では無くなります。

無料ブログは、広告費用で運営される事が多いです。
そのために、サイト(ブログ)を開設すると、同時に多様な広告が表示されます。
広告の種類を選べる事は少なく、強制表示や特定の種類に制限される場合が普通です。
しばしば、マイナーな広告提供サービスとブログとの提携が行われています。
広告の種類によっては、類似の広告をコンテンツとして使用出来ない場合もあります。
また広告と同時に、リンクを貼る目的や有料ビジネスに利用する事もあります。

不特定多数のブログ開設者に、同じテーマで記事を依頼する広告システムがあります。
自動投稿・有料ライター・コピーコンテンツ等が増大して、無意味なサイトが 増加して、そしてスパムサイトとして価値がないものとなっています。
投稿日、リンクワード、キーワードを分散して、しかもコピー文は不可でブロ グに投稿を求める、ライター広告システムがいくつかあります。
一時に極端な効果は期待できませんが、地味に積み重ねる広告効果は期待出来ます。

以前は、ブログからのリンクはリンク先のウエブサイトにとって、非リンク数の増加と認識されていました。
現在では、その認識は薄れてきて、ブログやツイッター等からの情報発信は、情報の拡散効果が高い事が重要視されています。
勿論、その中にはリンクの形で埋め込まれたウエブサイト情報があります。
ブログやツイッター等からの情報の拡散は、非常に大きな効果があります。
ツイッターでは、フォロー数は巨大であり、そこに埋め込まれたブログ・ウエブサイトの情報に広がりは、想像以上に巨大です。
単に広告の発信は、マイナス効果になる可能性も大きいですが、そこは工夫という事になります。

ブログと、一般のウエブサイトを区別する場合は、ウエブサイトには個々にテ ーマや話題が存在する事があります。
ブログでも、そのことは変わらないのですが、ブログの最初が日記的な用途で ある事から、話題やテーマが広い・一定していない・思いつきレベルで変化する性質が多いです。
つまり、サイトから広告リンクを貼ってショップ情報を発信する場合に、ブロ グでは、単発の話題として成り立つ場合が多いと言えます。
ブログを、ウエブサイト的な利用も増えており徐々に使用方法に差がなくなり つつありますが、まだブログからの広告は多く存在します。
そして、そこに新しい広告を加える事は、それほど不自然ではありません。

ブログは、多くはサービスとして、ブックマーク・ツィッター・SNS等との連 携が容易にとれるように変わってきています。
新しいサービスで、ブログのURLを示してつぶやく事が多いのは、その連携を利用している事も多いと思います。
普通のウエブサイト等でも、提供されるリンク・プログラムを使用する事で、 同様に出来ますが、デフォルトでサービスが使用出来る事は、誰でも使えるという意味で有用です。
ただし、広告をつぶやいてばかりいると、無視される傾向が強い事は理解が必要です。
ショップ等にも設置されていますが、あまり利用されているイメージはありません。
ブログは、サポート内容を変えながら依然として広告発信手段として、意味を持ち続けています。


通販の限界

通販の時間的な制約・限界を考える予定だったが、もうひとつの流通の安定性 が失われる災害が発生しました。
通販では、供給者・需要者・流通者のいずれもが、サービス区域に存在する事が前提です。
前2者は当然ですが、流通の重要性は見落としがちです。
現在の日本は、トラック便の普及に依存する部分が多いです。
そして、道路を含む災害があった時は、公共の用途が優先されます。
一般の通販用の、流通は止まる事になります。

通販は、メディアによらず現実的な対応方法・地域を明確にする事で対応しています。
流通では、日々状況は変わっています。
また商品の生産能力の低下と、商品の種類によっては災害地優先の生産体制から供給状況が変わっています。
また、通販は発送・在庫場所を、分散させたり・集中させたり、色々なシステムを組んでいます。
このシステム上の基地が、どこに存在してどの様な稼働状態にあるかで、サービスが大きく変わります。
システム的には、平常時の全国対応を考えて作られていますが、非常時にどうなるのかは個別に変わります。

災害時・後の通販は、かなり対応にばらつきがあります。
どこの通販サイトもアラームが記述されていますので、内容に納得行かない場合は利用しない事です。
ただし、災害から復興が進まないと、現実は通販は利用は限定される傾向になります。
3月末という引っ越しシーズンでは、通販を含めて流通が一番盛んになります。
今年は、地域やものや色々な要素が絡んで、対応が決まるでしょう。

ユニバーサルサービスを表面に出していた郵便でさえ、地域差が出ていますか ら民間の宅配便が、配達サービスに地域差が出る事は普通の事です。
ただ、宅配便サービスの大手のシステムは予想外に対応が柔軟な事が判りました。
サービス再開地域では、かなり通常時に回復しつつあると思っています。ただ し詳細は知る事は出来ないのであくまでも個人的印象です。
災害とは異なりますが、流通面で沖縄・離島を除く場合も多くあります。
そして海外も一般的には対応外の場合が多いです。
海外は、商品よっては法律で、輸出が困難な製品・地域があります。
また通関手続きが必要です。
流通手続きの簡素化・システム化が通販普及の要素ですから、対応を避けるケ ースがあるのも当然でしょう。


予約

平常時の通販・ネットショップのビジネスモデルは、広域災害時とは異なる事が、判りました。
明確なひとつが、予約システムです。
実は、通販等には即日発送以外が多くあります。
そのビジネスモデルは、複数あります。
ひとつは、仕入れが容易な商品は受注後入手する方法です。
または、各地に分散した場所から在庫を捜しだす方法です。
いずれも、正常な流通が前提になっています。
これが乱れるか、商品の供給が不安定になると、このモデルは機能しなくなります。
予約も同様です。

商品が存在しない状態で、供給時期と価格を設定して事前に販売行為をする事が予約です。
供給側にとっては、需要傾向が予想できます。
販売者は、品切れを防ぎやすくなります。
購入者は、入手がより早く確定可能になります。
他にもメリットは多いです。
しかし、これらは正常な生産・物流体制の元で成立するビジネスモデルです。
見込み生産からの販売を、注文生産に部分的に変えるという優れて面を、非常時のリスクを抱えて、販売モデルにしています。

商品の供給と、流通・物流の不安定な時は、予約は難しいシステムになります。
予約を受け付けたものが、提供出来ない場合には以降の利用が減少する事が、予想されます。
従って、自主的に何かのペナルティを販売者が自身につける事があります。
利用者のつなぎとめです。
サービスが、どこの提供者でも出来ない場合は、お詫びでも仕方ないでしょう が、提供者によって対応出来た場合があれば、不履行となります。
予約システムのデメリットが、いくつか判った時期とも言えます。
今後も要注意でしょう。

予約が日常生活を含めて、普通に行われるのが「旅行」「交通」「イベント」関係です。
これらは、全てインターネットにも対応しています。
むしろ、個別対応から総合サイトに参加する事で利用を増やす動きです。
これらは、キャンセルの可否は個々に異なります。
対応は、インターネット以外にも多数あります。
しかし、次第にインターネット経由の比率は上がっています。
ただし、多数の予約方法が存在する事は続くでしょう。
なお、キャンセルには利用者都合と、サービス提供者都合があります。
後者は、基本的に返金等がありますが、前者は個々に規定されています。

ネットショッピングの24時間営業サイトは、実際の運営は夜については「予 約」システムを使用しています。
インターネットで注文すると、自動応答で仮受付が返って来ます。
翌営業時間になると、正式受注の返答が行われます。
後者は、商品発送連絡に置き換わる時もあります。
商品発送日が、日数が空く場合は実質は予約受け付けに近い形になります。
受注後に商品仕入れというシステムでは、予約との差は少ないと言えます。

予約専用サイトには、旅行・交通・イベントチケット等があります。
即時販売しても、完了するのはかなり後になります。
予約購入行為と利用の間の時間は、種々異なります。
大量の商品のシステム化を有効に生かすには、インターネットでの予約販売は向いています。
インターネットでの予約販売には、個人情報が必要です。
これが、販売側と利用側の双方に有用なシステムならば、利用は増えます。
現実に増えていますから、双方に有用だと言えるでしょう。
これは、商品の拡大や顧客の囲い込みのノウハウとして、重要な事です。

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