項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:13

バーゲンセール

販売の方法として、イベント・バーゲンセールは常識となっています。極端に は日替わりバーゲンセールもスーパーなどでは行われています。
ネットショッピングの世界でも、状況や戦略は変わりません。
ネットの世界でも、バーゲンセールは絶えず行われていますが、それを広く通 知して実績に繋げる方法が重要な戦略となります。
この為には、会員制が有効です。しかし、何もメリットがないと誰も会員には なりません。
会員を集める方法は、初期にはスパム的な行為で行われていたときもあります し、現在でもスパムメール等は増える一方です。
しかし、大手のモール・ショップ・ポータルサイトが増えてくると、会員を集 める方法や、一般的な宣伝も変わってきます。
バーゲンセールの告知は、即時に伝わる必要がありますので、方法も目的にあ う必要があります。

インターネットでのバーゲンセールの告知方法の主流はメールマガジンです。 告知先の登録方法は、
・一度ショッピングをした人に情報を送る。当然ながら断る事もできます。
・コミュニテイへ・懸賞サイト等への登録とそれに伴う情報配信。
・上記サイトからの、個別ショップ・モールへの懸賞応募に伴うメールマガ ジン(少なくても懸賞期間中は、受け取らないと失格になります)
・無料コンテンツ利用に伴う情報メールマガジン。利用中は拒否できません。 無料コンテンツは非常に種類が増えています。メールアドレス・ホームペ ージサーバ領域・ブログ・SNS・インターネット電話・ネットゲーム・チャ ット等多数あります。 無料サービスはスポンサーが必要です。情報の告知は目的の一つです。
ポータルサイトのトップページへの情報告知も効果的です。ポータルサイトに は、コミュニテイへ・懸賞サイト・モールの他に検索エンジン・地図・時刻 表検索サイト等があります。無料サイトが普通です。
アフィリエイトも利用されます。特に自動更新バナー・フラッシュ等では配信 側で内容を変えられますので、タイムリーな告知が可能です。 自動更新でなければ、タイムラグはかなり起きます。

インターネットでのバーゲンセールでも原則は期間限定です。
そして通販です。しかも24時間営業が普通です。
しかし、営業が自動化されても受注確定は人手ですので、そこにタイムラグが 発生します。
同時に決済方法によっては、金融機関の営業日が絡みます。
同時に、通販には特商法によってクーリングオフの期間があります。
何が言いたいかというと、どの時間を持って売買の確定かを理解または、購入 先で確認しておく必要がある事です。バーゲンセールと思って購入したが、 売買確定時間の設定によっては、特典期間が過ぎてしまう場合もありうるか らです。
通常は、非現実な設定にはなっていないと思いますが、非ネットの小売りの場 合やテレビショッピング等の通販等とそれぞれ売買確定の問題が異なるので ネットのバーゲンセールは行う側も、購入側も特有の問題点の確認が必要で す。


ドロップシッピング

言葉はおおげさですが、意味は文字通りです。(drop shipping:直送) これもアメリカから始まっていますが、アフィリエイトに次ぐ新たな販売経 路としてドロップシッピングが注目されています。
販売経路からは、日本でも昔から「委託販売」という形で類似方法はあります。 ネットでの言葉が輸入?された事で方式自体が見直されています。
具体的な意味は、「ネットショップ等が、在庫をもたずに商品を売ることがで きる」 というビジネス形態です。 普通は顧客から注文を受けた時は、自分(ショップ等)が持つ在庫から商品 を配送(出荷)しますが、ドロップシッピングの場合はショップ等が商品を 配送せずにメーカーや卸業者が在庫を持ち直接(重要)顧客へ配送します。
この方法では、ショップ等は在庫を持たずに(無在庫)で販売ができます。
アフィリエイト等の違いは、次回に・・。

アフィリエイト等が拡がっています。これは無店舗で在庫なしですが、あくま でも広告・宣伝のみで利用者をショップ・モール等へ誘因する事が目的です。 簡単に言えば、アフィリエイト活動者と利用者の間には金銭の動きも、物品 の動きもありません。
ネットショップ等は、特商法の規制がありクーリングオフ・必要経費の明確化 (表示)が必要です。逆にアフィリエイト活動者があたかも直接に取引する かのごとくふるまう事は禁止されています。
ドロップシッピングは、アフィリエイトと異なり金銭・物品の動きがあります。 ただし無店舗で物品は生産者・保管者からの直送になりますので、金銭の取 引をおこなっても正確には直接には物品は扱いません。
普通の世界では、小売り以外ではしばしばあるケースですが、ネットでも販路 として、金銭と物品の動きが異なる方法が出来ます。すなわち「直送」です。

既に行われているドロップシッピング(直送)は同じ会社の部門・拠点間と、 系列会社組織・フランチャイズ組織内です。
これは、トラブル時の責任の所在が明白である必要性からきています。
また予約注文・受注生産品のアフィリエイトも形は似ています。ただし、あく までも物品に対する金銭の動きはショップと購買者間です。
それではドロップシッピング(直送)で何が起きるかと言えば、最終販売者が 価格設定するために実販売価格に差が出来る事です。アフィリエイトでは、 販売価格のXX%として決められており、アフィリエイトショップでは販売価 格は同じになります。このXX%の部分を変える事で微妙に実販売価格が変わります。
最終広告・宣伝のみではなく、実販売価格の設定にも戦略が必要になるのが、 ドロップシッピング(直送)です。
ほかにも、色々影響がでる予想もありますが普及しないと分からない部分が多いです。


フリーマーケット

「フリーマーケット」はネット用語ではありません。略して「フリマ」また前 に「ネット」「n」「e」などをつけて呼ぶ場合もあります。
元々は、「リサイクルショップ・マーケット」から始まっており、これが他と 同様にネットショップ・モール等でも展開されるようになっています。
リサイクル品という事から「オークション」と同じように考えられていますが スタートの起源は異なります。ただ現在運用されている状態は、区別がつき にくい場合もあります。
起源からは、誰でも出品・購入可能ですがネットでは実物での売買ではありま せんのでトラブルは起きがちです。
参加者に制約や審査を設けるとオークションとの区別が分からなくなります。 また商品の種類で、区別も出来ない状態です。
ただ、現状はネットショップ・モール・ポータルサイトでは、「オークション」 と「フリーマーケット」は必需品のように存在しています。

ネットでは「リサイクルショップ」も存在します。「フリーマーケット」でも オークション制を取る所もあります。
また「フリーマーケット」に新品が出品される事もあります。数量限定・訳あ り品(包装・汚れ等の非実用部欠陥品)が多いですが、バーゲン的な人集め 目的もあるようです。
この状態では、本来の意味はありませんが、誰でもが数量に限りがあるもの( 1品を含む)を出品するという意味は継承されています。
出品者・購入者ともに慣れた理解者ならば、問題はほとんどありませんが全く の初心者が内容や参加条件を理解せずに参入するとトラブルが発生する事も あります。

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