項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:38

予約

ネット・ショップに限りませんが、利用しやすさを考慮するとネット絡みの、ショップで新製品の予約はかなり有効です。
また、旅行・交通・宿泊・コンサート等の入場券の予約もネット利用が有利です。
そして、古書・骨董・レアアイテム等のロングテール品の探求には、ネットは欠かせません、これは必ず成立はしない予約と考えられます。

新製品の予約、旅行・交通・宿泊・コンサート等の入場券の予約は事前に行います。
その意味では似ています。
後者は数量限定になりますが、新製品の予約でも初回限定が増えています。
街に旅行社やプレイガイドが少なくなり、ロングテール品を扱う店が少なくなり、新製品情報自体がネットの方が豊富になっています。
情報発信場所で購入する事が不利でなければ、そこでの利用が自然に増加します。
ネット専用予約も増えています。

ネット予約は優れた面は多いですが、殺到する場合は繋がり易さが問題になるのでその点の問題は解消されません。
ただし、ネット予約が一般の店舗の予約販売に与えた影響は非常に大きいです。
旅行・交通・コンサート関係は、元々がオンラインシステムが出来ていました。
それを利用するわけですから、大手ビジネスでは以降・併行利用は自然な流れです。
商品に付いては、食品関係の収穫予測予約や日替わり配達や、期日指定(イベントや大晦日)等の予約が広がりました。
ただし、運送と生産能力を含めた能力不足者の参入が信頼性を喪わせた事実も最近の事です。
そして、書籍・音楽・映像関係があります。
量産ですから、問題なさそうに思うのは素人で、最大の問題点の返品と初期ロットの設定が予約で緩和される事は大きなメリットになりますが、次回へ。

書籍や音楽関係は再版制が長く続き、今でも残っています。
同一価格で、商品を預けて販売してもらうシステムで、売れ残りは返却となります。
それが主流となり、それを外れた商品は多くの小売り店では取り扱わなくなります。
生産部数が少ないと、販売委託される小売りは少なくて入手困難になります。
予約すると多くの場合は、入手可能になりやすいです、ただ出版社在庫がない場合は返品待ちになる場合もあります。
それを防ぐのは、新発売日より前の予約です、生産者が販売委託する前に注文が届けば初回出荷で入手が可能です。
最近では初回予約限定サービス等も登場しています。
初回予約は、生産者にメリットがあり購入者にもメリットを持たす事で、促進させたい傾向です。
それが明確なのは、ネットショップと言えます。

ネットショップと予約は相性が良さそうです。
詐欺的なものは除いても、まだ商品がないものでも予約受付は普通に行われています。
商品名と価格と発送予定日が判れば、予約が可能です。
価格は最大保証であれば成立します、発売日までに安くなれば適用されるが、高くなっても予約時の価格は変わらないシステムです。
メーカーからの取り寄せや輸入での発送日の遅れも似ていますが、予約とは通常は言わない様です。
予約は、発注との兼ね合いで、予約期間がある場合があります。
初回特典品では、それが普通で、発売日直前は間に合わない事になります。

予約の制約は、商品やサービスの到着か利用完了で成立します。
勿論、キャンセルは一般的な費用の支払い義務はあります。
商品やサービスによっては、キャンセル待ちも存在します。
JR切符やコンサートチケットの様な前払いは、支払い時点で制約になります。
宿泊予約は、定期的に確認メールが入るのが普通ですし、商品の発売日が確定すれば送品連絡もあります。
一部、突然に届く事もありますが、大手モール関係ではそれはないでしょう。
レンタル関係が増えて来ましたが、これにも予約が絡む事があります。
情報の共有面で、ネットと予約は密接に続くでしょう。


電子メール広告

電子メールを使用したビジネスメルマガや広告は、大幅に減少していますが今もスパムメールとともに存在しています。
ただ、ウエブメーラーとローカルメーラーともに受信拒否や迷惑メールボックス仕分けが進化しましたし、偶然に到着しても無視する事が普通になっています。
受信解除を装ったメールアドレス収集は無視する事で効果が無くなっています。
その結果、コンテンツメールと広告つき(主に無料配信スタンド)コンテンツメールと、受信者が選んだジャンルの広告メールが生き残っています。

多量の電子メールは専用配信スタンドを使用すべきです。
アドレスなしで戻ったメールの処理が出来ない方法は問題を起こし易いです。
専用配信スタンドには、無料と有料があります。
無料配信スタンドは、随分と減少して少数のみが残っています。
そこでは、コンテンツメールでも広告部を追加して配信されます。
無料配信スタンドはこの広告費用で運営されていますので、それを除くには有料化になります。
有料配信スタンドは、文字通り有料メールか、ショップ等の広告・情報配信に使用されています。
後者は無料ですが、別のサービスを無料で受けるか、ショップ等の販売情報自体が知りたい時に受信者がいます、これが電子メール広告となります。

ショップやモールで、「この製品を購入した人は別のこれらの商品も購入する事が多いです」・・風の広告が表示される事が増えています。
これをそのまま、電子メール広告にしたものが現在の流行です。
効果の程は使用者にしか不明ですが、製品と購入者のマッチング方法としては期待されるのでしょう。
予約とか初回特典とか、コンサート・イベント情報つきチケット販売は、数を送ればマッチングは期待出来ますし、一応は受信しようかともなります。

電子メール広告は、携帯電話・スマホ・タブレット・パソコンが乗り入れる事で障害も起きています。
読めたら良いと言っても、パソコンに携帯電話用のメールが届くのはありがたくないです。
パソコンでは、崩れて読みにくいし、絵文字の習慣がなく実に奇妙で情報不足です。
また、HTML形式がブロックされる傾向が増えました。
スパムやパソコンへの侵入リスクが高い為です。
アラームが出ると削除する傾向か、迷惑箱行きになります。
発行者も、方式と対象を考える時期です。

電子メール広告は、アクセスURLへ誘導するのが基本です。
ただし受信した機器が、そのURLのウエブサイトに対応していないか、又は逆の表現・ウエブサイトがアクセス機器に非対応ならば目的は達せません。
マッチングという意味が、アクセス機器とウエブサイトにも適応される事になりました。
その対応方法が重要になっています。

電子メールがアドレス不在で帰ってきたらどうしますか。
メッセージを読めば、一時的メンテナンス・アドレス間違い・サーバー容量オーバーとかと受信拒否があります。
基本的に、ショップやネット・サービスを利用する時は登録メールアドレスに確認のメールを送り、到着して対応する事で始まります。
迷惑メールが多いですが、受信拒否するときには、ホワイトリストに特定アドレスを登録後に拒否するか、そもそも受信拒否自体の設定に注意が必要です。
受信拒否前に、迷惑メールボックスに落として時々中身を確認してからの方が無難でしょう。


SNS等連携

ウエブサイトに多かれ少なかれ、各種ボタンが設置されています。
いわゆる「SNS等連携」ボタンです。
ネット上の各種サービスとの連携を取るか、ウエブサイト運営者がSNS等で開設しているアカウントにアクセスしたり、評価したりする機能です。
ボタンのデザインを見れば、サービスが判る様になれば知名度は十分でしょう。
話題やウエブサイトの知名度があがるシステムが始まりでしたが、次第にあげるものに代わり、たぶん最後に効果がなくなり、本来の姿に戻るのでしょう。
その時に必要性が判るでしょう。

SNS内にショップや類似の機能を開く事は普通に行われています。
ソフト的に構築や、グループから見た外の人の集客面の有利さがあります。
発祥が海外というのはこの世界では、普通になりデメリット面は表面に出ていません。
ショップ・企業・団体がどこのSNSを選ぶかは、タイミングを含めて悩みです。
流行と廃りの激しい業界ですので、恒久的ではない事を念頭に置いて対応する事になるでしょう。

SNS内にショップや類似の機能を開く事と逆の進み方もあります。
ショップ・モールやブログ等の情報サービスが、SNSを築く方向です。
会員数がゼロからスタートしない事でリスクを減らします。
結局はサービスの中心になにを置くか?、複数のサービスが一括管理できて、それぞれがどの程度に繋がっているかが問題になります。
個々のショップは、外部の著名なSNSとも、モール等のSNSとも連携または参加する事が自然な選択です。

SNS等の特定の内容を時系列で表示する機能が提供されています。
ショップのページに表示する事も可能です。
場合によっては口コミ情報や、ミニブログ的な使い方が可能です。
ただし、内容をコントロール出来ないものが多いです。
いたずらやスパムや多様な不適切な発言がのってしまう事もあります。
制御出来ないので口コミともなりますが、自作自演の排除と共に事前の利用方の検討が必須です。
削除可能の時もリアルタイムの監視は現実的でないです。

SNSも連携ボタンがデザインマークとして普及すれば、一人前と言えるかも知れません。
行方・対応サービスの知らないボタンは、基本は無視するものです。
スマートホーンはデザイン・マーク=ボタンの集合です。
テキストリンクよりも、画像リンクの方が好まれる傾向があるのでしょう。
シンプルかつ覚えやすいデザインの連携ボタンは以外と、利用に影響するでしょう。
誰でも全てを知っていませんし、デザインで行き先全ては判らないです。

SNSには招待制のものがあります。
それは、権利なのでしょうか。
商品の中に、SNSの中のコミュニティに招待という事がたまにあります。
当然ながらSNS全体に登録になりますので注意が必要です。
習慣の様にSNSにアクセスする人と、登録だけで以後は殆どアクセスしない人もいるでしょう。
SNSの利点・寿命・欠点等を考えないと、連携事態がマイナスになる事もあるので一時の流行と考える人もいます。

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