項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:30
アンケート連動広告
無差別広告よりも、訪問先のコンテンツ連動の方が広告効果は大きいでしょう。
ならば、オプトインといわれる広告内容と個人情報の間にマッチングがある方がより効果が高いと考えます。
そこで、ポータルサイト・ショッピングサイトの登録制があります。
アンケートサイトや、リードメールや懸賞も同様の個人情報を得る目的があります。
個人情報は、他の目的には使用しないとしていますが、発信元自身の情報配信に使用しないとは書いてありません。
オプトインでも有用とは限りませんが、比較上は有利です。
アンケート等のオプトイン広告は、有効の様です。
なぜならば、第三者機関が利用するケースが増えているからです。
ポータルサイト・ショッピングサイト等が生の個人情報は出さないでしょうがアンケート配信先の情報は提供するでしょう。
アンケートの中で、かなり絞った情報を含めれば、かなり有効な回答を得る事が期待出来ます。
アンケートの項目に、回答の信用性をチェックする項目を加える事は、ネット時代以前から心理学のテーマでした。かなり昔からあります。
アンケート解答者の信用性は、何かの形で反映されていると予測出来ます。
ネットでは、アンケートは気軽に行うかは微妙です。
何処で、行ったかを判別できる範囲に限定する事を考慮するべきです。
ほとんどは、偽装の迷惑メールですが、サービス利用者向けと称する中に実際
のアンケート利用が入っているのがあるからです。
アンケートには、個人情報の扱いが付いている筈ですがあまり丁寧に読みたい内容ではありません。
しかし同意した場合は有効です。
多くの迷惑メールの中に混ざった、同意メールは解除は可能の筈ですがトラブルに発展する可能性もゼロではありません。
そもそも、メールアドレスが正しい迷惑メールのアドレスが如何に蒐集されたのかを推測する場合にも必要な情報になります。
ネット・ショップを中心に、利用者の声を積極的に利用する動きがあります。
それの蒐集方法として、指定依頼・購入者の評価とともに、モニターとアンケートの利用があります。
自動的に全てが集まる仕組みもありますが、モニター+アンケートはショップ
側が選別できる場合が多く、有効な広告として利用できる広告文を入手する方法として利用されます。
モニター+アンケートは、商品によって、郵送が主流で次に販売店の無料券、セミナーや発表会への出席等が続きます。
アンケート結果の利用方法もショップによっては重要です。
アンケート自身を集客に使用する方法があります。
結果として、良い利用者の声や感想として使用する方法があります。
良い感想を選ぶか、集めるかはアンケート方法のテクニックになります。
アンケートに、このウエブサイトへアクセスして下さいとか、結果を見に来て
下さい等がウエブサイトへの集客に利用出来ます。
ウエブサイト内の、具体的印象や宝探しで各ページを移動させる工夫もあります。
とにかく、個人情報を間接的か部分的に集める作業との、微妙な駆け引きになりがちです。
アマゾン・モデル
アマゾンが日本でも売り上げを伸ばしているとされています。
ロングテールというビジネスモデルを作りましたが、随時に取り扱い商品の範囲を増やしています。
アマゾンという巨大ショップに、中古ショップやフリーマーケットが付属しているのが外見です。
多くの類似のものが、ショップを集めたモールの形態をしている事と比較すると、あたかもひとつの巨大ショップとも見えます。
アマゾンも広告という面では、コンテンツマッチング方式のアフィリエイトと
指定生成の多種類のアフィリエイトがあります。
アマゾンのビジネスモデルは、流通にあると言われています。
ロングテールの製品を在庫に全て持つ訳にゆかず、配送も殆どの商品を送料無料で通販しました。
そして、遂に無制限の送料無料に変わります。
アマゾン・モデルは、複数の業種の姿を効率よく組合わせている事に特徴があるといえるでしょう。
アマゾンが流通方法に特徴があり、それは受注と決済と配送が一体になっている事が大きいです。
これは、個別のショップでも同様ですが、注文の機会が限られる場合は個人情
報の登録・提供は、少数の人しか対応しませんし、ショップ側も個人情報の管理は維持費が必要です。
個人情報の登録が如何に、ネット通販の手続きを簡略にするかは利用者ならばよく分かっています。
そして、その情報を利用しての広告(たとえば電子メール)が迷惑か興味のある情報かを分けます。
モール方式では、個々のショップ単位の扱う商品が限られますから、提供する情報も限られます。
それは、迷惑になるケースも多いです。
通販では、予約と値下げは通常に行われています。
いわゆるオープン価格です。
それ故に、価格比較サイトが登場する事にもなりました。
モールでは、仕組みはありますがショップごとに違う内容を購入者が比較する事になります。
アマゾンでも、似た方式もありますが、製品ごとにまとめて表示されるので、それ自体が比較できる内容です。
新製品の予約では、実質アマゾン自体が扱いますしアクセスして予約した時か
ら発売日までの最低価格が販売価格になるシステムになっています。
現実は、新製品の場合は値下げ価格はあまり変動しないのですが、予約者には
最低のアドバンテージを与える事になります。
また、注目品として登録しておくと価格が変わった時に、表示されます。
管理センターと倉庫・包装・発送とが異なる所で行う事は、今では普通です。
管理センターが、ウエブサイト・電子メール・買い物かごシステム・決済の機
能の一部を、別の所で行うようになると、管理センターは代理店的になります。
無店舗通販システムとしてが、基本ですが、ロングテール品対応は注文を受けてから、商品手配になります。
ロングテール品・予約品等は、無店舗から無倉庫へと変わったと言えます。
後は、発送を行うスペースのみ必要となりますが、現実は短納期対応のための倉庫は必要になっています。
商品保有者からの直接発送は、まだ保障上の問題等で残っています。
ただし、個別出品店舗の場合は、原則はアマゾンはシステムのみの借用の形です。
ウエブツール
ソフトウエアの販売は当然として、色々なパソコン用のソフトやコンテンツが販売される様になりました。
その一つが、ウエブサイト制作に使用するものです。
これが結構おおいです。
フリーのものも多いですが、色々な形で有料になって来ています。
ネットの広がりとともに、ツールも多岐になってきています。
専門ショップが登場する事もありますし、既存のネットショップが商品を増やす場合もあります。
ネットの広がりは、原点とも言えるウエブサイトに関わる人を増やし、それに
使用するツール・部品・・・等のショップを作り出しています。
有償(高価)なソフトには多くの、素材や関連ツールがついています。
しかし、小さなシステムが向いているジャンルもあります。
MobileTypeとWordPress等のシステムもその例ですが、cgiやpearleで記述され
た多くのツールがフリー・有償で提供されています。
ウエブツールとしては、専用テキストエディターやウエブサイト記述言語自動生成ツールがあります。
そして、その元となるテンプレートも多く提供されています。
とにかく、ウエブサイトを制作するツールは次々に増えています。
携帯電話で、ガラパゴス現象が指摘されています。
パソコンでも、日本独自の動きはかなりあります。
それが向かう方向は、携帯電話ガラパゴス化と似ているかも知れません。
ヤフー検索のグーグル検索エンジン使用もその一つです。
ヤフー検索を対象にした各種ツールは、見直しというか使用しなくなりそうです。
日本では、利用が多かったMobiletypeですがアメリカでは、少数派です。
そこで、ウエブサイトの一体ソフト化に動きました。MT5ですが、難しいと言うか、バグがないのかさえ不明です。
ブログ風の使い易さが無くなり、難しい巨大サイト用になったと感じます。
MT4とMT5の、全く異なる仕様を理解せずに乗り換えを目指し挫折する人は多いと思います。
ツールの選びかたは、システムに近い程リスクは多いです。
ネット上のウエブサイトとして動作するものは多いです。
しかし、個人に限定すると、かなり少なくなります。
その中で、機能をレンタルする事も多いです。
レンタル掲示板・アクセス解析・送信フォーム・などが代表です。
これに、ブックマークや検索のスクリプトの利用があります。
マルチメディア関係は、ほとんどがツールとして提供されています。
ただし、ローカルのパソコンに備わっていない機能は標準的で無ければ、利用者を減らすだけになります。
機能か、平均的利用者環境か、低レベルの利用者環境か、どれにあわせるかは実に戦略的で難しい課題です。
ショップでは、買い物かごシステムが標準になっています。
自動システムですが、セキュリティや専用サーバー等のサポートが必要です。
買い物かごシステムは、有料売買と決済が絡みますので、トラブル対策のノウハウが重要です。
決済には、個人情報の事前登録か取引時のみ通知が必要です。
カード決済の時は、よりセキュリティが必要です。
カード会社へのセキュリティモードでの照会が基本的には必要です。
モール等に参加するには不要ですが、個人でサイトを運営するには、これらの制約が生じます。
ネットでは、ネットでしか使用しないものも販売しています。
ウェブサイト制作ツール・seo関連等です。
しかし、通信環境・レンタルサーバー・ドメインという、認可業者のみしか扱えない商品はより重要です。
今は、無線LAN関係が一番需要が増えています。
既に、高速無線通信が登場を待つ状態で、光通信網自体もタイミングを逸すると影が薄くなるかもしれません。
IPアドレスの枯渇問題の様に品切れも起こります。
インターネットでは、絶えず新しいものが生まれています。
そのために、古くなるものが続出しますが、新しい商品・サービスも生まれます。
ツールという言葉が正確かどうかは微妙ですし、無料サービスもありますが、有料サービス・商品が登場します。
商品寿命の短い世界と見るか、新しい商品が誕生する世界と見るかで立場が、変わります。
短い期間に、大きく儲けるリスクの高い市場とも言えます。
専門店には、厳しい面と大きな市場があります。
一般ショップでは、リスクを緩和すればそれなりの市場とするビジネスとして扱う方法が出来ます。