項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:29

コンテンツメルマガ

ショップ・モールが、メールマガジンを発行するのは常識的なビジネスモデルです。
ただし、多くの人には不要の内容で停止処理を行います。
最近は、ショップで買い物をする時にメルマガの配信を選べるようにもなっている事が多いです。
ただし、デフォルトが配信ですので、気が付かなければ届きます。
あるいは、迷惑メールボックスに落ちます。
単純に、広告のみのメルマガを必要とする人は少数です。
それの対策が図られています。 コンテンツメルマガです。

ショップ・モールが、メールマガジンを発行する時に、広告が最新情報として 受けられる分野もあります。
一般には、広告のみでは情報不足で、自身で詳細は調べて下さいとなりがちです。
常識には、ショップ・モールは商品知識やまだ広く知られていない情報を持つ 事は不思議ではありません。
これらの情報を独自に持っている事は、ショップ・モールの差別化が可能です し、顧客のサポート・相談窓口となるポテンシャルを示す事が出来ます。
そして、独自情報を掲載すると、実質的に「コンテンツメルマガ」となります。

メルマガの読者が、コンテンツを決める場合もあります。
メルマガらしいのが、ショップ別でなくジャンル別のメルマガ購読です。
次に、キーワード登録しておいて、対応情報があれば配信です。
メルマガとは言わず、個別メール連絡と呼びますが、システム的には類似しています。
情報の制作と、組み合わせと配信先が自動に決まるという意味があります。
オークションやフリマや、新製品の予約等で多く使用されています。
そして、個別連絡メールに、コンテンツメルマガ要素を付属させる事は当然の成り行きです。

モールでは、アンケート・モニターを行っている所がかなりあります。
これは不定期ですが、メルマガ的な扱いになります。
ポイント制等の付加でコンテンツ化しますし、アンケート内容を利用したコン テンツの制作が可能です。
現在は、個人情報の扱いの承認が必要ですが、この種のものには制限付きでの 個人情報の利用が明記されています。
アンケート・モニター応募者は、同意しないと参加出来ません。
html形式のメルマガでは、最近はテキストのみの受信者には、サイトへのリン ク付きでテキストを送付しているケースが多いです。

コンテンツメルマガのいくつかが、ウエブサイト情報・ブログ情報へのリンク 集になって来ています。
詳細情報とより詳しい内容のリンクから、見だしレベルとリンクへと代わりつつあります。
その代わりに、リンクの数が増やせます。
メールは軽いテキストで、詳細=コンテンツはウエブサイトで・・・。
どこか、クラウド的な方向性が見えます。
ウエブサイトが無くなれば、コンテンツが無くなりますが、速報的にはメール 容量が小さくなります。


有名専門店

機器密着型・情報密着型・ポータルサイト密着型・ネットビジネス密着型等の ショップが増えて来ています。
ウイルス被害以降は、安全なダウンロードサイトが重要視されています。
機器やシステム認定商品を販売しているサイト・ショップが登場しています。
これらは、利用せざるを得ない事もあり、自然に有名店・専門店になります。
部品・ソフト・ダウンロード関連・・・リピーターが必然的に訪問するシステ ムになっておれば、何もせずとも有名ショップとなります。

汎用モールではない場合は、直営店が目立ちます。
パソコンや関連商品や、ソフト等の直営の販売店です。
パソコンでは、デルコンピュータを代表とするシステム構成を個人でカスタマ イズする機能が直営店の目玉になっています。
無限に組み合わせはありませんから、自分だけのハードとは言えませんが、少 なくても個人が自分に合わせた最終設計的な意味はあります。
最近では、ハードディスクの分割(パーテション)という選択があります。
これは、通常の店舗販売では選べにくい項目です。
徐々に、直営店ならではのものが増える可能性が期待できます。
必ずしも好評ではないですが、海外サービス拠点の24時間の人間応答サービ スの存在も直営店ならではとも言えます。

ショップ・ビジネス等がアクセスを増やす手段の最高の方法は、購入機器・ソ フトあるいは、無料ダウンロードソフトにアクセス手段が初期登録されている事です。
直接の機器・ソフトはアフターサービスの事もあり、登録等でアクセス経路は 設定されます。
ならば、それ以外は・・・例えば、プリインストールの試用期間限定ソフト・ 無料ソフトのプリインストール・主要ソフトへの追加ソフト等です。
特にブラウザは、利用度が高いので機能追加ソフトのアピール競争は激しいで す。多くのサイトで新ソフトの無料ダウンロードが可能になっています。
ただし、本体は同じでも追加ソフト(例えばツールバー)はダウンロード場所で異なります。
ショップ・モール・ポータルサイト等は、ツールバーの搭載を狙っています。

競争原理は原則としては働きますが、ネットでは統合・吸収という手段でサー ビスやコンテンツを増やす事が多くあります。
利用者には多くは困った事に、登録・加入が同時に統合・吸収されます。
何も無ければ、登録者は増加します。
匿名無料登録サービスでは、重複が多く結果を見ないと分からない事も多いと も言われています。
統合・吸収が気にいらなければ、サービス提供先の乗り換えを行えばよい筈です。
しかし、その中にネットアクセス上で重要でかつ変更が面倒でありかつ損と思 われるサービスがあれば、多くの人は乗り換えはしないでしょう。
有名店とは、乗り換えできない程のサービスと繋がったショップ・モールとも言えるでしょう。

結論的にいえばネットの専門店は、・ポータルサイト的なモールまで発展した ショップ、・製造とアフターサービスまで行う直営店、・特殊専門分野に限 定したマニア向けの専門店 に限られて来ると思われます。
ネットでのショップの広がりと集客は、広告と検索エンジンの上位表示と口コ ミ等によって成り立ちます。
優れた所でも、集客出来なければ専門店としても成立しません。
従って、上記の複数の要因で集まった疑似モール的なサイトが発生しています。
そのジャンルは、いくつもあります。利用者の種類だけ・・・。
ただ、集団の方針が一致しなければ、統合・解体・再編の繰り返しが行われます。
その過程で独立店として成り立つサイト・ショップも少数は存在するようです。


ツゥイッター広告

ツゥイッターの普及の早さは驚きます。
140文字で内容を求めるのは、簡単ではありませんが、検索エンジン等では 新しい情報として扱う試みがあるように見えます。
効果があれば、ビジネス・ショップに利用するのはネットの常道です。
急増のかなりの部分が、ビジネス・ショップ利用ではないかと思えます。
訪問者や、アフィリエイターにつぶやいて貰う仕組みの様です。
そして、異常なフォロー状態に驚きます。
既に、ブログと同様に、ツゥイッター広告という広告媒体が急成長中と言えます。

ツゥイッターでの情報は、フォローの数で影響が異なります。
自然発生でフォロー数が決まれば、正常ですが、ネットの世界ですからスパム 行為は絶えず行われます。
フォローが多いと、つぶやくという表現ではなくなります。
情報の巨大発信源になります。
スパムは除外しても、懸賞・アンケート・SNS等を利用して、フォローを増やす 事は色々と考えられて、実行されています。
初期投資に対する広告効果は、今は高いと思えます。

ツゥイッターの利用は増えるばかりで、システムダウンがビジネスに影響する 状態にまでなっています。
ブログの更新を、ツゥイッターでつぶやく事は普通に行われています。
ブログ広告やブログライターと同様の事が、ツゥイッターで求められています。
ツゥイッターは、フォローの人数が直接に判るので、アクセスの把握が容易です。
そして、フォロー増加スパムが急増しています。

現在、ブログの多くがツゥイッター連動機能をサポートし始めています。
ブログを更新すると、ツゥイッターに同時に書きこみ(つぶやき)がされると いう事で連動と言います。
便利か邪魔かは、いちがいに言えませんが、同じ内容を複数の所から情報発信 している事は事実です。
ただ、広告利用という面からは少なくても発信者はプラスと考えているでしょう。
文字制限のあるツゥイッター故に、短縮URLが急激に復活しています。

ツゥイッターは、ミニブログという見方をしていますが、まだ対抗するサービ スが拡がっていません。
先行するツゥイッター以外が、この状態でどの程度なりたつのか不明です。
ブログとは異なり、ツゥイッターはSNSに近い性質も持っています。
ツゥイッター登録者は、SNS登録と同様にシステムに囲いこまれています。
ブログのように、殆どの部分がオープンなものとは異なります。
早くも、検索エンジンに即時検索が登場していますが、それが広告に繋がる事 や、動きは激しいが実際にどのように結果が出ているかは、不明です。
可能性が高いシステムには広告の掲示を求める動きは必ず現れます。
駄目でもともとという段階からです。

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