項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:39
翌日配達
アマゾンが始めた、当日の規定時間と配達地域が合致して特別指定すれば、翌日配達対応を行うサービスです。
物の管理と移動を最小限にして、実際に配送する宅配輸送時間のみに絞る事が出来れば可能になる筈です。
必要とされている事は、実際に追従する所が出ている事からも判断出来ます。
どうしても翌日配達が必要な事が存在したのです。
需要の分析は、サービスが拡大しないとはっきりしてこないでしょう。
生活スタイルが変わると予測する人もいます。
近くの商店で買って、その日に使用する即日は環境や商品に制限が大きいです。
離れた大規模ショップでの買い物は、全てが即日使用ではないでしょう。
ならば、その当たりに翌日配達が位置しそうに思えます。
翌日配達はどれほどに大きなオプションか、実際に届くのかは多くの人には、簡単に理解できないでしょう。
オプションに有る事が差別化のステータスかも知れませんが、実効性の確認は利用前にしておきたいです。
必要としている人とそれ以外は存在します。
そして、お試し使用を設けている場合は試用も良いでしょう。
ショップ・モール等は、生活習慣に組み込む事を狙っているでしょうが、現状・未来・生活習慣の変更を含めて検討が良いでしょう。
新しい事は、現状のみ考えては実態が掴めにくいです。
地域によって配達に要する日数が大きく変わる事があるのは、知られています。
最大の遅配は、誤配から生じる事も同様に知られています。
配達は、商品の移動時間ではなく、配送管理・分別等にかかる時間が大きいです。
翌日配達は、商品の移動時間内の地域を対象に如何にそれ以外の時間を省けるかで決まります。
それは、商品管理や受注から発送までの時間や配達担当会社の同様の管理システム等で決まります。
そのような商品の移動以外の事の改善に、利用者が如何にメリットを感じる事が出来るのかがひとつのポイントです。
大きなサービスなのか、費用はどこまで負担出来るのか等です。
通販業界が一斉に翌日配達に動き、たぶんその主体が生鮮食品と予想されます。
そのタイミングで表面化した、2つの問題は避けて通れない重大問題です。
一つは、食材表示疑惑(内密はたぶん、かなり複雑でしょう)です。
直接購入しても疑惑があるならば、通販はそれ以上の心配でも当然です。
これは、早期解決が必要ですが、管理は長く継続が必要です。
もう一つは、クール宅配便の移動時の中途高温作業です。
その影響は、通販のリスクそのままですから明確さが必要です。
これらは、モラルで解決するのか、対策技術が出来るのか課題で注目です。
翌日配達は最初に始めたアマゾンのビジネスモデルとも呼ばれています。
現在は、アマゾンが直接発送する商品限定です。
そして、登録制でかつお試しコースもあります。
結局は顧客の囲い込みのモデルとなるのでしょうか。
商品探しを深夜に行う人には無関係ですが、購入時間帯の変更を促す可能性はあります。
深夜発注でも、翌翌日配達と限らないので影響はあります。
確実に配達時間は短縮が期待出来るのです。
翌日配達は商品によっては、配送基地を全国の主要地区に展開する事で可能にする方法もあります。
シンプルに午前受理で翌日昼配達か、それに近いスライドの時間が配送に必要です。
近くは当然ながら移動時間が早いという事です。
商品・サービス的には制約が多いので一般的ではありませんが、東京と中部と大阪の人口集中地区を中心にすれば、実現比率は結構高いです。
現実の都会の大型店舗での当日配送サービスとの差異は、基本的にありません。
近くは早い、遠い時も移動時間のみまでは縮小できるという意味で、同じサービスです。
あとは顧客がどの程度の不可価値を認めるかです。
割引表示
割引には元の価格がありそれとの比較になります。
昔のメーカー希望価格からオープン価格が優勢な時代に変わって来ていますから割引表示は、あくまではっきりした比較基準があっての事です。
ネットには割引ショップは多数あり、価格比較サイトやモール内の価格比較も通常に見ます。
ただ、送料やサービス下限や登録の有無など単純でない場合もあります。
ネットでは、多様な割引という言葉が常時使用されていますので、特別なイベントでそれに加えてがどの程度成立するかは実績も統計も不備な状態では疑問です。
試みて、偽装の疑いが発生した場合もあるようです。
疑いでもあっさり認めて引き下がる方が得というのは、ネットの常識です。
割引には単純な価格低下の他に、次回購入時の割引ポイント制や送料サービスもあります。
ポイントはいわゆる囲い込みで、送料はもし一定価格以上ならば追加買いを促すのが目的です。
ただ競争ですから、他のサービスに追従というケースもあります。
どのサービスも表に出して、消費者の目を引く事が目的です。
オープン価格に価格設定して、そこから割引表示は、安易過ぎると感じます。
割引に期間限定割引があります。
一般社会での店舗等でもありますので方式では普通です。
ただネットは、即時性が高いのが特徴です。
広告も多数存在します。
クーポン券の配布という手段がありますし、増加傾向です。
これは、ポイント制の逆パターンで、ポイントが次回に反映に対し、期間内のみ直接割引です。
短い期間に必需品や今に買いたい商品があるかどうか?。
消費税率が変わる前の駆け込み需要の予行演習かもしれないです。
パソコンの学割(アカデミック価格)は初期からありました。
若年層の取り込みが目的で、表向きは学習啓蒙用です。
いまでも、学割やビジネス割引は存在します。
通販割引・インターネット割引など多数ですが、通常は複数の同時使用は不可です。
パソコンは目立ちますが、一般的にも%割引と金額割引が混在しています。
それぞれに理由がありますが、利用者も比較する場合は特に%の絶対金額の確認が必要です。
ただし広告・集客要素が強く、個別計算では絶対額が計算表示されるのは、通販の法律の規制です。
最近は新品も中古品も双方扱うショップ・モールが増えていますから、並列の価格表示よりも、価格差も加えた3表示が標準になりつつあります。
効果は不明ですし、新品と中古品とどちらが有利かは個々に異なるでしょう。
ただ、情報量が多いと見える事は確かです。
中古割引とは言わないし、新品よりも高いプレミアのケースもあります。
それは割高の方ですが、複数のショップがあるモールでは、異なる価格が並びます。
価格比較サイトとそれを装ったアフィリエイトサイトの有用性は、日々に自動更新されるモールに対して、優位性が薄くなっています。
発売前の予約品にも割引はあります。
そして、最低価格保証も存在する事もあります。
予約を申し込んだ時の価格ではなく、それ以後の最低価格が適応されるサービスです。
現実は、予約価格が度々下がる事はなく名目になりがちですが、早期に予約する人に安心感を与える効果はあります。
ショップ側には通常は影響はないが、顧客に購買意欲と安心を与える効果は、割引にはあります。
ただ、不当表示とかその疑いのある行為は逆効果なのは言うまでもありません。
オークション・ストア
ネットのオークションやフリーマーケットに、ショップが参加するのは最初からでした。
ただし、個人参加のみの時は個人名で参加します。
ただ、方針として出品数を多くするか、出品内容や価格等はどうするかは実状と合わす事になります。
基本は出品料が必要が普通です、システム使用料と呼ぶ事もあります。
ただ、管理側もショップの参加・出品は、全体の活気や注目を集める事や維持に必要と考えているようです。
参加を増やす方向にあるようで、ストアはヤフーオークションでの呼び方ですが、後発は始めからストアが参加しています。
ストア登録はそれにメリットが無いと成立しません。
単に個人情報の公開のみ必要では、一般参加で充分です。
ショップ・モールで新品ショップと中古ショップが共存させる事は、増えています。
同一ショップが、双方を扱う事も同様です。
では、オークションはどうか?。
一発入札+落札では、実質は固定価格です。
デスカウントが可能な商品では、最低価格から出品する事も可能です。
オークションでも1品のみの商品以外を扱う事も可能です。
複雑な利用方法があります。
ただし、落札者に受け入れられるかは別問題です。
オークションの利用費用は微妙です。
無料で活性化するか、トラブル管理や、補償問題は対応出来るか。
有料の絞り込みはひとつのビジネスですが、ポータルサイトの多くとは思想が異なる事が多いです。
ポータルサイト全体の有料利用の1アイテムとしてぐらいで運営できれば、良いでしょうが、その中の集客用の無料アイテムにするアイデアも有り得ます。
プロフィールは未記入が多いですが、ストア登録の場合はその情報が得やすくトラブル管理や、補償問題の対応へ期待できます。
ショップの1形態がネット・ショップ支店(事業)というのは、今は普通です。
その中の、ネット・ショップがどのような内容かは、ネットの普及と共に多様になっています。
ネット・ショップは、じっくり取り組む必要があるでしょうが、その細部は、ネットの機能の変化に対応してゆく必要があります。
オークション・ストアはその一つの形態として受け止めるべきでしょう。
町にアンテナショップがあるように、ネットにもアンテナ機能は必要です。
一気に本格参入するか、モールやネットデパートに参加するか、皆試験運用が出来れば望ましいです。
オークションは個人参加から、ストアへの形態を変える事が可能なものが多いです。
これはリスクを減らす可能性とも言えます。
オークションには、固定価格にする一撃落札設定がありますし、落札があると直ぐに出品する事で複数在庫に対応出来ます。
オークションの入札を普通に使うか、固定価格にする一撃落札設定かは出品者が選びます。
その中間の、出発価格+いくらか高い一撃落札設定もあります。
一撃落札設定を越えれば落札ですので、落札側には悩ましい設定です。
僅かでも安くか、確実に落札か・・・。
オークションは、多様性を広げています。
そこに支店的なストアを持つのも戦略でしょう。
オークションでは、カテゴリやジャンルに制限されない出品や品揃えが可能な利点があります。
ブランドとかショップ名の普及とか、得意ジャンルとしての認識とかに制約されない、逆にいえばそれらがプラスにしにくい面があります。
確かにキーワード検索時に、カテゴリを絞る事も普通は可能です。
慣れた人は、全ての検索からはじめて、結果を絞る事が多いです。
出品者のカテゴリ分けを信用していないとか、入力ミスを織り込んでの検索が普通になっています。
シンプルに商品で探して貰える事を望む所向けでしょう。