項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:21

携帯電話用ショップ

携帯電話の高機能化と、次に予想されるパソコン用ウエブサイトの閲覧との狭 間に現在があると仮定すると、ネットショップも携帯電話対応が必要な時期 と言えるでしょう。
現実のいくつかのショップ・情報ASPが携帯電話対応をはじめています。
ただ、現状では日本では携帯電話は3キャリア(ドコモ、Au、softbank)があ り全機種対応では必ずしもない事。
また、ショップで必要な画像表示が機種によっては制約がある事などいくつか 問題があります。
問題点の改善を待っていたらパソコン用ウエブサイトの閲覧が可能になりはじ めてしまったという事も考えられる技術進歩です。
ただし、全機種一斉切り替えはありえないので、それまで待っていると、いわ ゆる機会チャンスを逃しそうです。

携帯電話でメール文を片手で、驚く速さで打ち込んでいる人を多くみかけます。 とても真似は出来ませんが、マウスに相当する移動キーとキーボードに相当 する携帯電話用10キーを使いこなす人が現状では、ショップの商売相手と 言えます。
それでも、パソコンのカット・アンド・ペーストに相当する「QRコード」が存 在します。これはカメラ機能を持つ携帯電話用の機能で、2次元バーコード でURL等を表示して、カメラで取り込んでもらって直ぐにアクセスしてもらう 事が出来ます。
QRコード自体は公開された規則性が有りますので、フリーソフトでも簡単に作 る事は可能です。
携帯電話対応サイト・ブログでは設置するのが、常識的になっています。

パソコンでは、ポータルサイトと検索エンジンが存在してウエブサイトを探す 時の玄関になっています(文字通り、ポータルサイトです)
携帯電話用の検索エンジンもあることは有りますが、サイトの性質上実用レベ ルとは言い難いです。
携帯電話のサイト探しは、リンク集を使用するのが現状です。少し前のヤフー のカテゴリー別のサイト集と類似しているとも言えます。
従って、集客方法もパソコンと異なります。SEOで検索エンジンの上位表示と いう方法ではなく、多くの有力リンク集に参加する事が必要になります。

現在、ネットショップやモールが携帯電話に対応を始めています。携帯電話の ショップはまだ競争が少ないとあちこちに書いてあります。自身が携帯電話 でウエブサイト閲覧をしないので、全くピンときません。この件は個人的に 経験値がなく保留です。
ブログの多くは、「モブログ」というモバイルアクセスブログに対応していま す。携帯電話でアクセスして書きこんだり、アクセスして読んだり出来ます。
当然ながらパソコンでもアクセス出来ます。これに目をつけ、ショップや商品 のアクセスコード・アフィリエイトコードをパソコンとモバイルの共用にす る事も行われています。単純に2種類のURLを足してアクセス機器に合わせて 対応する方式です。
タグ挿入用のエディタで表示すると正しく認識しないので、文法チェックがし にくい難点はあります。


検索エンジン誘因

もしレアな商品を探す場合、使い慣れた人はショッピングモール・専門ショッ プ内を探すでしょう。最近は、ショップ内で探す機能が設置されています。
ただ、あいまいな知識・・例えば誰か有名人とかテレビ番組で紹介されたから とかの場合は、ネットショッピングに慣れていない人でしょう。
そのときは、検索エンジンで探す事が予想されますし、現実に生じています。
もしあなたが、ある商品を検索エンジンで探すと、大きく分けて3つのサイト に当たるでしょう。最初に、販売ショップ自身です。これ自体は健全ですが 現実は情報の新古を含めて大量に見つかるので、役にたつのか迷うのかは疑 問もあります。次に、その商品・ショップに対するアフィリエイトサイトで す。短い期間に検索エンジンの上位にサイトがあらわれるには、色々なテク ニックが必要ですが・・。という事で、アフィリエイト目的のスパム・詐欺 サイトが存在します。
スパム・詐欺サイトは、検索エンジン側も排除に動いていますが、後を絶たな いのが現状です。

検索エンジンサイトがショッピングモールを保有したり、その逆の事が多くあります。
もし、検索エンジンで製品を探すならば、自サイトの検索エンジンで自サイト のショッピングモールのサイトや製品を検索上位に表示する事は誰しも考えます。
実際に、商品名を検索すれば上位にショップが並ぶ事に気がつくでしょう。
これらの商品をアフィリエイトするサイトを作るには、商品を探すキーワード を含むサイトを競争相手の少ないキーワードと時期に作る必要があります。
それでも、ショップの上位独占を外すキーワード選定は高度のノウハウです。
むしろ、流行の先読みが必要です。
すべて検索エンジン上位表示が絡むならば、検索エンジンサイトとショップモ ールとは強く繋がります。特定のサイトにアドバンテージを与える事が出来ますから。

現在、物品販売・情報販売・その他全体的に、急激にショップが増加しています。
そしてその多くが、広告手段としてアフィリエイトやPPC広告を利用しています。
これらも含めると、ネットのウエブサイトのかなりの比率を占めつつあります。
この理由のひとつは、既存のショッピングモールへ参加する費用の問題があり ます。だれしも独自システムでのショップの方が利益効率が高いと思います。 ただ集客は難しいので、双方を併行して行う傾向が見られます。
また、広告アフィリエイトは参加者が急増したために、単価の急激な低下が起 きています。ちまたに流通する、儲かるたぐいのノウハウ本は直ぐに古くな り時代遅れになります。
そして、これらが全て検索エンジン誘因を求めてしのぎを削る状態が現状です。

検索エンジンの運営と、ショッピングモールの運営の双方を行うのが、増加しています。
これでは、検索エンジンでの誘因に影響があるのではないかと考えてしまいま す。たてまえとしては独立ですし、どちらも集客性が高いので独立でも、検 索エンジン誘因力は高いです。
テナント料金・手数料等が参加ショップには負担になりますが、それでも参加 するのが得かどうかが、個別のショップを悩まします。
現状を見ると、色々なモールに支店を設けるショップが多いです。移り変わり の激しいネットの世界では、複数の方式・モールに参加してノウハウや、変 化への対応力をつける事が必要になっています。


ネット決済

ショッピングには、料金決済が必要です。
ネット・ショップの拡大で、その種類は多様化しています。
まずは、現金取引ですがこれも料金先払い・料金後払いに、代引きが加わって います。前者2つは、ネット銀行の増加に繋がりました。手数料の安価化と 通常銀行の時間外での取引が特徴です。特に、取引相手間で同一銀行加入の 時により手数料等が有利になるのでシェア争いが激しいです。
ただ、事故等の不安からあらわれた代引きは手数料の高さにも関わらず増加し ています。保障のある送品方法との比較からは十分に魅力があるのでしょう。

もし同一ショップ・モール・サービスから複数回以上決済を行う時は、カード 決済が一番多く使用されています。
利用者は、1回のみ使用でもカード決済は可能です。ただ重要情報ですので、 相手の信用度によっては躊躇もあるかと思います。
複数回使用時に一度登録すると、あとは使用期間更新時に修正する程度になり ます。カードの場合は審査がありますが、実際に利用するとほとんど直ぐに 決済終了画面になります。
もし海外での使用(ネットではあり得ます)の時は、メジャーな対応カードが 使用可能範囲の対応が多いです。
また、決済時が通常は円建てですが、一部他の貨幣立ての場合があります。当 然ながら為替リスクは理解が必要です。
最近は、楽天カードの様にモールがカード発行を行う様になりました。以下次回へ。

カード決済は、色々な利点があります。
条件としては、セキュリティをいかにあげるかでしょう。
利用側は、個人情報をあまり公開したくなく、利用されるショップは個人確認 の必要性から個人情報の保有を希望します。
一般のカードの利用には、サインが必要です。金額が多くなければ暗証番号は ほとんど利用しません。(忘れている場合もあると思います)
これが、ネットでの利用であればサインは出来ませんし、利用者の顔等も見え ません。従って、必然的に暗証番号の利用が必然になります。ただ、忘れて いる場合はカード自体の使用禁止になります。これがかなり問題になった事があります。
楽天等のモールではカードの暗証番号ではなく、モールの決済の時に使用者の 個人ページにそこに入る暗証番号で入り、そこに登録しているカードで決済 する仕組みになっています。
それでは、個人ページ登録は個人確認はできているかと言えば、メールアドレ スレベルの確認がまだ多いようです。現実には不十分でしょう。
そこで登場するのが、楽天カードです。カード会社を作りそこで個人確認や審 査を行い、そのカードで決済を行うシステムです。年会費無料の意味はあります。
丁度、ネットでのカード決済での個人確認不備の判決が出た時期でもあり、ネ ット決済側の模索は続きます。

意外と一部の人に好まれているのが「代引き」です。商品と代金との交換です ので事故や詐欺行為が少ないという利点があります。
確かに、ネットでの振り込み手段を持たない人・送料が事前に分からない場 合等のメリットはあります。
ただ、ネットでの購入・販売に慣れた人には、無駄な方式です。手数料が余 分にかかるという通信販売最大の欠点が増幅されるのですから。
同様にプロバイダやモールが手数料を取って仲介する方式もあります。 これも、ごくたまに利用する人には便利ですが、ネット上に決済方法を持つ 人には余分な手数料が必要な無駄な方式です。
また最近は少ないですが、プリペイドカード方式もあります。 欠点はあきらかに、事前にカードを購入する必要があることです。普及が少 なくカードの入手が困難で、対応決済の普及が少ないのですから、広がるき っかけがなさそうです。

ネットで多く見かけるのが「ポイント制」です。
これは通常社会でも多用されておりますが、ネットの特徴は利用者が例えば、 ポイントカードのような物を持たず、例えば対象コミュニティ・モール等の 記録に管理が集中していることでしょう。
ポイント制の有効性は、ネットも一般社会も同じです。
最低利用ポイント数が設定できる。(勿論1もあります)
利用期限を設定出来る。
利用対象を限定出来る。等です。
どれも、集客目的に有効ですし、利用者は端数ポイントの消失か多少無駄と思 える事にも利用する事になります。
ネットだからという事は少ないですが、ネットの方が「ポイント制」を取り入 れたサービスの種類を多くする事が可能です。
ネットの世界で「ポイント制」を多く見かけるのは、ネット上の多数のサービ スに応用しやすい性格だからと言えます。

ネット決済は、最初に述べた「個人情報保護」に向かっています。最近は、ス パムメール防止目的で、メールアドレスもサービスシステム以外は公表され ない方向です。これ自体は、悪くはないのですが「責任を持って管理」をう たっている所が情報漏洩が起きているので、利用者のリスクは依然多いでしょう。
オークション等でもシステムを通して取引を行い、メールアドレスを公表しな いのは方向としては良いでしょう。
ただ、何かのサービスを利用するとメールマガジンがデフォルトで送られて来 ます。ダイレクトメールはどこでも考えるが、デフォルト設定は好ましくないと思います。
管理の悪い所は、同じ内容のメールが複数届きます。そのシステムは聞いても 回答は普通はありませんが、個人情報保護を誰も信じなくなるのは事実です。

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