項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:2
懸賞、アンケート
ショップがネットにWEBページを開くと、次にそのホームページの宣伝を行いま
す。直接に商品を宣伝しても良いのですが普通は多くの種類を扱っているの
でショップ自体の宣伝の方がおおいです。
ネットの広告・宣伝手段は沢山ありますが、ショップ街やコミュニテイに入り
顧客が訪問しやすくする事です。同時に、それらのホームページやメルマガ
(メールマガジン)で目立つように宣伝する事が有効です。
その手段として、懸賞やアンケートなどがあります。ホームページを訪れる
必要がある内容や、考えたり記入したりしている間に広告を表示できます。
当選者に連絡する必要からメールアドレスの記入が必要です。従って、DMを
送る事を明記しておけば、広告の配信も出来ます。停止は勿論出来ますが、
結果がでるまでに停止すれば応募を無効にも設定できます。
アンケートはより多くの事を入手できます。内容にに偽りがあれば、ポイン
ト等の取り消しを行います。結果としてマッチング広告が配信できます。
興味を持っている人にその内容の広告を送ると、効果が期待できます。
最近では、懸賞・アンケートサイトを宣伝するリンク集を個人で作る人もおり
より有効な広告手段になっています。
データベース連動メールマガジン
メールマガジン:インターネットのメール機能で短時間に多くのメールを送る
には、CCやBCC機能を使う方法もありますが限界があります。また同報
メールソフトもありますが、これもまた限界があります。結果としてサーバ
を含めて専用のメール配信スタンドが運営されています。そこから、発行さ
れているのがメールマガジンです。アドレスは登録性ですが、無料投稿の条
件としてアドレス登録が投稿規則となっています。
データベース連動メールマガジン:ショップが懸賞やアンケートを行う目的の
一つにメールマガジンの発行があります。懸賞やアンケートの条件になって
いる事が多いです。そこではメールアドレス以外に記入事項が多くあります。
結果はデータベースになりますが、それとメールマガジンを連動させた物が
増えています。その特徴は、マッチングメールが送れる事です。男性・女性
年齢、興味等をいれておいて対象者を絞り込んでメールを送る事ができます。
受信者の興味をなくさなければ、配信解除もなく広告効果もより期待できま
す。また、色々な反応を分析できます。
懸賞・アンケート等がインターネットで多い理由は、この広告の目的がある
からです。
アフィリエイト
アフィリエイトはネットの世界特有の宣伝・広告手段です。ネットと言っても
インターネットのみではなく最近は携帯電話でも使用されています。基本的
にはリンクで他のサイトにジャンプする機能があるものに限られています。
リンク元の宣伝・広告等からクリックする事で、宣伝しているサイトにジャ
ンプします。こうしてサイトに人を来させます。この時のジャンプ元のリン
クを貼っている所は多く、クリックされやすい事が条件となります。クリッ
ク・販売成果等に応じてリンクを貼ってもらったリンク元に一定の費用を払
います。リンク方法には、バナー・テキストがあり、媒体としてはホームペ
ージ・メールマガジン等があります。
現在では、ほとんどのネットショップが参加しています。当然、ホームペー
ジ等に、アフィリエイトリンクが氾濫しています。
次の段階でより複雑化してゆきます。
表示:例えばバナーリンクの場合、訪問して見る>クリックしてショップ等に
ゆく>商品を購入する>正常に決済が完了(詐欺・クーリングオフなし)の
順になります。上の順序の順に確率が低くなります。したがって、どの段階
で効果があるかで、リンク設置者に報酬を払うかが問題となります。リンク
場所に集客しても看板を見る程度ですので、効果はほとんどありません。
クリック:クリックするとショップのホームページに集客する事になります。
これは、ブックマーク(お気に入り)にしてもらえる可能性もあり、クッキ
ーで再訪問のチェックも可能になるので(通常)、効果と見る場合もあります。
問い合わせ:問い合わせや資料請求があれば、購入の一歩手前です。ショップ
の場合はこのケースは少ないですが、段階としてはかなり大きな効果と言えます。
成果:現在はこれが主体です。実際に売り上げがあった場合に決められた比率
を払います。確定はクーリングオフ期間終了後になりますので、時間的には
かなり遅くなります。
結局、アフィリエイトは集客から始まり、効果的な購買意識を持たす工夫が必
要で、しかもかなり期間を要するビジネスと言えます。
アフィリエイトの種類
バナーリンク:サイズや動画も可能で一応目立ちます。特に商品が写真で見
える事はショップにとて見逃せません。欠点は準備に負荷がかかる事と、
設置場所によっては逆に印象が悪くなる事があります。
テキストリンク:文字で紹介とリンクを設ける方法です。多くのサイトと相
性は良いですが、目立つには工夫が必要です。バナーリンクとの併用は効
果としては一番期待できます。
メールマガジンリンク:メールマガジンでもhtml方式ですと、上記2方式と
同じになります。効果は大きいですが、最近はhtmlメールによるウイルス
感染が多いので、読まない人も多くいます。
テキストメールは主流ですが、説明文とリンクアドレスとの組合わせにな
ります。これも工夫次第ですが、細部の対応が可能な利点があります。
またメールマガジンはデータベースと併用で、マッチングメール配信が可
能です。また、ポイント・くじ等をつけて内容を読む・クリックする様な
工夫が一般的になっています。
リードメール:読むとポイントが付くメールです。クリック先をホームペー
ジにすると決められた30秒前後の間は表示する事が出来ます。
バナーやメールマガジンでは、最新情報を送る事が可能ですが、テキストリン
クでは、第3者に依頼している場合は対応が遅れがちです。勿論、バナーで
は自動的に表示内容を変えられる種類に限られます。
買い物かごシステム
はじめの頃の、ネットショップは注文リストをメモしてメールかメールフォー
ムで発注する方法でした。これは丁度、紙ベースのカタログ通信販売と同じ
方法です。
スーパー等に買い物に行くと、入り口でかごを取り、買いたい品物を入れてゆ
きます。そして最後にレジで精算します。丁度この方法をネットショップで
取り入れたのが「買い物かごシステム」です。いまではほとんどのネットシ
ョップで採用されています。規模の小さいものならばシステム自体が販売さ
れています。これに加えて、購入を迷っている物を一時リストアップしてお
く方法もかなり採用されています。これが容易にできるのは、ネットショッ
プならではと思います。
ネットショップでの買い物で、問題になるのは購入費用の決済方法です。これ
には宅配便の発達もあって、・先払い、・後払いに代引きという小売りと同
じ方法が加わっています。勿論カード払いや、場所によってはプロバイダー
の通信費用との同時払いもあります。後者ふたつは、個人情報の保管という
問題があります。この為に信用がおけると判断できる場合や、大型ネットシ
ョップモールで個々のショップでは情報は持たずにモールで一括管理してい
る場合が主流です。
ネット上でのショップでは、当然ながらデータベースの利用で個人情報や買い
物システムが通常のショップよりも利用しやすくなります。
みどりの窓口
リアルタイム・タイムシェア・巨大通信網ショッピングシステムと言えば、み
どりの窓口と、ATMでしょう。どとらもショッピングのイメージではない
かも知れませんが考え方はショッピングそのものです。
みどりの窓口は、それ以前の切符販売・予約方法からみれば革命的です。特に
リアルタイム処理は非常に実用性を向上しました。大なり小なり、その後の
ショップシステムはこの巨大システムの中のどの部分が必要か検討する事を
求められています。タイムシェアで全国同時に稼働すること、空席(商品)
の有無と金額を瞬時に確認して発券すること、複雑な金額計算を自動でする
事、最近では受け取ったお金を入れるとおつりまで出てきます。ただし、ネ
ットの世界では、切符予約も一般のショップもこれは必要ありません。
ネットショップでは商品検索機能がありますが、これに相当するのがルート検
索です。これは専用ソフトと、JRのホームページの無料サービスが有りま
す。無料検索サービスはJRの分割と共に、全国を同時に調べる事は困難に
なっているように思います。ネットショップがモール化する事や、例えば古
書店が集まり一つのデータベース(紫式部)を構成する事の意味は、巨大な
データベースから検索する事が捜す商品がより見つかりやすく利用者が増え
結果として注文が増える事を意味するからです。
上記のルート検索ソフトは有料ですし、時刻表改訂のメンテナンス料金も必要
ですが、航空機・私鉄等も含めて総合的にルートを捜しだします。これはモ
ール等の巨大データベースと言えます。ただ、鉄道マニアの影の最適ルート
捜しまではまだ届いていないようです。まだ、向上の余地があります。