項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:18

副業

今は副業時代です。ひとつの分野の製品のみ扱う、企業は少なくなりました。
ショップも同様です。特定の製品のみ扱う所はほとんど見かけません。
個別ショップの場合は、自由にサイトを作れば良いのですが、モール内に登録 する場合は、複数製品・ジャンル・カテゴリを扱うショップは色々と戦略が 必要となります。
普通は、モールは製品をカテゴリに分けて検索するようになっています。
多くの人がアクセスするカテゴリに登録するのか、製品別に分けた時に該当す るカテゴリにきめこまかく登録するのか、難しい所です。
いっそ、沢山のカテゴリに・・・モールで許可されるかどうかは知りません。
利用する場合は、関係ない製品が検索に多くかかると、モールの利用も購入の ための製品探しもやめてしまいます。
当然、制限がなければモールの運営は出来ないと推察します。

創業時のショップが扱う製品ジャンルから、次々と扱う製品が拡がるのは普通 です。従って、モールの運営にはこれに対応できる事が必要です。
個々のショップと製品カテゴリが互いにオーバーラップして、検索内容で利用 者の要求に合わせて表示される必要があります。
簡単に言えば、カテゴリ=ショップではダメという事です。
ショップが複数カテゴリの製品を扱うと共に、モールも運営形態が多様化しています。
簡単に言えば、モールのみの運営は少数派であり、複数事業のひとつがモール 運営になっています。
出発がモールか、他の事業からモールへ参入かの違いはあります。

ネットビジネスの多角化は多くの経営者が考えるようです。同じ道を歩む事が 絶えません。
そのひとつに、モール・デパート・フリーマーケット・オークション等を加え る事があります。集客と売り上げの相乗効果を狙ったものです。
モールが出発した所以外は、副業になります。副業が本業を上回るのは珍しく ありませんが、現実は難しいようです。
その対策として、モール・ショップ等の買収・合併が行われます。知名度は維 持できますが、個人情報の保護・移行手続き・付加価値が生じないと利用者 の確保移行とその後の発展は、困難になります。

ネットビジネスの多角化がパターン化する時、ビジネスは拡がっても技術的に は進歩はとまります。
ショップ・モールは、最終的にはほとんどが運営する事になります。モデル的 には通信販売ですので、どこでも形がつくれるからです。
しかし、ここも詐欺や荒らしの舞台になりがちです。従って、現実は高度なセ キュリティー技術が要求されます。
結果として、プロバイダー・ネット銀行・カード決済・メール・メーリングリ スト・SNS・ブログ等のサービスとの融合が行われます。
必要サービスとは見ないで、新しいビジネス(副業)として扱われて行くこと は当然の成り行きです。

本稿の最後は、副業は本業に対する言葉である事です。ネットビジネスが多様 ビジネスの取り込みになった場合に、それぞれがどの様な位置ずけになって いるかは外部からは判断しにくいです。
ショップ・モールはいわゆる水商売で、収入(売り上げ)が一定しない性格が あります。経営的にはプロバイダや広告代理やその他のより安定した、業種 を中心にしたくなります。
モール加入店は、安定か上昇を求めますから複数モールへの参加や独自モール の作成へ移行する傾向があります。
両者の思惑が絡みあって、モールは内容が絶えず変動する傾向が見られます。
各ショップにとって、最初は副業だったネット・ショップが次第に比重が大き くなり本業とは言えないまでも、無視できない事業に変わってきた時、ネッ トビジネスのひとつとしてモールを作っていても、対応に遅れやミスがある と急激な変動の可能性もあり、グループ全体のビジネスにも影響する時代です。


非メール連絡

ネットでの連絡手段は、電子メールが一般的で基本的には今後も変わる事はな いと思われます。
ただ現在のスパムメール大量送信時代では、数々のスパムフィルターが使用さ れています。その副作用として、スパムでない必要なメールを誤って削除し てしまう事が多くあります。
ネット通販・オークションでの連絡・交渉もメールです。しかし、送信ミスか 受信時の削除かで連絡つかない事があります。
メールは基本として、それ以外の連絡方法及び連絡ミスのリカバー方法を行う 事が実施されています。

送信フォームが存在します。メールアドレスが簡単に盗まれる所(ウエブサイ ト)に有ると、盗まれて悪質な使用をされてしまいます。しかし、特商法は メールアドレスの明記を規定しています。法律が、スパムメールを広めています。
送信フォームは、フォーム管理者にメールアドレスは管理されます。たいてい は、個人情報保護法に従うが公的機関の要求時には開示する事もある事も規 定しています。それはそうだろうと思います。しかし、公的機関が簡単に機 密漏洩して簡単な処分でごまかしている現状では、リスクはかなり存在します。
パスワード等で管理されている所で、連絡を取り合う時にサーバー内連絡フォ ームが使用されます。それにアクセスするには、パスワード等が必要ですの でメール事故や取引相手へのメールアドレスは不要になります。管理者に登 録したメールアドレス他の情報が保護されているかの問題になります。 リスクは上記と同じとも言えますが、登録時の本人確認がより正確ならば、 その分は保護されているとは言えます。
単純メール連絡よりは、リスクは少ないが、完全にリスクをなくす事は困難で 特に費用面の制約下では限界があります。

ショップ・モールでは登録制で、登録者がマイページを持つ方法が多いです。
基本は個人認証としての、idとpasswordですが、これの確認用の質問設定や、 ワンタイムパスワード生成機の配布(基本的には有料)などでの保護が行われています。
連絡は電子メールですが、内容は該当URLかマイページにアクセスして個人認証 後に見る事ができます。電子メールの未達はこまりますが、迷子や誤配にな っても直接的な個人情報や商品情報の漏洩を最小限に抑える事が出来ます。
携帯電話対応のショップやモールが増えています、一方ではメール連絡と個人 認証に問題ありとして、非対応としている場合がまだ多くあります。
無事故時の使いやすさと、事故時の対応の正確さをあわせもつのはまだまだ課 題があるようです。


自動更新

物産ショップだけでなく、情報商材も含めてアフィリエイトが盛んな時代です。
アフィリエイトには、画像・動画等を使用する物があります。通常、バナー・ フラッシュと呼ばれるものです。
これらのほとんどは、画像自身を中心サイトから配信する事で表示します。従 ってその内容も中心サイトで変更する事ができます。
ショップが画像で広告を配信する場合は、これはかなり役にたつ方法です。
類似のものに、配信先の他の情報を解析して表示内容を変えるものがあります。
代表てきなのは、アドセンス・アドワーズですが、これが色々なアフィリエイ トに拡がってきています。ただし、技術的にはかなり難しく完成度の面では課題が多いです。

見た人が欲しいものの広告・宣伝を表示する事の優位さはみんな理解していま す。しかしその具体的な内容はあくまでも推定です。
その推定の精度は無視できませんが、その技術は非常に高く困難です。
あるサイトを訪問している人は、そのサイトの内容に興味があるであろう。こ れはひとつの仮説です。確率的にランダムよりは、精度は高いでしょう。そ れでは、その人にどのような広告・商品を見せると効果があるでしょうか。 これは、絶えずクリックというデータの蓄積を経てはじめて効率をあげる事が可能でしょう。
ある商品を購入した人は、類似商品にも興味があるでしょう。これも仮説です。 興味がある事は、既に保有しているかもしれません、あるいは類似商品には 興味を失っているかもしれません。これも、クリックや購入実績のデータの 積み重ねが必要です。
自動更新といっても、ほったらかしか積極的関与かは大きな差があります。勿 論、後者ほどコストも必要です。

用途により、自動更新と半自動更新と手動更新を使いわけるのが現状と思いま す。半自動更新は、キーワード検索・あいまい検索・更新順表示・売り上げ 順表示・アクセス順表示・その他設定項目で並べかえ上位を優先表示させます。
半自動更新は、意識的に入力する項目を設定する事もできますし、無意識の更 新作業等が自動的に反映される方式もあります。デフォルトの表示を何にす るかはおおむね手動でしょうが、労力比ではかなり有効でしょう。
自動更新の内容に、個人情報を使用する事は避けられませんが、登録プロフィ ールを使用して良いかどうかは非常に問題です。
そもそも、登録時の記入事項やアンケートの使用範囲は明記されている必要が あるし、それに同意する事が前提です。しかし、ほとんど読まずに通りすぎる人も多いのが現実です。

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