項目別バックナンバー[4]:ショップ情報:33

ショップ用ツールバー

インターネット閲覧ソフトであるブラウザは、自身の機能の設定が可能です。
しかし、アドオンやツールバーの追加で機能を追加する事の方が多いです。
機能の変更は、ウエブサイトが正しく閲覧出来ない可能性があります。
機能追加は、変更よりもそのリスクが少ないと推測するからです。
ツールバーは、一般にブラウザの上部に追加機能を並べたものです。
ヤフー・グーグル・マイクロソフト・グー・ビッグローブ・ソネット等のポータルサイトが、主に提供し利用者も多いです。
そして、ショップ関係でも、専用ツールバーの提供をはじめました。

ショップ関係のサイトにも、検索窓が多くあります。
お薦め商品や、カテゴリ分けなど、情報一般のポータルサイトと似ている所が多くあります。
そうであれば、多くのポータルサイトがブラウザ用のツールバーを提供していた様に、ショップ・モールで規模が大きい所がサイトに存在する機能を集めたツールバーを制作・提供する事はありうる事です。
基本的に、ショップ・モール側は大きなメリットが期待できます。
サイトへの訪問が容易になりますので、競争相手との差別化になります。
特定のショップ・モールのツールバーを設置する利用者は、元々あるいは今後多くの利用をする予定と思えます。
従って、こちらにもメリットはあるでしょう。

ツールバーに多くの機能をつけて、それを充分に利用するには、ブラウザが利用者でログイン(サインイン)状態の必要があります。
勿論、それは不要という機能もあります。
ただ、異なるパソコンや端末、ブラウザでツールバーの機能の深い部分を共通で使用するには、個人の識別が必要になりますので、ログインして使用する事になります。
あとは、同一ブラウザでツールバーが付け加えてられているか?。
異なる種類のブラウザで、同じツールバーが準備されているかが問題です。
かっては、ブラウザは寡占状態でしたが、いまは複数に拡がっているので、ツールバーを含めたアドイン類は、複雑な状況だと言えます。

ツールバーは、アドインの一種ですので、普及の効果は大きいです。
しかし、メンテナンスも同様に多くかつ作業量は増加一方です。
最近のブラウザでは、ツールバーでサポートしていた機能を標準で装備する方向です。
ツールバーに同一機能があっても、利用されるかどうかは疑問です。
従って、ツールバーにショップ用ではどの様な機能を載せるのが有用かが難しいです。
従来は、ブラウザにない機能+ショップ利用に便利な機能という標準スタイルがありました。
その前者が不要になって来るとどの様な、機能を載せるかを見直す事になります。
広告を載せれれば良いのですが、好まれないです。


専門店

大型ショッピングモールが増加して、小型小売り店が減少しています。
ネットショップでも、一時は同様の傾向になった事があります。
その中で、専門店のネットショップが復活してきました。
売り上げの向上・平均化という課題に対する、仕組みや試みを行う事で、ビジネスとして成立を目指しています。
それらの共通項は、専門店というキーワードかとも思います。
通販というスタイルでは、地域差による便利さは出しにくいですし、日常生活必需品は通販の特徴は出しにくい(専門店としては存在します)面があります。
通販の特徴を出しやすいのは、専門店だろうと思います。

ウエブサイトに、リンク集や、比較サイトが多数存在します。
それらの幾つかは、類似ジャンルの専門店を集めたリンク集です。
ちょっとひねって、比較サイトがあります。
客観的風に見せているリンク集だったり、アフィエイト・サイトだったりします。
いずれにしても、専門店のサイトに誘因する目的があります。
私的なサイトは有料の所もあるようです。
アフィリエイト・サイトは、実に多数存在します。

比較サイトの代表は、価格比較サイトです。
理由は簡単で、機能比較は専門的な知識が必要ですが、価格は情報のみで可能だからです。
そして、同様に機能比較が出来る利用者よりも、出来ない利用者が多い事も、現実です。
価格比較サイトというのは、安易な発想かもしれませんが、多くの利用者には理解可能な内容なのです。
そして、機能等の詳細は・・・でリンクをつけます。
それが、アフィエイトリンクだったり、SEO対策の外部リンクだったりします。
専門店は、SEO対策が重要な要素の事が多いのです。

専門店という言葉は簡単ですが、その内容は理解が別れます。
狭い範囲に絞られたショップの事か、あるいは特定の分野ならば関連商品まで広い範囲で扱うショップなのか、どちらの解釈もあります。
利用者にとっては、商品が見つけられればどちらでもよいのですが、当然に理想と現実は異なります。
商品の動きの速い分野では、どのようにしても全て・完全という事はありえません。
どうしても、限界があります。
それをどのような方法でも、最小限に少なくできるかが結果的に、専門店となるかどうかです。
そして、外観やちょっと利用した程度では、実は利用者にはわからない事です。

ネット専門店という言葉もあります。
これは、利用者にとっては意味は異なります。
ただし、特殊な分野の専門店の運営を行い易いという意味では重なる部分はあるとも言えます。
店舗・人件費・立地条件等の経費のかかる部分を省くネット専門店は、少数の顧客向けの分野でも可能にするので、特殊製品・分野のショップが可能になります。
それ故に、ネットの世界では専門店が多いと言えるでしょう。

ネット専門店が生み出した「ロングテール」の世界は古くて新しいものです。
骨董や芸術品等の特殊な世界でのみ存在しえた採算性の問題が、ほぼあらゆるジャンルで対応可能になりました。
そして、それは日本だけでなく世界にまで拡がりました。
ただ、輸入という壁は残ります。
それを見つけたのも、アメリカのアマゾンであり、日本ではなかった事は、何か必然性があったのでしょうか。


新品+中古

今では、町の店舗でも新品販売の一部に、中古品を同時に置く所が増えています。
昔は、新品販売と中古販売は異なる店舗という事が普通でした。
店舗だけでなく、屋号や事業者も異なる事が普通でした。
ネットショップでも同様の所もありますが、双方を扱う事が増えて来ました。
中古の扱いは、色々とありますが商品を探す時に見つかる可能性を高くするには有効だと考える事が出来ます。
ネットショップには、商品検索機能がありますから。

中古販売はコンピュータ関係を含む機器関係は、メンテナンスと動作チェックが必要です。
動作チェック済みの記載は初期であり、今は当然の事となっています。
そして、骨董や古書のように1品販売もありますが、同一機種の大量仕入れとそれの販売が広まっています。
仕入れはビジネス用途が中心になりますし、数が揃うとメンテナンス等も容易になります。
そして、通販のように数を揃えたビジネスが可能です。
そして、中古パソコン等のビジネスが新品とかなり近い方法で対応出来ます。
多くの場合は、中古パソコンでも実用的には全く問題がない時代になっています。

機器には寿命があります。
それは、停止状態と稼働時間の長さで大きく異なります。
多くに中古品は、新品としての発売日やいつのモデルかは明記されています。
しかし、稼働時間については曖昧です。
似た例に、店頭展示品があります。
これは、稼働時間的には中古と考えるべきです。
まずは、機能よりも設定能力での稼働寿命が大事ですが、残念ながらこの当たりはずれが大きい事は中古では避けられません。

新品パソコンを購入した事がある人は、その稼働時間と(出来れば電源のオンオフ回数)と最初の故障発生までの時間を思い出して下さい。
どの程度の寿命があったでしょうか、そして故障の箇所はどこでしたか。
パソコンの様に部品点数が多い機器は、故障箇所は一定していませんが、傾向はあります。
昔はハードディスク等の駆動系の故障が主体でした。
これは、OSシステムの破壊に繋がります。
マウスやキーボードの不張も多かったですが、これは定期的な掃除を行えば回避しやすいです。
増設を行い電源系の不良が生じる事もありました。
そしてそれらは、技術の進歩とともに変化します。
その他を含めて、中古としてメンテナンスして販売する時に対策出来る部分・または対策している部分はどこでしょうか。
購入者にとって、そこが判らない事が悩みになります。

新古品という物があります。
所謂売れ残り品の、値引き販売品です。
オープン価格が増えているので、今では自然に価格崩れになります。
現在でも、メーカー希望価格が存在するものは過剰な値引きは行いません。
ただし、中古品扱いで販売する事は多くあります。
それが新古品です。
最新機種で無く、制作年度も古いが、使用はされていない商品です。
特別な用途でなければ、それで不満は少ないです。
特に、費用対効果が見込めれば充分に需要はあります。
ただ、新品の価格維持のために区別が必要ですから、新古品か中古品としての扱いとなります。
交換可能な部品やソフトを変えれば、かなり魅力的な商品と言えます。

ネットショップ・モールでは、新品と中古品が双方扱われています。
購入希望者は、調べる時にはまとめて判る方が便利な時が多いです。
勿論、片方に絞る機能も必要です。
検索で、見つかった商品を新品と中古と知った上で、比較する事になります。
残念ながら、中古品の機能とリスクを商品情報から理解出来る人は多くはありません。
逆に、最初は中古品からでもという初心者は多いです。
そこのギャップは長く存在しています。
最近は、中古品でもサポートがつくものがあります。
しかし、期間は短いです。
中古品の需要はあっても、企業や大量使用用途で詳しい人がいる所に限られているのが現状でしょう。
後はとりあえずの使い捨てを覚悟か?。

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