項目別バックナンバー[3]:ビジネス情報:8

図形認識

インターネットにはびこるスパイウエア(ウイルス)対策としていくつか、実 施されています。その一つが図形認識です。

画面に崩れ字が表示されて、それを入力または候補のなかから選ぶことでパス ワード機能をもたせます。重要な所への入室にはパスワードとの併用が多い ようです。スパイウエアは文字を読んだり、入力文字を憶えたりしますが、 崩れ字の図形を読んだり、ランダムな候補選択は憶えても役にたちません。

最近、リードメール等の広告メールや表示時間課金等が増えています。これの クリック等をパソコンに自動でさせるソフトが作られています。これの対策 としても使用されています。

共通点は、パソコンソフトが自動で出来なくさせる事です。


乱数変換

インターネットにはびこるスパイウエア(ウイルス)対策としていくつか、実 施されています。乱数変換もその一つです。

スパイウエアは入力情報を憶えるので、単純なパスワードでは盗まれます。そ れでパスワードに対応する1対1のコード(文字等)を乱数で毎回生成させ て並べて表示して、パスワードを直接入力するかわりに対応するコードを入 力させます。

この方法ですと、パスワードは同じでも毎回入力するコードがかわりますので 入力を盗まれてもパスワードは無事です。

当然ながら、定期的なパスワードの変更は有効で必要です。


乱数表

金融機関等で、インターネット決済を申し込むと多くの場合送られてきます。 これがないと振り込み等のお金を移動させる機能は使えませんので充分な管 理が必要です。「X行目のY列から右に4文字を入力してください」等のメッ セージが出ます。これは毎回異なるので、スパイウエアの対策になります。

もし紛失した時は、すぐに届けでる必要があります。インターネット決済は、 たぶん使用できないですし、第3者が入手してもログインIDとパスワードの 情報は少なくても片方はわからない筈です。

しかし、この乱数表を電話での金融機関の利用サービスに使用している事がか なりあります。金融機関がパスワードを聞く事はありませんので、かなりの 機関では取引が可能になります。これの対策を行っている所もありますが、 情報を乱数表にメモすると、全く意味がなくなります。いわゆる2重パスワ ードかその変形ですので、ログイン用と同等に管理する必要があります。


株式投資>ネット利用

ネット証券や、ほとんどの証券会社のネットサービスが進展して株式の売買を 行っている人はインターネットが必需品に近くなっています。元々は対応し ている事がサービスだったのが、次第にその内容が比較される様になりまし た。

まあ、売買の激しい人にはリアルタイムでの情報と作業は欠かせません。

それ程でない一般の人にも、一部の問題ない情報がメールで送られて来たり、 株主総会の議決権行使がインターネットで可能になっています。これらは、 文書送付が必要なものや、郵送による議決権行使が一般的ですので、絶対的 なインターネットやコンピュータの必要性とはいえません。

リアルタイム・利便性はいつかは必然的にパソコンとネットが必要な時代にな る可能性を秘めています。


ネットオークション

ネットオークションは時間と距離の壁をなくし、急激に広がりました。

これが、ビジネスにも影響を与えています。

本来、売り手が価格設定する事が逆に買い手が価格設定するかのごとくなった 場合が生じてきました。

はじめに、古書・美術品・骨董等の1品ものの売買で始まりました。本来は、 売り手がいわゆる「目利き」であり、価格設定する分野で初心者に近い者が オークションを利用して買い手に価格を教えてもらうような傾向がうまれま した。無店舗・半初心者ショップの誕生です。

続いて、客寄せ・話題作り・在庫処理など色々の目的で一般商品のオークショ ン販売がひろがっています。

買い手がいくらの価格を付けるかは大きな情報です。ただし、2人おれば価格 が上がるオークションですので、実状の把握能力は必要です。


入荷待ちアラーム

ネットオークションを含めて、ネットショップでメールアドレスを登録すると アラーム機能を設定できる所が多くあります。

品切れ・発売待ち・オークション出品待ちの時に、待っている物を登録してお くと対象製品(キーワード)が出たときに、メールで自動連絡があります。

なにか、昔でいえばおなじみの利用者に対するサービスと似ています。

ネットでは、誰もが平等に使用する事ができます。

非常に便利な機能ですが、メンテナンスとキーワード設定の検討は必要です。 アラームが不要になった場合の削除や、対象商品の時折の見直しは必要です。 連絡が沢山来て困ったり、キーワード設定が間違っていて必要でない連絡が 来て、必要な連絡が来ない事もありえます。例えば、「斎藤」とか「龍」と か類似した字があるばあいは注意が必要です。自分が間違えても、ショップ 側の入力が間違えても不可です。どうしても避けられない場合は複数の設定 が必要になります。

便利な機能も、使い方で生きるか邪魔かが決まります。

新しいビジネス展開であり、色々な可能性があるような気がします。ネットシ ョップ以外にも色々なビジネスで応用が有りそうです。いわゆる、マッチン グ機能です。

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