項目別バックナンバー[3]:ビジネス情報:38

スマホ対応

スマートホーンは初期は、フル・ブラウザ対応の携帯電話との認識もありました。
しかし、マルチブラウザ・ジャバスクリプト・フラッシュスクリプト等の問題がありました。
それ以外にも、ブラウザに多数のアドオンが載る事により動作する機能が増えていました。
フル・ブラウザ対応のスマートホーンは、増えた機能にも対応が必要でした。
ただし、数の論理でウエブサイトがスマートホーンに近寄る考えも生まれています。

スマートホーンはその操作に新しい概念が加わりました。
それは、OSに任すのかアプリケーションでも積極的に対応するのかは、大きな課題です。
パソコン+マウスに慣れた人は、特に新しい機能に慣れにくいです。
逆に、スマートホーンのみ使用している人がタッチパネル及び機能に非対応機器にあうと画面を触って操作したり、マウスで指での操作をまねてみたりして動作しないのが不思議になるでしょう。
アプリケーション開発者は、使用機器と操作方法を前提の設計が必要になりました。

スマートホーンはパソコンの進歩の歴史を、早回ししている様です。
使用人口は増えても、使いこなせている・使いこなせる通信環境にある人は、限られている様です。
同時に、ハードとソフトの開発競争が激しいです。
それは、いわゆるヘビーユーザーは楽しみですが、一般のユーザーはもてあまし気味です。
機器の買い換えをしないと、最先端から遅れてしまいます。
ただし、その最先端機能が必要または使うものかは、一般的な人には微妙か、疑問です。
そして、スマホ対応のハード・ソフト・ウエブサイト・オンラインアプリを提供している人には、継続的な更新と新機能対応とが要求されるのです。

スマートホーンはインターネットの登場初期や、ゲーム機登場初期や携帯電話登場初期をあわせた機能があります。
従って、ゲームにはまる人・電子メールやSNSにはまる人・等が再度登場します。
当時を経験した人は、その先を経験しています。
新たにスマートホーンでインターネットに接した人は、似た現象を繰り返します。
需要があれば、供給サービスが生まれ対応します。
そして、ネット・ゲーム・携帯登場時と同じ非難や心配が生まれます。
以前に経験すみの世代や人は、覚めて見ています。

パソコンではブラウザにマルチメディア機能等を追加して動作させる事が多いです。
スマートホーンやタブレット端末では、ブラウザは基本機能のみ対応でそれ以外はそれぞれの機能のアプリが対応するのが現状です。
一部に、クラウドで機能の多いブラウザを動作させる方法も登場しています。
速度を主にした使用感で優位が決まるでしょう。
また、html5では一部の動的な機能に対応しており、広がりが注目です。

スマートホーンは小さなコンピュータと言えますが、個人使用が基本的です。
使いこなす程に、個人データや履歴が集まります。
それをスマートホーン単独とするか、コンピュータからのアクセスと共用とするかは個別の問題です。
共用に出来る技術の有無と言った方が良いでしょうか。
異なるページにアクセスする時は、自動認識かエラー処理方法に工夫がいります。
電子メールの送付は、何で見るかが不明です。
アクセス機器を意識した電子メールの製作が必要になってきています。


新品+中古品

新品を購入したい人は、新品ショップへ、中古品を探す人は中古品のショップへがネット通販でも最初でした。
しかし、区別なしに商品を探している人も存在するかもしれない、・・・むしろ存在する事は自然です。
新品と中古品のショップを分けるモールの考え方は正しいのでしょうか。
最近は、その見直しが普通に行われています。

商品によっては、中古品とは呼ばないものや歴史品・骨董品として扱って来たジャンルもあります。
そこでは、新たに新品を加える事に逆の違和感があるかも知れません。
色々あって、扱いと商品検索が「新品」「中古品」「新品+中古品」に区別出来る方法が主流です。
ただし、モール等で双方を同時に送品扱い可能かどうかは、現実に難しい様です。
原則は1品物の中古品が主流も、新品に慣れた人には実感出来ないでしょう。

中古品という言葉が適当でないとして、違う表現も増えています。
一度使用したもの、あるいは購入した新品の転売も含まれるからですし、リサイクル利用が普通の商品もあるからです。
知識の少ない初心者や第3者が誤解しない様なための意味合いです。
とにかく、商品の状態と同様に新品でない履歴の表示は必要かつ難しいです。
コピー商品や海賊版が新品同様として販売される事と混ざり、混乱し易いので扱いは慎重にならざるを得ないです。

新品同様や新古品というものがあります。
初回特典や付属品を外したり、商品の一部になにかの追加加工やマーキングを行う事で新品と差をつけて、新古品として中古品と同様に販売する事もあります。
再販商品の売れ残りを破棄するか、中古品にするかの選択から生まれます。
中古品は原則は本体のみを対象にしています。
それ以外は、通常は言及しません。
実に範囲が広い言葉であり、直接見ても判らない事は多いです。
ましてや通販では、高い要求を持つ事は無理な要求です。

古書を内容ではなく、外観と流通で価格つけするブックオフ・システムが登場してから、本の中古品が2種類になりました。
あえていうなら、古本と骨董本でしょう。
これは、多くの商品にも適応できる可能性があります。
新品との外観の近さで判断する方法と、個々に目利きが歴史的価値と入手容易性等から判断する方法です。
人が判断する方法と、機械的にマニュアルを見て判断する方法です。
中古品には、2種類存在するのかと言えば、境目は存在しません。

現在は、メーカー希望価格表示は減少し、フリープライスが増えました。
新品も中古品も、価格の多様な事が圧倒的に増えました。
そして、一部の再販製品も色々な中古品流通システムが生まれる事で新品同様品の価格破壊が起きています。
ただ、個人的には違法コピー商品や海賊版や違法輸入品と比較すると、現在の新品+中古品の状態は正常と思えます。
リサイクル時代に、売れ残り品や過剰在庫処理に工夫するのはむしろ当然です。
全て、廃棄というシステムは維持出来るとは思えません。
ただ、中古品だから性能が悪いとか壊れて当然とか、無保証とかの時代も同時に終わるべきでしょう、中古品にも保証されるべき寿命はあります。


有料オプション

ネットサービスは無料から始まり、お試しバージョンを間に挟み、有料オプションが登場するのが多いビジネスモデルです。
無料版は広告収入で運営されますが、類似ビジネスが増えると次第にそれだけでは難しくなります。
広告掲載は確かにマイナス要素は多いが、途中切り替えの利点の判断もまた難しいです。
新しいサイト作りは、ドメイン力と簡単性と、レンタルサーバー+多様なサイト選択になります。

広告表示は、サイトとしては不要な物が表示されますから、気にする人は無い事を好むし、気にしない人もいます。
ただ、訪問者が嫌うレベルかどうかです。
広告の種類によれば、ブラウザやセキュリティソフトがアラームを出す事も、かなり増加傾向です。
ブラウザの種類では表示しない事もあります。
その中間が、表示に時間がかかると言う最悪状態です。
画面がフリーズしたり、ネット上のタイピングが出来にくくなります。
その時に、有料オプションを選ぶか、有料ブログライク等に移転するかは判りません。

ウエブサイトを作る時に長く運営するか、短期の使い捨てか、中間を含めて設計し、サーバーやシステムもそれに会わせて選ぶ時代です。
ポータルサイトのサービスを利用して、その中のサーバーや電子メールやブログ等を利用するのが、多くの人のネットとの始まりでしょう。
特に、接続プロバイダーのサービスは最低1つは使用するので、そこの他のサービス使用は比率が高いです。
ポータルサイトでは、無料サービスと有料サービスの双方を扱っている事が多いですが、無料サービスには絶えず有料オプションへの移行が誘われます。
手軽に始めて、充実すれば有料オプションにする道は、長期運営を最初から目指さない場合の手段と思います。

有料オプションは、大きなポータルサイトでは初期から導入されていました。
プロバイダ系は、無料がオプションか有料がオプションかというハイブリッドです。
事業が多岐だと、たとえばヤフーのプレミアムの様に有料のトータルサービスを目指す所もあります。
無料と有料の比率はビジネスの大きな分岐点で、ネットでは絶えず変化しないと遅れるでしょう。

ポータルサイトの有料オプションは、他のビジネスにも波及しています。
ニュース・情報サイトや新聞サイトが、有料オプションの見直しを行っています。
一番普通なのが、無料メルマガ+有料メルマガ+無料サイト+有料サイトでしょう。
見出しと概要のみが無料で、詳細や資料的コンテンツは有料というオプションです。
無料と有料との境界の線引きは難しいですが、ネット特有のお試し版や立ち読み版と同様に見ると、同じものと理解出来ます。


有料は、定額性と従量制があります。
ポータルサイトやネットサイトは、定額性が基本です。
使用しなくとも課金されるので、中止や登録削除方法を加入前に調べた方が良いです、むしろ止める時の条件を知ってから加入するべきです。
課金は、コンテンツによりますが月額や年額が主流です。
都度課金や、日ごと課金もありますが、異なるシステム・ビジネスと見た方が良いでしょう。
初期のインターネットは電話回線使用も多く、従量制が主流でしたし、現在の携帯電話回線は従量制が基本で、上限オプション等の複雑なプランがあります。
ネット上の有料オプションの中には、インターネット通信費用も同時に考える必要がある物も含まれます。

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