項目別バックナンバー[3]:ビジネス情報:28

海外情報紹介

ネットの世界は、世界中が対象です。
日本語対応という段階はありますが、日本国内の製品・サービスは少数で、殆 どはアメリカを主体とする世界中のどこかから始まっています。
従って、ネット関連情報は、海外情報を除外する事は出来ません。
世界中のネット関連情報を、集める・調査する・注視する事はかなりやっかい ですが、反面重要です。
このような状況では、情報収集・整理・配信(含む翻訳)が大きなビジネスとなります。

インターネットの世界でも雑誌や新聞はありますが、ウエブサイトやメールマ ガジン等で早期に世界中の情報を収集して配信するサービスが多数存在します。
勿論、情報の品質や速度・精度等はそれぞれのサイトの運営方針や、有料か無 料かの違いや会員制かどうか等で異なります。
無料と有料の双方を運営する事は、普通です。
無料の場合は、会員登録制を取ります。
登録内容も運営者には情報となります。
必要に応じて、アンケートやモニターや新製品発表会の案内が行われます。
そしてこの業界では、企業名や商標を情報に含む事が普通です。
海外メーカー等も同様です。

海外発表内容が迅速に日本でメディア発表される事は稀です。
日本でも話題になる新製品の発表が主でしょう。
これに対して、海外発のニュースは莫大です。
これらは、関心分野の人・団体によって原文か簡単な翻訳が色々な方法で公表されています。
これらの情報は必要な人々によっては貴重です。
最近の情報商材ビジネスのいくつかは、これらの情報や情報の入手・配信絡みのものです。

個人ユーザー向けの情報の一部は一般のマスメディアでも報道されます。
それも不思議と複数のメディアで同時的に報道されます。
しかし、例えば日本国内の重要だがマイナー情報が、経済新聞や工業新聞やい わゆる専門業界新聞・雑誌でのみ紹介される事と同じことが海外情報でも生じます。
特に翻訳と解説という付加サービスを加えると、限定的専門情報となります。
グローバルな企業では、海外支店・法人が情報の収集を行う事も出来ますが、 一般には、専門の海外情報紹介サービスを利用する事になります。


ビジネス譲渡

ビジネス譲渡・買収は、ネットでもあります。
むしろ、中小ビジネスや急成長ビジネスが多いのでむしろ多いです。
ただ利用者としては、個人情報が移動してしまうのでかなり問題です。
そして、メールアドレスやID等の統合が行われる場合と、そうでない場合があ り対応が複雑です。
そして連絡がメールで送る時に、名称や要件名やアドレス名によっては迷惑メ ール扱いになる事があります。
その場合は、迷惑メールボックスに落ちて届かない事になり、利用者は事前連 絡なしになります。

ネットの世界では、ポータルサイトやモール等に登録する事が多数あります。
その内容も多岐ですが、その記録を何に記録しているのかは重要です。
形式的な「重要情報=パスワードは、頻繁に変更してかつ誕生日等の類推でき る内容は避けてしかもメモ等は避けて下さい」というメッセージは、現実的 には対応は全く不可能です。
ネット及びクレジット・金融カード類の種類は急激に増加しています。
これらの登録内容やidやパスワードを、異なる内容にして類推不可能にして、 かつ頻繁に変えて記憶出来る事は人間には無理です。
実現可能性としては、上記の反対かメモを取るのどちらかになるでしょう。
盗まれるリスクと被害は大きいですが、忘れてしまうリスクもその時の対処も、また被害は大きいのです。
そして、ビジネス譲渡に付属する個人情報の移動のリスクは該当ビジネスが主  張するより複雑でリスクは高いのです。

ビジネス譲渡した後のウエブサイトは、当然に変更されます。
ただ、利用者の囲い込みは重要ですので、旧サイトへのアクセスの誘導が行われます。
昔は、アドレス変更メッセージ+転送が主流でした。
現在は、アドレスのリダイレクトが多いです。
ブックマークしていると、旧が消えないとという現象が生じます。
入り口アドレスのみ変更して、そこから旧サイトにリンクしている事も多いで す、旧サイトは一部のデザイン変更のみです。
一気に全て変更して、長期にトラブルが解消していないサイト例が複数にあり ますので、短い安全な変更のみで切り替えを行う傾向があります。
ただ、変更後の連絡メールが迷惑メールボックスに入って、到着していない事は珍しくありません。

ビジネス譲渡・移管・合併等の連絡は、事前に行われますがネットの登録者は 幽霊会員が多いです。
有償の場合は、流石に完全な幽霊会員はいないと思いますが、アクセス・利用 共に長期に渡って行っていない場合は充分にあります。
その場合は、事業側は充分に連絡や情報を流したつもりでも、迷惑メールや登 録記録のないサービスになってしまいます。
そして最悪は、ログインid,pw等が不明になってしまいます。
そして、ウエブサイトへの告知も事業者の都合で期間が決められます。
連絡やアクセスがなければ承認という勝手な扱いです。
未確認登録者として扱われる事は、個人的な関わりの範囲ではまだ出会っていません。

ビジネス合併は、利用者にとっては唯一、プラスになる可能性があります。
情報管理の統一は、リスクは増えますが管理は容易になります。
ポータルサイトやモール等のサービスが連携する場合があります。
現実はトラブルが多いですが、可能性は存在します。
ポイントサービスは多いですが、不足の蓄積が集めて有効に利用出来る事も生じます。
大きなシステムに展開・変更される段階のトラブルは、依然として多くかつ復 旧も不十分な場合があります。
インターネット関連の、ビジネスの譲渡・合併はリスクが高いですが、技術力 なくして生き残りはできなく、避けられない課題となっています。


ブログライター

ブログ及びブログライク・ミニブログが広がっています。
その結果、当初の日記ライクに書きこみ頻度が高い方が良いというイメージが出来ています。
即時性を除いたウエブサイトとしては、安定的にはコンテンツ内容が重要になると思います。
ただ、開設したばかりのサイトがコンテンツ不足や未完成と見られやすい事と ブログ系が日記的に、次第に書き込みが増えてゆくサイトとして扱われる事 には、違和感がいくらかは有ります。
新規開設して、早くに高い評価されたい時はブログ系が有利と言われたことが あるのも、コンテンツが増えてゆくサイトとして扱った結果とも思えます。
今は、ブログ検索や即時性検索等があらわれて、区別出来る検索エンジンが増えています。

本来は、書きたい時に書きたい内容を書くという当たり前の事が当然ではない 状態になっています。
上記のブログは大きな比率であり、長期に渡ってアクセスを集めていますが、 無理に何かを書くという状況になったブログも多くあります。
更新・書き込み頻度が、アクセス数に影響し読者数が変わるという数式です。
書きたくない時にも書くという、不思議な事になっています。
これが個人レベルならば、迷惑でもないのですがアクセス数・バックリンク・ コメントリンクなどが目的になると、いわゆるスパム行為に繋がります。
更新・書き込みには、内容が必要です。
それをブログ側が提供したり、もっとひどいと文章の提供ビジネスが生まれます。
これらは、情報の発信ではなく情報のコピー・リライトになります。
個人の意見が最低でも、加わっておれば・・という意見もありますが・・。

ブログライターという言葉には、オリジナルまたは自身の言葉で書くというニ ュアンスがあります。
ただ、目的は種々と考えられます。
オリジナル情報やオリジナル文章の発信が最低の条件です。
現実は、リライトとオリジナル文章は、境目が難しいですが・・・。
自分自身の為に書くという作業があっても良いのですが、現在は公開が主流で  あり、誰かに読まれる事を前提にしています。
誰かが、検索エンジンのクローラーを指すならば異なる意味になります。
ブログは匿名性がありますが、本名・ニックネーム共に存在しますし、ネット での公開・更新作業を誰が行うかは別の場合も当然にあります。
ブログライター=ブログ管理者とは限定されません。
同時に、複数での運営もあります。

新聞等の記事を、丸ごと写したブログが多数存在します。
著作権の問題もあるし、存在意義自体不明です。
検索エンジンにとっても、厄介です。
同じコピー記事が並んでは、今度は検索自体が存在意味が薄れます。
最低でもリライトとも言われますが、結果は似たものです。
コピーではなく、自分自身の言葉で書く事がブログライターの必要条件ですが ニュースを扱うと、内容は類似します。
無料ブログを中心に、人気ニュースや話題・キーワードを表示する事が増えま した。ブログを多数更新させる狙いでしょうが、内容は上記と同じになり易いでしょう。

一時、ブログ系がポータルサイトの検索エンジンに上位表示されやすいと言われた事があります。
その為に、本来の目的以外のブログが無数に近く量産されました。
初心者に簡単に使用できるシステムを目指していますので、ソフトで自動開設 ・自動書き込みというコンテンツ的には無意味な行為が行われました。
ソフトで行えるぐらい、簡単に使用できるシステムだったのです。
検索エンジンもその対策が進んで、簡単には上位表示に優位差は出なくなりま したがサイトを簡単に作れると考える人も多いです。
個人レベルでシステムを作る場合は、現在は「MT」「WP」が主流です。
現実は、システムソフトのバージョンアップが激しく、寿命と拡張性で見た場 合に将来的な優位性は疑問があります。
ただ更新頻度というものがあり、何かを書き続ける事が必要とする考えは残っています。

ブログ更新が重要と考える人は、まだ多いです。
それを神話とは言い切れないです。
その結果、ブログ記事配信サービスなるビジネスが存在します。
この記事を書く人こそ、ブログライターという表現に近いかも知れません。
話題のニュースから、元になる記事を多数書いて有料参加者に日々配信します。
受信者は、一部の表現を手直しして実質は同じ内容を日々更新します。
ブログ更新を重視した、ビジネスモデルです。

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