項目別バックナンバー[1]:インターネット情報:10

アクセス数メーター

アクセス解析は訪問者情報の入手ですので、アクセス数メーターの設置はこれ よりは容易です。そのために、前日・本日数表示、現在訪問者数表示、時計 ・カレンダー表示、グラフ表示などより見栄えに工夫をこらしたものもあり ます。
アクセスカウンターを設置した人は、ご存知でしょうが数値は自由に変えられ るので実はあまり参考になりません。上乗せしたり、しばしばゼロにする人 もいます。
通常はほとんどのレンタルサーバでサポートされています。数値のデザインや 桁数が選べるのと同時に初期値も設定できます。ただし、通常は初期値はカ ウンターがゼロの時のみ有効です。 従って、手動で数値を変える時は初期値の設定を変えてから、ソフト的にカ ウンター数値をゼロに初期化する事になります。


送信フォーム

送信フォームもインターネットではよく使用されます。サービスを提供してい る所も複数あります。
簡単な無料版から、スポンサー付きの無料版(機能追加)、有料版とあるのは 他のサービスと類似しています。
送信フォームは、通常URLの外観をとっており、単独でもホームページから呼び 出すコンテンツの一部としても使用できます。送信側にメーラーが無くても サービス提供のサーバから内容を送信できます。現在では、内容を細かく分 けたり、選択式にしたり、文字列を書き込んだり、多数のフォームに対応し ています。また、コメントの表示も可能でホームページそのものの様な使用 も可能です。ただ本来の目的外にまでなりがちですので、コメント量の制限 が設けられています。
無料版は、広告が表示されます。機能追加版は、スポンサーサイトへの加入や メルマガ受信等が条件になりますが、スポンサーによって詳細は異なる様で す。当然ながら、スポンサーの変更もあります。
ホームページからのメールアドレス収集+スパムメール対策のひとつとしても 使用されます。プラウザの種類や設定によっては機能しない場合もあります。

送信フォームのサービスを提供している所は複数ありますと前回言いましたが フリーの無料版の使用量では今の所では、2フォームが飛び抜けて多いです。
有限会社ねっと屋ASP事業部  通称はフォー ムマンです。
フォームズ メールフォーム無料レンタル 通称はフォームズです。
機能は類似していますが、ほとんどの人が度々使いますので、慣れた方ばか り使う傾向にあるようです。
使用時には送信先アドレスも入力しますので、メルマガ形式の情報が配信され ます。これには結構重要な事が含まれる事が多いので、内容は注意する必要 があります。サーバ点検でのサービス中断・ヴァージョンアップによるサー ビス終了>再登録・作成。等。
作成すれば、まず自分宛に送信して動作チェックが必要です。
できれば、定期的にチェックも必要でしょう。
送信フォームは、URLの形になりますので、ホームページへの設置以外にも、メ ールへの貼り付けリンクが可能です。これでアンケートをはじめ色々な事が 可能になります。

送信フォームサービスに自動返信機能がついたために、非常に多く利用される 事になりました。追加機能ですので、無料ですが登録に条件が必要になって います。
自動返信自体はソフト対応は出来ますが、無料の送信フォームで利用できる為 にネットの世界で急激に普及しました。
方法は簡単です。送信フォーム作成の前に、自動返信メールの原稿を作成して おき、自動返信機能付きを使用できる様に条件を満たしておき(スポンサー 関連)作成をはじめます。途中に自動返信機能の使用の選択がありますので ここで選び、内容にあらかじめ作っておいたメール内容を貼り付けます。
これで完成です。送信フォームのサーバが自動対応してくれます。
一時、「勝手に稼ぐパソコン」なる広告でこの方法が使用されましたが、自分 のパソコンが動くのではなく、送信フォームのサーバが動くのですので、正 確ではありません。
自動返信機能は他にも、色々な形で登場しています。次号へ。

自動返信機能を発展させたのが、ストーリーテリングメールです。
これは、返信内容を複数もつものです。受信したメールの内容におうじて返信 内容をかえます。ロールプレイゲーム方式と呼ぶ人もいる様です。
受信内容が、全て予想される場合は完全自動化に出来ます。選択ボタンなどで メール内容を分類できる送信フォームとの組み合わせならば、ある程度は可 能と思いますが、現実は全て対応できない場合が普通で使用範囲は制限され ると考えます。
文脈解釈が進めば、通常メールへの自動返信も可能ですが、まずはフォームが 分かっている送信フォームからのメールが対象です。
ネットでのサービスも始まったところです。


ブログスパム

ネットはブログ・ブームとも言えます。
本来は、作成・更新が容易に出来て日記等に向いている所から始まりました。 しかし、バックリンク機能で他からのリンクを増やしたり、コメント機能で 掲示板的に訪問者を増やしたり、検索エンジンのロボット解析に有利に働く 事が多く一時はSEO対策的に使用されました。
流石に、ロボット型検索エンジンの解析でも、ブログの評価は別に行う様にな った様です。こちらのスパム的な使い方は収まってゆくと予想します。
しかし、現在はまだ同一サイトを通常のホームページとブログの双方で作る事 も行われています。明確にブログと通常サイトが同等にコンテンツ比較され るまでは、SEO対策ブログも存在するでしょう。

ブログは、トラックバックリンク機能が有り当初はそれを集める目的で作られ ている感がありました。一番多い日記では、特別な職業や文章力や内容があ る人を除いては、もしそれが掲示板であればスパム的な程度の内容しか持た ない物がかなりあります。
同様に、アダルト・違法・中傷・著作権等侵害といえるものも含まれます。そ れらのブログから、リンクを増やすだけの目的で内容に関係が無くても、禁 止しても勝手にトラックバックリンクをしてきます。
また、ブログにはコメント機能があります。簡単に言えば、掲示板です。従っ てスパム書き込みも有ります。
本来の目的と異なる方法で利用された物は、削除は可能ですがあまりに頻度が 多くなるとそれに時間を要します。最近では、色々な方法で管理・制限・禁 止できる様になりました。しかし、全て排除できる訳でなく問題化していま す。
ブログについては、他からのリンクの有無が自主自演があるならば、通常のホ ームページのリンクとは異なる判断基準が必要と検索エンジンでも考えてい るようです。

ブログの使用者の増加が激しいと報道されています。確かに機能の制限も技術 開発で進歩していますし、ホームページ記述言語を知らなくても書くことが できますので、使用人口は増えます。
問題は内容です。通常のホームページと同等の内容を目指しているものも多く あります。しかし、一番多いのは日記です。しかし、普段は日記を書かない 人が突然に公開日記を書き始める事が可能でしょうか。
残念ながら、レベルは低いものが多いといえます。内容的に公開する意義がな いものが多々あると言えます。新聞やネットで見つけたネタに知識不足の見 当違いの意見をつけただけのものが多いです。そしてそこに、著作権侵害や 中傷などが発生しています。
書く方は反応を期待しているのだから、反論等は歓迎です。勿論匿名性から、 適当に対応し、まともに聞こうともしません。これはネットの世界における スパム状態と言えます。情報なきものをスパムといえませんが、内容に問題 があるものはスパムそのものです。

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