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通信容量

通信速度が重視された時代を過ぎて行きモバイル通信が普及すると通信容量が重視されて来た、通信回線の混雑が改善されて来て、通信機器の性能が高くなった為だろう。
これで常時接続で固定料金だと、不要な通信回線の使用が増えてまた容量不足になると予想される。
総容量に制限がある以上は、費用や通信量の制限は何かで行う事になる。
使い過ぎたら、自然に接続が行いにくくなり、自然に使用制限されるのは、スパムメール等の多い状況では、好ましくない選択だ。
特に携帯電話回線を使用する無線回線では、通信速度と接続性の維持の為に不要な使用の制限を考える。

昔のパソコン通信は電話回線利用で接続速度が問題で、料金は使用時間で決まった、その為に電話料金が安くなる23時から接続が急増したが故に繋がり難い事もあった。
通信容量は速度掛ける時間なので、料金は使用時間に反映するので利用時間を自主的にを制限した、そして通信速度の速い回線を望んだがサービス地域は限定された、電話料金なので市外局番は速度が速くとも費用が高かった。
それが一気に変わったのが、メタル電話回線を利用した常時接続技術の普及によるADSLだが、基地局との距離が離れると急速に速度が遅くなり、個人の差が大きかったが、それ以前とは速度も使用料金も改善された。
その延長で光ファイバー回線の常時接続サービスが始まり、速度が改善されて同時に通信容量も改善された、ただし全ての用途に光ファイバー回線が必要かどうかは疑問で、メタル電話回線ADSLも依然使用されている。
通信容量が再度注目されたのは、携帯電話回線を使用する無線回線インターネットの普及からだ。

通信容量が最近に注目されたのは携帯電話回線での無線回線インターネットからだ。
携帯電話回線は技術競争が激しく、通信速度の向上が競って行われた、モバイル機器側の機能の改善も併行して行われ、全体で急激に通信速度が速くなった。
従来の接続時間従量制は、固定電話の市外局番や長距離通話の概念と密接であり、原則(あくまでも)はどこでも使えるモバイル機器ではいずれの制限も無くなった、従って通信距離が無関係での通信容量確保は難しい。
携帯電話回線では、通信距離や通信時間ではなく実質の通信容量がネックになりそれと使用料金がリンクしないと経営的に対応が出来ない、そこで通信容量の制限とか、定額範囲が越えた場合の従量制が設定された。

通信費用が電話使用料で回収出来る時代は市外・市内料金や使用時間で徴収出来たのでそれ以外の指標は不要だった。
固定電話回線使用の常時接続のメタルADSLでは、基地局からの距離で実際の通信容量は定まり、光回線でも速度は異なっても同一の費用設定が出来た。
固定電話は、通信容量と費用は固定料金と従量加算で問題はなく、通信容量という数値を持ちだす必要は無かった。
通信提供者は、無線通信の時代になって初めて、使用料金設定が固定電話時代と異なる必要性が生まれた、ダイレクトに固定費用+通信容量従量制になるのだが利用者には判り難い方式で実使用量が判り難い。
なぜならば、操作よりも早く転送が終わるとそれの通信容量が実感とならないからだ、それは結果としての使いすぎ・・・高使用料金となって初めて気づいた、最初は通話時間を使用したが電子メールが増え、インターネット利用になると用途で差が生じて、通信容量で料金設定が必要になった。

現在は携帯電話、特にスマホ等の無線インターネット通信では通信容量をそのままに「ギガバイト」で表す事が主体になってきた。
数値化は明確だが利用者に判り易いとも思えない、音声・データを混在で通信する場合は通信提供者側に変わる指標が無い状況だと思う。
利用者は利用実績から、用途別に何をどの程度使うとどの位の通信容量になるかを経験的に把握する事になるだろう。
通信容量は通信速度を保証はしないが、音声通話や動画配信等では遅延は使用出来ないとの判断になりかねない、従って無線通信提供者が受ける要請は厳しいものとなり、それは費用にも関わる。

無線通信インターネットの使用料は契約制だが、その中での使用サービスには有料と無料が混在する。
例えば、音声通話と無線通信インターネットとを契約して、無料音声電話サービスを利用すると、音声通話は不要になるが、無線通信インターネットの通信容量は増加する。
サービスの無料と、無線通信インターネットの費用とは別になるので、使いすぎると通信容量が増加するので注意が必要だ。
有線のインターネットと同様に、インターネットを利用する方式はインターネットが何らかの原因で使用不可になったり、使用が集中して混雑して容量オーバーになると、音声用途にも使用していると同時に使用障害になる。
あえて、通常の有線固定電話回線を残す人も存在する。


インターネットラジオ

ラジオ放送は電波法の認可に基づく広範囲の放送と、発信距離限定の局地FM局とがある。
通常は前者のみを指すことが多く、周波数でAM放送やFM放送や短波放送などが存在する、民生用に販売されているラジオ機器の周波数用だ。
電波の性質で届く距離範囲も制限されるし、自然環境や都会でのビル等の環境などの別の要素で制限される。
ラジオ放送をインターネットで流す事が行われ、総称してインターネットラジオと呼ぶ、インターネットで流す事が出来る内容は電波法ではなく、内容(コンテンツ)自体の著作権等の知的所有権での制限となる。

インターネットラジオはインターネットコンテンツなので、その内容で配信形態が変わる。
1:既存の放送局がインターネット上で従来の電波放送と同内容か類似内容を配信する。
 日本ではストリーミング配信として、NHKの「NHKネットラジオ らじる・らじる」や民間放送共同出資の「radiko」が有名。
 番組単位でオンデマンド方式による配信もある。
2:インターネット放送専門の企業等がインターネット上で配信するもの。
3:個人または放送を専門としない企業等がインターネット上で配信するもの。

配信形態と言っても、通常のAM・FMラジオ放送との比較と配信元の差になる。
 既存の放送局が配信するものがインターネットラジオの言葉のイメージに思っている人が多い。

インターネットラジオも他のコンテンツと同様に、無料と有料の双方がある。
それは配信局とか内容により異なるが、スマホやタブレット端末等のモバイル機器の普及とも関連がある、ラジオは「ながら聞き」の要素や生活習慣が絡むので、パソコンで聴くスタイルよりもモバイルが合いそうだ。
モバイル的には、ワンセグテレビが早くから携帯電話の機能として存在した、テレビ電波を受ける方法なので通信料金は専用受像機と同じで通常は無料が多い、ただし受信出来る地域が増える訳でないし充電方式ならば電力は消費する。
これは電波受像機の1形態だが、インターネットラジオは受信器だけでなく配信方法の変更になる、本来が電波が受信出来ない場所で聴く事が可能になる。
同時に電波発信していない、インターネット専門放送も生まれる事が出来る。

インターネットラジオでは、通常でのAMとFMとの差は無くなる、それは電波の波長だからデジタルデータ化した場合は当然に差はない。
最近に従来のAM局がFM配信も行う様になったが、電波の特性差で可聴範囲が微妙に異なり意味はある。
インターネットラジオはそのどちらとも異なる方式であるから、より可聴範囲が広がる。
スマホを中心にして、災害情報等の緊急連絡を行う方向に動いているが、ラジオ放送を利用すると、全てに対応する放送局ではAMとFMとインターネットラジオ全てで同時配信となる、これは災害放送の趣旨に合い有効と言える。

NHKを中心に海外向けのラジオ・テレビ放送を行っている、目的よってコンテンツは
・国内向け放送のそのまま
・字幕(テレビ)
・英語等の放送を作る
 等がある。
コンテンツの他に発信局や電波帯の問題もある。
インターネットでの放送となると、必要なのはコンテンツとウエブサイトとその管理となり大幅に可能性が広がる。
一気に動画が広がって居るが、音楽のダウンロード視聴普及や有線放送を見てもインターネットラジオは必要用途次第で広がると思える。

インターネットテレビ時代と言う人が居るが、通常日常でもテレビとラジオは両立して存在して来た。
音声だけの放送の需要はあるし、ディスクジョッキー等の色々のスタイルのライブ中継では圧倒的にラジオが強い。
情報量は圧倒的に動画が大きいが、受像機も大きくなるし小型モバイル機器での視聴は可能でも画面サイズは充分ではない。
ラジオの音声放送は、内容によっては低レベルのスピーカーでも視聴可能だし用途によっては、音楽プレーヤーの技術と同じイヤーホーンでの高品質の音声対応も可能だ。
ラジオ独自の需要は続くと思えるし、視聴エリアを拡げるインターネットラジオの需要も同様に存在するだろう。


ブログ発ニュース

インターネット上でニュースを探す・調べる事は当初から一般的な利用方法だった。
それについては精度を中心に賛否はあった。
現在は、ニュースソースをインターネット上で探す事が急増した。
対象は各種ウエブサイトやあらゆるSNS等で、個人のブログが一番多い。
管理者・発信者の名称が明確な事は本来は、ニュースソースとしては必須なのだが、新聞での「XX市のAさん」的な匿名をも扱う事があり、ソース自体の精度さえも疑問視される。
匿名性が高く、精度の疑問なネットでの内容をニュースソースにする事には、従来メディアのニュースソースと同等か、それ以上の注意点と問題点が存在する。

インターネット上のニュースソースはテキストから画像・映像・音声まで幅が広い、それは掲載者が意図したものから、意図しないものまで含まれる。
ニュースソースはたとえ明らかでも、1次ソースか2次利用ソースかは不明確な場合が多く、後者の場合は1次ソースを記載するのがニュースのルールだが掲載者が不特定多数のインターネット上では守られる事は少なく、その中の幾つかが問題を発生する。
匿名性が高いインターネット上では、ニュースソースや2次利用に関する制限や利用ルールがまだまだ不明確であり、その状態での掲載情報の精度の保証は極めて乏しい。
インターネット上では、精度の劣る事が前提で普及して来たが、新規参加者やインターネット外に持ちだす人にはその意識が不足している。

ネットで検索で探すとすれば、精度の高い情報か流行や最新の話題の情報だろうと予想される。
前者は医療や学問関係や、交通や観光地などの情報など多彩だ、もともとは専門書や辞書や、ガイドブックや専門案内から得るものだが今はネット検索から最初に調べる事が増えている。
これらでも、固定サイトとブログ等の日々更新サイトの併用で情報を発信する事も多い、観光やイベントを含めた一般的と日々替わる情報を含むものだ。
検索する人で求める内容は異なるだろうが、検索エンジンには固定内容は基本的に既に認識されている筈で、新しく日々更新される内容がどの程度反映されるかが問題となる。

ブログ発ニュースで目立つのは、記事の2次使用だ。
マスメディアやポータルサイトのウエブサイトが、引用して掲載する事が増えたが、執筆者が当人と確認されれば、引用は適度の範囲で行う事が出来る、そしてその時のニュースソースは明らかに出来る。
ネットに公開する事は、閲覧目的であり、盗作引用は許されないが、引用元を明確にした引用であれば制限内で問題はない。
ただ、短い引用内容が正しい引用かとか、過度の量の転載が許可無しに行われている場合は不適当だ。

ウエブサイトやSNSの殆どが、リンク機能を持つ、それがネット・コンテンツの特徴と言える。
従ってネットの世界では、ネット間の引用はリンクを張る事で行うのが常識であり普及当初から続いて来た。
そして、その様なリンクが多いウエブサイトやコンテンツの評価が高かった(検索エンジンで)。
最近になり、わざわざブログ発ニュース等の言葉を使うのは、リンクを伴わない引用が増えた事を意味する。
ひとつはネット外メディアのネットコンテンツの引用だ、流石にリンクは張れない、ただしURLを併記する事は可能だがあまり見かけない。
もうひとつは、ツィッター等のリツイート等の自然リンクだ、ただ参照と引用だけでリンク先の評価を高める機能を消す(nofollow)設定が増えた、文字どうりプラスで引用したかマイナスで引用したさえ曖昧な状況になったからだと思える。

ネットコンテンツは削除を含めて消滅しやすく修正し易い性格がある、それを引用元にする事の意味は明確とはいえない。
一般的な取材も似た性格はあり、結局は再現性や確認性が信頼度に繋がる、ウエブサイトのプリントアウトやページコピーの有無が信頼性の判断とは言えない、ニュースソースの存在を示すだけが多い。
ネットコンテンツに限らないが間違いは存在する、例は多様だがネットコンテンツは修正される事が多く、細部の履歴が残らない事が多い。
ネット上の辞典でも、内容が不備と記載され公表されていたり、承認なしでの改竄禁止をしている事は多い、元々は多くの人が修正・加筆すれば正しい内容に収束するという考えで始まっているが、結果はそうではなかった、ブログ発ニュースもネットコンテンツのひとつである以上は同じ性格以上にはなり難い。

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