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スマートフォーン

現在は固有名詞的使い方からようやく、一般名詞的になりつつあります。
多機能携帯電話との意味で使われることがあります。
機能的には、携帯電話・PHS機器端末からの派生品、PDAからの派生品、ポケッ トベルからの派生品と分ける説もあります。
ただ、日本では前2つ的な意味が強いです。
日本国内で普及している携帯電話は、ガラパゴスと言われたりしますが、実際 にはカメラ・独自インターネットの電子メール・ブラウザ機能などが搭載されています。
しかし、PDAとしての機能・モバイルPC的ではありません。
このため、日本的独自の多機能な携帯電話は、スマートフォンに含めないのが現在の扱いです。
実際に、携帯電話会社は、こぞってスマートフォンの開発・販売を初めています。

現在公表されている時点では、iphoneとアンドロイド携帯がスマートフォーンの中心の様です。
ただ、PDA+携帯電話という大雑把な定義のみの世界にはこの2種類以外にも、 この分類と言えるモバイル機器はあります。
特に普及度が高いのが、アメリカ中心でのカナダ製のブラックベリーです。
アメリカでは、先行していて、iphoneとアンドロイドがその後を競っています。
日本では、何故か携帯電話の高機能化が進み、スマートフォーンは遅れていま すが、PDAは別途早くから作られているので、国産機種の登場は早いでしょう。 ただし、どの様な機能かは予測が難しいです。
日本独自規格の可能性も十分にあります。

スマートフォーンは第二携帯電話として使用する場合は問題はありませんが、 買い換えの場合は使用方法・機能等を充分に調べる必要があります。
3キャリアの携帯電話でも機能によっては、互換性がない事は知られています。
それに加わる新モデルですから、互換性レベル以上の差があると言えます。
これから国内で開発されても、どのような機能を持たすのかは非常に戦略的です。
通話しか使用していない人は、少数派と思います。
制約の多い機器(大きさ・操作)にどれだけの機能を持たすのかは、互換性より、機能選択要素が強いです。

第二携帯電話用ならPDA・超小型ノートパソコンでも良いのでは?。
という見方もあります。
現実に2台の携帯電話を持ち歩く人がどれほど存在するのかは不明です。
ただ、小型2台ならば、1台は携帯電話の通話機能がなくても良いという考え方は出てきます。
ただし、そのかわりのPDA・超小型ノートパソコンのサイズとしては、スマートフォーンが目標になります。
サイズ・機能共に中途半端は、直ぐに飽きられるからです。
ここで、ipadのサイズを如何に考えるかになります。
ipadは、スマートフォーンではないので、間違えて購入した人は直ぐに飽きると言われます。
機能の特殊なPDA・超小型ノートパソコン的なものでしょう。
特殊な操作感は、好みが分かれますが電子メール機能はあるが標準で通話機能はありません。
スマートフォーンは日本では、従来タイプに近づく可能性も高いでしょう。

スマートフォーンのイメージはまだ安定していません。
1:パソコンのインターネットに標準でアクセスする。
2:パソコンインターネットの多くのサービスに対応する。
3:タッチパネル方式のソフトキーボードか、他の方式のフルキーボードに近いものに対応している。
現在のイメージはこれに近いです。
それ以外の機能については、高機能と呼んでも実際は使用する人で変わります。
使用しない機能が沢山あっても、設計者の自己満足です。
iphone以前の日本の携帯電話でないものは、3で不足は2です。
1は、機能としては搭載機はありました。
こうして見れば、一方式の携帯電話とそれへの追加機能にのみ拘ったのが日本製の携帯電話だと言えるでしょう。
個々の機能については、技術的にはありますので製品化出来るかあるいはするかの問題でしょう。


企業情報網

スマートフォーンの続きです。
ただし、これに限らないので題を変えます。
グループ内ネットワークは、現在では必要でかつ欠かせない分野が増えていま す、企業はその代表であり同時に動きが速い特徴があります。
基幹システム又は、情報の入力・出力システムに如何にアクセス出来るシステ ムの構築が仕事の速度とコストダウンに通じるかを一番知っているからです。
情報網が拠点内と少数の拠点間のみならば、イントラネット構築が多い選択です。
ただし、営業やサービス担当の個々からのアクセスが必要な場合は、独自回線を持つ事は困難です。
その場合は、インターネット回線になります。
アクセス端末は、携帯インターネットではなくコンピュータ用のインターネットになります。
その時に通常のインターネットにアクセス出来るシステムが急激に複数、登場したのです。

インターネット網は、コスト的には最適ですが、セキュリティーと端末の制限がありました。
セキュリティーは万全ではないが、移動端末・無線端末の普及に合わせて改善の動きです。
そして、端末の問題ですが、インターネットへの接続可能端末がモバイル用途で急増しています。
インターネットへのアクセスが目的ですから、モバイル性が高くて機能があれば、即戦力です。
独自端末を開発使用していた業種もありますが、そこまで出来なかった業種で スマートフォーンやipad系の端末での、企業情報網制作の話題が増えています。

電子産業・情報産業は変化が早いので判断が難しいです。
早くて、先行者利益を狙うか、じっくり待ってコストダウンと技術進歩を狙う かの判断は、高度戦略的なものです。
少なくても前者は、決定>導入>実利用の時間が短くないと成功と言えません。
その為には、まだ噂程度の情報から実用可否の判断と、導入したときのシステム構想を持っている必要があります。
実物を見てから、システム作成検討では間にあいません。
少なくても、先行者の優位は失います。

私の手元に、ある保険会社が使用した東芝製リブレットをタッチパネル仕様に 改造したジャンク品があります。
動作しなくなっていましたが、珍しいので購入したものです。数年前ですから 使用したのは、それよりもかなり前と思えます。
それから予測すると
・持ち歩けるサイズ
・操作性向上のひとつとしてのタッチパネル
・通信機能
・充電稼働時間>当時で満足とは思えませんが補助は付いているようです。
その後に、宅配便の配送者が持っていた独自端末も外観は似ています。
中身は不明。
もし、改造なしで使用できる機器があればと誰しも考えます。
そして今、その時期になったと判断する人が増えたとお思います。

企業が情報ネットワークを組むときはある程度大きい規模でシステムを形成します。
小さなシステムを徐々に大きくする事や、個別にばらばらに作るよりも有利だからです。
・メインのハードと、サブのネットワーク端末機器の購入。
・それらを繋ぐソフトとメンテナンス網。
・それらを総括しての、費用対効果です。
ただし、システムのバグやヒューマンインターフェイスの対応を考えると、テ スト運用か部分的な運用を行って実用確認を行うのが常識的です。
その時には、全システム稼働時との負荷の違いのチェックが必要です。
現実はこれが難しく、初期不良は完全に無くならないです。
稼働実績のある、パッケージシステム導入を選ぶ事も多いのは、このあたりが理由です。

企業の情報ネットワークは、拡大または新システム制作が必要です。
優れたシステムでも、長期にアップグレードなしで使用は競争上で不利になります。
ただアップグレードは、一定の大きさでまとめて行う事がシステムトラブル対策になります。
バグやエラーは必ず起きる事を前提にすれば、計画的にかつ可能なだけ少ない 頻度で更新する方が対策しやすいです。
それには、一定の規模での更新とエラー対策が有利です。
現在、更新が多く見られるのは、その前のシステムから一定年数経過して更新 時になっているからで、その中で端末の選択が注目されています。


ブラウザ競合

ブラウザの種類別の普及度が変動しています。
改良・性能アップという事では好ましいのですが、表示等のソースプログラム の解釈の違いや表示の微妙な差があります。
デフォルトが存在した方が良いのか、競争原理があった方が良いのかは、現実に難しい問題です。
ただ、古いバージョンのブラウザからのアップデートを行うかどうか自体が、難しい選択になっています。
この現状の理由は、単純にマイクロソフトのインターネットエクスプローラー のシェアが減少、及びバージョンが割れている事にあります。

マイクロソフトのインターネットエクスプローラーは、OSに関わらずどのヴァ ージョンも使用出来る筈ですが、プリインストールのバージョンでの使用がまだ多いです。
OS:XPspc3+IE6、VISTAspc2+IE7、Windows7+IE8です。
現在、IE9が開発中と公表されていますが、どのような形なるかは不明です。
OS、ブラウザ共に改良プログラムが度々リリースされて、細部のヴァージョンはまた多くあります。
マイクロソフトはWindows7+IE8が順調に普及しているとしています。

現時点でのブラウザは、セキュリティソフトとの相性が問題になっています。
考え方としては、ブラウザ自身にセキュリティ機能を持たす事、無償で同等機 能のソフトを提供する事があります。
標準装備で無いときは、ソフトとの二重のセキュリティ機能か、ポータルサイ ト等の提供するツールバーに機能を持たせる事が考えられます。
しかし、まずはブラウザ自身の脆弱性の無い事の確認と、早急な対応です。
使用者・管理者は、パソコン・ネットワークを含めて多様です。
絶えず最新の、セキュリティの強度が高い状態に保たれている保証はありません。
その場合は、危険動作のアラーム・関連ソフトの更新を要求する対応が必要です。

アップルの情報端末は、フラッシュ・ジャバ等の自主動的ソフトが動きません。 同時にシングルタスクです。
これは、OSで全てを管理して動作する事であり、ウイルス関係の侵入・動作をチェック出来ます。
従って、ウイルス対策ソフトは未導入です。
この情報端末ブラウザで、ウエブサイトを見ると別窓を開く動作はないので、どのリンクも通常に移ります。(別窓なし)
この環境で、マルチウインドやフラッシュを実現するには、クラウド方式を使用しています。
現実にそのタイプのブラウザも存在しており、サーバー上で実現して結果を情報端末のブラウザに転送しています。

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