項目別バックナンバー[1]:インターネット情報:12

SNS

SNSという言葉も最近、よく見かけます。「ソーシャルネットワークサービス」 というフルスペル以上です。略号の方が多く使用される傾向はインターネッ トの世界ではしばしばあります。アルファベットは使用しやすいですし、短 い表示も同様です。
SNSは、コミュニティサイトのことです。特に会員を限定したクローズな交流 の場を限定的に指す事が多いです。
コミュニティサイトの種類として、不特定多数のメンバーが参加した方がよい ものも多数あります。逆に、会員制を取りメンバーを限定した方が良い場合 もあります。メンバーの交流と継続をはかる為には後者の方が良いと思われ る場合があります。
希望すれば誰でも参加できる物と、参加条件があるものに別れます。

実は筆者は、SNSに参加していません。薦められていますが時期的に検討する 時の様に思います。かなり前からある、ショッピング等を主体にした人集め のコミュニテイにはいくつか参加しましたが、特にメリットもなく参加者の モラールも低く自然とはなれてしまいました。
SNSは、目的があります。「参加者が互いに友人を紹介しあって、新たな友人関 係を広げること」と定義されています。従って、「自由参加型」と「紹介者 がいて始めて参加できる型」があります。
もうひとつの分類としては、「無料」「有料」があります。ただ、有名なのは 「無料」なのでそちらの情報しか目にしていません。
最近、色々なポータルサイトで開設が始まっています。 よく名前を聞くのが、「GREE(グリー) http://www.gree.jp/  」と「mixi (ミクシィ) http://www.gree.jp/  」です。
新設のSNSか、先行サイトか?という所ですが、全部が自由に参加出来ないこと は既に述べた通りです。
検索すると情報はすぐにあつまりますが、参加しないとわからない面は多いで す。人脈が必要な人は是非検討すべきとアドバイスされています。


ポッドキャスティング

ポッドキャスティング(Podcasting)は、インターネット上で音声データファ イルを公開する方法の1つでオーディオのブログと言われています。というと 複雑そうに聞こえます。しかしポッドキャスティングの語源が、米国アップ ルコンピュータ社のポータブルオーディオプレーヤーのiPod(アイポッド) と、放送という言葉のブロードキャスティングを組み合わせた造語である事 を知れば何となく意味が分かってしまいます。
iPod(固有名詞なので大文字と小文字が混ざります)などの携帯プレイヤーに 音声データファイルを保存して聴く事が可能な配信番組という意味から名付 けられました。
従って、iPodの機能と方式を当てはめればよいです。データ方式はMP3オーディ オファイルが使用されるため、iPod以外でもMP3オーディオファイルを保存し て再生できるならば、どのプレイヤーでもこのポッドキャスティングを聴く 事ができます。

ネットでの音声配信等にも、この方式を利用しようとしています。

ポッドキャスティング(Podcasting)は、ブログ等の情報入手方式のRSSの音声 タイプと言われています。情報がテキストか、画像かの差のみで基本は同じ 様に入手できます。
音声であり、音楽に限りませんので、ブログ等が話すまたはその逆もあります。 また既にそれを取り出す装置(iPad)が存在しますので、音声をとりだして、 別の時に聞く事も可能です。既に装置は普及していますので、むしろ積極的 にテキスト情報も音声として広く配布するという考え方をした方が、実状に あうともいえます。
しゃべるブログが流行するかもしれません。


ネットストレージ

正しい呼び方はよくしりませんが、ネット上での情報の保管・転送手段のひと つです。
理屈は極めて簡単です。ホームページと同じように、ネットのサーバ上に情報 をアップロードしておきます。その情報が必要な時にダウンロードします。 これだけです。
実際は、上書き更新が必要ですし、安全性が必要です。また、ローカルのデー タとサーバ上のデータが異なる時にどちらに合わせるかを確認する必要もあ ります。
当然ながら、アップロード・ダウンロードに専用のソフトが必要になります。 次にそのソフトがローカルに存在するか、サーバに存在するかに分かれます。
アップする人と、ダウンする人が異なれば(方法の情報を共有している必要が あります。)データの転送方法として使用できます。
サーバの使用可能容量が増加している現在、有用性がましています。

ネットストレージは、ホームページのアップ・ダウン機能(FTP)等が有れば、 使用可能ですが、実用的ではありません。ネットサーバを通して、最新のデ ータの保管・バックアップ・転送等を行うのですから、これらを容易にする 機能が必要です。
必要な機能としては、更新データ・削除データのみを探してアップまたはダウ ンを行う。勿論、ツリー状のフォルダに対応が必要です。個別にファイルを 指定してアップ・ダウンを行う(同一コンピュータの移動・コピーに相当) また、手動FTP操作とも類似です。データ保護のために、サーバにバックアッ プ機能がある。他にも用途により、欲しい機能があるでしょう。
これを実現する為には専用ソフトを使用するのが普通です。しかし、いつでも どのパソコンでも認証さえ出来れば、データを利用したいという方向に進む ので、プラウザ上で専用ソフトを使用しないで使える様に進むでしょう。

同じ仕組みの多くのサービスがはじまっています。名称が決まっていないので 異なるサービスと思う可能性はあります。
ポケット、アルバム、ブリーフケース、ネットデイスク等、名称は多いですが 基本の考え方は同じです。
非常に便利な事は直ぐに分かりますが、安全性についてはシステム上及び、使 用上で注意が必要です。丁度、サーバやホームページが外部から攻撃を受け るように、このシステムも同じ危険性があります。ウイルス対策やファイヤ ーウオールなどの対策は必須です。
アクセス管理は同様に重要です。基本はパスワード管理です。機密性が高い時 はそれに応じた複数のアクセス制限を設置する必要があります。
リスクの面からは、用途が限定されるときはインターネットから離した、イン トラネット上の使用も検討要素です。

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