項目別バックナンバー[1]:インターネット情報:15
Gyao
USENの「GyaO」は、インターネット上の映像配信サービスです。
特定の固有名詞段階で話題になっているのは、これ以前の映像配信が殆どが有
料でしたが、無料サービスであることです。
コンテンツのレベルによっては無料もありましたが、有料配信でも普通と思わ
れるコンテンツも無料化する仕組みである事が特徴です。
これは普通に見る地上波の民間テレビ放送と同じ収益の仕組みを、インターネ
ット上で実現した事で可能になりました。
地上波テレビ放送は、番組の合間に流れる広告収入(CM)で運営されています
が、全く同様に「GyaO」もメイン・コンテンツ配信の間に広告(CM)を配信
する事で収入を得て無料配信します。
全く、地上波テレビ(民放)と同じです。
配信はメインがストリーミング映像で、番組表の替わりにネットでコンテンツ
を知らせる仕組みも作られています。
この仕組みが注目されています。
ブロードバンドによる動画配信と、広告配信を組み合わせた無料配信自体は既
にはじまっています。
Gyaoは、これに番組(コンテンツ)表示ソフトを組み合わせています。ネット
に接続されておれば、そのコンピュータとは接続されているのがブロードバ
ンドの常時接続ですので、プラウザのみならずコンピュータの表示画面自体
にも表示する事ができます。
実際に無料でソフトが支給されており、パソコン操作のバックグラウンドでコ
ンテンツやニュースが流れさせておけます。
一覧から選ぶことも、ゆっくり流れているコンテンツの表示をクリックして
プラウザの立ち上げからコンテンツの表示を行うことも可能です。
Gyaoの、配信するジャンルはテレビ並みは全て含み、インターネット独自の内
容を加えています。これは、ブロードバンド配信全てに見られる内容と同じ
です。
全てのコンテンツがいつも見られるのではなく、配信時間が「いつまで」と表
示されています。例えば、連続5週配信ならば最終が配信されてから何日ま
でというような内容です。
テレビと異なるのは、新配信開始時間と配信終了時間(日)があることです。
その間は接続すれば、いつでも見られます。放送時間の重なり、録画で見る
の様な概念はありません。
1回の配信時間はおおよそは決まっています。しかし厳密ではありません。い
くらかのばらつきはあります。秒刻みのテレビとは異なります。
1回の配信単位はばらばらでも、その中は15-20分程度を上限とするいく
つかに分けられています。その最初にコマーシャルが配信されます。
この時間分けは、コマーシャルを挟むのに適当な時間の意味もあるかと思い
ますが、ネット環境のばらつき対策で先読みを行うので現状でこれに適した
時間の意味もあると思います。
ウイルス対策ソフト
コンピュータウイルス・スパイウエアを知らないでネット環境でコンピュータ
を使用している人は少ないでしょうが、本当に危険度を理解して対策を行っ
ている人は意外と少ないかも知れません。
現実的には、ウイルス対策ソフトの導入と日々のアップデートと定期的なシス
テムのスキャンチェックになりますが、これさえ行っていない人が多くいる
とされています。
ウイルスの内容も変化しますので、対策ソフト(ワクチン)も絶えず対応が必
要です。定期更新ではありませんが現実にはほぼ毎日、何かかが更新されます。
これが充分にゆきわたらない理由は、費用がかかる・毎日の更新チェックと更
新が面倒・ダウンロードやアップロードや複数メールの同時配信やマクロ機
能付きソフトの立ち上げ時間が若干遅くなる・ソフト自体の更新の手続きが
面倒などがあります。
ただし、一度でも被害にあった人は対応すると思いますがそれでは遅いので、
ワクチンソフトメーカーも色々とシステムを変えてきています。
コンピュータウイルス・スパイウエアは初めは個々に販売されていました。現
在も同じですが、複数機能の統合化版が標準に変わってきています。
製造側からすれば、全機能対応を作成して購入機能のみ動作・インストールす
る様に変えている事になります。これは、ソフトが規模が大きくなり機能別
の販売になるときに使用する方法です。ウイルス対策等のソフトも対象が多
くなり機能が増加して来た事を指します。
使用側から見れば、一括購入割引・日々の更新を同時に行う・年等の更新も同
時に行う等のメリットがあります。
動作確認画面で、「この機能は未対応」の表示が出るのはかなり気になります。
アラームと同時に、販売側の広告もかねていますが、初心者への啓蒙との穏
健な見方もあります。
コンピュータウイルス・スパイウエア対策ソフトの複数年更新を行うソフトメ
ーカーが登場しています。
メリットは、更新の手間や手数料が省ける事です。
デメリットは、使用ハードウエア・ソフトウエア(主にOS)等のライフ(機械
的、機能的、メーカーのサポート期間)が存在する事です。
意外と多いのが、OSの新バージョン登場(または旧バージョンのサポート中止)
を機会にハードウエアを買い換える人です。
現状の価格変動傾向からは、あるていどのヘビーユーザー(含むセミ)なら
ば無理して旧バージョンや機器を使い続けるメリットが意外と少ないです。
これが、販売側の戦略のためであっても結果は同じです。この場合に、長期
更新契約がどのような扱いになるかは、事前確認が必要です。
コンピュータウイルス・スパイウエア対策ソフトの複数年更新を行う事の次に
来るのは、無期限更新です。
無期限といっても、勿論制約はあります。基本的には対応OSがそのメーカーに
よってサポートされている期間です。
ハード機器であるパソコンで考える事も出来ますが、OSの入れ替えやハード
機器の故障による買い換え時期などOS以上に不安定要素が多くあります。
メーカーによるOSのサポート期間は現在の主流の「ウィンドウズ」のマイクロ
ソフト社の方針で実質的に決まっていますので「非常に短い」と言えます。
既に、「95」「98」「ME」のサポートは終わっていて、2007年度に次OSが
リリースされると「2000」「XP」もサポート終了が近づきます。
OS市場が寡占状態にあるために、新OSの販売戦略上でこのようになっていると
思われます。複数の競合状態ではサポート期間は延びると予想します。
OSのサポート期間をコンピュータウイルス・スパイウエア対策ソフトの無制限
更新期間とすると、現状では期間が予想出来ますので可能となります。
新OSのリリース時にOSを入れ替えるか、ハードを含めて新規購入してウイルス
対策ソフトも新しく購入して無期限更新契約すると、一番長く継続します。
ソフトメーカーも需要予想できますので対応は可能です。
ネットがパソコンから携帯・モバイルに拡がっても、ネット接続であればパソ
コンの歴史を踏襲する可能性は高いと予想できます。
自動更新
ホームページは静的なものが多いが、次第に動的なコンテンツを含むようにな
りました。
その中で、ホームページ自身はコンテンツを受信する機能のみを持ち、コンテ
ンツ自体はネットの別のサイトから配信する場合がかなり有ります。
単純なのは、バナーリンクであり内容を他のサイトに見にゆきます。
ひとつのサイトから、多数のサイトにコンテンツを配信して、その内容を各サ
イトで表示しているならば、その表示等の仕組み次第では、配信元のサイト
で表示内容を制御する事が可能です。
この状態を、ホームページ内容の更新なしで表示等が変わるので、「自動更新」
と呼びます。
ポータルサイトは色々な表示方式のニュース配信をサポートしています。無償
が殆どですが、著作権の問題があるので使用には登録が必要です。
表示はニュース等と共に、配信元の広告が入りそれに加えて、色々な広告が
加わります。
中には、アフィリエイト広告と組み合わせてものもあります。
簡単に言えば、ポータルサイトのトップページで表示公開しているものが、
他のサイトでも見られる事になります。そして、詳しく見たい内容があると
クリックすると配信サイトに移動して表示するシステムになっています。
配信側にすれば、自サイトの広告・誘因・色々な広告の有償配信を行う事で、
無償提供する事になります。
ニュースですので、当然に自動更新です。狭いスペースで流れるようにニュー
スが次々表示する事が多く動的コンテンツとしての役割を担います。
バナー・動画等の表示も増えました。これがリンク・アフィリエイト・広告や
色々な告知で使用されます。
発信元がサーバ能力がなければ、自分のサーバにコピーして持ち帰り表示しま
す。多くは、発信元のサーバにデータがあり、表示するホームページがそれ
を読みに行きます。従って表示内容は、同じファイル名であれば内容が変わ
れば自動的に変わります。
自動更新バナーなどの分類もありますが、本来は他のサーバにデータを送り表
示させる全てのものに機能があります。
実際は定期的に内容が変わるものが、自動更新コンテンツと呼ばれます。表示
方法に動的な機能が無ければ、配信先のホームページ全てが一斉に更新・変
更になります。
勿論、動的プログラムを含む表示方法では、個々のホームページごとに内容を
変えることも容易に行われています。