項目別バックナンバー[1]:インターネット情報:9

速度と安全性

今回は、具体的な事を離れてやや曖昧ですが速度と安全性を考えたと思います。 インターネットでは速度が速ければ一般に使い易いと言えます。勿論遅くす る所は遅延させれば良いのです。もう一つは入り口の数が有ります。目的の 所にたどり着くのに、直接ゆけるかいくつかの関門で確認を行って通行する かです。
何も無ければ、速く・直接行くのが望まれます。しかし、これは一番危険性が 高い方法です。情報の安全性の確認を行うにはどうしてもこれらを犠牲にす る必要にかられます。
被害が少ない内は、自分は関係ないと思い安全性を無視しがちです。しかし、 被害に遭うと安全性に傾いてゆきます。
最近では、警告の連続の中でインターネット中を動いてゆきます。安全が確認 できない警告を無視するかどうか、絶えずジレンマに陥ります。
ダウンロード・CGI等の警告・自動返信メールの確認・多重パスワードなど、 面倒に感じる事は沢山ありますが益々増える危険性のなかで、使用者はたえ ず迷います。


インターネット利用地域差

インターネットの普及は意外な所で、地域差を生みます。郵便や電話の普及率 と同様にインターネット技術の進捗と利便性は利用場所で大きな差を生みま す。電話は携帯電話の普及と共に、電波のサポート範囲という全く異なる区 分を作りました。大体は、携帯電話の使いにくい所では無線インターネット 通信も使いにくいです。
有線のインターネット自身も、通信方法が変わってゆくに従い利便性の地域差 が変わってゆきます。最初はダイヤル接続でしたので、アクセスサイトの有 無・混雑度が影響しました。次は、別回線での速度アップでしたが、全域を サポートするまえに常時接続に変わりました。
所が、ADSLでは電線を利用するため、光ファイバー電話回線の地域は光収容と いわれて利用できませんでした。電話としては技術的に進んでいるのですが。 同時に電話局からの距離という、別の要素で速度が制限されました。
現在は、光ファイバーインターネットへの移行と業者は言ってきますが、過去 の経験的にしばらく様子を見たくなります。


ツールバー

ツールバーは最近のオフィスソフトでは殆ど使用されています。通常は表示画 面の一番上に表示してソフトを使用するときの作業性を向上させます。
インターネット用のソフトでも同様です。WWWを表示・閲覧するプラウザでも標 準でそのようになっています。
プラウザソフトに追加するツールバーが多く提供されています。主に検索エン ジンサイトからの提供が多いです。基本は検索窓と検索機能の提供です。検 索結果としては、各々のサイトが表示されますので、使用者の利便性と検索 エンジンサイトの利用者増加目的が一致した結果です。
当然ながら、検索エンジンサイトが複数ありますので、ツールバーの提供も複 数にあります。グーグルのサイトランク表示は有名です。それ以外では機能 の類似化が生じますので、画面を狭くするのを避ける意味でも多くのツール バーを使用する人はあまりいません。
これから色々な所から、提供があると予想されますが、あったら便利と言うよ りも、邪魔にならなく使用頻度も高いかどうかを考える必要があります。


テイッカー

インターネットのポータルサイトでは最新ニュースを表示しています。この機 能をもつ表示システムを外部に提供するサービスが有ります。当然ながら、 表示に一部に広告を含みます。名称や機能は統一されてはいません。
基本的には設置には、登録が必要ですので、ネット上にアップするまでは、機 能は働きません。
機能は、ニュースの他に広告・クイズ・アフィリエイトなど多岐に利用されま す。
ホームページ作成の1アイテムですが、フリーダウンロードではなく個人情報 提供と共に使用可能になる場合が多いです。機能上、表示情報などに他の情 報源の著作権を含む場合が普通ですので、フリーな提供は難しいようです。


アクセス解析

ホームページを開設すると訪問者の数や色々の情報を知りたくなります。その 結果として色々のアクセス解析が行われています。
大きく分けて、ホームページの置かれるサーバ自体に機能があるもの・ホーム ページ自体に機能を持たせるもの・センサーに相当するものをホームページ に置いて他のサーバで解析を行うもの等があります。
いずれにしても、訪問者の情報を入手するのですから悪用の危険性もあり得ま す。その結果、利便性は落ちてもクッキー機能をオフにして使用する人もい るようです。インターネットエクスプローラーで追加された、アラームバー が表示される機能はアクセス解析を行っているホームページを訪問すると、 機能します。
ホームページの置かれるサーバ自体に機能があるものとは、サーバ自体がサポ ートしているかどうかで決まります。また最近増加した色々なブログ形式の ホームページではアクセス解析機能を持つものが多くあります。

アクセス解析の一つの方法は、ホームページにセンサーとなる物を配置して、 別のサーバーでこれを利用して解析を行うものです。
この方法は、ホームページとそれをおくサーバの制限がほとんどなく一番方法 としてはシンプルです。
欠点は別のサーバが必要な事です。これは解析情報の流出に等しい事は認識が 必要です。
他のサーバで解析してもらうのだから、通常は有料ですが設置ホームページに バナーリンク等を置くことで無料のサービスもあります。無料サービスの他 の目的の有無は知りません。
ホームページに指定のタグを書く(埋め込む)だけですので、ホームページを 自作する人は容易に使用できます。

アクセス解析で構造的に一番シンプルな方法は、ホームページにCGI等の解析 プログラムを設置する方法です。
原理的には、設置者のみ分かる様にもできます。現実は、そこまで複雑な事は ほとんど行っていないようです。
CGIプログラム自体は、複数種類がフリーソフトでもあり容易に入手できます。 後は、CGIが設置可能なサーバかどうかと、CGIの設定・設置技術の問題です。
暴走の危険の少ないCGIですので、ある程度の知識があれば使用可能です。当然 ながら、ホームページにもタグの埋め込みは必要です。
動かない場合の失敗は、相対アドレスの記入ミスかFTP転送時の、属性設定のミ スです。HTML、CGIを扱かおうとする人が最初に練習も兼ねて使う事が適して いると思います。
苦手なひとは、別の方法を選ぶのが無難です。

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