項目別バックナンバー[1]:インターネット情報:7

eラーニングシステム

インターネット等の回線を利用して、遠隔で講義・学習を行うシステムを言い ます。スピードや双方向性が必要です。
初期はオンデマンド方式で行われていました。これが限界だったと言う事でし ょう。
最近は、ライブ方式が提案されています。これが本来のリアルタイム遠隔学習 です。機能や機器の性能が向上してきた為と思います。ただ、オンデマンド と異なり、通常の授業と同様に受講者の能力差が限界となります。
従って、補習にあたるオンデマンド方式も併用になると考えられます。
直接の授業と類似になってきたと言えるでしょう。


「フィッシング」詐欺

「フィッシング」とは、電子メールメールやホームページ等を巧妙に細工し、 ホームページ等の安全性等を高めるためや他の理由で、そのシステムを変更 したので、再登録をお願いします」などのメッセージで暗証番号やカード番 号などをユーザーに入力させるように仕向けて得た情報を悪用する、インタ ーネットを利用した偽装詐欺です。
このフィッシング被害を防ぐためには、個人情報を少しでも疑問があれば安易 に入力しないという考え方が必要です。現在では対象サイトでも「パスワー ド等を聞くことはありません」と記載しています。
しかしどれがフィッシングメールなのかは見た目だけでは、なかなか分かりま せん。ウイルス対策・ファイアーウオールソフトでも機能をつけ始めていま す。
ただし逆に、受信拒否が働きすぎて重要なメールの未着という、副作用が発生 しやすくなり、簡単ではありません。


ワンクリック詐欺

サイト上・メールのバナーやテキストをクリックした時点で入会が完了してし まうサイトのことです。後払い制のシステムをとっており、高額な利用料金 の要求があります。支払いが行われない場合は強引な回収に行く事・訴訟を 起こす事などが書かれていて悪質です。
アフィリエイターには、広告掲載の依頼などの勧誘メールでは依頼時は、正統 なサイトと偽り、広告を掲載したらワンクリック詐欺サイトだったと事例も 報告されています。
基本的にユーザーは無視すれば問題ありません。メールで質問したり、料金を 振り込んだりしない事です。一度料金を振り込んだり、メールで質問したり すれば間違いなく『カモリスト』になり度々メールが送られてきます。
最近、裁判所からの支払い命令が来る例もあるそうです。その時は、裁判所の 住所・電話等を別の方法で確認して実在ならば、意義申し立てを行う必要が あります。偽の連絡先を記入した例もあるので注意が必要です。
ネットビジネスでは、決済方法の簡略化は課題ですが、取引条件の明記・クー リングオフの明記等の項目が商法で定められており、これを明記しない状態 での入会。料金請求は言うまでもなく違法です。


ツーショットダイヤル詐欺

厳密にはネット詐欺とは限定できませんが、きっかけがインターネットの場合 が増加しています。
ツーショットダイヤルとは、電話番号と暗証番号を登録する事で未知の人間通 し(出会い系詐欺に利用される)が電話で話が出来るサービスをいいます。
出会い系サイト等で、匿名利用出来ますが誰が登録したのか不明な所に詐欺の 発生危険性があります。突然に、多額の利用料の請求が来る事があります。
対策は、身に憶えの無いことは支払わない事です。しつこい要求には、その根 拠の明示を要求するべきです。
無差別に請求する詐欺も有りますし、他人の電話番号の不正利用も可能性はあ ります。
後者の場合には、「通話料」>加入者に支払い義務がある。電話会社が相手> 匿名請求はありません>相手がはっきりしていますから異議を申し立てまし ょう。「情報料」>利用者に支払い義務があります。利用していないならば 契約等は成立しません。
基本は事実関係をはっきりさせる事で、不正請求と思われる時は警察等に相談 するべきです。同時に、内容の不審なネット出会いサイトは注意が必要です。


ネットオークション詐欺

ネットオークションが盛んです。これ自体は、良いことです。しかしちまたに オークションで儲ける本などが出てくると、色々なトラブルや詐欺が発生し ます。
お金を払ったのに商品が届かない。商品が説明と異なる。等取引が成立しない 事が発生します。
オークションであっても、取引を行う時はお互いに個人情報を開示するのが原 則です。ネット内のハンドルネームのままの取引は匿名の為に、トラブルや 詐欺が発生しやすくなります。
はじめは、インターネットが好きな人がオークションの出品者であり落札者で した。しかし、上記の儲かる本などを見て、金儲けの為にオークションに参 加する人の増加が予想されます。従って、可能性としては一部でも絶えず対 策と注意をしている必要があります。
一部で言われる、さくらの存在や自作自演で不当に価格をつり上げることも詐 欺です。オークション開催者のルールを無視した、個人の勝手な要求も不当 と言えます。たとえ、ノークレームを要求していても内容に問題があれば、 それは不可です。あまりにも出品時の表示が不当な場合は、開催者に連絡す るべきです。

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