項目別バックナンバー[1]:インターネット情報:8

スパイウエア

現在、個人情報漏洩とスパイウエアによる、他人による銀行等口座への侵入で す。
スパイウエアは、基本的にはコンピュータウイルスです。ネット環境の元で他 人のコンピュータに侵入して、コンピュータ内にある情報を盗み出します。 その情報の中に、銀行口座やカード情報があれば勝手に使用可能な場合が、 発生します。
アメリカでのカード情報の漏洩対策で、カードの利用限度を下げる変更が行わ れています。そして、責任がカード会社にある時は全額責任をうたっていま す。しかしカード会社は、使用者(販売者・購入者)の手数料で成り立って いるので、実質はカード会社自身が支払う事にはなりません。
これが銀行になると、状況は変わります。金利以外には収入がないのですから 銀行はより厳しい対策が必要になります。このほど、ネット銀行「イーバン ク」では、連絡メールアドレスの登録・アクセスIPアドレス(プロバイダー )の登録の実施を始めました。IPアドレスは複数登録可能です。ネットのど こからでも使用可能ではなくなりますが、是非登録を検討必要です。
基本的には、ウイルス対策ソフトの導入・更新・定期スキャンなどで対策する のが現在では当然の必要事項です。


新インターネット構想

インターネットの今後の進め方に2つの考えがあります。一つは現在行ってい るように、次々に改良を加えてゆくものです。これについては誰も依存はな い所です。
もう一方は、改良だけでは解決出来ない問題もあり、基本構想自体が30年前 ぐらいの現在のインターネットとは異なる、新しいインターネットを作ろう とする考えです。情報・コンピュータ関連では絶えず生じる事です。
新構想を立てても、その後に今と同じように改良が加えられてゆくことは同様 です。いつか、大きな変化が起きる事はしばしば見てきています。いずれに しても費用と時間は必要ですので、利用者は状況を見てゆく事になります。
インターネットを流れる情報の、かなりの部分がスパムメールとウイルスメー ルである現状を、現在のインターネットで克服できるかがポイントのなると 思います。


プラウザソフト

プラウザソフトとして、多くの人はインターネットエクスプローラ(IE)を使 用していると思いますが、OSとの組み込みの関係を除けば色々な種類があり ます。
Mozilla FireFox:シンプルでIEとブックマーク(お気に入り)の互換性があ り、乗り換えの一番の候補です。
Opera :最速表示を特徴としています。愛好者もそこが魅力でしょう。逆に言 えばHTMLの表示に独自性があるので、IE用に書かれたサイトで読めないもの が一部あると言われています。
Mozilla:いわゆるオフィスソフトのような統合ソフトです。上記のFireFoxは これからプラウザのみを取り出したとされています。
Lunascape 2.0:良くしりません。IEを基本に多くの機能を追加していると言 われています。
Netscape :IE登場以前は独占的だったソフトです。統合ソフトですが、プラウ ザのみを分離できるバージョンもあると言われています。私も以前は使用し ていましたが、IEとの機能競争でHTMLが非互換の部分が生じてしまった事は 有名です。
HTMLの仕様外の文法を使用したサイトは、プラウザソフトによって見え方が異 なるのは当然です。プロのプログラマーは文法を守り、どのソフトでも見え る様に設計しますが、普通の人は自分の使用しているソフトでのみ確認しま す。現時点ではIEが優勢ですが動きの激しい世界です。
プラウザソフトに欠陥があると、ウイルスやスパイウエアに狙われますが、当 然ながら一番使用されているソフトが狙われます。わざとマイナーソフトを 好む人もいると聞きます。


検索エンジンの対人インターフェイス

検索エンジンの方式・能力の改良競争は日々激しくなっています。
一方では、検索結果の表示機能も改良されつつあります。従来は、検索結果を 文字で表示していました。
最近は、検索したサイトのトップページの画像をサムネイル(小画像)表示す る検索サイトも現れています。
アプリケーションソフトでは、バルーンヘルプと言ってマウスをアイコンの上 にかざすとヘルプを表示する機能がありました。(特許でもめていますが・ ・・アメリカの特許は調べているのだろうか)
これと同様に、検索結果のサムネイルにマウスをかざすと、画像が拡大表示さ れ、紹介文も表示される検索エンジンが開発されています。
問題は、動作速度ですが、それが実用的にクリアされておれば、我々が使用す る日も近いと思われます。


マイクロソフト次期OS・IE

ウインドウズと、IE(インターネット・エクスプローラ)の問題点は多くあり ますが、しばらくは主流である事は違いありません。そのため絶えず次期の ヴァージョン情報が入り乱れます。
米マイクロソフトが7月27日(アメリカ時間)に,ウインドウズ OSの次期版 「Windows Vista」(開発コード名は「Longhorn」)の「beta 1」版をテスタ ーに配布した事を発表しました。 当然ながら、セキュリテイをはじめ現ヴァージョンで問題になっている所を 改善した物だが、完成度や要求されるハードウエアの能力も明らかでありま せん。OSに密着しているIEも同時にヴァージョンアップされます。OSと一体 化しているのかはまだ不明です。こちらも安全性対策が繰りこまれるでしょ うが、使い易さや軽さとのバランスが問題となるでしょう。序序に普及して いるfirefox 等も意識し始めるかも知れません。

このページの先頭へ