大学の先輩の影響で何となくこの遊びにのめり込んだのが1977年。 列車に乗ってボケッとしていればいい(?)というのが横着な性格に合い、学生時代の1981年春に当時の国鉄線を完乗しました。 その後少しづつながら新規路線も開業したのですが、次第に横着になったまま時が過ぎ、先頃2007年の暮にようやく残った未乗区間に乗車、実に17年振りに全線乗車に復帰しました。 このコーナーは当時の記憶のメモと同時に、現在の活動への振り付けでもあります。 ↓ ↓ ↓ 最新の追加 ↓ ↓ ↓ 2023年8月22日 おおさか東線 に 一部追加 2022年2月6日 博多南線 に 一部追加 ↑ ↑ ↑ 最新の追加 ↑ ↑ ↑ <INDEX> 概ね北から順に並んでいます。 都合上、一部の路線名に正式名称でなく”通称”を使用しています。 下のINDEXに無い線区は未アップです。 <北海道> 天北線 興浜北線 興浜南線 名寄本線 美幸線 渚滑線 湧網線 標津線 士幌線 広尾線 羽幌線 留萌本線 深名線 札沼線 瀬棚線 万字線 石勝線 夕張線 幌内線 富内線 岩内線 胆振線 松前線 江差線 北海道新幹線 戸井線(未成線) <東北> 東北新幹線 五能線 男鹿線 仙石線 左沢線 長井線 大間線(未成線) <関東・甲信越> ガーラ湯沢線 北陸新幹線(長野新幹線) 久留里線 御殿場線線 小海線 <中部・北陸> 身延線 飯田線 富山港線 七尾線 <関西・西日本> 奈良線 おおさか東線 尼崎港線 可部線 三江線 <四国> (番外)四国新幹線 <九州> 博多南線 九州新幹線 香椎線 勝田線 長崎本線 指宿枕崎線 大隅線 日南線 天北線(音威子府―南稚内)・興浜北線(浜頓別―北見枝幸) 2015年11月15日一部追加 1979年3月11日乗車 北海道のローカル線、1989年に廃止された天北線と、一足早く1985年に廃止の興浜北線です。 ローカル線とはいっても、天北線は100キロを越える長大路線で最後まで札幌からの直通急行も運転。 一方の興浜北線は、南側の興浜南線と繋がってオホーツク沿岸縦貫線の構想はあったものの実現せず、最後まで天北線の途中駅・浜頓別から伸びるローカル枝線のままでした。 名寄本線(名寄〜遠軽・中湧別〜湧別)・興浜南線(興部〜雄武) 2015年11月29日一部追加 廃止された地方交通線のなかでは唯一「本線」を名乗っていた名寄本線。 その由来は、石北本線開通以前のこの路線の位置づけにあります。 急行列車も走り両端とも他の「本線」と繋がった立派な路線でしたが1989年に廃止されてしまいました。 尚立地上、支線の「興浜南線」もこのグループに含めました。 美幸線(美深〜仁宇布) 2009年10月11日一部追加 かつて、日本一のローカル線として名を轟かせた?美幸線です。 宗谷本線の美深と仁宇布を結んでいましたが、更にその先、オホーツクは北見枝幸までの開業を目指していました。 しかし仁宇布から先、土木工事は進んでいたものの開業には至らず、「美幸」の「幸」の方は幻。 美深〜仁宇布間も、赤字ローカル線として廃止されてしまいました。。 渚滑線(渚滑〜北見滝ノ上) 2009年11月29日一部追加 オホーツク沿いの名寄本線・渚滑駅から分岐し、山間の北見滝ノ上までを結んでいたローカル線、渚滑線です。 川に沿って畑地の中を遡り、急峻な谷間はこれからというところで終点・北見滝ノ上に到着する、さほど大きな変化のない車窓風景の路線でした。 しかし終点・北見滝ノ上や上渚滑の木材積み出し施設は印象に残っています。 湧網線(網走〜中湧別) 2009年12月6日追加 オホーツク沿いの網走と中湧別を結んでいたローカル線、網湧線です。 流氷の見えるオホーツクの路線のイメージが強いですが、実際には能取湖・サロマ湖の山側を走るため、その印象の割には海岸を走る距離はさほど長くありませんでした。 しかしいすれにしても風光明媚な路線でした。 標津線(標茶〜根室標津・厚床〜中標津) 2010年2月28日追加 道東のローカル線・標津線です。 標茶から根室標津間と、途中中標津から厚床までのT字型の路線は、牧草地の中を走る長いローカル線。 しかし海岸の終点・根室標津は漁港の町で、また違った顔がありました。 士幌線 (帯広―十勝三股) 2016年2月28日追加 1979年10月8日乗車 北海道のローカル線、士幌線です。 北海道の鉄路を乗り尽くしたのは1979年春休みと秋休みの2度に掛けて。 今から思うとこんなところにまで、というくらい沢山あったローカル線ですが、この士幌線、当時すでに末端の一部がバス代行に置き換えられていました。 先日(2007年8月)の北海道旅行で、久しぶりに遺構を訪ねてみました。 広尾線(帯広〜広尾) 2010年9月13日追加 十勝の都市・帯広と太平洋岸の町・広尾を結んでいた、広尾線です。 車窓風景は何の変哲もない北海道の畑地。 そんな広尾線を一躍有名にしたのは途中の駅名。 幸福駅と愛国駅ばかりがフィーチャーされるのは止むを得ないところですが、他にも大樹・新生などおめでたそうな駅名が並んでいました。 羽幌線(留萌〜幌延) 2015年3月29日一部追加 羽幌線です。 留萌本線の留萌から宗谷本線の幌延までをオホーツク沿いに結ぶ、総延長140キロ余りに及ぶ長い区間でしたが、1987年に廃止されました。 かつては全線通して札幌まで向かう急行も運転されていました。 留萌本線(深川〜増毛) 2021年10月30日追加 留萌本線です。 名前は「本線」ですが、総距離70キロに満たないローカル然とした路線です。 元々深川と増毛を結ぶ路線でしたが、2016年12月に日本海に沿って走る区間の留萌〜増毛間が廃止され、現在では総距離50キロ程の路線になってしまいました。 しかしそれさえ存続の危機にある、厳しい環境の路線です。 深名線(深川〜名寄) 2009年9月27日追加 極寒の地、朱鞠内。 深川と名寄を旭川経由でなく朱鞠内経由で結ぶと言うこのルート。 なぜ?という気もしますが、雨竜第一ダム建設のための路線、という側面も忘れてはいけません。 それにしても、朱鞠内(しゅまりない)という地名には惹かれます。 札沼線(桑園〜新十津川) 2021年2月6日一部追加 札沼線です。 札幌市内の桑園から、石狩平野の西側を新十津川までを結んでいた路線です。 かつては更に北進し、留萌本線の石狩沼田までの長い路線でしたが、新十津川〜石狩沼田間はすでに1972年に廃止されていました。 ここでは桑園〜新十津川間の区間として取り扱います。 その区間ですが、全線の半分以降の非電化ローカル区間、北海道医療大学〜新十津川間も、2020年4月17日を以って運行終了となりました。 瀬棚線(国縫〜瀬棚) 2015年2月22日一部追加 瀬棚線です。 北海道南部、噴火湾側の国縫から日本海側の瀬棚を、山越えで結ぶローカル線です。 但し列車は函館本線の長万部まで直通していました。 起点側の国縫は「分岐駅」の性格が大きいためか、さほど賑やかな駅ではなく、終点側の北檜山や岩内が随分賑わっていた記憶があります。 乗車したのは1979年3月のことでした。 万字線(志文〜万字炭山) 2009年9月27日一部追加 道央の「炭鉱路線」万字線です。 夕張・幌内・万字と近接した炭鉱、近接した鉄道でしたが、辛うじて市として存続している夕張以外のローカル線は、使命を終えて廃止されてしまいました。 夕張線(追分〜夕張・登川) ・石勝線(南千歳(千歳空港)〜新得・夕張) 2021年5月1日追加 かつては石炭の積出で賑わった夕張線。 石炭産業衰退後に、千歳空港(南千歳)〜追分と新夕張〜新得(上落合信号場)が開業して石勝線と名前を変え、道央〜道東を結ぶ幹線へと性格も大きく変わりました。 初めて乗車したのは夕張線時代が1979年10月、石勝線区間が1983年1月でした。 幌内線(岩見沢〜幾春別) 2012年12月2日追加 北海道中央部、岩見沢と幾春別を結んでいた、幌内線です。 道内では歴史が古い、石炭積み出しを主目的とした路線は、石炭産業の斜陽とともに使命を終え、終焉を迎えました。 途中三笠地区には、2箇所に分かれて「三笠鉄道村」があり、一見の価値があります。 富内線(鵡川〜日高町) 2019年12月29日一部追加 太平洋沿岸の路線、日高本線鵡川から分岐し、日高山脈のふところ日高町までを結んでいた、富内線です。 当初は鉱物輸送の役割もあったようですが、乗車訪問時は、貨物の殆どが木材輸送の役割のようでした。 岩内線(小沢〜岩内) 2009年2月7日一部追加 北海道の国鉄ローカル線、岩内線です。 函館本線からの分岐駅・小沢駅では函館方面から直通する線形でしたが、結びつきは反対向きの札幌の方が強かったようです。 かつては札幌から直通急行「らいでん」も運転されていましたが、ローカル線廃止の初期、1985年6月末で廃止されてしまいました。 胆振線(倶知安〜伊達紋別) 2009年2月7日一部追加 北海道の国鉄ローカル線2線です。 札幌から直通急行が運転された時期もありましたが、1985年から1986年にかけて廃止されてしまいました。 乗車したのは1979年の3月と10月とまちまちです。 先般(2008年11月)北海道を訪れた際に、ちょっとだけ廃線跡を眺めてきました。 松前線(木古内〜松前) 2015年1月18日一部追加 道南のローカル線、松前線です。 一連の国鉄JRローカル線廃止では比較的遅く、1988年1月末で廃止されました。 乗車したのは1979年と廃止直前の1988年元旦の二度。 そして、その後の廃線跡訪問の様子です。 江差線(五稜郭〜江差) 2015年7月26日一部追加 江差線です。 道南函館の五稜郭〜江差間を結んでいたローカル線。 1988年の青函トンネル開業により、五稜郭〜木古内間は電化され海峡線ルートに組み込まれ、特急やコンテナ貨物が走る路線に変貌。 残りの木古内〜江差間はローカル線として細々と残されていましたが、2014年5月に区間廃止されてしまいました。 2016年3月には函館新幹線開業により、残りの五稜郭〜木古内間もJRから切り離され、第三セクターに生まれ変わることになっています。 北海道新幹線(新青森〜新函館北斗) 2016年12月25日一部追加 北海道新幹線です。 すでに開業前年に「奥津軽いまべつ」駅を訪ねて本コーナーに開業前の写真をアップはしておりました。 今回初乗車は、開業から半年余り経った2016年10月のことです。 当面「新函館北斗」までの開業ですが、札幌まで開業するのはいつになるでしょうか。 戸井線(未成線)(五稜郭〜戸井) 2017年1月9日一部追加 戸井線(未成線)です。 北海道と本州下北半島間の最短の地を、海峡連絡の船を介して結ぶべく計画された路線です。 着工はされたものの、結局開業には至らず工事は中止。 本州連絡は西側の津軽半島経由の青函トンネル経由になりました。 しかし現在でも当時の遺構が残されています。 尚、本州側の接続路線としても、「未成線」のままで終わった「大間線」の遺構が現存しています。 東北新幹線(東京〜新青森) 2011年1月23日追加 東北新幹線です。 1982年の大宮〜盛岡開業以来、実に18年かかってようやく新青森まで到達です。 盛岡までの初乗車は1982年の大晦日12月31日、社会人になりたての正月休み。 そして八戸〜新青森間は、開業翌日の2010年12月5日に乗車しました。 五能線(東能代〜川部) 2014年8月10日新規追加 五能線です。 男鹿半島の付け根・東能代と津軽半島の付け根・川辺の間を、日本海沿いにぐるりと巡る全長150キロ弱のローカル線です。 両端の区間はそこそこの乗降客もありますが、途中日本海沿いを延々と走る区間は乗客も少なく、列車本数もわずかとなります。 世界遺産の白神山地や日本海の雄大な眺めを資産に、近年は観光路線として力を入れ、観光快速列車「リゾートしらかみ」3往復が走ります。 男鹿線(追分〜男鹿) 2014年8月10日一部追加 男鹿線です。 秋田の北、追分駅で奥羽本線から分岐し、男鹿半島の男鹿駅までを結ぶローカル線です。 八郎潟の南部、男鹿半島を日本海沿いに走るロケーションですが、残念ながら雄大な日本海の風景は望めません。 現在はすべての列車が県都秋田駅から直通しています。 仙石線 (あおば通〜石巻) 2007年3月18日追加 2007年2月18日&1978年3月15日乗車 仙石線です。 全線通しての乗車は、30年近く前の1978年の今頃の時期だったのですが、その後、仙台駅付近の改良工事によりちょっぴり伸延。 というわけで、遅ればせながら「新線区間」にも乗車してきました。 「トンネル」の中で景色のない旅でしたが。 左沢線 (北山形〜左沢) 2014年2月9日一部追加 2013年7月再訪 左沢線です。 山形盆地の北西部を走るローカル線です。 山形から途中までは広い田んぼの中を走るローカル線。 向きを西南に変える終点付近は、山に沿う細い線路、という印象の路線でした。 久々に訪れてみると、大きく変わった印象ではありませんでしたが、終点の左沢駅は様変わりでした。 長井線 (赤湯〜荒砥) 2014年6月15日一部追加 2013年7月乗車 山形県のローカル線・長井線です。 奥羽本線の赤湯から荒砥に至るローカル線でしたが、国鉄からJRへの分割民営化後の1988年、第三セクター「山形鉄道フラワー長井線」に移管されました。 終点荒砥から左沢線の終点左沢まで、最上川沿いに伸延の計画もありましたが、実現はしませんでした。 途中の今泉駅でJR米坂線と接続しますが、こちらも輪をかけたようなローカル線ではあります。 このコーナーには、第三セクター「山形鉄道フラワー長井線」に移管後も含みます。 大間線(未成線)(大畑〜大間) 2020年6月13日新規追加 大間線(未成線)です。 津軽海峡を挟んで同じく未成線に終わった戸井線と同じく、北海道と本州下北半島間の最短の地を、海峡連絡の船を介して結ぶべく計画された路線です。 こちらも着工はされたものの、結局開業には至らず工事は中止。 北海道連絡は西側の津軽半島経由の青函トンネル経由になりました。 やはり現在でも当時の遺構が残されています。 ガーラ湯沢線(越後湯沢〜ガーラ湯沢)・長野新幹線(高崎〜長野)+α 2008年2月3日一部追加 2007年12月22日乗車 現在のJR旅客営業線で最後まで乗車していなかった、新幹線車両が走る両線です。 西日本に住んでいると意外と行きにくく、新線開業後もこれまで放置したままでしたが、残りが2線だけになったため、勢いで出かけてきました。 これでひとまず国鉄・JR線全線乗車に復帰です。 北陸新幹線(長野新幹線)(東京・高崎〜金沢) 2015年6月乗車 2015年9月13日一部追加 2007年12月乗車 北陸新幹線です。 1997年に長野まで暫定開業し、長らく「長野新幹線」の愛称で親しまれていましたが、2015年3月に金沢まで伸延開業。 名実ともに「北陸新幹線」となりました。 最終的には大阪まで伸びる計画ではありますが、すでに工事が始まっている敦賀から先大阪までは、まだルートも決定していない状況です。 尚、2015年3月現状での北陸新幹線の区間は高崎〜金沢ですが、ここでは列車が直通する東北新幹線東京〜大宮、上越新幹線大宮〜高崎間も含め扱います。 久留里線 (木更津〜上総亀山) 2012年9月再訪 房総のローカル線、久留里線です。 2012年で開業100周年を迎えました。 非電化でキハ30やキハ37・38の印象が強かった同路線ですが、今回30数年ぶり2度目の訪問直後の2012年12月、車両は全て最新のキハE130に置き換えられ近代化が図られました。 御殿場線 (国府津〜沼津) 2016年10月2日一部追加 2016年8月再訪 御殿場線です。 かつては東海道本線の一部でしたが、御殿場越えの急勾配を抱え、大型機関車の助けを借りなければならない難所でもありました。 丹那トンネル開業後はこちらが東海道本線となり、御殿場ルートはローカル線の御殿場線として現在に至っています。 小海線 (小淵沢〜小諸) 2013年7月再訪 小海線です。 日本で一番高い駅(普通の鉄道としては)として有名な野辺山駅や、リゾートペンションで名を上げた清里はじめ、高原の雰囲気がたっぷりのローカル線です。 本格的なハイブリッド気動車も投入され、観光鉄道としても期待されますが、佐久平では北陸(長野)新幹線とも接続し、今後の沿線開発も注目されます。 身延線 (富士〜甲府) 2016年10月23日新規追加 身延線です。 東海道の富士と中山道の甲府の間を、富士川に沿って結んで走る路線です。 途中身延は、日蓮宗総本山延暦寺の門前町として栄えています。 勾配と急曲線が連続する路線のため、所要時間が長いのがネックです。 飯田線 (豊橋〜辰野) 2014年5月25日一部追加 飯田線です。 太平洋岸の豊橋と、伊那谷の北端・辰野を結ぶローカル線です。 全長200キロ近くに及ぶ路線に、100近い駅の数と、ローカル線にしては極端に短い駅間距離。 急カーブに勾配等々、線路条件は良くありません。 全線直通する普通列車もありますが、このために非常に「乗り甲斐」のある路線です。 富山港線 (富山〜岩瀬浜) 1980年7月23日乗車 富山港線は、富山から岩瀬浜までほぼ真北にまっすぐ伸びる、わずか8キロのローカル線でした。 旧富岩鉄道として開業した経緯から、 交流電化区間の北陸地区にあって、孤立した直流電化区間です。 このためか、1985年まで旧型国電が活躍していました。 この線も、珍しく学生時代の友人数名と訪れました。 七尾線 (津幡〜輪島) 2018年8月26日一部追加 七尾線です。 元々は北陸本線から分岐する津幡駅を起点に、能登半島の中ほど、輪島とを結ぶ路線でしたが、このうち和倉温泉〜輪島間は1991年に第三セクターのと鉄道に移管されました。 更に2001年には穴水〜輪島間が廃止されました。 現在の区間は津幡〜和倉温泉ですが、このうち末端の七尾〜和倉温泉間は能登鉄道が第2種鉄道事業者となり、普通列車利用者にとっては実質七尾駅が両社の境界的な駅という、少々複雑な経緯の路線です。 奈良線(木津〜京都) 2009年12月20日追加 京都と木津を結ぶ路線、奈良線です。 初めて乗車したのは、記憶もおぼろげな小学校入学前。 二度目は大学在学中に国鉄線を乗り歩いた30年余り前。 三度目が今回、と非常に長い間隔での乗車です。 かつて気動車で長い時間がかかった区間も、今では快速電車が多数走ります。 しかしまだまだ単線区間も残る、ローカル色も同居した路線でした。 おおさか東線(新大阪〜久宝寺) 2023年8月22日一部追加 JRで最新の新線開業区間、JR西日本の「おおさか東線」です。 2008年3月のダイヤ改正で放出〜久宝寺間が部分開業。 その後、2019年3月改正で、新大阪〜放出間が開業し、全線開通となりました。 今回も開業直ちに、とは行きませんでしたが、3カ月遅れで乗車しました。 尼崎港線 (福知山線支線 塚口―尼崎港) 1981年3月19日乗車 阪神工業地帯の中心・尼崎市の片隅に、地元の人もほとんど利用しないような短いローカル線がありました。 旅客列車は1日2往復が走るだけの超閑散路線でしたが、1981年3月末に廃止されてしまいました。 廃止直前の3月19日、当時の国鉄線完乗の線に選び訪れました。 可部線 (横川〜三段峡) 2017年7月2日一部追加 可部線です。 電化区間の横川〜可部間が広島近郊路線として賑わうのに対し、非電化のローカル区間、可部〜三段峡間は2003年に廃止。 しかしその一部、可部〜あき亀山間は、電化路線として2017年春に復活開業しました。 三江線 (三次〜江津) 2018年8月26日一部追加 2018年3月31日乗車 三江線です。 島根県の江津と広島県の三次を結ぶ、100キロを超えるローカル線でした。 全線が開通したのは国鉄では随分と遅い1975年。 当時既に、部分開通していた三江北線と三江南線は廃止が取りざたされる、そんな路線でした。 江の川に沿って走る路線は、水運の時代ならまだしも、道路が整備されると、人と物の流れのルートとは異なる点もマイナス要因でした。 とは言え、屈指の風光明媚な路線。 もっと活かす方法は無かったのかという気がします。 (番外)四国新幹線(大鳴門橋付近) 2020年2月22日一部追加 2015年1月訪問 四国新幹線です。 神戸から淡路島経由で高松・松山を結び、更に九州大分に至る計画路線です。 「日本列島改造論」ブームの頃はいつか実現するのかと思っていましたが、その直後のオイルショックで頓挫。 現在は瀬戸大橋経由の「フリーゲージトレイン」構想が四国高速網の現実的な選択肢となっています。 建設予算もつかなければ着工もしていない路線ですので本来は「未成線」にも数えらえれないのですが、先行して開業した大鳴門橋が「新幹線併設」を前提に設計建設されたため、この部分のみ「新幹線用地」が残っています。 博多南線 (博多―博多南) 2022年2月6日追加 博多南線です。 新幹線博多駅から車両基地・博多総合車両所に併設の博多南駅までの間を結ぶ、運行区間が10キロに満たない路線です。 新幹線の路線上を新幹線の車両が走る、しかし在来線扱いの路線。 九州内の在来線ながら、JR九州ではなくJR西日本が運行。 全列車特急扱いの区間つまり普通列車の運行が無い区間ながら、特急料金不要の特例が適用されない区間。 しかしながら特急料金はわずか100円。 そして特急列車なのに「名前」なし。 等々、異色の区間です。 九州新幹線(博多〜鹿児島中央) 2011年6月26日一部追加 九州新幹線鹿児島ルートです。 末端部の新八代〜鹿児島中央の部分開業から丸7年、2011年3月12日に晴れて全線が開業しました。 先行開業区間は2004年2月の試乗会以来ほぼ毎年乗車、今回の新線区間は2011年6月4日の初乗車でした。 香椎線(宇美〜西戸崎) 2019年12月7日一部追加 香椎線です。 福岡近郊の、通勤路線と観光路線の二つの顔を持つ路線は、列車本数はそこそこですが、未だディーゼルカーが活躍する非電化の路線です。 中間の香椎駅で鹿児島本線と接続しており、この両側で少し性格は異なります。 勝田線(吉塚〜筑前勝田) 2018年9月15日一部追加 福岡近郊の旧国鉄ローカル線・勝田線です。 福岡市内の吉塚駅と近郊の筑前勝田を結ぶ路線は石炭輸送で賑わった時期もありました。 しかし100万都市に直接接続する路線にもかからわず、旅客列車本数は僅少のままで、国鉄ローカル線廃止の早い時期・1985年に廃止されてしまいました。 長崎本線(鳥栖〜長崎・喜々津〜浦上) 2009年12月6日追加 鹿児島本線・鳥栖と西の港町・長崎を結ぶ長崎本線です。 建設の歴史的経緯から、当初の路線と現在の特急かもめが駆け抜ける路線とは経由地が大きく異なります。 今回は暫定アップ、ということで、諫早(喜々津)〜長崎(浦上)の旧線のみを取り上げました。 そのうち全体編もアップします。 指宿枕崎線(鹿児島中央・西鹿児島〜枕崎) 2018年10月13日追加 指宿枕崎線です。 線名通り指宿経由枕崎まで薩摩半島を半周する線形の関係で、全線直通する意義はやや薄く、列車の運転本数は指宿・山川を境に激減します。 初めの乗車は学生時代の1978年7月15日。 当時まだ営業運転していた鹿児島交通が主目的の訪問で、終点枕崎から西鹿児島へ向けての乗車でした。 大隈線(志布志〜国分) 2011年6月26日一部追加 大隈線です。 全線開業は1972年と比較的新しい路線なのですが、国鉄ローカル線廃止のあおりを受け、わずか15年後の1987年に廃止されてしまいました。 錦江湾を巡るあたりの線路は高架でやや位置が高く、眺めのよい路線でした。 初めての乗車は1978年7月14日の暑い日でした。 日南線(南宮崎〜志布志) 2012年11月18日追加 南九州のローカル線、日南線です。 終点志布志で接続していた大隈線と志布志線が廃止され、大隈半島の鉄道はここだけとなりました。 県庁所在地宮崎に直結しており、沿線に学校もあるため固定の需要はあるようですが、それでも朝以外は単行気動車で十分にまかなえる程度の乗客です。
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