尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2021年10月30日 <深川 〜 増毛> <INDEX> 深川〜留萌間乗車 2019年2月訪問 2021年10月30日一部追加 増毛駅訪問 2016年10月訪問 増毛駅訪問 2014年8月訪問 2019年2月訪問 深川駅。 北海道・道央はJRの函館本線深川駅です。 本日は、留萌本線の列車に乗車往復するためにやって来ました。 お天気は上々ですが、ホームにも構内にも雪はうず高く積もっています。 ホーム。 深川駅の4番ホーム。 次の留萌本線留萌行きは、このホームから発車します。 が、まだ時間にかなり余裕があるので、列車も入っていなければお客もいません。 線路部分は除雪されていますが、その分周囲には雪が高く積もれています。 駅構内。 2枚上の写真と同じ位置から同じ角度で、少し画角が広いだけの写真ですが。 本日乗車する根室本線も廃止の候補ですが、かつてはこの深川駅からもう1本、ローカル線が発車していました。 朱鞠内湖畔を通り、宗谷本線は名寄まで向かう深名線です。 やはりこちらのホームから気動車が発車するローカル線でした。 駅名標。 深川駅駅名標。 ホームの雪はこんな感じで、屋根のない部分は除雪されていても、靴が埋まる程度には新雪で覆われています。 さすがに向こう側の一番端のホームは、部分的にしか除雪されていませんでした。 本日のきっぷ。 さて、深川駅までは、新千歳空港に到着後に列車を乗り継いでやって来ました。 わずかの時間で乗り換えが出来たので、深川には予定より1時間早い特急で到着です。 新千歳空港、JRへの乗り換えは非常にスムーズでした。 10時ちょうど到着の飛行機で定刻到着。 JR窓口でこの切符を買って、10時15分発の快速エアポートに乗車可能でした。 留萌行きの切符。 いずれこの駅名が消えてしまう日が? 普通列車。 上りの普通電車です。 深川駅。 意外と列車本数が多い感じがしますが、殆どが特急列車です。 このように721系の不通電車もやって来はしますが、さほど本数は多くありません。 ホーム。 ホーム上の雪。 完全に除雪するのは土台無理な話の様で、ある程度除雪して歩ける状態になっている、と言う感じです。 手前のホームはその上に新雪が少々積もっており、ホーム中央を外れると何だか童心に帰ったような感じです。 (除雪にご苦労されている方には申し訳ないコメントですが。) しかし一番向こうのホームだけは、「本当に必要な部分」だけが除雪されていました。 外れのホーム。 向こう側。 ホーム自体はもう少し長いのですが、そもそも屋根のある部分が1両分だけ。 従ってそれ以外はかなり雪が積もったままです。 今現在の使用状態からはしかし、これで十分なのかもしれません。 深名線があった時代はどうだったのか。 実はあまり記憶がありません。 何しろ当時は夜行列車から、眠い目をこすりながらの慌ただしい乗換でしたから。 しかしこの向こう側に更に構内が広がっていたのは何となく覚えています。 ホーム案内。 ホームの案内と時刻表。 ホーム番線は線路ごとになっているようで、中線にも番号が振られているため、ホームは飛び飛びになっています。 函館本線で発着する列車は多くが特急で、特急2〜3本に普通が1本、と言う感じ。 複線電化の「本線」とは言いながら、日中は極端に普通列車が少ない深川駅でした。 除雪作業中。 一番端の6番ホームでの除雪作業。 ホーム上にはいろいろな設備があるため、大型重機で大規模な作業、と言う訳にはゆきません。 かと言って、人力で除雪すれは済むような暖地の小雪じゃありません。 小形の機械ながら、操作は結構大変なようです。 折返し列車到着。 留萌方面から気動車がやって来ました。 この列車が折返し次の留萌行きになります。 気動車は国鉄末期の、キハ54形の単行でした。 停車中。 ホームに停車した気動車。 北海道向けの気動車らしく、小さな2重窓はそれまでのキハ22やキハ40をそのまま踏襲しています。 しかし車体はこの車両からステンレス車体の銀色になり、印象は様変わりです。 折返し列車。 折返し仕業で、前照灯も切り替えられ発車の準備中です。 しかし方向幕は「普通」のままで表示が変わる訳ではありませんでした。 これまでこちらが「後部」として走ってきたため、相当の雪の付着量です。 顔つき。 キハ54形気動車。 前頭部は比較的単純な、周囲にRがついた切妻構造の角形です。 ですがデザインとしてはうまくまとめられていると思います。 もっとも、「後部の雪の付着」については、必ずしも優れたデザインとは言えないようでした。 発車。 さて、列車は深川駅を発車しました。 構内を南向きに出るとすぐに右側、西向きに向きを変えます。 車窓ですが、窓の外に雪、というか氷が付着しており、「楽しむ」と言うほどには視界が良くありません。 石狩沼田。 数駅に停車の後、石狩沼田駅に到着です。 留萌本線の石狩平野側では主要な駅で、かつては札沼線がこの駅まで伸びていました。 しかし現在ではホーム片側1線だけの駅でした。 ホームの雪の高さ、ハンパじゃありません。 石狩沼田。 石狩沼田に停車中です。 この路線はかつて40年前ばかり前に、増毛まで往復した時と、急行「はぼろ」で羽幌線を通り抜けた時の2度、1.5往復乗車しています。 かつて乗車した時は、ここで列車交換があったような記憶があるのですが。 残されているはずの現在使われていない島式ホームは、雪の下で確認できませんでした。 発車。 石狩沼田駅を発車しました。 長く伸びた線路ですが、その線形からかつては長い交換設備があったことが偲ばれます。 雪がなければかつての「遺構」を見ることも出来たのかもしれませんが、それは出来ませんでした。 峠越え。 恵比島から峠下に向けて、峠越えとなります。 深川から石狩平野川の直線の平地区間と、途中の山越え。 40年ばかり前の記憶と概ね一致しています。 登り勾配ですが、このキハ54。 昔の気動車と比べると、結構な速度で登ってゆきます。 見晴らし。 雪深い峠越え。 空はやや雲が多くなりましたが、雪が舞うような天候ではなく、遠くの山々迄が見渡せます。 意外と眺めの良い峠越えです。 雪の壁。 針葉樹林。 山越え雪の中の木立と言うとこんなイメージです。 以前乗車した1979年10月の学生時代のこと。 深川から増毛に向かう普通宇列車の中で、向かいの席に座ったお婆さん(と言うほどのお年でもなかったか?)が、「昔はこの辺は紅葉がもっと綺麗だったけれど、最近は植林でまだらになってしまった」と話してくれたことを思い出しました。 10月上旬の北海道のさほど高くない峠。 紅葉が見頃の季節のことでした。 駅に接近。 峠をかなり下ってきました。 前方に信号が見えてきました。 と言うことは間もなく駅に到着。 しかも交換設備がある駅のはずです。 この先、間もなく「峠下」駅です。 峠下。 緩いカーブを左に曲がり、正面に峠下の駅が見えてきました。 線路が2本に分かれており、反対側には対向の気動車が、すでにホームに到着しているようです。 気動車はどちらも単行ですが、交換設備はかなり長い配線でした。 交換駅。 峠下駅に進入です。 対向式のホーム。 配置は両端が渡り通路をはさんで「カギの手」のようになっている、昔の通票閉塞時代の名残の配置です。 余計に長い交換設備でした。 対向列車。 こちらの信号はまだ赤のままですが、一足先に対向の深川行き気動車が発車します。 深川と留萌のちょうど中間地点、よりは少々留萌寄りの駅ですが、町の大きさとは無関係に位置の関係で交換設備が残されている、と言う感じの峠下駅です。 とうげした。 「とうげした」の駅名標。 かつてはどこの駅でも見られた、柱に取り付けられていたタイプ。 今ではあまりお目にかかりませんが、北海道内ではまだまだ沢山見られます。 お馴染みの「サッポロビール」の文字が最下部に入ったタイプ。 現在でも多くの駅で使用されているのは、このためでしょうか。 昔の設備。 駅舎の一角。 簡易の除雪器具が置かれています。 かつては交換設備のための「あの装置」が配置されていた場所ですね。 ちょうど交換設備の中ほど。 上下ホーム間の渡り通路に近い場所です。 今では見られませんが、通票受け取り受け渡しや転轍機操作を慌ただしく行っていた当時の駅員さんの姿が思い浮かびます。 青信号。 前方の信号が青に変わりました。 こちらの気動車も、留萌に向けて発車です。 かつての交換駅の慌ただしさはなく、雪の中でひっそりと交換した。 そんな感じの峠下駅でした。 除雪。 出発側のポイント。 ちゃんと安全側線側部分も除雪され、目視でも安全確認ができます。 が、さすがにその先は除雪されていません。 もうほんのちょっとだけ線路はあるはずなのですが。 ま、列車が誤進入せずかつ停止すれば良いわけなので、雪があってもそれはそれできちんと機能するのでしょう。 幌糠駅。 次の幌糠駅です。 本日は留萌に向けて進行右手に座っているのですが、ここまで左側の駅舎が多く、客窓から駅を眺め写真を撮ったのはこれが初めてです。 窓に付いた氷はそのまま。 そして峠の手前より深くなった気がする外の雪です。 列車を待つ乗客、一人いました。 駅名標。 幌糠駅の駅名標。 これだけ見ると足元まで雪かきができているようです。 これだけの深さだと、辛うじて駅名が読み取れるまで、と言う駅も多く見られます。 が、やはり後方の雪の量には圧倒されます。 「ヨ」。 ここ幌糠駅には、待合室代りの車掌車「ヨ」がいました。 北海道内の無人駅。 この車掌車車体を待合室代わりに活用しているところが多く見られます。 もちろん外面は現役当時の無機質な黒ではなく、明るい色に塗り直されています。 路線によって、その色合いは異なるようです。 川に沿って。 峠を下ると、留萌川が少しづつ川幅を広げて寄り添ってきて、山間の狭いスペースも少しだけ広くなります。 急な流れではなく、何となく平地が近づいてきた感じでもあります。 窓ガラスの外側。 深川発車時から(正確には折返し列車の深川到着以前から?)へばりついている氷がいつまでたっても取れてくれません。 読めない駅名。 次の駅です。 例の縦長かつ平仮名表記の「駅名標」。 ですが、さすがにこれでは駅名が読み取れません。 一番下にあるはずの「サッポロビール」はもちろん読み取れません。 駅舎。 こちらの駅。 無人駅ですが、ここは「ヨ」ではなくちゃんとした「駅舎」がありました。 小さいながら、ちゃんとした「駅」の造りにはなっています。 しかし、ここでは乗客の姿はありませんでした。 下車するお客も。 藤山駅。 ここは「藤山駅」でした。 こちらの駅名標はちゃんと除雪されています。 たったこれだけのことではありますが、小さな駅ながらこれだけのスペースの除雪を維持するのは大変なことと思われます。 車窓。 川の両側に平地が広がり、次第に海に近づいてきたのが感じ取れます。 この先は大和田駅、そして終点の留萌です。 ここまで来ると、大分海に近づいていたのかなという気がします。 大和田駅。 終点留萌の一つ手前、大和田駅です。 峠下を過ぎ留萌に近づくと、なぜかこちら側が駅舎側の駅が続きます。 川と平地と線路の位置の関係でしょうか。 ここにも「ヨ」。 ここ大和田駅にも「ヨ」がいました。 用地の関係か、ホームからは少し離れています。 白い車体に薄いブルー?空色?を配したこの塗装が、留萌本線の「ヨ」の標準塗装と見えます。 留萌駅へ 終点留萌に到着です。 線路は2本しか見えませんが、広い広い駅構内です。 「終点」と書きましたが、確かに現在は行き止まりの終着駅。 しかしほんの数年前、2016年までは、留萌本線は更に左方向に増毛まで伸びていましたし、更に遡ると、国鉄時代は右方向に日本海に沿って北上し、宗谷本線の幌延までを結ぶ羽幌線も伸びていました。 進入。 すぐ上で「2本の線路」と書きましたが、途中で更に分岐し、2面のホームの間に中線含む3本の線路がありました。 現在は貨物列車が入る訳でも機回しがあるわけでもありませんが、中線には除雪車が停められていました。 到着。 終点留萌駅に到着です。 次の折返し列車までは2時間近く間があるため、一旦改札口は閉じられるのですが、駅員の方にお願いして少しばかりホームで写真を撮らせていただきました。 列車後部。 留萌駅1番ホームに到着した列車です。 先程の深川到着時に比べると、後部の雪の付着はやや少ないように思われます。 線路上の降雪巻き上げの関係でしょうか。 ようこそ。 駅名標と「ようこそ」の文字。 道路事情が格段に良くなった今現在、留萌の町に観光のために列車でやって来るお客が如何ほどいるのかはわかりません。 しかし終着駅の雰囲気は溢れています。 もっとも、以前は増毛方向や羽幌方向へ分岐する重要な接続駅でもありました。 行き止まり線路。 ホームの一番端から。 かつてはこの線路は更に増毛方面に伸びていました。 「かつては」と書きましたが、この区間が廃止されたのは2016年末と、この訪問時より2年少々年前のこと。 比較的最近です。 今でも線路はホーム端より更に少し先へと伸びているようで、終着駅とは思えない雰囲気でした。 駅と列車。 1番線、増毛側から列車を眺めます。 かつての羽幌線は、ホーム手前で留萌本線と分岐するように分かれており、少し離れたホームと間を結ぶ跨線橋が特徴の駅でした。 増毛方面。 跨線橋から列車を眺めます。 向こう側が増毛方面なのですが、今でもまだまだ線路は向こうへ延びている感じの眺めです。 雪が無かったらどう見えるのでしょうか。 るもい。 跨線橋を反対側のホームに渡り、駅と列車を眺めます。 左手が深川方面、右手奥が増毛方面です。 ここでも「サッポロビール」の駅名標がありました。 観光案内。 改札を出ました。 構内にある観光案内板です。 今は「船場公園」になっているかつての駅構内の扇形の形状がよく判ります。 そして、すでに廃止された増毛方面への路線はまだ描かれたままでした。 留萌駅舎。 次の折返しの列車まで相当の時間があります。 2時間近く駅の待合室に居るのもつまらないし、折角ですので、少し駅の外、周辺を歩いてみることにします。 歩道上にも雪があり自由自在にと言う訳にはゆきませんが、多少は観察できるものがあるかと思っています。 増毛側から。 駅の外を回り、増毛側へやって来ました。 積雪のためはっきりとは判りませんが、ここからだけでも広かった構内が思い浮かびます。 さすがに現在は線路はこの手前で途切れているようです。 車止め。 中央よりやや右手奥側が羽幌方面。 そそて左手側が増毛方面です。 かつての鉄道用地は、留萌本線と羽幌線に挟まれた広い広い場所で、何か遺構を見られるかと思っていたのですが、さすがにこの雪では、あったとしても全て隠されてしまっています。 広い雪原、というだけの印象でした。 羽幌方面。 留萌川に架かるルルモッペ大橋までやって来ました。 この先、羽幌線は鉄橋で斜めに留萌川を右に渡り、そのまま国道を越えて山側に入っていたはずですが、ここからではよく判りません。 橋を渡る所までは行きましたが、さすがにこの先雪中に廃線跡を探訪するだけの時間はなさそうです。 それ以上に、橋の上。 風は冷たく足先も凍えそうです。 廃線跡。 このあたりが羽幌線が通っていた場所かなと思われるのですが。 広い船場公園。 その向こうに羽幌駅が望まれます。 こうしてここから見ると、すでに留萌駅より手前で羽幌線が分岐していたであろう様子がよく判ります。 船場公園。 船場公園。 と言っても季節が2月ですので、残念ながら雪の下でとても入って行けないエリアではありますが。 色々なものが雪の下に埋もれている中で、開放感溢れる休憩所だけが存在感を示していました。 旧踏切から。 道路からの眺めです。 以前留萌本線が増毛まで伸びていた時は、ここは踏切だったはず。 と言う感じの眺めです。 もしかすると雪が無ければすでに色々撤去された跡が見えるのかもしれませんが、逆にそれらが覆い隠されていることで、まだ列車がこちらに走って来そうな、そんな感じがします。 鉄橋。 道路の反対側、鉄橋です。 2本の鉄橋が同じように並んでいます。 左手の1本はそのまま留萌本線で増毛方面へ。 もう1本は、このすぐ先港まで向かう臨港線でした。 ここからは道路を渡って鉄橋まで近そうですが、途中の「路面」が難関。 まず、車道と歩道の間に「除雪の雪壁」があるため、この左右の部分を横断できない。 更に、道路の向こう側はかなり深い雪。 さすがにうかつに歩かない方が良さそう。 と言うことで、これは断念です。 鉄橋。 代りに、増毛方面の道路の端から、つまり鉄橋を真横から眺めます。 さすがに川面は一面凍っており、上に乗って歩いても大丈夫?という位の感じです。 もう少し増毛側に進みたい気もしますが、さすがに止めておきます。 この次機会があれば、今度は雪のない季節に訪れて辿ってみたいと思います。 もしかして、その頃には現在の留萌本線深川〜留萌間も廃止されている? バス乗り場。 留萌駅前のバス停です。 駅前交差点のすぐ近くにバスセンターらしき設備がありました。 で、歩道と車道の間は、こんな感じの「雪の壁」です。 「車歩分離」には効果があるのかもしれませんが。 駅前交差点。 上の写真の「広角視点」です。 車道も歩道もこんな感じの路面で、「耐寒仕様」にも「耐雪仕様」にもなっていない当方の「足回り」では、滑らず歩くのがやっとです。 何しろ冬でも雪が無い地域から短期旅行でやって来ていますので、装備のノウハウなど全くありません。 「沿岸バス」の乗り場と営業所。 駅前広場でなく、交差点を曲がったところでした。 駅前通り。 駅前通りの「歩道」はこんな感じでした。 歩道・車道ともそこそこの広さがあるように見える駅前通り。 お陰で、歩道と車道間のスペースにも「ゆったりと?」除雪の雪が積み上げられていました。 駅前通り。 こちらは「車道」です。 そうは言っても、これだけの雪の壁が両側にあると、さほど広いスペースが残っている訳ではありません。 バスでも入ってきたら大変なのでしょうが、幸い「沿岸バス」の乗り場は駅舎前でなく、この写真後方左手の道路沿いでした。 駅前広場。 「駅前広場」です。 広いスペースがある部分は、冬場は除雪の置き場。 と言うことで、深さを示すポールの高さもそれに合わせているようです。 いくら何でも、「降雪」だけでこの高さにはならないでしょう。 駅舎内。 さて、駅外の「雪中行軍(雪中散歩?)はこれ位にして。 駅舎の中にも時間を潰せる、と言うよりは大いに興味深く眺められる品々が展示されていました。 しばらくこれらを見て過ごします。 と言うか、まずは写真を撮る? 昔の写真。 やはり中心は、昔の写真です。 かなり古いものまで見られます。 よく知らない者の説明文よりは、暫く写真をご覧ください。 ヘッドマーク。 写真以外にも。 昔テレビで見た記憶のある一品です。 説明文省略。 写真の下の文字までは読めないでしょうが、雰囲気だけでも。 説明文省略。 建設中の写真ですね。 線路配置がよく判ります。 運賃表。 古い「運賃表」です。 しかし、ここまで文字が小さくかつ表示が多いと、探すだけでも大変そうです。 バス案内。 10枚ばかり上の方の写真にある「バス乗り場」。 駅の正面ではなく、駅前交差点を曲がったすぐの道路沿いでした。 それはともかく、夜遅くの「乗り合いタクシー」。 時間的に、留萌本線の廃止された区間、留萌〜増毛間の列車の代行でしょうか。 展示写真。 引き続き展示写真です。 文字が読めないのはご容赦! (原版では読めるのですが、写速1/8秒のため、さすがに微妙に手振れが入っています。 一角。 こちらは「展示物」と言う訳ではありませんが。 駅待合室の一角の眺めでした。 再びホームへ。 さて、改札が始まったので、ホームに出てみます。 上の方にある写真と同じなのですが、この先の「元」踏切まで歩いて行ってこちらを観察した後では、改めて眺める景色も少し印象が違って見えます。 更に、すぐ上の「昔の写真」と重ね合わせると尚更です。 列車。 次の列車は、先ほど乗ってきた気動車の折返しです。 ホームに停車したままではありましたが、ドアが開いたのは改札が始まった後でした。 乗客、さほど多くはなく、ほんの数名です。 車窓風景。 留萌を出た列車。 少しづつ留萌川を遡って走ります。 現在は深川と留萌を結ぶ留萌本線。 しかし並行して自動車専用道があり、深川で道央道に接続しています。 更にこの区間は「無料区間」ですので、鉄道との利便性の差は歴然としています。 峠下へ。 交換駅・峠下に到着しました。 今回もここで対向列車との交換があります。 片道1時間近くかかる留萌本線深川〜留萌間。 列車本数を確保するためにはどうしても途中駅での交換が必要となります。 路線の中間近くに交換駅があるのは理にかなっていますが、交換駅はここだけですから、どうしても1時間に1本以上の列車は設定できません。 暖地ならまだしも、降雪地帯ではこれ以上の交換設備を設けるのは見合わないようです。 到着して待つもとしばし。 対向列車が姿を現しました。 対向列車到着。 対向列車が反対側のホームに到着です。 横並びに停車る訳ではなくこれだけの距離がありますが、昔の単線の通票閉塞の名残の構造ですから、これはこれで「理にかなった」配置ではあります。 経費をかけてこの配置を改めるほどの理由はないようです。 青信号。 相手側の列車が到着後、間もなく信号が青に変わりました。 こちらの列車が先に発車します。 「峠下」の駅名の通り、この先には登り勾配と峠越えが待っています。 峠へ。 峠越え区間。 駅があるのは留萌側の峠下と、深川側の恵比島。 つまり途中の峠部分に駅はありません。 併走している道路はあるはずなのですが、主要道ではないので、真冬ともなれば周囲に人家も見当たらない区間です。 見通し。 途中の眺め。 山の斜面を見上げる場所もありますが、意外とこんな感じで遠方の眺めが利く場所が多い区間です。 もちろん写真のように、側面風景ではなく運転台助手席後部から前方を眺めているため、「左右正面の景色が同時に眺められる」からでもありますが。 峠下トンネル。 峠の頂上付近。 そこそこの山系を越えますので、トンネルで越えてゆきます。 2本あるうちの最初の留萌側のトンネルは「峠下」トンネル。 峠の上のトンネルらしからぬ名称ですが、まだ分水嶺はこのトンネルの先。 峠より留萌側の地名「峠下」に由来するようです。 「峠下駅」の駅名も同様です。 恵比寿トンネル。 もう一つのトンネルは、「恵比寿」トンネル。 こちらが留萌側と石狩側の分水嶺になります。 この峠越え。 雪景色ですので「何もない」なんていう表現をあちこちでしていますが、正確には「何も見えない」と言う方が正しく、実際には峠越えも細いながら道道が寄り添っています。 今現在雪の中で通行できる状態なのかは確認できませんでしたが。 トンネル出口。 恵比寿トンネル出口です。 これで分水嶺は越えましたので、この先は石狩側の最初の駅、恵比島に向かってひたすら下りになります。 気動車の走行音も、エンジンの振動が伝わってこない軽快なものに変わりました。 坂を下る。 とは言えまだまだ「「峠越え」の一部ではありますので、「何もない」いや「雪と山と林しか見えない」風景が続きます。 気のせいか、峠よりこちら側の勾配の方が急な感じがします。 何駅? 峠を下り、恵比島駅に到着です。 が、積雪がこんな感じで、駅周辺の視界が全く利きません。 辛うじて駅名標の「え」だけが見えています。 いもし? 恵比島駅です。 真正面まで来ましたが、こんな雪の深さで、さすがにこれでは例の縦長の駅名標も読めません。 それとは別に、何か気になる駅名標「いもし?」がありますが、この写真だけでは正体が判りません。 明日萌駅(恵比島駅)。 恵比島駅。 さすがに駅舎正面だけはかなり丁寧に除雪されています。 珍しく恐ろしくレトロな駅舎です。 そして「えびしま」の駅名標は控えめで、大きく掲げられているのは「明日萌」。 留萌駅の展示品にもありましたが、かつてテレビドラマのロケで使われたセットとして設置された駅舎です。 「明日萌」は「あすもえ」ではなく「あしもい」。 そして上の写真の駅名標の「いもし?」は、「あしもい」を昔風の右書きにしているのでした。 ところで、この「えびしま」も後で設置されたんでしょうね。 お馴染みの「サッポロビール」の広告がありません。 「ヨ」。 この恵比島駅。 立派な駅舎はあるのですが、横に「ヨ」らしきやつもいました。 しかし他の駅とは様相が大きく異なります。 色合いはともかく、かなり凝ったデザインに改造されています。 実はこちらの「ヨ」の方が(旧駅舎を撤去した後の)本来の駅舎、と言うか待合室。 更にテレビロケに合わせてそれっぽくリニューアルされたものでした。 まっぷ。 次の駅、真布を発車です。 この駅も古い木造の建物がありましたが、何しろ場所がホームのすぐ側で、写真を撮ろうと言う画角の眺めではありませんでした。 すでに石狩平野の中の平地です。 雪原風景。 真布と石狩沼田の間の車窓風景は、進行右手つまり南側です。 すでに17時前頃で2月のこと。 日は暮れていますが、意外と明るく見える窓の外です。 峠を挟んで西半分と東半分で随分異なる留萌本線の車窓風景ですが、40年前の記憶ほぼそのものではあります。 石狩沼田。 石狩沼田に到着です。 往路は正面助手席窓からの眺めだったため、駅舎側はあまり眺めていませんでした。 改めて見ると、そこそこ大きな規模の駅舎ではあります。 かつて接続していた札沼線が廃止された後に改築された駅舎なのですが、それでも深川と留萌について重要な駅だったのに違いありません。 自動車道。 窓の外。 道央道に接続する深川・留萌自動車道が寄り添っています。 恵比島〜峠下間の峠越え区間こそ留萌本線とは離れますが、それ以外の区間はほぼ寄り添った形で走っています。 いわゆる高速道路ではありませんが、高規格の自動車専用道で、片側2車線区間もあり、かつ料金不要区間。 残念ながら「本線」とは名ばかりのローカル線がかなう相手ではありません。 きたちっぷべつ。 北秩父別に到着です。 すでに「走行中の車窓」から写真を撮るのは非常に苦しくなってきました。 「きちんと車窓を眺めてるよ」という記録的写真と捉えてご覧いただければ。 木造駅舎。 古い木造駅舎の北秩父別駅です。 もっとも、駅員が居て、改札口があって、と言う感じではありません。 木製の駅名表示が珍しい感じでした。 ちっぷべつ。 秩父別駅です。 留萌本線。 私の頭の中のイメージでは、「深川から西へ進み留萌へ」と言う感じなのですが、実際には西と言うよりは「北西と西北西の間」的角度になる様で、北秩父別と秩父別の間は、駅名の通りほぼ南北に進みます。 さすがにここまでと比べると「少し雪が少な目」と言う感じ? 駅舎。 秩父別も比較的大きな駅舎です。 しかも明かりが煌々と灯っていて、駅員が下車客を迎えてくれそうな、ホントに無人?、そんな感じの駅です。 現在の列車本数には見合わない感じではあります。 きたいちゃん。 次の駅。 と言うか、深川手前最後の駅、北一已(きたいちゃん)です。 駅名標が目の前を通り過ぎましたが、さすがにこれは知らないと読めません。 難読駅名がつづく留萌本線です。 駅舎。 北一已の駅舎。 島式のホームからちょっと離れた所にあり、渡り通路で結ばれている。 つまりよくあるローカル線の造りです。 こんな構造の駅を見ると、昔鉄道がまだ一般貨物の輸送にも大活躍していた時代が浮かんできます。 合流。 さて、終点深川駅に近づきました。 右手から複線電化の函館本線が居り沿ってきます。 線形と位からすると、「こちらが寄り添う」と言う方が正しいかもしれません。 ここまで概ねイメージと乖離ない、留萌本線の往復でした。 深川到着。 深川駅に到着です。 多数の特急が発着する正真正銘の幹線「本線」の駅ですから、ホームも駅舎も規模が違います。 一気に「都会」にやって来た。 そんな感じさえ受けました。 座席。 さて、ここまで乗車してきたキハ54。 車内の座席は登場時とは取り換えられていて、こんな感じのシートが付いています。 元特急車両の座席のようで、ローカル線の普通列車にしてはグレードが高いです。 但し、これだけ壁にピッタリ取り付けられていますので、残念ながら進行方向に合わせて回転させることは不可能のようでした。 車内配置。 車内にずらりと並んだクロスシート。 回転できないため、いわゆる「集団見合い型」の配置となっています。 文句を言うとすると、シートピッチと窓のピッチが合っていない。 このため、「進行方向に合わせて車窓風景を楽しめる」席が、意外と限られてしまう点でした。 到着後。 深川に到着した気動車です。 時刻は17時15分。 車窓は「雪のお陰で薄明かり」と言った感じでしたが、駅は照明が雪に反射して、意外と明るい感じでした。 雪塊。 気動車の後部。 雪道を駆けてきたお陰で、雪がこびり付いています。 車体の形状から無理からぬところはありますが、この程度ならあまり気にする必要はないのでしょうか。 夜の駅。 日の暮れたホームに停車する、キハ54。 乗客扉が閉められました。 この後留萌行きの列車があるのですが、そのまま乗客を乗せて折り返し、と言う訳ではなさそうです。 ホームでは「回送列車」とのアナウンスが流れています。 キハ54。 キハ54形。 国鉄時代末期の車両は、九州地区にも同じ形式名の車両が配置されましたが、北海道向けと九州向けでスタイルが大きく異なります。 登場時は、今後道内の普通列車用にはこのタイプが増備されるのかと思っていました。 が、結局「国鉄からJR化に向けてのお土産」的存在で終わり、JR化後に増備されることはありませんでした。 回送列車。 この車両。 先程からのアナウンスにもありましたが、どうやらここで「回送入庫」のようです。 ヘッドライトの向きは深川到着時のまま。 いつでも発車出来る体制のようです。 跨線橋から。 留萌本線の列車。 今気動車が停まっている4番ホームと、右側の6番ホームから出る列車があるようです。 駅ホームの時刻表によると、次の発車は6番線からとなっています。 まだ6番線に列車は入っていませんが、発車時刻からするとそろそろやって来てもおかしくありません。 6番ホームから。 折角ですので、再乗車はしませんが次の列車が発車留する6番ホームにやって来ました。 キハ54形。 少し固めのシャキッとしたスタイルが好ましい感じです。 駅の照明にステンレス車体が映える、と言いたいですが、それにしては少し暗いこちら側のホームでした。 回送と留置? ここで、回送列車が発車して行きました。 その先には別の気動車、同じくキハ54形が停車中です。 こちらが次の留萌行きでしょうか。 その割には明かりが入っておらず、動き出しそうな気配もありません。 それに対して、役目を終わった回送気動車は、室内の明かりをつけたままでした。 次の列車は? 回送気動車は向こうへ行ってしまい、手前にぽつんと残された気動車です。 しかし4番と6番の間の中線、5番線に居ますので、そのまま発車しても6番ホームに入ってくるわけにはゆきません。 次の列車はどこに? 入線。 次の留萌行き列車が6番ホームに入線しました。 お客は殆ど見られませんが、この後札幌方面からの特急と普通列車に接続しているようです。 直前にお客が増えるのかもしれません。 しかし6番線の発車では乗換には跨線橋を渡らなければなりません。 同じホームならたとえ雪があっても多少は楽なのでしょうが。 2021年10月30日追加 留萌行き。 次の留萌行き。 ホームに入った気動車を見ると、キハ54の512号です。 何のことはない。 先程留萌から到着した気動車がそのまま一旦下り方に回送されて、4番ホームから6番ホームに転線しただけのことでした。 6番ホーム。 6番ホームに入った列車。 4番ホームと違い、少なからず「駅の外れ」的雰囲気が漂うロケーションと規模と除雪の具合です。 完全に夜になって、こちらのホームと比べるとやや明かりが弱いのも輪をかけているようです。 ローカル線的雰囲気は満点ですが、お客が少ないのは寂しい限りです。 以前はローカル線はローカル線なりに都会にはない独特の賑わいがあったものですが。 特急到着。 3番ホームに旭川行き特急が入って来ました。 如何ほどの乗り換え客がいるのかはわかりませんが、ダイヤ上は向こう側6番線に停車中の留萌行きに接続しています。 そしてこの写真では見えませんが、特急到着の少し前に、同じく旭川行きの普通列車が4番ホームに到着しています。 つまり、留萌本線の列車。 空いていれば4番線から発着の方が便利ですが、この時間帯は6番線を使用せざるを得ない。 そのための回送転線でした。 ダイヤ上は便利な接続になっているのですが。 上りホームから。 さて、次の札幌行き特急に乗車する予定なので、最後は留萌本線の列車は上り1番ホームから眺めることにします。 こういう角度で見ると、雪の中ではありながら、大きな駅に見える深川駅でした。 夜の発車。 ドアが閉まり、留萌行きが発車です。 18時台から20時台にかけて毎時1本の列車が発車する留萌本線。 夕刻から夜の下りですから、それに見合う程度の乗客はいるのでしょう。 しかし2本目と3本目の列車の間は1時間ありません。 交換駅の関係で、留萌発の列車が設定の制約を受けることになります。 そんな現状もちょっと寂しい、留萌本線のダイヤでした。 2016年10月訪問 雨の増毛駅。 間もなく区間廃止されることが決まっている、留萌本線は留萌〜増毛間。 終点増毛にやって来ました。 生憎の雨のお天気ですが、これから列車の到着を眺めようと思います。 残念ながらスケジュールの都合で、今回は乗車は無しです。 駅入り口。 増毛駅の入口。 こじんまりとした駅ではありますが、取り立てて古いとか立派だとかいった建物ではなさそうです。 ただ、「増毛駅」とかかれた駅名標だけは立派でした。 ホーム駅名標。 ホーム駅名標です。 終点駅ですから隣の駅は片側だけ。 JR北海道のコーポレートカラーの緑色が、相当にあせたままの状態でした。 ホーム。 増毛駅のホーム。 ワンマン運転用のバックミラーが2本並んでいます。 ホームと駅舎の位置関係、列車の停車位置の関係から、単行と2両編成用に両方必要、だったのでしょうか。 終点。 行き止まりの終着駅、増毛駅です。 現在はホームと線路が1本あるだけの設備です。 本線終着駅。 正面の造りがやや特徴あるのに対して、ホームから眺めた駅舎は何の変哲もない、といった感じの造りです。 「留萌本線終着駅」という大きな看板が壁に掲げられていました。 駅名標と灯台。 ホーム後方、さほど高くない山の上に、小さな灯台がありました。 どのくらいの距離をカバーしているものかはわかりませんが、昔は北前船で栄えた町でもあり、立派な漁港もありますから、重要な設備には違いありません。 到着準備中。 列車到着時刻が近づいて、係の方が何か「準備」を始めました。 カラーコーンとロープを用いて、乗客を誘導するようです。 廃止が表明されたのはかなり前の事。 あと2カ月を迎え、最後の乗客が増えつつあるようです。 到着準備中。 ホームに整然と並べられたカラーコーンと矢印表示。 折り返しの下車客をホームの駅舎寄りに一旦誘導して、前方入口1か所に導く手順です。 もちろん新規の乗客の誘導も。 車止め。 線路の終端の車止め。 レールを組み合わせた車止めが、ここでレールが途切れる事を示しています。 感じのよい設備ではありますが、この先廃止後にどうなるのか、大いに気になります。 準備態勢。 駅舎からホームへの出口付近。 先ほどのホーム整理の係員とは別に、2人の係員が待機しています。 こちらはJR北海道の正規の社員のようです。 駅舎に取り付けられた「海抜6m」の表示。 すぐ先は海なのですが、意外と高いな、と言う感じではあります。 乗客、多数?。 列車の到着時刻が近づき、ホームに乗客が並び始めました。 と言っても、折り返し発車するのは1時間ばかり先ですから、本当に用事があって利用するお客が今から並んでいるとは思えません。 観光客がちょっと早めに、といった感じでしょうか。 生憎の雨がちな天候で、市街を歩きまわるにはちょっと億劫な感じではありますから。 列車進入。 カーブを曲がって、列車が進入して来ました。 おなじみのキハ40かと思っていましたが、ステンレス車体のキハ54です。 ちょっと無機質ですが、ま、これはこれで悪くない先頭スタイルではあります。 列車進入中。 列車がホームに到着です。 列車待ちの乗客もこの通りほんの数人ですから、本日は大した混雑ではなさそうです。 到着。 2両編成の列車の停車位置はこの場所。 駅舎がホームを外れた所にありますから、ホーム端いっぱいまで進み、車止めの直前で停車です。 暴進しないようにか、最後はゆっくりゆっくりの到着でした。 下車客。 列車からの下車客、やはり大した人数ではありませんでした。 1両でも十分にまかなえるだけの数です。 かような少人数ですから、われがちに乗車の列に走るような慌ただしさやトゲトゲした雰囲気は全くなく、のどかな到着風景です。 本日は秋の3連休の最終日なのですが、すでに午後の時間帯ですから、こんな感じなのでしょう。 本日昼の列車や昨日の列車の混雑具合がどうだったのか、ちょっと気になるところです。 列車と増毛駅。 さほど多くない下車客ではありますが、殆どはこの列車で折り返す雰囲気です。 もっとも、ホームでの待ち客を含めて人数が多くないのと、発車時刻まで相当の時間がある関係か、のんびりムードでホームから駅舎に向かうお客が大多数でした。 出発方。 留萌方面に向かって出発を待つ列車。 という雰囲気ではありますが、この便は折り返し時間が長く、発車時刻までにはまだ50分くらいあります。 北海道向けのキハ54。 「いい感じ」の車両ではあります。 折返し準備。 増毛駅には長いかな、といった感じのキハ54の2両編成。 折り返し時間に間があるためか、なかなか準備が整わないようです。 ヘッドライトの明かり、写真用に欲しかったんですが。 編成。 ステンレス車体のキハ54。 北海道向けの車両ですから、側面の客窓もやや小さいサイズになっていますが、逆に適度に感じが良い気がします。 同時期のJR九州向けの車両と比べると、視界はやや悪そうではありますが。 行き止まり線路。 車止めまであと何メートル? 行き止まり線路の終端付近まで入ったキハ54です。 行き止まり式のホームで正面にホームが続いている構造は珍しくありませんが、機回し線や引き上げ線が全くなく広場に続いている、というのは何か珍しい感じでもあります。 列車と増毛駅。 増毛駅に列車入っている風景、おそらくは(というより間違いなく)これで見納めです。 もっとも、やって来たのはたった3度目ですが。 「終着駅」の文字が似合う感じの風景でした。 車止め。 行き止まりの線路と列車。 なかなか良い雰囲気です。 この感じのよい駅が今後どうなるのか、気になるところです。 ちょっとした観光地の外れになりますから、そのまま車両を停めておいても観光資源の一部にはなると思うのですが。 ホーム風景。 ということで、「賑わい」というには寂しい感じの、予想からするとやや拍子抜けの増毛駅ではありました。 このまま発車を見送りたい所ではありますが、あまりグズグズするとこちらの行程(あくまでもカンバンは家族観光旅行)に支障が出てしまいますから、これで見納めにしておきます。 次にやって来るのは、「深川〜留萌間」が廃止になる時? そんな時が来ない事を願うばかりですが、さほど遠い将来ではないかも?? 2014年8月訪問 終点増毛駅。 増毛駅にやってきました。 もちろん今でも現役の留萌本線の終点駅ですが、今回は一連の北海道旅行の途中での寄り道ということで、車での訪問です。 留萌本線は留萌〜増毛に限れば乗車したのは1往復のみ。 1979年10月のことですから、ちょうど35年振りの訪問です。 終点増毛駅はもう少し海岸いっぱいたっだように記憶しているのですが、なにぶん35年前のことですから、定かではありません。 砂浜の上にあるようなイメージの増毛駅ホームです。 増毛駅・現役駅舎。 増毛駅の正面です。 線路側のイメージが「こんなんだったかなー?」と言う感じですので、駅本屋を眺めてもこれまたあまりピンときません。 しかし古い造りの建物には違いありあません。 駅前広場向かい。 駅正面に出てみると・・・。 (実際は車で倉庫方面からやって来たため、写真向こう側から歩いてきたわけですが) 古い駅前旅館、というよりは港に面した旅館と言った方が正確なのかもしれません。 大きな木造の旅館がそびえていました。 ちなみにこれらの建物は、高倉健さん主演の映画「駅STATION」の舞台になりました。 この「食堂」の1階は観光案内所。 パンフレットや土産物のほか、正規の増毛駅入場券も販売していました。 増毛駅内。 増毛駅の駅舎内、改札口(ホームへの出口)向きです。 もちろん現役の駅ですから、ここからホームへ出ることになるのですが。 すでに「JRの駅」としては無人になっており、逆に色々改造されているため、どうも「改札口」っぽくありません。 昨日眺めた北檜山バスターミナルの方が、よほど駅改札口のように思えます。 増毛駅内。 駅舎内で営業していたのは、増毛町の名産食品の販売店でした。 以前は蕎麦屋が営業していたようですが、こちらは「営業終了のお知らせ」なる張り紙が掲示されていました。 そのほかは昔の留萌本線の写真の展示等でした。 しかし増毛町の観光案内パンフレットを含め、内容は駅前向かいの「風町食堂」の1階案内所の方が充実しているように思います。
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