<INDEX> 高松駅PR看板 2020年2月 大鳴門橋付近前 2015年1月 ↓ ↓ ↓ 最新の追加・リニューアル ↓ ↓ ↓ 2020年2月22日 高松駅PR看板 に 一部追加 ↑ ↑ ↑ 最新の追加・リニューアル ↑ ↑ ↑ 高松駅PR看板 2020年2月 2020年2月22日追加 高松駅看板。 JR四国は高松駅構内から。 「駅ホームの外れ」的場所に、こんな看板があります。 本州・九州・北海道が新幹線で結ばれた今、「次は四国」とのことですが、実現の可能性は? 新幹線を四国に! 四国新幹線の構想、随分前からありましたが、現在の誘致活動によると、この看板のイラストの通りのようです。 以前あった、神戸から明石海峡を渡り、淡路島経由で高松徳島を結ぶ構想が消えてしまいました。 瀬戸大橋より早く開通した大鳴門橋は、道路の下に新幹線を通すように設計されていたのですが (こちら参照) 、計画変更により、後に開通した接続するはずだった明石海峡大橋は、道路単独橋になってしましました。 大鳴門橋付近 2015年1月 2015年1月訪問 団体バス旅行。 某団体旅行の一員として、四国は霊場88か所(のうちのほんの一部だけ)巡りと鳴門・渦潮観光旅行に出かけました。 やって来たのは徳島県は大毛島。 大鳴門橋の四国・徳島県側の麓であり、鳴門海峡渦潮見物の拠点でもあります。 本日の趣旨は、鉄道とは全く縁のない観光バス旅行。 これから「渦潮見物」に向かうところです。 「渦の道」アプローチ。 鳴門の渦潮見物。 観潮船に乗る、大毛島の展望台から眺める、橋の上から見下ろすなどの方法があります。 本日は、大鳴門橋の徳島側に設けられた橋上遊歩道「渦の道」からお気楽に眺めようという企画です。 「渦の道」入口。 大鳴門橋徳島側アンカー部分、道路橋の真下にぽっかりスペースがあり、ここが橋上遊歩道の入り口となっています。 大鳴門橋自体は全長1629メートルですが、その途中、徳島側主塔の少し先にあたる、片道450メートル部分まで遊歩道が設置されています。 「渦の道」玄関。 巨大な吊橋の真下にこんな入口があるというのも少々違和感はありますが、ここが正面入り口です。 2000年にオープンした施設は、大鳴門橋架橋記念館エディとペアになっており、真上から渦潮を見下ろすならここ。 橋と渦潮を一緒に見下ろすならエディの展望台から、ということになります。 (尚、それ以外に3か所ほど「展望台」もあります。) 反対側。 「渦の道」玄関から反対向きに徳島側を眺めると。 道路橋部分の真下にこんなスペースが見られます。 元々「四国新幹線」併設を前提に設計建設された大鳴門橋。 新幹線が着工されないながらも、「用地」だけは確保されていました。 トンネル。 大阪万博が終わり高度経済成長末期。 「日本列島改造論」華やかなりし1972年頃は、10年から20年後には全国に新幹線網が出来上がるのではと思っていました。 淡路島から大鳴門橋を渡った新幹線は、大毛島のトンネルを抜けて短い橋梁で四国本土へ。 残念ですが夢物語に終わりそうです。 金網で覆われたアプローチのトンネル入り口ですが、「反対側」がどうなっているのか、気になります。 飛島。 渦の道遊歩道、大部分は橋げたの一番端部分に設けられています。 「ひょっこりひょうたん島」を連想させる島の姿が、こんな風に真横に見下ろせます。 上を通る道路は高規格の神戸淡路鳴門自動車道ですから、ちょっと車を停めてという訳にはゆきません。 この遊歩道からの特権です。 渦の道。 観光遊歩道「渦の道」。 橋のサイドにこんな感じで設けれられています。 片道450メートルの行程は、一部を除いて橋の南東側サイドです。 渦の道。 「渦の道」。 反対側の端の内側には、保守用の通路を隔てて「新幹線」のスペースが確保されていました。 武骨な眺めの遊歩道ですが、金網と透明カバーで覆われているため、少々の風雨なら歩行に問題はありません。 中央スペース。 橋の中央の新幹線スペース。 現在は何もありませんから、下が丸見えの単なるスペースです。 間隔が開いて並んだ鋼材は、海側を眺めるよりむしろ怖い感じもします。 海を見下ろす。 あと一息で「終点」の展望台に到着です。 基本海側にある歩道ですが、構造物を避ける関係で一部は幅方向に「横断」する個所があります。 「横断路」部分から終点の「展望台」を眺めた風景です。 潮の流れ。 「横断路」から振返って見ると、新幹線用地の下に海が「真下」と言った感じで見降ろせます。 海面からの高さは約45メートルということで、この高さの真上から見下ろす機会など滅多にありません。 展望台。 終端の「展望台」スペースは、こんな感じで橋の幅全体に渡るスペースです。 「展望台」とは言え、鉄骨造りの橋げたの内部ですから、360度の大パノラマと言う訳にはゆきません。 が、ここからは橋の左右両側(前後も)を眺めることができます。 中央部には、真下の海面を見下ろすためのガラス張りの部分も。 展望台から。 上の写真撮影位置から橋の中央側を見下ろすと、こんな感じになります。 構造を見ると、この上を平気で車で走っているのかと、ちょっと怖い感じもします。 ガラス張り。 展望台部分にあるガラス張りの「のぞき穴」。 ここには4つ並んでいますが、展望台までやって来る途中の遊歩道部分にもいくつか設けられていました。 「ジャンプしないでください」という注意書きはありますが、「乗るな」とは書かれていません。 どのくらいの厚さのガラス板なのでしょうか。 本日の見頃時間。 潮の流れの変化の関係で、1日で渦潮が際立って見られるのは1日2回。 本日は訪問時刻が若干早すぎたようです。 しかし何しろスケジュール目一杯の団体バス旅行ですので、贅沢は言えません。 太平洋側。 残念ながら本日は少々雨模様の天候。 折角眺めの案内もあるのですが、満足に見えているのは一番手前の「飛島」だけでした。 瀬戸内海側。 一方、反対側の瀬戸内海側も、小雨か霧で霞んだような眺めで、遠くにあるはずの島は見えません。 天気が良く見通しがきけば、小豆島や家島諸島あたりまで眺められるとの案内ですが、本日は全く見えませんし、写真を画像処理しても島の姿は浮かび上がってきませんでした。 2015年2月17日追加 真下の眺め。 遠くの眺めは本日は「断念」。 ですが、真下は迫力ものです。 渦潮の「見頃」の時刻まではまだ1時間以上あるとのことですが、それでも潮の流れの速い海峡。 大きな渦はないまでも、中ぐらいの渦が現れては、東向きに進んで行きました。 説明。 展望台付近には、この大鳴門橋と隣の明石海峡大橋の説明が。 そのうちの1枚ですが、良く見ると「断面図」には新幹線が通るべく設計されたスペースが表示されていました。 残念ながら、その後建設された明石海峡大橋が、当初の鉄道併用橋から道路専用橋に変更して設計建設されたため、当初の計画通りの「活用」はまずありません。 潮の流れ。 展望台部分から橋の中央を眺めると、こんな感じです。 この時刻でかなりの潮の流れです。 新幹線用地。 上の写真と撮影場所も向きも同じなのですが。 展望台から淡路島側(橋の中央側)を、少し望遠気味で眺めてみました。 こんな感じで鉄骨が並んでいると、本当に向こうから列車が走って来るんじゃないかという気になります。 確かに新幹線用地だったに違いありません。 中央側。 「渦潮」までにはなっていませんが、早い潮の流れは橋の中央向きの眺めです。 この遊歩道、残念ながら橋の両サイドを眺めるごく一部分だけを除いては、カメラレンズの直径より狭い目の金網が張り巡らされています。 写真を取るのも眺めるのも、ちょっとだけ残念。 大鳴門橋。 本日の大鳴門橋。 残念ながら雨のため、橋の麓から見ると中央部より向こう側は霞んでいます。 おまけに風もあるためレンズは水滴だらけ。 注意しても、ちょっと残念な写真になってしまいました。 しかしながら、「観光旅行」のはずが思わぬものを眺められたため、ま、程々満足といったところでしょうか。 この次は、機会があれは大毛島の架橋記念館も合わせて見学することができれば、と思います。
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