かいもん4号のホームページ TRIAL20000 羽幌線
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羽幌線です。 留萌本線の留萌から宗谷本線の幌延までをオホーツク沿いに結ぶ、総延長140キロ余りに及ぶ長い区間でしたが、1987年に廃止されました。 かつては全線通して札幌まで向かう急行も運転されていました。
尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2015年3月29日
<留萌〜幌延>
2014年8月再訪

鰊番屋跡。

 小平から苫前へ向かう途中、この「旧花田家番屋」があります。 かつてニシン漁で栄えたオホーツク沿岸を象徴する建物。
 「重要文化財」とあるように、大きな木造の立派な建造物です。
 気になるのはしかし、その「後ろ側」です。

羽幌線廃線跡。

 番屋の裏側の数メートル高い所にある段差。 旧羽幌線の廃線跡です。
 今回の旅行は北海道内の海岸線沿いに、東部を除きほぼ一周するルート。 従って羽幌線の廃線跡も眺めることになります。
 ルート沿いの観光スポットのすぐ後ろにあるとなれば、当然ちょっと立ち寄ることになります。

廃線跡。

 全長140キロを超える長大なローカル線だった羽幌線。
 盲腸線ではなく、留萌本線留萌駅と宗谷本線幌延駅を結び、両端が「本線」に接続した長い路線だった関係で、この線にはたった一回片道乗車したことがあるだけです。
 しかし車窓はかなり鮮明に明瞭に記憶していると思っています。
 もちろん細かいことや個々の駅を覚えている訳ではないし、写真に残しているわけでもありません。 が、全体的に強く印象に焼き付いているのはまさにこんな感じで、海岸沿いの集落の希薄な少し高台を延々走る風景です。

羽幌駅跡。

 羽幌線廃線跡で今回立ち寄ったのは、あと一か所。
 線名のとおりの羽幌です。
 沿線の中では一番?大きな町、羽幌の駅は、町の中心やや東側(山側)にありました。
 道道から少し入った所に、旧羽幌駅跡の広大な敷地がありました。 海側から山側に向かい、駅前通りから羽幌駅跡を眺めたところです。
 向かって右手が南の留萌側、左手が北の幌延側になります。

駅前通り。

 上の写真とは逆に、旧羽幌駅前から海向き(西向き)に駅前通りを眺めたところです。
 海岸沿いの人口希薄地域を延々走って来た目から見ると、随分と大きな町に映ります。

羽幌バスターミナル。

 旧駅跡の中心部分は、現在は沿岸バス羽幌ターミナルとして利用されていました。
 しかしかつての駅設備は一度すべて取り壊されたようで、バスターミナルの建物自体は新しく建てられたものです。
 かつての駅前通りがそのまま構内の一番奥まで延長され、向かってその右手に面するようにターミナルが建てられていました。

元駅前。

 乗客ターミナルのほか、バスの車庫や整備場に利用されている、羽幌駅跡南半分の敷地です。
 ちょうどこの写真位置が駅と駅前の境界点。
 線路と平行の道路は、もしかすると旧敷地を利用して多少は拡張されたものかもしれません。

バス乗り場。

 立派なバスターミナルの乗り場です。
 市内路線と言うより、どこへ行くにも結構長距離路線になりそうです。
 一番手前は「札幌行き」乗り場。 羽幌からだと、高速道に乗るまでが相当の距離になります。

羽幌駅留萌方面。

 旧羽幌駅構内の一番南側、留萌方面出口あたりです。
 この辺りで単線になった線路は、道路と交差して南に向かっていました。

羽幌駅構内。

 羽幌駅構内南端から、駅に向かった眺めです。
 中央の細い道路真正面の建物が、沿岸バスの車庫。
 更にその向こう側に駐車スペースがあり、バスターミナル、というレイアウトです。

バスターミナル付近。

 駅跡南西側から北東向きの眺めです。
 ローカルとは言え長距離路線が多いせいか、長距離仕様のバスが多かったように思います。
 それにしても、都会なら町中の駅跡は一等地なのですが、実にゆったりとした使い方です。

バスターミナル付近。

 羽幌バスターミナルの向かい側、駅跡中央を貫く道路を挟み向かい合って、羽幌(天売焼尻)ガイドマップが。
 非常に大きな大作です。
 当然ですが、設置位置からして、羽幌線が廃止後かなり経ってから設置されたものです。
 長距離バスから降りて観光に向かうお客。 どのくらいいるのでしょうか。

特急バス。

 特急札幌行きの乗り場にバスが入っていました。
 かなりの長距離運行です。
 一度乗ってみたいとも思いますが、おそらく実際に乗る機会はないでしょう。
2015年3月29日追加

バス乗り場。

 札幌行きのバス、そこそこのお客が乗車していました。 羽幌に鉄道のない現在、札幌方面へは途中から列車に乗り継ぐよりは、直通バスのほうがよほど便利です。
 羽幌から札幌までは、増毛回りの一般道経由1往復を含め、6往復のバスが発着しています。
 鉄道の利便性を高めて存続できなかったのかと、残念でなりません。

バスターミナル前。

 羽幌ターミナル正面から、北側・駅の北半分を眺めたところです。
 こちら側は広い公園として整備されていました。
 しかし賑わっているふうでもありません。
 広い土地があっても結局使う用途がない、というのが実際のところでしょうか。

石碑。

 「遺構」ではありませんが、こんな小さな石碑が建てられていました。
 鉄道駅の跡である様子がわずかに偲ばれます。

石碑。

 石碑文面です。
 説明省略です。 皆さんの記憶と重ねて色々に読み取っていただければ。

羽幌駅跡。

 公園側から南に向かい、バスターミナル側を眺めたところです。
 大きな看板は片面のみで、駐車場がある側からは見えません。
 力作なのですが、実際に如何ほどの人に利用されているかは不明です。

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