かいもん4号のホームページ TRIAL20000 御殿場線
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御殿場線です。 かつては東海道本線の一部でしたが、御殿場越えの急勾配を抱え、大型機関車の助けを借りなければならない難所でもありました。 丹那トンネル開業後はこちらが東海道本線となり、御殿場ルートはローカル線の御殿場線として現在に至っています。
尚、追加は下の方になります。最新の追加は 2016年10月2日
<国府津〜沼津>
2016年8月再訪

朝の国府津駅。

 国府津駅です。 本日(2016年8月某日)はこれから沼津まで、御殿場線の列車でミニ旅行です。
 御殿場線に乗車するのは1979年以来の気がするのですが、これが全く思い出せない。 なぜか記録でも発見できない。
 しかし「1979年3月前後」に乗車しているような記録の形跡がわずかに残っているため、とりあえず37年ぶりということにしておきます。  当時はもちろん国鉄時代でしたが、現在はJR。 国府津駅はJR東日本ですが、ここから御殿場線はJR東海のエリアとなります。

国府津駅列車案内。

 乗車したのは朝の御殿場線経由、三島行き。
 御殿場線専用の列車案内ではありますが、始発駅も終着駅も東海道本線上ですから「松田経由」と注釈付きです。
 同じホームに東海道本線の列車案内も別にありますから(写真後方)誤乗防止のためですが、「御殿場回り」でなく敢えて「松田回り」なのが国府津駅らしいところです。

215系。

 ホームの向こう側に電留線がありました。
 185系が停められていたので、向かいに入って来た東京上野ラインの列車が発車したら写真を、と思っていましたら、発車した後には姿がなくなっていました。
 残念、と思っていると、代わりに入って来たのは215系。 独特のスタイルをした2階建ての通勤ライナー用車両です。
 まだ「朝の勤めを終えて」という時間帯ではありませんから、一旦入線後にこれから出動でしょうか。

列車到着。

 御殿場方面から列車が到着しました。 この列車が折り返し三島行きとなります。
 パッと見て211系かと思ってちょっとガッカリ?して眺めていたら、後ろの2両は313系という混成編成でした。

313系車内。

 御殿場線の313系。
 この列車の前の便に入っていたやつはロングシートでしたが、この編成は固定クロスシート+ドア部ロングというセミクロスシート仕様です。
 本線用の転換クロス仕様でも良いような気がしますが、2両の運用では、混雑時はこの方が使い勝手が良いのでしょうか。
 併桔の211系はロングシート仕様ですから、いずれにしてもこの車両に陣取ることにします。

出発線路。

 前面眺めの良いJR東海の313系先頭部。 御殿場線の出発方面は、複線で高架に上ってゆきます。
 上下の東海道線ホームに挟まれた線形の御殿場線ホーム。 出発時に東海道上り線をオーバークロスです。
 暫く進むと何編成も駐留できる国府津車両センター、元国府津電車区がありますから、ここまでは複線の線路が続きます。

313系先頭部。

 何となく昔の153系低窓車が思い起こされるようなスタイルの、313系先頭部です。
 ヘッドマークの窓はありませんが、特急用の371系とも共通点があるスタイルです。
 全体に丸っこいスタイルながら頭の角が少し張って角ばっているのが、特徴あるところです。

山北駅構内。

 本日は車窓をのんびり眺めようと言う企画ですから、大した写真は撮っていないのですが、ほんの数枚だけ。
 現在は単線になっている御殿場線ですが、丹那トンネルが開通するまではこちらが東海道本線の一部で複線でしたから、現在でも広い敷地と複線の線路跡が残っています。

山北駅構内。

 起点の国府津から16キロ地点。 御殿場線はここから本格的な山岳路線に変わります。
 御殿場越えの東京側の基地はここ山北でした。

D52。

 山北駅の外れ。
 車窓からちらりと見えたのは、かつての勾配の補機。 大型の蒸気機関車D52です。
 車窓から目視で何とかナンバープレートを確認出来る程度の距離でしたが、急な事でしたので写真はブレブレになってしまいました。
2016年10月2日追加

橋梁跡。

 山北を出た列車は、酒匂川の深い谷に沿って、御殿場に向けて進んでゆきます。
 山裾に沿ってカーブを曲がり、鉄橋で川を渡り、トンネルを抜けて行きます。
 このように書くとローカル線のようですが、軌道は非常にしっかりしており、列車は安定した走り具合です。
 さすがは元東海道本線だけはあります。

トンネル跡。

 上の橋梁風景でもそうですが、トンネル跡も同様。
 現在列車が進んでいる線路の隣にもう1本の線路跡が続いています。
 現在は単線のローカル線ですが、かつて本線時代に複線だった頃の名残が、現在も残っています。

御殿場到着。

 列車はひたすら谷間を上ると言った印象の風景で、それが途切れて高地に出ると御殿場に到着です。
 しかし登り切った御殿場駅は広いなだらかな高原の頂上駅という感じで、山間の風景から一気に広く明るい風景に変わりました。
 長いホームの反対側には、朝新宿を出発した小田急のロマンスカーが折り返しの準備中でした。

対向列車。

 こちらの列車はこの御殿場で小休止。 対向列車の到着を待ちます。
 暫く待ってやって来たこちらの列車も313系の2両編成ですが、車内はロングシートでした。
 折角の車窓変化に富んだ御殿場線で、ロングシートの旅というのもちょっと・・・。

御殿場駅ホーム。

 御殿場駅で折り返しを待つ小田急のロマンスカー60000形です。
 以前はJR東海の371系と共用で小田急新宿と沼津を結んでおり、JR東海からするとJR東日本を通らないで在来線で東京都心まで乗り入れる、希有な列車ではありました。
 そして前回御殿場線にやって来た時は、まだ小田急3000形SSEが活躍していました。
 残念ながら乗車はしませんでしたが。

小田急ロマンスカー。

 さて、御殿場から沼津に向けては、山北側とは対照的に、比較的直線的な線形でなだらかに下ってゆきます。 と車窓見た目には映るのですが、カーブは少なくなっても勾配は結構急そうで、「なだらか」はちょっと違うかもしれません。
 本日は天候の関係で冨士山も全く見えませんし、後は写真を取るでもなく車窓からのんびり風景を眺めるだけです。
 小田急の60000形。 あまりスマートな車両だと思っていなかったのですが、正面に近いこの角度から眺めるとなかなかイイ、ちょっと違った印象を受けます。

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