目次 
 0)
【序章】「知識」と「態度」と 
 1)
何故今「ヒューマンファクター」? 
 2)
モデルを使って「ヒューマンファクター」を理解する 
 3)
ヒューマンエラーはゼロにはならない 
 4)
個人じゃ事故を防げない 
 5)
「チーム」で事故を減らせるか? 
 6)
「エラーをコントロールする」という発想 
 7)
正しい「コミュニケーション」は事故を減らす可能性がある。しかし 
 7)−2
「健全な自己主張」Assertive communicationはチームを活性化する? 
 7)−3
「ふたりはあぶない」? 
 8)
「チームワーク」の危険性? チームの「和」と「チームの和」 
 8)−2
「コンフリクトは必要だ」 
 9)
「わたしたちはミスをするかもしれません」というステッカー
10)
ダブルチェックは有効か?(「縦型ダブルチェック」と「並列型クロスチェック」)
11)
「あなたは自分の上司や同僚の過りをどう指摘しますか?」 
12)
「新人」のエラー・「ベテラン」のエラー 
12)−2
「習うより慣れ」の「on job training」のあやうさ 
13)
新しい技術には新しいエラー、「改善」の危険性 
14)
人は「わずかな骨を惜しむ」生き物である。
15)
私はどんな人? 
16)
ダーテイ・ダズン(Dirty dozen:ヒューマンエラーをおこす12の要因)
17)
「厚生省は本気じゃない」航空会社の安全標語をパクッた厚生省 
18)
「疲れ」を科学する
18)−2
「疲れ」を科学する・その2
18)−3
「疲れ」を科学する・その3
19)−1
「安全策」は形骸化する。「組織の老化」、「Know howよりKnow Why」、「kaizen」の危険性
19)−2
マニュアルを生かす技術、死なせる使い方 
20)
個人の責任、「違反」と「エラー」 
21)
管理者の「思い込み」
22)
「あばたもエクボ」の「思い込みエラー」は人間の性(さが)か?
23)
「クラッシュマネージメントとしての10・7」を考える 
24)
「チームのパフォーマンスはリーダーしだい」かもしれない 
25)
「名医の思い込み」と「迷医の思い込み」 
26)
「安全を普段着の行動とする文化」「事故防止マニュアルを不要とする組織」 
27)
「ヒューマンエラー」への誤解
28)
【ending】飛ばなければ飛行機は落ちない 「安全」と「安泰」 人間への期待 
などなど 「思いつき」、順不同 
【番 外】 
その1
「サバイバル・アスペクツ」という視点 
その2
「〜にくい」はエラーを誘発、「〜にくい」はエラーを防ぐ。人間工学的アプローチ 
その3

調査心得 ヒューマンエラーの調査をどう進めるか 
その4
「物語化」するということ 
その5
人は思いつきで判断する? ヒューリステイックス思考 
その6「fresh eye」(フレッシュアイ)私の経験 
その7
「あなたも当事者になる」 院内研修の記録 
その8
「君は不注意だ!今後は注意するように!」「みんなで気を付けようね」と一件落着?
その9
「何故 エラーの指摘が出来ないのか」 
その10
アサーショントレーニングは医療事故防止に有効か?
その11
「事故を起こすためにはどうすればよいか?」 
その12
「ベテランは危ない?!」 
その13
「9999人がよいことをした」 
その14
「バイアス」の罠〜人間の判断にはバイアスがかかっている〜 
その14-2
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」〜判断をゆがめてしまう可能性がある個人的感情〜 
その15
「一人称の安全」「三人称の安全」-「主観的事故報告書」は無駄か? 
その15-2
ビーティーの壁 
その15-3
現実とともに進行したのは「主観(的事実)」、「客観」は結果? 
その16
新人への「事故防止委オリエンテーション その1」 レジメ 
その17
動的ヒューマンファクターモデル「ダウンヒルモデル」 
その18
患者誤認のヒューマンファクター 
その19
二人は危ない「本日のヒヤリハット」 
その20
組織の隙間、意識の隙間(1) 
その21
組織の隙間、意識の隙間(2) 
その22
「なにか変だ!宣言」は時間をおかずに、率直に。 
その23
アサーティブになれなかった私 
その24
「無菌の操縦席」 
その25
ダブルチェック再考 
その26
後知恵バイアス 
その27
それぞれのストーリーがある 
その28
ヒーローには運がある 
その29
SBAR コミュニケーション 

ヒューマンファクター事始