令和元年9月6日〜7日 栃木旅行記2日目


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9月7日(土)
 午前6時過ぎに起床。
 午前7時40分頃、一旦ホテルを出て、朝食の餃子を食べに行く。



宇都宮餃子館 健太餃子 東口店
 最近できたらしい。朝6時半から開いている店。ただし、朝のメニューは限られる。
 宇都宮餃子館は宇都宮でも結構大きいチェーン店。



健太餃子と日光ゆば餃子
 白い皿が健太餃子(いわゆる普通の餃子)、模様付きの皿が日光ゆば餃子。
 他にも舞茸餃子やフカヒレ餃子、シソ餃子などいろんなメニューがあるので、好きなのを選んで注文できる。


 ホテルに戻り、午前8時30分チェックアウト。
 大谷資料館に向かう。途中で有名な作新学院が見えた。
 さて、今回の旅行は「宇都宮餃子食べ歩き」を兼ねているが、まだ宇都宮餃子の名店「正嗣(まさし)」に行っていなかった。
 正直、迷っていた。大谷資料館に行ってから、また宇都宮市街地に戻るとかなりの時間のロスになる。「正嗣は今回諦めようかな」と思いながら車を運転していたその時、駒生(こまにゅう)という所で「正嗣 駒生店」という黄色い看板が見えたのだ。

 「やっべえ、ちょうどいいところに正嗣あるじゃん。大谷資料館の帰りに寄ろう。」。なんか、物事が明らかにうまく動いている感じがした。



 午前9時15分、大谷資料館到着。
 資料館に入る前から、独特な岩肌や採石の跡があちこちに見えていたが、中に入るとやはり感動した。ネットなどの情報で、「ドラクエの地下ダンジョンみたいだ。」という声が多かったが、その通りだった。



大谷資料館 外部の光景



大谷資料館 外部の光景



大谷資料館 建物
 地下坑内はここから入る。


(ここからは、RPGっぽい説明でいきます。)



広い通路を降りていく。ここは神殿でもあったのだろうか・・・?



広い通路の突き当たりで振り向いてみる。誰がこんな場所を作ったんだ?(←採石業者です)



曲がった先にモンスターがいそうだ・・・。気をつけろ!



広い。巨大モンスターやモンスターの大群に備えなくては!



なんだここは?冒険者の墓標か?



右へ行くべきか、左へ行くべきか。



宝箱でも置かれていたのだろうか?



迷宮下層へ



な、なんだこれは?古代文明の遺産か?(←フラワーアーティスト假屋崎省吾氏の作品です)



ボスがいる場所への階段か?それとも祭壇か?



セーブポイント発見!



邪神が祀られている祭壇だろうか?それとも教会か?(←多分、一番の撮影ポイントです)



外への出口を発見した。なんとか生還出来たな。(←本当の出入口ではありません)


 坑内は三脚等が禁止なので、写真が結構ボケてしまっている。


 大谷資料館内の売店や、敷地内にある売店で買い物をしたり、かき氷を食す。
 ふわふわのかき氷は凄くおいしかった。



外の売店で売っているかき氷
 せっかくなので、とちおとめを使ったイチゴのかき氷にしてみた。


 大谷資料館を後にし、「正嗣 駒生店」へ。
 午前10時45分、「正嗣 駒生店」到着。午前11時に開店だが、すでに何名かの客が駐車場にいた。



正嗣 駒生店


 午前10時55分、早めに開店。
 エアコンの不調で水が室内に漏れていて、修理していた。



正嗣の焼餃子
 羽根が凄い。やっぱり美味しい。宇都宮の人は「餃子の店に一軒しか行けないなら、正嗣に行け。」という人が多い。



正嗣の水餃子
 正嗣おススメの食べ方は、丼に醤油と酢を入れて味を調えてスープを作るというもの。ラー油は入れすぎ注意なんだとか。
 ここの水餃子は美味しい。でも、僕は焼餃子の方が好き。


「正嗣 駒生店」を後にし、中禅寺湖方面へ。

途中、日光宇都宮道路(有料道路)に流入し、日光口パーキングエリアで休憩。
お土産を大量購入。またここでもかき氷を食す。メロン味。



日光口パーキングエリア(下り)のかき氷
 メロン大好き。これも美味しかった。


清滝ICで降りて、上り専用である第二いろは坂を上っていく。
途中、黒髪平展望台で下界を望む。



黒髪平展望台



黒髪平展望台から望む下界


 中禅寺湖畔の中禅寺へ。前の日の朝のリベンジ。さすがに今回は参拝時間内だった。
 境内には「身代わりの瘤」という、「人の病気を身代わりに受けてできる大きな瘤」がある木があるが、その木に参拝していたら後ろに転んで倒れてしまった。何かあったんだろうか?
 建物の中は撮影禁止なので、本尊の十一面千手観音菩薩(立木観音)などは撮影できなかったが、かなり感動。
 五大堂からの中禅寺湖の眺めは素晴らしい。



日光山 中禅寺 境内 身代わりの瘤



日光山 中禅寺 本堂
 内部には、根が張った状態の桂の木に直接彫られた御本尊「十一面千手観世音菩薩(重要文化財・通称立木観音)」がおられる。
 写真撮影は禁止だったが、素晴らしかった。





中禅寺五大堂から望む中禅寺湖


 中禅寺の本堂から五大堂へ繋がる階段付近で、線香のすごく良い香りがしてきた。
 その後、中禅寺の売店で2種類の線香を購入。

 リベンジ第2弾。二荒山神社中宮祠へ。御朱印4種類をいただく(御朱印はもっと種類があるが、参拝していないところ、例えば男体山頂にある二荒山神社奥宮の御朱印はもらいにくかったので・・・)。



二荒山神社中宮祠 拝殿



二荒山神社中宮祠 登拝門
 男体山頂・二荒山神社奥宮への登山口


 二荒山神社中宮祠宝物館へ。
 奉納された刀剣が多く、なんと東日本大震災の時まで男体山頂に刺さっていた大剣(東日本大震災のあと、折れているのが発見された)に触ることもできた。


 午後2時30分、中禅寺湖出発。
 すぐに戦場ヶ原到着。



戦場ヶ原


 展望所に行ったり、食堂でゆばそばを食す。屋台でゆばコロッケも食す。
 屋台のおじさんに「いい写真撮れましたか?いいカメラお持ちなんでどうかと思って。5時くらいになると戦場ヶ原は夕日が綺麗なんですよ。」と教えてくれた・・・が、さすがにそんな時間まではいられない。


 午後3時12分、戦場ヶ原出発。

 金精峠を越えたころ、やはり寝不足で眠くなってきた。
 午後4時25分、道の駅白沢という所により、休憩。バニラ&りんごのソフトクリームを食べる。
 あと、見たことのない「自販機限定ファンタ ソカタ」という缶飲料が売っていたので、珍しさで買ってしまった。

 午後4時54分、道の駅白沢出発。
 この後、来た道を戻ろうかとも思ったが、小諸市の実家と弟の家にお土産を置いていこうと思い立ち、道を変える。

 途中、薄暗くなる前に高山村の大理石村ロックハート城を見かける。平成14年ころと平成21年8月13日の2回、父とここに来ているが、今回はスルーした。

 再び眠くなり、午後5時57分から午後6時14分までローソン吾妻岩下店で休憩。

 国道406号羽根尾交差点から、国道146号へ入り、軽井沢方面へ。
 軽井沢町、御代田町を抜け、小諸市の実家へ。
 お土産の日光東照どら焼きを渡した。レモネードソーダとニジマスのかば焼きで疲れた体を癒す。

 弟夫婦のアパートにも寄り、日光湯葉おかき(醤油味)と銘菓「きぬの清流 とちおとめ餡」を渡した。

 午後9時30分頃、自宅アパート到着。
 今回の総移動距離は487.5キロメートル。







 以上が今回の旅行の記録となります。



 今回は、相当疲れました。このページを作成している今(9月8日夕方)もふくらはぎがパンパンに張っています。
 今回は敢えて高速道路をほとんど使わずに移動したのですが、高速道路って偉大なんだなぁと身をもって知りました。多分、もう金精峠越えはやらないと思います。一般道の移動は疲れ方が半端じゃないです。

 観光的観点では、日光の二社一寺は今更言うまでもなく素晴らしい観光名所なのですが、中禅寺湖周辺の華厳の滝は当然の事、中禅寺は素晴らしいお寺です。男体山の美しさも素晴らしい。大谷資料館は想像以上に面白い。もっと時間が欲しかったですね。


 宇都宮餃子は僕は大好きなのですが、今回はお気に入りの店に行きまくりました。青源、みんみん、餃天堂、宇都宮餃子館、正嗣。多分、今までの宇都宮観光で、この5件を一度に回ったことは無いです。それが今回できたのも嬉しかったです。帰ってきた直後は「もうしばらく餃子はいらないかな。」と思いましたが、すぐに「また食べたいなぁ」という気になっています。ちなみに、僕は水餃子ではなく焼餃子が好きです。次に来た時は、正嗣でも焼餃子1人前、水餃子1人前ではなく、焼餃子2人前頼みます。


 今回は新車が来て初めての長距離移動でしたが、カーナビは便利ですねぇ。スマートフォンのナビでも今まで困りませんでしたが、やはりカーナビはいいです。それに、新車の具合も上々。相棒である車と長い間過ごせたのも楽しかったです。


 そして、9年ぶりにあった友人は、全然変わっていませんでした。友人からしてみれば、「獅晃も全然変わってねえな。」とのことですが。大学時代から馬鹿話ばかりしていて、今回も馬鹿話ばかりしていたけど、実際、こういう友人がいることを本当にありがたく思っています。
 今回、N・K氏との話で「お互いに40歳を超えた。恩師が亡くなったり、身近な人が病気になったりということもあったり、自分たちもそういう年代になってしまった。」と苦笑いしながら語っていたのですが、こうやって何年かぶりに会うような友人がいると、「次にまた、こいつと会うまで、元気でいよう。5年に1回とか10年に1回というレベルでも、またこいつと会って笑って近況報告したい。」と思うのですよ。


 確かに疲れた栃木旅行でしたが、行ってよかったと思います。多分、これまでの僕の旅行の中でも屈指の思い出に残る旅行です。
 今年はもうここまでの旅行は行きません。日帰り小旅行はあるかもしれませんが。


 あと、今回のアップに当たっては、見どころも撮った写真も多すぎて、結構省略したところも多いです(特に輪王寺はかなり省略してしまいました。)。
 もしかしたら後日、内容をつけ足したりするかもしれません。





※ このページは令和元年9月8日にアップする予定でしたが、契約しているホームページスペースの容量が足りなくなり、アップが上手くいかず、1日目と2日目にページを分けたり、スペースを有料で拡張することで、9月15日にやっとアップできました。