平成25年5月10日 東京・横浜旅行記
平成25年のゴールデンウィークは忙しかったこともあって、世間の人が旅行に行っている時には仕事ばっかりしていました。そのため、「ゴールデンウィークに何もできなかったというのは頭に来るなぁ。」と考えた僕は、ゴールデンウィークから少しずれた5月10日、無理矢理日帰りで旅行の計画を入れてしまったのです。
今回の目的は、靖國神社への2回目の参拝と、曹洞宗の大本山の一つである總持寺への初参拝、そして東京都内にあるミリタリーショップへの買い物です。
高速バスで新宿駅に到着した僕は、新宿駅から九段下駅まで電車で移動しようとしました。しかし、どの路線を使えば良いのかわからなくなり、面倒くさくなったのでタクシーで新宿駅から靖國神社まで直行することにしました。
靖國神社に到着。平成20年10月以来、人生2度目の参拝になります。

靖國神社(旧別格官幣社・勅祭社) 第一鳥居(大鳥居)

靖國神社 拝殿
今回は時間がなかったため、資料展示館である遊就館の見学は行いませんでした。遊就館内の売店ではちょっと買い物をしましたが。
歩いて飯田橋駅を目指したものの、途中の道路脇にあった案内板を見ると近くに東京大神宮(東京における伊勢神宮遥拝殿)があることを知り、タクシーを拾って東京大神宮へ。

東京大神宮(別表神社) 入口

東京大神宮 拝殿
東京大神宮は縁結びの神様ということで、女性の参拝客が数多くいました。
東京大神宮を後にし、JR飯田橋駅へ。横浜に行くための乗換駅である秋葉原に向かいます。
秋葉原には僕が好きなミリタリー関係のグッズを扱っている店があることを事前に調べて知っていました。また、世界的に名高いサブカルチャーの聖地ということもあり、一度くらいは話のタネに行ってみるかと思い、人生初の秋葉原行脚をする決心をしました。
魔都 秋葉原
駅から出た瞬間に、「雰囲気に馴染めない」ということを即座に悟りました。すぐにお目当てのミリタリーショップに直行。しかし、欲しい物が置いてなかったため、退散。1時間といられず、秋葉原を後にしました。
秋葉原駅から横浜の鶴見駅へ(僕にとっては人生初の横浜)。鶴見駅から歩いて、曹洞宗大本山總持寺へ行きました。
總持寺は、福井県の永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山です。僕は去年永平寺にも行ったので、これで曹洞宗の両大本山に参拝したことになります。

諸嶽山 總持寺(曹洞宗大本山) 参道
境内の中に鶴見大学があります。總持寺自体も非常に広大な敷地を有しており、隅々まで参拝するのはかなり体力が必要です。

石柱

三松関
参道を進むと最初に見えてくる門。

三門

三松閣

向唐門(むかいからもん)
門扉は閉じられており、通常の参拝客は手前の石畳すら通ることは出来ません。

向唐門のアップ

香積台
総受付などがある建物。

待鳳館

紫雲臺(しうんたい)

大祖堂
總持寺のシンボルとも言える大きな建物。

仏殿

御霊殿の門
御霊殿は後醍醐天皇600年御遠忌記念で建立されたもの。

宝物殿
休館していて内部を見ることはできませんでした。

大梵鐘
總持寺を後にし、徒歩で鶴見駅へ。鶴見駅から品川駅へ行き、品川駅で山手線に乗り換え新宿駅へ。新宿近辺で買い物をして、代々木駅付近のバス停から高速バスへ乗り込み、帰りました。
これで、人生の目標の一つである「曹洞宗の両大本山である永平寺と總持寺に参拝する。」をクリアしたわけですよ。永平寺は山の中にある孤高の修行道場という雰囲気が強かったのですが、總持寺は近くに普通の店も駅もあり、境内には大学もあるという、かなり永平寺とは雰囲気が違うところでした。
さて、ここで面白い事実が判明しました。
僕は平成22年の奈良旅行の際、吉野に行きました。平成23年の京都旅行の際には天龍寺に行きました。そして今回の總持寺。この3箇所にはある共通点があります。それは、後醍醐天皇に関係しているということなんです。吉野は後醍醐天皇が皇居を置いたところですし、陵墓もあります。天龍寺は足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために造営された寺院です。そして前述のとおり、總持寺には後醍醐天皇の御霊殿があります。もしかしたら何かに導かれているのかな、と、ふと思ってしまったわけであり。
今回の旅行はかなりハードスケジュールで、このページを作成している平成25年5月13日(旅行から3日後)もまだ疲れが抜けていません。もう少し気楽な旅がしたいと思いました。