令和3年11月25日 千葉・茨城旅行記


 令和3年は、前年から続く新型コロナウイルスの影響で思うように旅行にも行けず、11月半ば時点でプライベートで長野県外に出たのは

 2月22日に日帰りで富士山周辺
 11月5日に日帰りで東京

この2回だけでした。

 旅行が趣味の僕にしてみれば、ちょっとこれは悲しい状態であり、ストレスが溜まっていました。
 ただ、この年は10月ごろから土日は法事や実家の墓の建立、その他諸々の用事・行事が目白押しで、どうしようもなかったのです。

 そんな11月半ば、会社から「11月中にもう1日有給休暇を取れ」という命令が来ました。
 休暇を取るというのは、つまり平日に休めということ。
 「新型コロナウイルスの感染状況も比較的落ち着いてきている。平日1日で、日帰り旅行にでも行くか。とは言っても、日帰り旅行で行ける所となると限られてくる。どうしよう。」とかなり迷ったのですが、かなり悩んだ挙句、千葉県・茨城県(成田山新勝寺、鹿島神宮、息栖神社、香取神宮)に行き先を決めました。
 目的は、3年半前に成田山新勝寺でいただいたお札や、8年ほど前に鹿島神宮や香取神宮でいただいた御守をお返しすることです。





 当日午前3時58分、自宅を車で出発。
 自宅から一番近いインターチェンジではなく、佐久ICから高速道路に流入。
 その後、寄居PAで休憩、鶴ヶ島JCT、久喜白岡JCTを経由して東北自動車道へ。
 新郷あたりから鹿浜橋あたりまで事故のため大渋滞。1時間半ほどノロノロ運転。本来ならこの道はとおり予定が無かったのだが、ナビが古かったせいで都内に入ってしまった。僕の愛車、初の東京都入り。
 なんとここで重要なことを思い出す。8年前、鹿島神宮でいただいた御守は2つだったのだが、持ってきたのは1つ。もう1つを忘れてしまったのだ。今更引き返すわけにもいかず、そのまま目的地に向かうことにした。
 酒々井PAで休憩し、成田ICで下りて成田山新勝寺へ。


 午前9時過ぎ、成田山新勝寺へ到着。近くの有料駐車場へ車を駐車し、参拝開始。



成田山新勝寺 総門


 境内はちらほらと参拝客がいた。なお、かなり素晴らしい晴天。



成田山新勝寺 大本堂


 早速、3年半前にいただいたお札や御守をお返しする。
 新型コロナウイルスの影響で、以前は1時間ごとにやっていた大護摩も、2時間に1回位に回数を減らしていた。
 11時からの大護摩に参加することとし、それまで境内を参拝。途中で修学旅行生と思われる中学生の一団が境内に入ってきて、一気に人出が増える。



成田山新勝寺 平和大塔


 11時からの大護摩に参加。ここでも新型コロナウイルス感染防止のため、大本堂での着席場所に広めの面積が取られていたり、護摩の後の炎に手荷物をかざすなどのサービス、内陣の綱を触れるなどの以前は行われていたものがなくなっていた。

 護摩の木札をいただいたり、御守を買ったりして、成田山新勝寺を後にする。なお、今回は成田山新勝寺内にある「出世稲荷」には参拝せず、御朱印も出世稲荷のものはいただかなかった。やはり、僕は稲荷神とは合わないのかもしれない。
 門前の土産屋で土産のまんじゅうを購入。



 成田ICから高速道路に流入し、終点の潮来ICで下りる。
 鹿島神宮に到着。
 鹿島神宮境内横の有料駐車場に車を駐車。東日本大震災で倒壊した大鳥居は新しくなっていた。



鹿島神宮 大鳥居



鹿島神宮 拝殿


 本殿に参拝後、御守をお返しし、社務所で本殿と奥宮の御朱印をお願いして御朱印帳を預ける。



鹿島神宮 奥宮


 奥宮は現在修復工事を行っており、テレビだかネットだかで「特別に奥宮の内部が見ることができる」というサービスを行っていると聞き、楽しみにして行ったのだが、なんと「11月25日午後はサービスを中止させていただきます」という非情な通知が張り出されていた。
 ちょっとがっかりしたものの、それはそれで仕方ないと諦め、御手洗池や要石を見る。



鹿島神宮 御手洗池(みたらしのいけ)



鹿島神宮 要石


 社務所で御朱印帳を受け取り、鹿島神宮を後にする。なお、今回は御守は購入しなかった。




 息栖神社に到着。
 前回来た時にはあまり参拝客がいなかったが、今回はそこそこ参拝客がいた。
 参道脇の無料駐車場に車を駐車する。


息栖神社 二の鳥居



息栖神社 拝殿



息栖神社 一の鳥居・忍潮井(おしおい)


 参拝後、社務所で御朱印をいただき、日本三霊泉の一つ「忍潮井(おしおい)」を見て、息栖神社を後にする。




 香取神宮に到着。
 参道前の無料駐車場に車を駐車。



香取神宮 二の鳥居


 前回来た時は拝殿が工事中だったため外観が分からなかったが、今回初めて拝殿の外観を見ることができた。



香取神宮 拝殿


 参拝後、社務所で御朱印をいただき、本殿裏にある「大和心」と書かれた石碑(安倍晋三元総理・筆)を見る。前回参拝時には無かった。
 御守をお返しする場所が分からなかったので、社務所で訊いたところ、楼門の外の脇にあるとのこと。ちゃんとお返しできた。
 要石を見に行く途中、猫に出会い、かまって遊ぶ。



香取神宮 要石


 要石参拝後、奥宮に行ったが、奥宮前に奥宮の御朱印をいただける社務所があった。これも前回参拝時には無かったと思う。
 御朱印をいただいている間、おみくじをやったらカエルのチャームが当たった。



香取神宮 奥宮


 奥宮参拝後、香取神宮を後にする。



 利根川水郷ラインを通って神崎ICから圏央道に流入。途中で夕日に照らされる牛久大仏を見た。でかい。
 久喜白岡あたりでまたしても渋滞。1時間ほどノロノロ運転。菖蒲PAで休憩。
 そしてここでまたナビの古さの影響が出る。なぜか川島ICで一回高速道路を下された。下道を通って、再度東松山ICから関越道に流入。あとで確認したら、以前は圏央道と関越道が繋がっていなかったらしい。その時の情報のままのナビだったので、こんな手間をかける羽目になってしまった。
 藤岡JCT経由で上信越道へ。
 八風山トンネル辺りで、僕の愛車の走行距離が20000キロとなる。

 佐久ICで下り、本屋で買い物をして、午後9時10分頃帰宅。

 総走行距離は633.4キロメートル。燃料は満タン状態の4分の3消費。





 こんな感じの日帰り旅行となりました。
 正直、疲れました。もう、ここまでの日帰り旅行はしたくありません。
 昼食も食べず、一か所にいる時間もかなり短く、急ぎ足の旅行でした。






(このページの文章を書いたのは令和3年12月18日ですが、写真掲載は年を越えて令和4年2月12日です。令和3年10月ころから令和4年2月初めころまで、気力・体力・時間などに本当に余裕が無かったということを御理解ください。)