ヒメウラナミジャノメの半生(写真集)
                遠藤英實 作



    
    1.はじめに
    2.半生(1)
    3.半生(2)
    4.半生(3)
    5.おわりに


はじめに

ヒメウラナミジャノメは後掲の写真にみるように、小さくて、甚だ冴えない蝶である。
その上、樹木の下草、繁み、草むら等が雑然と配置されている場所つまり
大方の散策者にとっては鬱陶しい場所に多数生息しているのであるから、蝶愛好家でさえ
敬遠してしまう。そんな蝶に私が興味をもったのは、以下の理由による。
 a ひとたび生息地から姿を消すと、再び復活しないこと
  (そこが、他の蝶にとっては魅力的で沢山飛んでいる場所なのに・・)
   これについては何となく説明がついたような気がする。以下、御笑覧あれ。
    「蝶を数えて考えてみた」 遠藤英實 
                 昆虫界唯一の週刊誌 TSUISO  NO 1534
 b 蝶の移動の問題を調べるのに手頃ではないかと思ったこと。
   実は、かの「オオウラギンヒョウモンの衰亡」を「ヒメウラナミジャノメの移動」
   から説明しようとしたのだけれど、これは見事に失敗した。

さて、蝶の成長というと、
卵―> 幼虫(1令―>・・―>5令)―> 蛹―>(羽化によって)成蝶
となる。(注 種によっては、6令、7令となるものもいるようだ。)
「卵から羽化」までは、いろいろな種について飼育による観察が、文献やウェブサイトで
報告されていて、貴重にして楽しいのだが、写真集としては単調になる。
私は、ヒメウラナミジャノメの成蝶の写真を野外で追いかけた。
「羽化」から「死」までとなっているが、(云うまでもないことだが)特定の個体について
追跡したわけではない。各事象(交尾、産卵etc)について、ふさわしい写真をとりあげたのである。
ヒメウラナミジャノメは東京近辺では、年3回(例外的に4回)発生する。
    1化 :4月下旬〜5月下旬
    2化  :6月下旬〜7月下旬
    3化 :8月下旬〜9月下旬
    4化 :10月下旬〜
成蝶の行動に関する限り、各化で差異はないので、特に区別しない。


1羽化
             
  2013/4/25 9:00                2013/4/28 8:33

蛹殻が割れて蝶が現れる瞬間は、残念ながら撮れなかった。
(多分、ほんの数分間ではなかろうか。)
この写真が羽化直後と判断した理由は、以下による。
  ・手で触れても飛び立たないこと
  ・乾ききっていないように見えること
もっと早い時間帯でも観察したのだが、割れる瞬間どころか、この写真のような光景にも
遭遇できなかった。資料によれば、茎の根元近くの垂蛹とのことだが、よほど巧妙に
隠れているのだろう。残念ではあるが、蝶のためには喜ばしい。

2花
     
             
 ヒメジョン       ウツギ         マツバギク
      
             
 ソバ          ヒヨドリバナ      カラシナ

             
 キショウブ

ヒメウラナミジャノメはとにかく花が好きである。花の種類も数多く、とても全部は掲載
できない。とは言っても、吸蜜、訪花の別はあるらしく、上のキショウブの場合は、
単に“休んでいるだけ”のような気がする。ヒメウラナミジャノメの場合、白い花が好き
なようで、上掲のヒメジョン、ウツギ、ソバ、ヒヨドリバナには群がって夢中で吸ってい
る。(もっとも、これらの花には他の蝶も集まってくるのだが。)
吸蜜の時はさすがに無警戒になりがちで、(他の行動に比して)開翅が多い。


3配偶行動

@ 交尾直前――>交尾
      
             
1          2           3
 
             
4

空中で絡み合っていた2匹が葉上に止まった。(左が雌)
雄がにじり寄って、共に翅を立て、雄が向きを変えて交尾した。
この間、2〜3秒。だから、これは自慢の写真である。

A 交尾中
      
             

交尾風景にはなかなか遭遇しないが、“隠れて交尾する”わけではなさそうだ。
単に、遭遇確率の問題だと思う。千鳥ヶ淵公園の路傍の植木で交尾していた。
1m位離れた遊歩道を、間断なく人が通っていたが、“動かざること山の如し”
私だけが気がついているのが、なんとも愉快だった。
交尾時間を調べたことがある。最短18分、最長2時間超。
調査の目的は二つあって、一つは、「その間、天敵に襲われないか?」ということ。
延べ10数時間調べたが、襲われたケースは皆無、成蝶はタフである。

B 交尾――>交尾終了
     
             
1          2           3
 
             
4
右側の雄が離れていった。そしてこの後慌ただしく雄は飛び去った。雌が何か忌避物質を
放ったようにも思われた。この間、2〜3秒。だから、これは自慢の写真である。

C 交尾拒否

              
     

雄が交尾を迫っても、雌にその気が無ければ拒否する。交尾を眼にすることは少ないが、
交尾拒否は頻繁に眼にする。つまり、雌は殆どその気はなく、絶えず逃げ回っている
のである。然らば、
  ・雌は何回位交尾するのか? 
  ・どういう生理状態の時に交尾するのか?
  ・卵を何個産むのか?
は、大いに興味あるところだ。広い飼育室でなら解明できるか?

交尾拒否のスタイルは種によってほぼ決まっている。
ヒメウラナミジャノメの場合は、「雌のフリーズ型」である。つまり上の写真のように、
翅を立てて、固まってしまうのだ。雄の対応は様々で、さっと飛び立っていくもの、未練
がましくいつまでも纏わりついているもの、つまり人と同じなのである。雄があきらめて
いなくなったところで、雌はやおら動き出す。つまり、その間じっと雄を監視しているわ
けだ。
蝶の大抵の種は、このように「雌のフリーズ型」であるが他に2,3のパターンがある。

       
             
 モンキチョウの交尾拒否      ヒメウラナミジャノメの異形の交尾拒否

左はモンキチョウの交尾拒否である。下の雌は腹部を立てている。これがモンキチョウや
モンシロチョウの交尾拒否のパターンなのだが、驚いたことに右の写真では、
ヒメウラナミジャノメが同じポーズをとっているのである。以後注意しているのだが
何百例のうち、紛らわしいものが他に1例あったのみである。
こういう行動はどう理解するのだろうか?先祖返りでもないだろう。

D 錯覚植物
      
             

一般に、広い範囲を探す場合、段階探索が行われる。二段階なら、疎探索、密探索と云わ
れる。つまり、先ず広い範囲で何らかの手掛かりを基に対象物を探索し、次に別の手掛か
りを基により精確に調べる。蝶の配偶行動も、雄による段階探索が行われているわけであ
る。
上の写真は、ヒメウラナミジャノメの雄が、疎探索時での錯覚によって近づいた植物であ
る。これらは、自分よりもやや大きめの紛らわしい植物で、密探索は、(多分)脚でこれに
触れることだろう。一番右側の写真は、左側がヒメウラナミジャノメ、右側が錯覚植物で
ある。
「チョウはなぜ飛ぶか」という有名な本がある。後半は、アゲハチョウの疎探索を扱って
いるが、あの紋様解析はアゲハチョウのみに通用するのであって、蝶一般には(かくの如
く)あてはまらない。

4産卵
   
             

             
   
ヒメウラナミジャノメの食餌植物は、イネ科、カヤツリクサ科であるが、上の写真を見る
と、全くそれに頓着していないことが分かる。植物に付着させているから放卵ではなく、
散卵というらしい。
(なお、右下の写真は、私がうっかり植物をゆすって落してしまったのである。)

                  
1            2           3

然らば、どうしてこのように野放図に産みつけられているのか?
ヒメウラナミジャノメは上の写真のように、草むらに潜り込んで産卵するのである。
ターゲットの食餌植物を見つけてすぐ産卵するわけではない。ひたすら歩きまわり、
そのまま休憩してしまうことすらある。そのため、「産卵らしき行動」は頻繁に目撃する
のだが、実際に産卵を目撃することは相当難しいことになる。上の写真の場合も結局
産卵したか否かは分からなかった。上掲の卵だけの写真は、たまたま見つけ易い場所に
産卵したものである。産卵後は、直ちに飛び去ってしまう。
   
   
             
1            2
   
             
3            4

上の写真は、数少ない産卵の瞬間の目撃例である。下段左側の写真には卵が見えている。


5 異常型

             
  
眼紋の多寡は、よく話題にのぼる。

   
             
灰白型         部分白化型        白化型
 
             
 黒化型

地色に関する異常型は非常に少ない。

  
             
 黄金型 表面             黄金型 裏面

年一万回以上、従ってこれまで数万回ヒメウラナミジャノメに遭遇しているのだが、
このような見事な異常型はこれのみであった。大病して以来、殺生は止めたので標本には
しなかった。だから友人に「いくらでも写真加工出来る!」と責められるが、断じて加工
品ではない。熱心な私に、神が褒美を下されたと思っている。
  
             
参考 ヒカゲチョウ1  参考 ヒカゲチョウ2


6 天敵

   
             
ヤマサナエ        クモ

ヒメウラナミジャノメに限らず、成蝶が天敵に襲われる現場を目撃することは殆どない。
年数回程度で、殆どクモである。
面白い例を挙げると、樹液の傍に陣取って、蝶を屠っていたオオカマキリがいた。根元に
はサトキマダラヒカゲ、クロヒカゲ、ゴマダラチョウの翅が散乱していた。オオスズメバ
チもいたが、両者は闘わないようだ。次の日もオオカマキリはいた。どれ位屠る積りなの
だろう。

   
             
食痕1         食痕2         食痕3
 
             
食痕4            
             
             
食痕 ヒメジャノメ  食痕 クロヒカゲ   食痕 クジャクチョウ

鳥が襲った現場を目撃したのは、この数年で二度(雀によるモンシロチョウ、アカタテハ)
で、非常に少ない。とは云っても、上掲の食痕(ビークマーク)のある個体は時々目撃
するから、鳥(多分)が蝶を襲っているのは確かだろう。
それでも、成蝶になると敵なしではないかと私は思っている。
オオカマキリについて云うなら、蝶が樹液を吸っている時は無警戒になり、人でも手で捕
まえることが出来るから参考にはならない。食痕の例にしても、蝶の目撃頻度に対して少
なすぎる。
(注)食痕が眼紋と重なっている例は非常に多い。関係があるのだろうか?


7 吸水と吸汁

   
             
 吸水          吸汁(鳥の糞)    吸汁(鳥の糞)
 
             
サトキマダラヒカゲと梨の実

ヒメウラナミジャノメが地面に止まっているのはしばしば見かけるが、口吻を伸ばして吸
水しているのを確かめたわけではない。それに、雌もしばしば見かけるから、果たして
他蝶のような吸水なのだろうか?
鳥の糞は明らかに吸っているのだろう。固形物の糞や果実に止まっているのを見たことは
ない。樹液も訪れない。液状の糞を吸うのなら、訪れても良さそうなのに。


8 飛翔(移動)


             
大空に舞う         トリミング

野川(調布市)の岸辺を散歩していた。ここはヒメウラナミジャノメの多産地である。
風もなく快晴、絶好の散策日和であった。沢山のヒメウラナミジャノメが、花に群がって
いる。すると一匹のヒメウラナミジャノメが大空に舞い上がった。どんどん上昇していく。
芥子粒のようになってから、やがて下流の方へ消えていった。私は驚喜した。
これこそヒメウラナミジャノメの、知られざる移動法だと思ったのである。
“普段頼りない飛び方をしているけれど、いざとなるとこういう飛び方をして新天地に
 旅立つのだ!まるで、かもめのジョナサンではないか!”
これは糠喜びであった。以後、こうした行動に全く遭遇しないのだ。
あれは何だったのだろう?

   
             
 山登り        街中を彷徨う

《左の写真》
生田緑地(川崎市)の100m位の山を、私は登る。すると、(いつもではないけれど)
一匹或は数匹のヒメウラナミジャノメがどこからともなく現われ、私のお供をするのだ。
そこは、ヒメウラナミジャノメが好むような山道ではないし、彼らのスタート地点(登り
始めた場所)も皆目見当がつかない。
頂上近くで、大方姿を消す。(一度だけ頂上に10日以上陣取っていたのがいた。)
どうも山(高地)は、蝶に不思議な行動をとらせるようだ。

《右の写真》
雌が、故郷の多摩川を遠く離れ、街中を彷徨っている。緑の看板に止まっているのが胸を
打つ。私は、このような彷徨(ランダムウオーク)がこの蝶の移動方法ではないかと当初
考えていた。どうもそうではなさそうだ。もしそうなら、もっと多くの蝶が彷徨っている
筈なのだ。
この蝶には当初、何か顕著な移動法があるように思っていたが、そうでもなさそうだ。
かといって、つまらない蝶では決してない。


9 睡眠
      
             
             
 茎を横に倒す

この写真は確かに睡眠である。その証拠は、
  ・ 風もなく天気の良い日の撮影である。
    (つまり、風雨を凌いでいるのではない。)
  ・ 茎に止まっている。(普段は茎には止まらない。)
  ・ 静かに茎を動かしても飛び立たない
からである。
アリがぶつかると、数ミリ位移動してそのまま静止している。勢いよく茎を揺さぶると
さすがに数m位飛び立つが、やがてまた静止する。ぶざまに落下することはない。
必ずしも夕方とは限らない。曇天の日、寒い日(晩秋)には早くから眠りに入る。


10 死
     
             
1           2          3

野川の畔を散歩していると、足もとから一匹のヒメウラナミジャノメがふらふらと飛び立
ち、すぐ草むらに止まった(落っこちた)。じっと静止している。突つくと、それでも懸命
に歩き始めた。危険な敵と思っているのだろう。もう私は、殺生はしないのに・・
その場を離れ、しばらくして戻ってくると、殆ど同じ場所にじっとしていた。
もう息をしていないように思えた。
虫の死骸をあまり目にしないのは、アリが運びさるからである。


11 雌雄の別
 
   
             
  雄1             雄2
    
             
  雌1             雌2
     
             
   左 雌         右 雄

蝶の雌雄についての一般的識別法としては、以下がある。
    「雌は大きく、翅形はまるみを帯びる」
ヒメウラナミジャノメについていうと、大きさは全く参考にはならない。
翅形についても、雄2と雌2、及び最下段の雌雄では並べてみてもあまり区別がつかない
のだから、野外では到底参考にならない。
識別法と云われているのは、以下である。(雌の特徴)
 a 腹部は太短い
 b 眼紋の周囲の白雲模様が目立つ
 c 眼紋内の青紋が目立つ
 d 眼紋を囲む黄色いリングが目立つ
c、dは、並べてみれば“そうとも云える”という程度で、野外では殆ど参考にならない。
bは大いに参考になるのだが、古びた個体については判然としなくなる。
先ずaで識別し、次にbで補強するというのがベストであろう。
ところが、翅を開いてくれなければaは(殆ど)使えないというのが、難点である。
閉じた状態からでは、腹部の形状は分かりにくい。そして、大層敏感で、翅を開いていて
も、すぐ閉じて警戒態勢に入ってしまうのだ。どうにも手に余る。
(ちょっと話はそれるが、ヒメウラナミジャノメは警戒態勢に入ってもそのまま留まって
いることが多い。他の蝶ならすぐ逃げ去ってしまうと思うのだがどうだろうか?)
雌は活発に飛び回ることはあまりない。
静止しているか、草むらを思案気に飛ぶか、草むらに潜り込むか、花に集まるか・・


12 発生回数

前述の如く、ヒメウラナミジャノメは東京近辺では、年3回発生する。
場所によっては4回発生するが、安定的に発生するのは極めて稀である。
   1化 :4月下旬〜5月下旬     2化  :6月下旬〜7月下旬
    3化 :8月下旬〜9月下旬    (4化 :10月下旬〜)
1化の親はこの上記の期間発生し(飛び交い)、交尾し卵を産み、死ぬ。
卵―>幼虫―>蛹 となり、2化が上記の期間に羽化して飛び交う。
つまり、2化は1化の子ども達ということになる。以下同様。
簡単なことのようだが、存外これは難しいことである。例えば、我々はモンシロチョウを
良く見かける。彼らは、果たして親、子、孫が混在して飛んでいることはないのか?
きれいに分離されているとしたら、発生回数は? (勿論発生地域によっても違ってくる。)
厳密には確かめようもないけれど、強いて確かめようとすれば、先ず個体数の時系列デー
タを集める。上述のヒメウラナミジャノメの場合なら、以下の項目を確かめねばならぬ。
  ・山が三つ(四つ)あること
  ・各山は、然るべき高さと裾野を有していること
  ・山と山との間は分離されていなければならない。
   (分離されていなければ、ダラダラ発生している可能性がある。)
これが手強いのである。例えば以下。
  
             
    2013・8・26 北の丸公園

この時期は3化であるが、左側は2化の生き残りのように見える。(両者の距離は数m)
つまり、親子が混翔しているように見えるのである。
   
             
    2013・10・17 北の丸公園

この時期は4化であるが、左側は3化の生き残りのように見える。(両者の距離は十数m)

上述の北の丸公園の4化は、「山が小さい」つまり無視してもいい4化なのだが、
野川流域の4化は個体数も多く、十分地歩を固めている。こういう場所は日本では他にな
いのではなかろうか?
各年の、最終目撃月日を示す。
    
             
2011・12・05    2012・12・06    2013・12・01   2014・12・06

最後に、晩秋の写真を載せる。野川でしか撮れないと思う。
            
             
 2014・11・22 野川にて

 
終わりに

成功、失敗、いろいろあったけれど、とにかく不思議にして且つ楽しい蝶であった。
私が生息地を尋ねると、この蝶は、
 無視する、逃げる、まとわりつく、追いかける、からかう、・・
どうして、こういう印象を持つのだろう?
これまでの人生、いろいろな蝶を楽しんできたけれど、こんな蝶は初めてだ。
そもそも他の蝶なら、このような写真集なんて作る気はしない。

私が、この蝶の個体数、発生回数に関心を持つのは以下の理由による。
この蝶は、発生回数をコントロールしてその個体群の数を調節しているのではないか?
例えば、以下のようなことをしているのではないか?
・1化の子どもが2化にならず、2化、3化をスキップして翌年の1化になる。
 ・2化の子どもが3化をスキップして翌年の1化になる。
 ・4化を組織的に発生させたり、させなかったりする。
 ・各化ごとに、産卵数を調節している。
 ・或は、なにもしていないのかも知れない。
飛蝗のように、「増えすぎると移動する」のではないことは確かである。

難しいことなんぞ何も考えず、楽しむだけなのも良さそうだ。


 〔戻る〕 



	ティータイム(その1) 「不思議なシマヘビの物語 (野川で出会った“お島”)」
ティータイム(その2) 「ミノムシ 《皇居外苑北の丸公園の蓑虫》」
ティータイム(その3) 「ゴイシシジミ讃歌」
ティータイム(その4) 「空飛ぶルビー、紅小灰蝶(ベニシジミ)」
ティータイム(その6) 「蝶の占有行動と関連話題」
ティータイム(その7) 「ヒメアカタテハの占有行動」
ティータイム(その8) 「オオウラギンヒョウモン考」
ティータイム(その9) 「ヒメウラナミジャノメの謎」
ティータイム(その10) 「コムラサキ賛歌」
ティータイム(その11) 「散歩しながら動物行動学を学ぶ」
ティータイム(その12) 「”お島”ふたたび」
ティータイム(その13) 「オオウラギンヒョウモン考(再び)」
ティータイム(その14) 「謎の蝶 ヒメアカタテハ」
ティータイム(その15) 「我が隣人 ヒメアカタテハ」
ティータイム(その16) 「オオウラギンヒョウモン考(三たび)」
ティータイム(その17) 「姿を顕さない凡種、クロヒカゲ」
ティータイム(その18) 「微かに姿を顕したクロヒカゲ」
ティータイム(その19) 「不可解な普通種 ヒメジャノメ」
ティータイム(その20) 「散歩しながら動物行動学を学ぶ ― 蝶の知的生活―」
ティータイム(その21) 「オオルリシジミを勉強する」
ティータイム(その22) 「集結時期のヒメアカタテハを総括する」
ティータイム(その23) 「毒蛇列伝」
ティータイム(その24) 「東京ヘビ紀行(付記 お島追想)」
ティータイム(その25) 「ヒメアカタテハやクロヒカゲの占有行動は交尾の為ではない(序でに、蝶界への疑問)」
ティータイム(その26) 「ヒメアカタテハの越冬と発生回数」
ティータイム(その27) 「鳩山邦夫さんの『環境党宣言』を読む」
ティータイム(その28) 「蝶の山登り」
ティータイム(その29) 「蝶の交尾を考える」
ティータイム(その30) 「今年(2019年)のヒメアカタテハ」
ティータイム(その31) 「今年(2019年)のクロヒカゲ」
ティータイム(その32) 「蝶、稀種と凡種と台風と」
ティータイム(その33) 「ルリタテハとクロヒカゲ」
ティータイム(その34) 「ヒメアカタテハ、台風で分かったこと」
ティータイム(その35) 「「蝶道」を勉強する」
ティータイム(その36) 「「蝶道」を勉強する 続き」
ティータイム(その37) 「ミツバチを勉強する」
ティータイム(その38) 「「蝶道」を勉強する  続き其の2」
ティータイム(その39) 「里山の蝶」
ティータイム(その40) 「岩手の蝶 ≒ 里山の蝶か?」
ティータイム(その41) 「遺伝子解析、進化生物学etc」
ティータイム(その42) 「今年(2020年)の報告」
ティータイム(その43) 「徒然なるままに 人物論(寺田寅彦、ロザリンド・フランクリン、木村資生、太田朋子)」


佐藤特許事務所(世田谷区太子堂)のサイト 〔トップページへ戻る〕