ヒメアカタテハの越冬と発生回数

                        遠藤英實 作



   目  次 
0 始めに
1 越冬の問題 
2 発生回数の問題
3 終わりに




0 始めに

以前から疑問を感じていた。
蝶については、例えば表記の問題である。

或る図鑑では、例えばヤマトシジミの発生回数は年5〜6回であるという。
どうやって調べたのだろう。飼育室での累代飼育にしても、せいぜい2代程度が限度ではなかろうか?
どうも、“獏とした雰囲気”で書いているように思える。
確かに“自然科学らしく”、きちんと調査するのは難しそうだが、
それなりの“根拠”はあっても良さそうなものだ。
或いは無いのなら、“無い”と。

また、成虫越冬か否かの問題がある。
これは問題そのものが意味不明である。
例えば、
 ・冬季の定義が曖昧である。暖冬、寒冬によって時期が揺れる。
 ・観察場所によって、時期も気温も違ってくる。
 ・成虫の行動も異なる。
  例えば、
  年があけて、尾羽打ち枯らし死を待つだけの成虫もいれば
  これから交尾・産卵に入る溌剌とした成虫もいる。
 ・他ステージ(卵、幼虫、蛹)が見つかる場合もあれば見つからない場合もある。
あれこれ考えだすとキリがないから、私の素朴な観察結果を示す。


1 越冬の問題
 
2018年の12月から2019年の1月にかけて丁寧に観察した。
(2018年の前半については別掲で示した。)
その個体数を下の表に示す。
気象庁発表では、12月10日頃から、この付近は最高10℃、最低0℃だが、
現地で実測すると全く違う。場所によって30℃〜15℃になるのである。
30℃なんてまるで真夏ではないか!
また晴天でも、風の強い日と穏やかな日では気温は全く違ってくる。
学者はもっぱら実験室で“精確に”計測しているようだが、
私のような“野外派、大雑把派”からみれば、返って“ナンセンス”のように思える。

 

ことし(2019年)の写真を以下に示す。
流石に傷んでいる。新鮮な個体(羽化直後のような)はいない。
幼虫を見つけた。(探せばもっと見つかると思うが、幼虫を寒風に晒すのは胸が痛む。)
過去の観察結果も併せ考えれば、成虫はこれで死に絶えたと思う。
つまりこの地では、写真で示したこの幼虫達が次世代を担うのである。

     

01・01             01・02              同
                    

01・03             01・07              同
 

01・07幼虫(中齢?)

ついでに、寒さに強い蝶モンキチョウ、ベニシジミの過去の写真を取り上げる。
野川公園(調布市)は上記多摩川(狛江市)の近くだが、地形の関係で相当暖かい。
それでも、以下に示す羽化個体には吃驚した。ベニシジミは雌を追い回しているのである。
モンキチョウは、曽て越年蝶と云われていたそうだが、訂正された。
しかしながらこういう写真を見ると、自然界はそれ程単純ではなかろうと思うのだ。
これらの蝶が前年(2010年)に羽化していたらどう表現するのだろう?
“成虫越冬”というのだろうか?
ヒメアカタテハも、羽化したばかりの個体のようだ。
これも前年羽化していたら、どう表現するのだろう?
      
  
モンキチョウ 野川公園    ベニシジミ 野川公園
       2011-1-3          2011-1-3
     
  
モンキチョウ 野川公園     ベニシジミ 野川公園
       2012-1-5           2012-1-5
 
  
ヒメアカタテハ 野川公園
        2012-1-13

成虫越冬(と云われている)蝶の写真を以下に示す。
 ・キタテハの右側の写真は確かに越冬個体であろう。
  たった1匹、飛んだり止まったりしていた。
  いつもは無視する蝶だけれど、この時はさすがに胸を打たれた。
       冬の蝶 翔んで止まって 思い出す
       かつて見た川 いつか見た町      ・・お粗末様・・
 ・ルリタテハはいつ見ても華美である。
  越冬しないで死んでしまうのか? 越冬に入るのか? 新しい世代か?
  不可解な蝶だ。
 ・ヒオドシチョウは酷い姿である。
  それでも、確かに越冬後の個体は産卵しているのである。
  (そのサイトを見ることが出来るから。)
  新生個体は案外目撃出来るのだが、速すぎてなかなか撮れない。
  そして、すぐ眠りに入ってしまうようなのだ。
  (だから、やっぱり撮れない。)
 ・アカタテハもいつも綺麗である。
  これは越冬個体か、羽化個体か?
     

キタテハ 野川公園     世田谷区 
    2012-3-21        2017-2-20 
     

ルリタテハ野川公園     生田緑地          多摩川(狛江市)
    2012-3-21      2018-11-14           2015-11-21

       
 
ヒオドシチョウ 2016-5-03  ヒオドシチョウ2014-5-07 ヒオドシチョウ 2013-5-28
多摩川(狛江市)     多摩川(狛江市)     生田緑地(川崎市)
 

アカタテハ 野川公園
      2012-1-13

然らばヒメアカタテハは、他地域(特に南方)ではどうか?
データがない、或いはあっても不十分、なのである。
例えば、九州の某大学の報告での「年間2匹」には呆れた。
私が想像するに南国では、
例えば12月(或いは11月)に羽化した個体が、
年を越し、交尾・産卵をするケースは十分考えられるのではないか!
この場合は、成虫越冬というのか?
それともこういう場合は、他ステージの有無も考慮するのであろうか?
自然界での観察は難しい。
 “人間は馬鹿なことを研究するものだ”と
蝶は呆れているのかも知れない。

以上のことから、私の素朴な結論

  北国では、成虫越冬しない。
  仮に年を越しても、やがて死んでいく。
  南国では、成虫越冬する。
  その成虫は交尾・産卵をして次世代へ繋ぐ。
  中間地帯はどちらも有りか?



2 発生回数の問題


ヒメアカタテハの発生回数に興味を持っている。
図鑑には、3〜4回/年(或いは4〜5回/年)とある。
この数値はどこから出てきたかというに
 ・年中見かけているという感覚
 ・蝶屋流の、大雑把なデータの取り扱い方
 ・累代飼育記録(<−これは有りそうにない)
などが考えられる。
然らばデータはどうなっているのだろうか?

@ データ

先ず、分かり易いヒメウラナミジャノメの当地の2013年と2014年の例を挙げる。
 
どちらも見事に3峰型である。
理由は明らかで、ヒメウラナミジャノメの発生は、
 1化は、4月末〜5月初め
 2化は、6月末〜7月初め
 3化は、8月末〜9月初め
  4化は、10月初め(野川公園の場合)
だからである。
成虫の寿命は、10日前後だから、化が重なることは殆どない。
(偶にはある。北の丸公園で、ボロボロの2化の雌と新鮮な3化の雄が
 指呼の間に同居していた。こういう光景は訳もなく感激する!)

然らば、ヒメアカタテハはどうか。
2018年は別サイトに示したので、2015年から2017年について表に示す。
 
					以後未						
どちらも見事な単峰型である。
2018年は、異常気象(多分)が原因で二峰型である。
それにしても、3〜4回/年の発生回数で、単峰型、2峰型というのは考えづらいことである。
そこで調べてみた。

A 化性の順序

「各化で、全体が流れるように羽化、死亡、発生、羽化を繰り返していくのか」
について、2018年のデータで調べてみた。
驚いたことに、新鮮、汚れ、破損が、混然一体となっているのである。
つまり、各個体は他個体とは無関係に羽化し、そして勝手に死んでいくようなのだ。
こういうのを“ダラダラ多化”とでもいうのだろうか。<――“ダラダラ多化”について後述。
以下、写真で示す。
        
 
8月6日 多少破損   8月15日 美麗    9月7日 汚れ    9月7日 多少汚れ  
        

9月7日 美麗     10月6日 汚れ     10月6日 美麗    10月20日 美麗
      

10月21日 汚れ     10月21日 美麗    10月21日 破損                                                        
       

10月28日 破損    10月28日 美麗    10月30日 汚れ    10月30日 美麗
     

 11月2日 汚れ    11月2日  相当に汚れ 11月2日 美麗
        
  
11月3日 汚れ      11月3日 美麗     11月5日 美麗      11月5日 汚れ 
                                                                                          
   
11月7日 美麗      11月7日 相当に汚れ  11月10日 相当に汚れ   11月10日 美麗  
                                                       
     
11月12日 美麗      11月12日 相当に汚れ  11月21日 美麗      11月21日 汚れ
以下〜

なお、この地の12月の蝶は他に、
モンキチョウ1、ウラナミシジミ複、ベニシジミ複、ヤマトシジミ複
である。流石に傷んでいる。
その中にあって、我がヒメアカタテハは燦然と輝いていた。
成虫は際立って寒さに強いようだ。
   

12月14日           12月17日          

B 推理

南方からの飛来説がある。(例えばウラナミシジミのように)
ところが、「秋に増えてくる」と各地の報告にあるのだから、
当地と同じ傾向ではなかろうか。(データがないのは遺憾だが。)
これでは、“ダラダラ多化”の説明にはならない。
つまり、南方も当地も、同じように“不可解”なのである。

また、南方では“ダラダラ発生”は大いにありそうな話だが、
(気候の制約が無さそうだから)
それではやはり単峰型の説明にはならない。

飛蝗のように、大発生して北へ(南へ)移動していくというのは
外国ではあると云われているが、日本ではなさそうだ。
「小発生して北へ移動」というのなら、ピークの時期が少しずつ
ずれていかなければならないが、データではそうではなさそうだ。
(もっとも、データがそもそも無いのである。多様性の研究とやらで・・)

C まとめ

辛うじて纏めてみると、
 ・絶えず発生(=羽化)している
 ・暖かくなると、発生個体数が増えていく。
  つまり、元となる卵の数が増える、或いは、天敵(一般に環境)による被害が減る。
  その時期では発生個体数が死亡個体数を上回るから、差し引き、個体数は増えていく。
  寒くなると、その逆。(つまり、差し引き、個体数は減っていく。)
 ・成虫の、他個体との同調は希薄である。
  勿論、蝶の場合でも同調する意義はあるのだろうが、
  環境からの制約にあまり拘束されないのではないか?
  要するに、タフな蝶ということになる。
あまり纏めになっていないのは遺憾である。

プロフェッショナル
    http://www.geocities.jp/n25nmori/himeakatateha-kobetusiiku.html
    http://butterflyandsky.fan.coocan.jp/shubetsu/tateha/himeaka/himeaka.html
お二人のサイトを勉強したが、あまり参考にならなかった。
やはり難しいのかな?

今年は幼虫が目についた。
野外での幼虫観察は途轍もなく難しい。
      

10月20日 4齢?  終齢?      11月17日 ?齢
   

12月10日 1齢か      ヨモギ(今年は至るところで棲み処を目撃した。)


3 終わりに


@ ダラダラ1化

(以下の記事は記憶で書いた。)
郡司芳明さんという標本商にして採集家がおられた。
ミニコミ誌TSUISOで、A氏と論争をした。
その頃日本に入ってきたネッタイミドリシジミについて、
A氏は主張したのである。
「多化である!」と。
日本のゼフィルスは、遺伝的1化ということになっていた。
つまり、寒暖に左右されない遺伝性に裏づけされた強固な1化ということである。
A氏はこの定説に異議を申し立てたわけだ。
標本のデータを調べたのであろう。
(定説に対する異議申し立ては、何であれ面白い。)
郡司さんは反論した。
「ダラダラ発生しているが1化である。
 発表するのなら、自分で現地調査すべし!」と。

郡司さんは私の数少ない蝶友だったし、
「自分で現地調査すべし」という意見にも賛成だったが、
「多化」という異議申し立ても棄て難いと思った。
それにジャングルでの現地調査は想像を絶する。(私には)
仕事に感けて放っていたら、郡司さんは亡くなってしまった。

A ダラダラ性について

熱帯なら、1化か多化はどうでも良いような気がした。
つまり、それ程気候に拘束されていないのではないか。
また、ヒメアカタテハのようにタフな蝶(世界中を飛び廻っている)も、
それ程気候・気象に拘束されていないのではなかろうか?
つまりその個体の頑健さによって、
1化で終わる場合もあれば、3,4化まで進む場合もあると考えるわけだ。
これが、私のヒメアカタテハの観察結果(=新旧混在)からくる推理である。

B 郡司芳明さんのこと

郡司さんは世界を飛び回っていた。アジアへ、アマゾンへ ・・
日本へ帰って来ると、ひたすら展翅展足をしておられた。
或る日、ヒラタクワガタの類が飼育箱で蠢いていた。
「これは恐ろしい虫だ!」というので、私も無雑作に触ろうとした。
いきなり大顎を開いて私を威嚇した。思わず飛びのいた。怖かった。
日本のクワガタムシとは全く違う。まるで、サソリやオオムカデの印象なのである。
郡司さんは世界中で、こういう怖い虫、豪華な蝶達を相手にしているわけだ!
凄い人と思った。
反面、やはり相当体を酷使しているのだろうなとも思った。

独り、部屋で亡くなっておられたそうだ。
私が存じ上げない方でも、名だたる採集家、冒険家が
或いは病に伏し、或いは亡くなられたと聞く。
子どもの頃からの憧れの仕事だったのだろうけれど、
やはり仕事となると厳しい。
そう云えば、TSUISO主催者のNさんも、(病気ではないけれど)
長く外国の刑務所におられたらしい。

序でに、昔TSUISOにこういう記事があった。(<−−うろ覚え)

 *********************************
 或るアマが、パプアニューギニアの奥地に採集に行った。
 現地で雇った運転手が人を撥ねてしまった。
 運転手は脱兎の如く逃げ出し警察署に飛び込んだ。
 欧米人の警察官に説教された。
 「彼らは必ず犯人を見つけ出して報復する。
  命が惜しかったら、さっさと日本に帰れ!」
 帰りの飛行場までの道のりは、ひたすら長かった。
 法治国家の何たるかを初めて知った。
 *******************************

こういう場所に採集に行くから(行かねばならぬから)
プロは大変なのである。
愚にもつかない“論文”を書き散らし、“お喋り”をしている
“学者”とは大分違うようだ。

C アマとプロ

日高敏隆さんの著書は良く読む。
とは云っても、氏が云うところのエッセイである。(論文は入手出来ないから。)
氏によれば、
「ゾーロジスト(動物学者)はちゃんとしたことを書かなくてはいけない」が
「動物学で食べている随筆家(エッセイスト)は、自分の思ったことを書いて良い」
そうだ。 「世界をこんなふうに見てごらん」 集英社
この見解には異議がある。
それなら、
 「ゾーロジストの書いたものは、
  ゾーロジストによってちゃんと読まれ
  検証されている」
ことが前提である。
私には、とてもそうは思えない。
泣きたくなる程くだらない“論文”が多いのである。

批判が起こらないのは多分、
“批判すれば返されるし、ボスの機嫌を損じることにもなりかねない。、
 それに、何よりもそれ程大げさな学問ではない!”
ということではなかろうか?
だから無難なところで、ボスの学説や外国の文献をやたらに引用したり
“良く知られている”だの“指摘されている”
なんぞの意味不明なフレーズが飛び交うのである。
“知らない奴はドシロートだ”と云いたいのだろうが、
夫子の方が、ドシロートなのである。

日高さんの話に戻る。
氏自身の「カマキリの積雪予知能力」の研究に対する関わり方はさておくとして
(この提案者は今でも研究中らしいから)、
例えば、氏自身の、ギフチョウとアゲハチョウの羽化に関する研究を取り上げる。
(これは、氏自身の著書「生きものの世界への疑問」に書かれているものであり、
 この本自体はエッセイだろうが、内容は氏のいう“ちゃんとしたこと”だろう。)
極簡単に云うと、氏は
「ギフチョウは、気温23℃以下にならなければ、翌年の蛹にはなれず」
「アゲハチョウは、日長13H付近にならなければ翌年の蛹にはなれない」
と主張する。(これはいずれも室内の実験であろう。)
然らば、次のような疑問が起きる。
 ・23℃や13Hはどこの実験室でも同じ数値なのだろうか?
 ・どうして、一方は気温で、一方は日長なのだろう・
 ・「有効積算温度」なる概念がある。(<――私には良く分からないが・・)
  これとの関係は?
 ・そもそもこの研究は、野外での行動調査に示唆を与えるものなのか?
  私のような野外派には全く参考にならない。
  例えば、私の多摩川の観察地の12月の「気温」にしても、
  天候によって即ち、
    快晴か否か、
    風の強弱
    雲の有無、流れ
    計る場所、時刻
  によって、10℃〜30℃位違うのである。
 ・近くの野川公園では、12月のアゲハチョウを最近の10数年で
  数回は目撃している。(11月ならもっと頻繁に)

リアルな世界では、多分こういうことではないだろうか?
 「この地なら、気温何度、分散値はこれ位、有意水準をこれ位に設定すれば
  羽化率はこの範囲、この範囲なら存続できるが、
  より低下すればやがて滅びる・・
 「他の地では、・・」
野外ではこのような調査など出来る筈もないのだから、
結局自分の金と暇で素朴に楽しめば良いのだと思う。

生きものは何千万年も生き延びてきたのだから、
相当エエ加減なシロモノだろう。
エエ加減だからこそ、生き延びてこられたわけだし、
或いは滅んでもいくわけだ。
それを、物理学や化学と同じような事をしようとするから
かえってメッキが剥げるのである。
だから、物理屋や化学屋や数学屋に嫌味を云われるのが嫌なら
自分の金と暇で研究すれば良いのだ。

とはいっても、例えば数学の教授でも酷いのがいた。
2次方程式も解けないのに、パソコンは堪能!
某君にそう云ったら、
「そっちの数学の教授の方が学生に歓迎される!」
だって・・




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ティータイム(その1) 「不思議なシマヘビの物語 (野川で出会った“お島”)」
ティータイム(その2) 「ミノムシ 《皇居外苑北の丸公園の蓑虫》」
ティータイム(その3) 「ゴイシシジミ賛歌」
ティータイム(その4) 「空飛ぶルビー、紅小灰蝶(ベニシジミ)」
ティータイム(その5) 「ヒメウラナミジャノメの半生(写真集)」
ティータイム(その6) 「蝶の占有行動と関連話題」
ティータイム(その7) 「ヒメアカタテハの占有行動」
ティータイム(その8) 「オオウラギンヒョウモン考」
ティータイム(その9) 「ヒメウラナミジャノメの謎」
ティータイム(その10) 「コムラサキ賛歌」
ティータイム(その11) 「散歩しながら動物行動学を学ぶ」
ティータイム(その12) 「”お島”ふたたび」
ティータイム(その13) 「オオウラギンヒョウモン考(再び)」
ティータイム(その14) 「謎の蝶 ヒメアカタテハ」
ティータイム(その15) 「我が隣人 ヒメアカタテハ」
ティータイム(その16) 「オオウラギンヒョウモン考(三たび)」
ティータイム(その17) 「姿を顕さない凡種、クロヒカゲ」
ティータイム(その18) 「微かに姿を顕したクロヒカゲ」
ティータイム(その19) 「不可解な普通種 ヒメジャノメ」
ティータイム(その20) 「散歩しながら動物行動学を学ぶ ― 蝶の知的生活―」
ティータイム(その21) 「オオルリシジミを勉強する」
ティータイム(その22) 「集結時期のヒメアカタテハを総括する」
ティータイム(その23) 「毒蛇列伝」
ティータイム(その24) 「東京ヘビ紀行(付記 お島追想)」
ティータイム(その25) 「ヒメアカタテハやクロヒカゲの占有行動は交尾の為ではない(序でに、蝶界への疑問)」
ティータイム(その27) 「鳩山邦夫さんの『環境党宣言』を読む」
ティータイム(その28) 「蝶の山登り」
ティータイム(その29) 「蝶の交尾を考える」
ティータイム(その30) 「今年(2019年)のヒメアカタテハ」
ティータイム(その31) 「今年(2019年)のクロヒカゲ」
ティータイム(その32) 「蝶、稀種と凡種と台風と」
ティータイム(その33) 「ルリタテハとクロヒカゲ」
ティータイム(その34) 「ヒメアカタテハ、台風で分かったこと」
ティータイム(その35) 「「蝶道」を勉強する」
ティータイム(その36) 「「蝶道」を勉強する 続き」
ティータイム(その37) 「ミツバチを勉強する」
ティータイム(その38) 「「蝶道」を勉強する  続き其の2」
ティータイム(その39) 「里山の蝶」
ティータイム(その40) 「岩手の蝶 ≒ 里山の蝶か?」
ティータイム(その41) 「遺伝子解析、進化生物学etc」
ティータイム(その42) 「今年(2020年)の報告」
ティータイム(その43) 「徒然なるままに 人物論(寺田寅彦、ロザリンド・フランクリン、木村資生、太田朋子)」


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