我が隣人 ヒメアカタテハ
                遠藤英實 作        目次
    0 はじめに 1 前年調査(2015年)の失敗 2 調査の新規まき直し(2016年)   2−1 集団生活(近所付き合い)   2−2 交尾   2−3 交尾拒否   2−4 なわ張り死守   2−5 竜巻バトル(ライバル打倒)   2−6 筒井づゝ   2−7 筒井づゝ 或いは ちょっかい   2−8 アカタテハ、ルリタテハの不思議な行動   2−9 睡眠  3 終わりに
0 はじめに 別サイトに「謎の蝶 ヒメアカタテハ」を書いた。 つまり私などには、スケールアウトの蝶ということである。 ところが無心に観察していると、大層大らかな蝶でもあることが分かった。 つまり、色々な行動を何の衒もなく見せてくれるのである。 隣人のように思えてくる。 もっとも、彼らにとって私は単なる路傍の石ころなのかも知れない。 僅か半年で、ヒメアカタテハはいろいろな行動を見せてくれた。 私は、他の種(もっぱら普通種、雑蝶、凡蝶)の観察も楽しんできたけれど、 このようなフランクな行動を見せてくれた種類は他にいなかった。 ヒメアカタテハは、やはり稀有な種だと思う。 1 前年調査(2015年)の失敗 2015年の調査に基づいて「ヒメアカタテハの占有行動」を書いた。 この観察は失敗であった。その顛末を記す。 遊歩道沿いの観察領域(約3km位)には、秋季に約50匹位目撃出来る。 そのうち、約半数は100m足らずの遊歩道の一郭に集結するのである。 (この観察領域については「謎の蝶 ヒメアカタテハ」で説明している。)  草刈り前  上記写真の右側は多摩川沿いの遊歩道、左側は治水対策用緑地である。 両者を仕切るコンクリートの土手が100m位続くのだが、 わがヒメアカタテハはこの土手に目がない。 勿論左右の草むらも好適地で、 ヨモギも(大群落とは云えないけれど)それなりに生えている。 ところが、この治水対策用緑地は、適宜草刈りされる。 そして2015年の調査開始は草刈り後だったのである。 (そのことは2016年に知った。) 草刈り後はかくの通り(左側) 彼らは、草刈り後は飛散し、極一部で追いかけっこをしていたわけだ。 それを私は“観察”していたのである。 (もっとも、それはそれで面白い観察ではあったけれど。) 2016年は、幸い早くから観察していたのでこの失敗に気づくことが出来た。 2 調査の新規まき直し(2016年) 2−1 集団生活(近所付き合い) 秋になると、この地にヒメアカタテハは集まって来る。 全体では約50匹、コンクリート土手の一郭には約半数。 (なお個体数の時系列についても「謎の蝶 ヒメアカタテハ」で説明している。) そして主に上記のコンクリートの土手を生活の足場にして、彼らは活動するのである。 下記の写真の如し。       100m位の土手を20匹程度が居座っているのだから、 縄張りの主が固定化されているわけではない。 持ち主は、くるくる変わっているようである。 以下、その時のバトルの写真。     他種ともバトルをする。ツマグロヒョウモン、キタテハ、ヤマトシジミとのバトルは しばしば目撃するが撮影が難しい。 モンシロチョウとのバトル もちろん吸蜜も行う   (注)なお土手の占拠は、雌も行っているようである。 土手の雌に雄が近づいて交尾をした例を、私は目撃している。 2−2 交尾 かくの如き集団生活の場で交尾も行われる。 別サイト「散歩しながら動物行動学を学ぶ」で述べているので、ここでは簡単に触れる。 (以下、交尾の型は私の造語である。) @は1回、Aは2回、Bは1回目撃した。 @ 一般形交尾 雌雄が飛翔中に出会い2分位飛び回ってから、そのまま交尾した。(17:15) 驚いたことに、18:36迄交尾を観察したがまだ続いていた。 そのまま睡眠に入ったのだと思う。   A 挨拶型交尾 出会った雌雄が、直ぐコンクリートの土手に静止した。(16:27) 写真の如く、雌雄共に殆ど静止、時々翅を開閉する。 雌が飛び始め雄が追随、直ちに交尾をする。(16:36) これが、この蝶の交尾前の挨拶行動なのだろうか? 私はこの後すぐこの場を離れたが、多分そのまま睡眠に入ったことだろう。 N・ティンバーゲンのハイイロジャノメの研究を連想させるが、 翅の開閉に特段のルールがあるようにはみえなかった。 なお、このような挨拶行動をもう一例目撃している。 この時は、コンクリートに止まっている雌に雄が近づいていった。 やはり、雌が飛び始め雄が追随、直ちに交尾をする。 B 闘争型交尾 2匹が梢に飛び込んだ。 交尾拒否かと思っていたら、交尾していた。 なお、このような例は先年(2015年)3例目撃している。(下の写真) 2匹が縺れ合って梢に飛び込んだ。 ちょっとの間、2匹共静止していたが、1匹ずつ飛び立っていった。 この時は意味不明の行動と思っていたが、交尾拒否の行動だったわけだ。 今回は無理矢理交尾させられてしまったのである。 斯くの如く、雌は厳しい日々を送っているのである。 このように、交尾行動は三つとも全く異なるのである。(他にもあり得るだろう。) ティンバーゲン先生のような交尾プロトコルの発見は難しいと思う。 ここで疑問  勿論雌は、一度は交尾しなければいけないのだが、  ・「2回以上」は、心ならずも交尾させられているケースなのか?  ・実は複数回も望んでいるのか?(精子を分散させられるから。)  ・体が損傷するから、やはり拒否したいのか? いろいろな学説がいろいろな本に孫引きされている。 なおこの蝶は、 「交尾は夕刻から、そしてそのまま睡眠が普通」という報告がある。 2−3 交尾拒否 交尾拒否を2例目撃した。 1例目の説明 コンクリートの上を2匹がチョコチョコ歩いている。 そのうち、先頭(多分雌)が繁みの中に潜り込んでしまった。 雄はウロウロしている。こうした雌の潜り込み作戦は効果的なようで、 キアゲハ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウでも成功例を見ている。 雄は流石に潜り込んでいかない。雄としての矜持があるのだろう。 2例目の説明 繁みに2匹が止まっていた。交尾を予想していたら、すぐ近くを鳩が飛んでいった。 2匹は飛び立ったが、雌はすぐ近くの藪に潜り込んでいった。 “これ幸い!”という感じであった。 鳩が来なければ、いやいやながら交尾させられていたと思う。 前述の闘争型交尾も、「いやいやながらの交尾」だろう。 2−4 なわ張り死守 然らばヒメアカタテハには、場所を巡る真剣な闘いはないのだろうか? あるのである。 土手に沿って生えている樹木に、彼らは目がないのだ。 勿論ただ生えているだけでは駄目なようで 微妙な位置関係などに拘っているようである。(ここでは、下のA地点、B地点) これを目印に、近傍の草地を占拠しているのである。 A地点          B地点 或る日のA地点でのバトルの模様を示す。      ・土手を1匹が占拠している。観察スタート 16:30  ・侵入してくる1,2匹を追い立てる  ・最後の1匹が姿を消す(殆ど真っ暗)17:40 同一個体の常勝かは確認できなかったが、多分そうだろう。 闘いは、1〜2分に1回の割合だったから、40〜50回以上繰り返されたのではないか。 次の日も同じ個体が占拠しているわけではない。明らかに別個体であった。 この場所の占拠に具体的なメリット(雌を獲得しやすいとかの)があるわけでも なさそうだ。この場所が心地良いのか、精神的に落ち着くのか? しかし、その為にくたびれ果てているのは何とも云えず可笑しい。 2−5 竜巻バトル(ライバル打倒) 前項は場所取り合戦についてであったが、 場所と関係なく別個体をライバル視することはあるか? ありそうである。 8月5日の個体数は未だ4匹であった。(<――全長3kmの全区間内で) 以下、写真説明。 1匹が遊歩道上に止まっている。(この頃は、未だコンクリート土手には登場しない。) 他の個体が近づいてきた。 次の瞬間、2匹が絡み合いながら竜巻の如く上昇し 樹木の彼方に消え去ったのである。 しばらくして1匹が現れ、またもう1匹が現れた。 そして同じことが計3回行われ、やがて1匹が姿を消した。     路上の個体        別個体が近づき竜巻バトルが展開される これは前項で述べた集団生活での諸行動とは明らかに異なる。 他個体を強烈にライバル視しているのである。 (とても“親愛の情”を示したとは思えない。) それにしても、広い広いエリアから、よくぞライバルを探すものだと思う。 だが考えてみればこの私が探し出しているのだ。 自在に飛び回れる蝶にとっては造作もないことだろう。 そして、(何らかの理由で)この同類が気に食わないのである。 実は他地域(生田緑地)で、この年(2016年)7月10日、アカタテハの強烈な竜巻バトル を目撃している。(速すぎて撮影出来ず) また2017年4月14日、キタテハ竜巻バトルを目撃している。 キタテハはそれ程戦闘的ではない蝶だが、やはり春先は気が立っているのであろうか?       二匹、地面         竜巻バトル    2−6 筒井づゝ 諍いやライバル視の方が蝶の世界では目につくけれど、勿論仲の良い光景も目にする。 集団吸蜜などはやや平凡だから割愛するとして、以下の光景は今でも不思議に思っている。 3匹が“竿になって”飛び回っている。そして、そのままの姿勢で着地し、また飛び回る。 或る着地の時、私が近づき過ぎてバラバラにしてしまった。 “竿になれ”        着地! 1匹が路上で休んでいた。飛んでいたもう1匹が近づいてきて傍に止まった。 先発は騒がなかった。 2匹静かに休んでいたが、やがて先発が飛び立ち花を目指した。 後発もそれに倣った。 絵になる光景であった。                写真はこれだけ ついでに アオスジアゲハ3匹の“竿になれ”行進を北の丸公園で2度目撃した。別々の年に!!  私が指さしたので、周りの人皆が見物した。外人が感激していた。 花ごもり     筒井づゝの昔しもふるけれど、振わけ髪のおさなだちより・・  樋口一葉 2−7 筒井づゝ 或いは ちょっかい (既に報告しているけれど)或る日、不思議な行動を目撃した。 壁に止まっていた或る個体が全く動かないのである。 直ぐ目の前を異物が飛んでいても全く反応しない。 眠っているとしか思えないのだ。 そのうち、別のヒメアカタテハが壁に止まった。                       右上が占有者、左下が侵入者  左下が様子を伺いに忍び寄る  以下説明。    @ 侵入者、1m位離れて止まる。占有者、全く反応せず。      (14:14)    A 侵入者、20cmまで近づく。占有者、反応せず。    B 私が撮影しようと近づき過ぎて、2匹共飛び立つ。    C 占有者が侵入者を猛然と追い立てる。    D (多分)占有者帰還、そのまま静止。      (その後10分ほど観察)    E その場を離れ、戻ると姿が消えていた。       (15時頃)  この占有者は過度の出陣で疲れ果てていたか、或いはこのポイントが心地よかったのか いずれにしろ眠っていたのだと思う。  侵入者の行動も不思議であった。推測するに、   ・ちょっかいを出そうとして飛んできた。   ・占有者は動かない。不思議に思ってそろそろと近づいてみた。  この時の侵入者の心理は?   ・運動を兼ねた、単なるちょっかいだったのか?   ・前段のように占有者と友達になりたかったのか? 私が近づき過ぎて飛び立たせてしまった。 占有者は侵入者を蹴散らしてしまったが、残念なことをした。    2−8 アカタテハ、ルリタテハの不思議な行動 この年(2016年)10日15日16時、前記A地点にアカタテハが登場した。 この時は偶々ヒメアカタテハはいない。そして1〜2分で遭遇することもなく飛び去った。 (この年の多摩川遊歩道でのアカタテハは、4月15日目撃したのみである。) また、2015年11月21日、ピンポイントで同じ場所にルリタテハを目撃している。 同様にヒメアカタテハはおらず、やはり遭遇することもなく飛び去った。 そして、この年ルリタテハを目撃したのは、この日のみである。)           アカタテハ 壁の上部から撮影 ルリタテハ 壁の側面から撮影 「不思議な行動」というのは   ・ピンポイントで同じ場所に現れた   ・周囲にヒメアカタテハがいない一瞬であった   ・遭遇することもなく飛び去った(逃げて行った?)   ・アカタテハとの遭遇はこの年2回のみ、ルリタテハとの遭遇は1回のみである   ・どちらも、音に聞こえたゲバルト派である という理由による。 擬人化でもしない限り、この状況は説明出来ないと思うのだ。 2−9 睡眠 ヒメアカタテハの「睡眠」を数例目撃した。触角の位置は常態である。 モンシロチョウ、モンキチョウ、キチョウは、緑色の草原では良く目立つから、 しばしば(頻繁に)目撃できるが、他種の睡眠は珍しい。     2016・11・05 16:25       左図拡大 交尾しながら睡眠に入った例を目撃している。触れても全く動かないから睡眠なのだろう。 このケースでは、上空にコウモリが飛んでいた。大層大らかな蝶だと思った。 (なお、ウェブサイトをみると交尾しながらの睡眠は、他種でも報告されている。)   2016・08・25 18:34      左図拡大 他種の例を示す。 モンキチョウの触角の位置は特異である。 ツマグロヒョウモンの睡眠はまま見かける。触角の位置は常態である。   H28・10・14 モンキチョウ睡眠  H28・08・05 ツマグロヒョウモン睡眠   3 終わりに 短期間のうちに、ヒメアカタテハはいろいろな行動をみせてくれた。 私を全く無視して行動してくれるところが楽しい。 流石に、世界に雄飛するコスモポリタンだと思った。 そして行動が多彩である。 例えば、  ・集団生活での挨拶、諍い  ・場所を巡るバトル(多分雄同士)  ・ライバル視してのバトル(多分雄同士)  ・雌雄の駆け引き(交尾、交尾拒否、遁走etc)  ・友を求める心 然らばコムラサキはどうか? コムラサキは羽化した場所からあまり動かず、一生を終えるのではなかろうか? すると上記の行動も混然一体となっているに違いない。 その結果どうなるのだろう? 簡単な行動になっているのか? 複雑な行動になっているのか? 何といっても、高い場所にいるからあまり観察出来ない。 むしろ、こちらが観察されているような気さえする。 いずれにしろ、蝶の行動を、法則や数式で“解析”するのが、 如何にくだらないかが分かる。 ところで、対極にいるのがクロヒカゲである。 「笹ッ原の凡蝶」であるにも拘わらず、 成蝶の生活の態様を殆ど(全く)見せてくれないのだ。  ・雄は占有行動をとる(場合がある)。  ・樹液や糞に集まる。  ・花には関心を示さない。 せいぜいこの程度で、交尾関連のデータはまるで取れない。 ウェブサイトにも、僥倖(多分)によるデータが披露されているだけである。 「原色日本蝶類生態図鑑W」保育社  にも、 「交尾行動の観察はないが、飼育箱内では・・・」 とある。難物なのである。 私はクロヒカゲが気に入っている。 何といっても、“追いかけっこ”する時のあのスピードが堪らない。 特に地上すれすれの“追いかけっこ”に人が出くわすと、ハチやアブと思うらしい。 悲鳴を上げて逃げ出すのを何度か目撃した。 東南アジアに、Euthalia(イナズマチョウ)というグループがいる。 私は目撃したことはないけれど、桁外れのスピードらしい。 日本の蝶など問題外! と本に書いてあった。 クロヒカゲより速いというのは言語に絶する。 見たいものだ。 私のクロヒカゲの観察も目下3年目に入った。 相変わらずデータは取れないけれど、 何とか纏めたいものだ。 〔戻る〕  ティータイム(その1) 「不思議なシマヘビの物語 (野川で出会った“お島”)」
ティータイム(その2) 「ミノムシ 《皇居外苑北の丸公園の蓑虫》」
ティータイム(その3) 「ゴイシシジミ讃歌」
ティータイム(その4) 「空飛ぶルビー、紅小灰蝶(ベニシジミ)」
ティータイム(その5) 「ヒメウラナミジャノメの半生(写真集)」
ティータイム(その6) 「蝶の占有行動と関連話題」
ティータイム(その7) 「ヒメアカタテハの占有行動」
ティータイム(その8) 「オオウラギンヒョウモン考」
ティータイム(その9) 「ヒメウラナミジャノメの謎」
ティータイム(その10) 「コムラサキ賛歌」
ティータイム(その11) 「散歩しながら動物行動学を学ぶ」
ティータイム(その12) 「”お島”ふたたび」
ティータイム(その13) 「オオウラギンヒョウモン考(再び)」
ティータイム(その14) 「謎の蝶 ヒメアカタテハ」
ティータイム(その16) 「オオウラギンヒョウモン考(三たび)」
ティータイム(その17) 「姿を顕さない凡種、クロヒカゲ」
ティータイム(その18) 「微かに姿を顕したクロヒカゲ」
ティータイム(その19) 「不可解な普通種 ヒメジャノメ」
ティータイム(その20) 「散歩しながら動物行動学を学ぶ ― 蝶の知的生活―」
ティータイム(その21) 「オオルリシジミを勉強する」
ティータイム(その22) 「集結時期のヒメアカタテハを総括する」
ティータイム(その23) 「毒蛇列伝」
ティータイム(その24) 「東京ヘビ紀行(付記 お島追想)」
ティータイム(その25) 「ヒメアカタテハやクロヒカゲの占有行動は交尾の為ではない(序でに、蝶界への疑問)」
ティータイム(その26) 「ヒメアカタテハの越冬と発生回数」
ティータイム(その27) 「鳩山邦夫さんの『環境党宣言』を読む」
ティータイム(その28) 「蝶の山登り」
ティータイム(その29) 「蝶の交尾を考える」
ティータイム(その30) 「今年(2019年)のヒメアカタテハ」
ティータイム(その31) 「今年(2019年)のクロヒカゲ」
ティータイム(その32) 「蝶、稀種と凡種と台風と」
ティータイム(その33) 「ルリタテハとクロヒカゲ」
ティータイム(その34) 「ヒメアカタテハ、台風で分かったこと」
ティータイム(その35) 「「蝶道」を勉強する」
ティータイム(その36) 「「蝶道」を勉強する 続き」
ティータイム(その37) 「ミツバチを勉強する」
ティータイム(その38) 「「蝶道」を勉強する  続き其の2」
ティータイム(その39) 「里山の蝶」
ティータイム(その40) 「岩手の蝶 ≒ 里山の蝶か?」
ティータイム(その41) 「遺伝子解析、進化生物学etc」
ティータイム(その42) 「今年(2020年)の報告」
ティータイム(その43) 「徒然なるままに 人物論(寺田寅彦、ロザリンド・フランクリン、木村資生、太田朋子)」


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